人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:



「 
I help you!
 」


「誰かがひとりぼっちの世界なんて訪れさせたくないよ」

杞憂ですよ、サダル。
貴方も誰かも、ひとりぼっちになんてなりません。

ただ、そうですね。
少し寂しく思う人はいるかもしれません。

ですが、それだけです。
その寂しさは、彼もしくは彼女の“生”を彩る
とっても素敵なスパイスです。

はい、当方共はサダルをこの“生”から救います。

バイビー

【スクリプトの脚本】

(3日目平和えっち時空)

ン、と声を詰まらせる。
問いの返事がない事も、無関心ではなく、
動揺と困惑によるものと分かれば愛おしいものだ。

空いてる手であやす様に、いつもの髪を乱すような乱暴なものではなく優しく撫でた。10年間変わらぬ掌は、あなたがどれを選んでも、選べなくても、肯定しても拒絶しても、それが『あなたの答え』なら、全部受け止めると伝えている。

「……お?……おー。……そっ、かぁ……。」

気丈に振舞う様で不安そうな言葉に虚を衝かれ、返答に迷う。少し迷った後に、いつもの大人ぶった小憎たらしい笑みを浮かべながら、機嫌よさげにこう返す。でもきっと、その返答に少し照れつつも、嬉しそうに破顔しかけたのは見抜かれるだろう。

「そりゃ、気付いてやれず不甲斐ない男で悪かった。
 代わりに、待たせた分だけ可愛がってやらないとな?」

昔手ほどきをしてやったように後ろに回り前に腕を回して、『あの時』と何一つ変わらない、同じままの手と動きで一度抜いてやる。

変わった事と言えば、相手が大きく育ちすぎて手を回すのが大変なことと、慈愛だけじゃなく、まだ男にはわからない不思議な愛おしい感情が混ざっていたこと。

【人】 赤い靴 キファ

>>212 ハマル

 その答えを聞いて、満足したように頷く。
 キファは机からカードを片付け、立ち上がる。
 占いをした。彼との約束を一つ、果たした。

「おまえの指針の標になれば幸いだ」

 ──死人に口は無い。
 シトゥラの内心なんて、誰にも分からない。
 死の先は虚無であると、キファは信じている。

 ……人は人である限り、いつかは死ぬ。

 だからこそ生きている人間は、
 彼らの名を騙り、希望を吐く。
 それの何が悪いと、キファは思う。

 だからこそ生きている人間は、
 生きている内に約束を紡ぐ。
 キファはそうやって生きてきた。

 →
(219) 2021/04/24(Sat) 20:49:13

【人】 赤い靴 キファ

>>212 ハマル

 だからこれは別れの言葉じゃない。
 ただの、何気ない会話の一環だ。

 キファは明日、明後日も生きていることを疑わない。
 その為に努力しているから。
 ハマルと海に行きたいって、今だって思ってる。

 でも、もしキファが死んでも。
 キファはあなたを悪く言ったりしない。
 『頑張ったな』と告げるのだ。

 〆
(221) 2021/04/24(Sat) 20:50:03


 髪を掴まれ上へと引っ張られる。
 痛みに顔を歪める。じわりと滲んだ涙で視界が歪む。

「そんな、つもり……」


 なかったと言い切れないことに愕然とする。
 だって――覚えている。なにもかも、ぜんぶ。

 この優しいひとを殺してしまおうと思った瞬間のことを。
 守ってくれる背中を
嬉しく
頼もしく
憎く思ったのを。
 背後からナイフを刺したことを覚えている。
 心臓のある位置を。
 手首を捻ると中身が抉れたことを。
 感触を。においを。色を。
 彼女の声を。リボンを引かれたことを。
 息が細くなっていく彼女を見下ろして、
 首元の痕をじっくりと眺めていたあの景色を。



「――――った、わ…………」


 どちらの答えを口にしたかったのか、分からない。
 縋るように首元の『お揃い』に触れる。

 顔を下げられないまま、目を伏せて。
 少女は今にも折れそうな、か細い声で呟いた。

「……ごめんなさい、」

 [思考する]
 [ハマルは必要なピースを揃えた]

『ふふ、存外吾は上手い立ち位置に付けたようでな。
  他の人よりも、この事件について詳しい』

ルヘナ、カウス、ヌンキ
は白。
 あやつらは──カウスは素直でないが──存外優しい。
 頼るといい。』

『”犯人側”は、
 
キュー、ルヴァ、アンタレス、ニア


『どちらとも付かぬのが、
 
ラサルハグ、メレフ
だ』


「……ハマルは、頑張るをする」

 [アンタレスとニアは死んだ]
 [犯人だと告げられたのはあと二人]

「ハマルは立ち止まらない」
「ハマルは頑張るをする」

「だから、」

 [……何をして欲しかったんだっけ?]
 [ハマルは自分がしなくてはいけない事を理解している]
 [ハマルはそれが■■■■■事ではないと、わかっていた]

メモを貼った。

メモを貼った。

ア”ァ”ア”アア”!!・・・・・・ァ・・・


はくはくと、喉を開き揺れる視界と世界に別れを告げると
すでに混濁の渦に意識は飲み込まれていた

ぼやけて目の前が見えない
声もはっきり聞こえない
苦しい、言葉が出せない、死んでしまう

ぎ、・・・・・・ァ、・・・キファ・・・ヌ・・・・・・キ


虚ろの中で仲間だと言った彼らの名前を呼んだ
そして手を伸ばしたのは目の前の
殺人鬼
へだ

「          」

あなたたちを知りたかった、あなたたちと話ができた。
それだけで、よかった。もうこれ以上寂しくなりたくはない。

みんなに甘えてばかりだったな


/*肩書きミス

正:
N[IA<NβP村C★]>人≪観≫θ
 ニア

キファは、サダルを探している。
(a114) 2021/04/24(Sat) 21:36:54

キファは、耳を澄ませた。
(a117) 2021/04/24(Sat) 21:38:25

キファは、サダルを見つけに星見杯亭を探しまわっている。
(a122) 2021/04/24(Sat) 21:50:36

キファは、サダルを見つけに星見亭を出た。
(a123) 2021/04/24(Sat) 21:50:45

キファは、サダルを見つけに街を探し回っている。
(a124) 2021/04/24(Sat) 21:50:52

キファは、サダルを見つけにやがて街を出た。
(a125) 2021/04/24(Sat) 21:51:02

キファは、サダルを見つけに森に入った。
(a126) 2021/04/24(Sat) 21:51:09

キファは、サダルを見つけに霧の中を走る。
(a127) 2021/04/24(Sat) 21:51:16

キファは、神様に祈った。
(a128) 2021/04/24(Sat) 21:51:24

  を知っている。

キファは、サダルのことが大好きだ。
(a129) 2021/04/24(Sat) 21:51:32

見ることが出来る。

見守っている。

「大丈夫。誰も助けになんか来ない。」

 助けを求めるサダルを見た。
 彼がいくら叫ぼうと、気分屋の心が動くことはない。

「この世界は残酷で無情だ。」

 ご希望の凶器はないようだ。ではお勧めの商品で。
 算盤で人殺しは難しい。
 切れ味が自慢の鎌を手に取った。

「生きて幸福になれる人間なんて運のいい一握りだけだ。」

 サダルがこちらに手を伸ばしたので、その手に指を絡めた。
 ぴたりと、サダルの喉元にぎらつく刃を当てる。

「さあ、サダルが幸せになれる世界へ行こう。」

 刃を一息に横へ滑らせる。


苦しい≠奪い取った。

「──良い幸福を。」

(3日目平和えっち時空)

 はしたない声を手を押さえてこらえた。
 撫でる手のあたたかさも、
 奪い取る手つきも10年前から変わらない。

『恋人』と名付けるには強い衝動に欠け、
湯に浸るような安心感。それが彼への想いだ。

同じだけを返せずとも、
あるいは想像できないほどに醜く狂おしいものが
自覚のないこの身に埋まっていたとしても、
受け止めてくれるだろう。

「ハッ。
 余裕ぶったその口がいつまで続くことか」

 熱がまわり赤く染まった頬が彼へ近づく。
 蛇は口を大きく開き、そのものを飲み込んで、
 丹念に可愛がった。
 
 与えたら同じだけ返して。
 また返されたら同じだけ与えて。
 後追いだけではない、
 自分だから在るものを詰め込んで彼へ捧げる。
 
/*
提案:暗転しませんか?(俺たちは……次の時空へ行く……)