人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 空閑 千秋

 
[したとしてもそれは吸うだけの話になる。
 それにこの場であるなら
 そのまま自分が疼いたままになってしまいそうだが。
 しかし、実の所まだ疼いたままなのだ。
 身体の奥、触れられなかった女淫が
 ひくん、と震えているのがわかる。
 わかるから、売店の前だと言うのに
 彼の手をそっと手にして、
 浴衣の自分の胸元へと導いた。]
 
 
   …………でも、わたし、いまは。
   添い寝よりも、
   シたい気分、です。
   …………いますぐにでも。
 
 
[どこで暴かれても、痛めつけられても。
 眠れなくされて良いんだと彼を誘うことは

 うまく、できていたろうか?]*
 
(63) 2020/08/14(Fri) 23:15:15

[ 主導権を奪うつもりだった。
苦しげに眉をひそめて、
懇願する彼の表情のひとつでも
余裕綽綽といわんばかりの顔をして
見下ろすつもりだったのに。

ぜんぜん、うまくいかない。
情けない姿だと思う。
だが、それでも快感には抗えなくて。
懇願するように声をあげれば、
小さく了解が聞こえ、同時に
中から指が引き抜かれていく。
最後に入り口をひっかけられれば ]



  あぅッ! ……ん、っぁ、は…



[ びく、と跳ねるが、達することはなく、
ただ火照ってやまない体を持て余し、
荒く呼吸を繰り返しながらなんとか
ひくひくと痙攣する体を宥めた。]

 



[ 目尻に落ちた唇に、ゆっくりと目を開き、
切なげに眉を寄せて見遣った。

こく、とうなずいて、体を
動かそうとするのだけれど。
それよりも早く、彼の肩が
ぐい、と押して背中が布団に沈む。
戸惑うように揺れる視線を向ければ、
足がぐい、と開かれた。

ああ、やっともらえると言わんばかりに
ふ、と眉尻を下げ。指先を甘く噛む。

くちゅ、ちゅ、と穂先が
膣口にキスを繰り返すのなら
口元に置いたのと逆の手は
シーツを強く握って。
瞳を揺らしたあと、ゆっくりと離し
腕を広げて。]
 


[ 瞬間、強く中をえぐられれば、
腰が浮く。喉が反る。]



   ぁ゛ッ───ぅ、!ひ、は


[ 息が、詰まって、またじわり、
視界がにじむ。
ぼろ、と滴が目尻から溢れた。]*

 

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて




   ほんまやねえ


[ 一瞬伏せた目をふ、とあげて
微笑みかけた。

2年半か。もう、そんなになるのか。>>57
彼と会ったとき、わたしはどんな顔を
していたのだろうか。
今も、変わらないだろうか。

彼の問いかけに目を丸くして、
ぱちくりと瞬かせ、それから
ふ、と悪戯っぽく笑む。]
 
(64) 2020/08/14(Fri) 23:24:19

【人】 美雲居 月子




   なぁんや、野暮なこと
       聞かはるなァ……


[ それは内緒、と言わんばかりに
そっと人差し指を唇に当てて。]



    三谷さんは?
   もうええ人、見つけたん?


[ と尋ねられたことの真意も
よく察せぬまま、今度は逆に問いかけ。]*
 
(65) 2020/08/14(Fri) 23:24:47

【人】 空閑 千秋

 
─和宮さんと─
 
[彼女の問いかけに、少し答えに窮した。
 落ち着いてはいるけれど、
 これは様々な状態でハイになっているともいえる。
 それは、女として抱かれたからだ。
 女として、気持ちが落ち着いたからだ。]
 
 
   そうですね、女として抱かれて
   少し自信は取り戻せたと思います。
   だって、ほら。
   ……こんなものも、付けてますし。
 
 
[こつ、と指先で首輪を示す。
 先ほどまではなかった、白を彩る黒だ。
 そうしてから浴衣の下側に手を伸ばし、
 スルスルとその裾を割りたくし上げて見せるのだ。]*
 
(66) 2020/08/14(Fri) 23:25:27

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて

[そう、およそ二年半前。>>64
冬の終わりに休みを取って京阪神と三都を巡った。
学生時代からの交際相手との最後になった旅行だった。]


まぁ、いろいろあるよな。大学出て、就職したら。

……月子さんはあの宿、継ぐの。


[かわされた問いには世間話のように話を変えて。
返された問いには>>65。]


いや?
フったりフラれたり、そんなんばっかり。
それでここにも泊まってるのかもね。


[弛く、振って、そう苦笑を向けた。]*
(67) 2020/08/14(Fri) 23:38:41

【人】 和宮 玲

──千秋さんと──

 首、輪……?

[>>66彼女が指を指した先を見る。
今までは彼女の顔や、言葉に耳を傾けていて
装飾品などに気が回らなかったけど。

さらに裾をたくし上げて見える光景は]
(68) 2020/08/14(Fri) 23:53:18

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて


[ そやなあ、とぼんやり、また
その白熱灯の灯りの方を見つめる。]


    いや、継がへんよ。
    兄がおるさかい、兄が継ぐ。

    うちは、…───嫁入りするのよ。



[ と、眉尻を下げて告げた。
そうして投げた問いかけに、
曖昧に返ってきた言葉。]
 
(69) 2020/08/14(Fri) 23:58:49

【人】 美雲居 月子




    なんや、しばらくまだ
   決まった人を作る気はないの?


[ そう尋ねて。
いや、と小さく呟いて首を振った。]


   ───今のなし。忘れてんか。

  そやなあ、…今好きな人とかいてる?


[ 「気になる人、とか」と続けて。
2年半前、旅館にきたとき彼は確か、
かわいらしい女の子と一緒だった。
だが、曖昧に濁したと言うことは、
きっと別れてしまったのだろう。
夜半の戯れだ。
できるなら彼の恋の話を聞こうかと。]*

 
(70) 2020/08/14(Fri) 23:59:06

【人】 三谷 麗央

  ――ロビーにて



そっか。
あっちの業界、意外と狭いそうだし。
それで? 気乗りしなさそうに見えんの。


[ 下がる眉、月子の応えへ>>69呟くように口にする。
尋ねられたのには小さく肩をすくめ、
続いた打ち消しの言葉を聞くと>>70]


……じゃ、いま俺が言ったのも。忘れといて。


[笑みを返して、少し考えるように
黒々と夜闇を湛えた天井を見上げた。]
(71) 2020/08/15(Sat) 0:09:31

【人】 三谷 麗央

 

今、か。
好きかどうかは、……どうだろうな。

しょせんは、お試し。
って思ってるのかもしれないし。

誰かに恋愛感情持ってて、此処に泊まりに来るのは普通、
しないだろ?

[言って、不意に可笑しげな笑みを月子へ向けた。]
(72) 2020/08/15(Sat) 0:13:25

【人】 三谷 麗央



……そういや学生の頃、な。
  俺と月子さん、付き合ってんのって聞かれたこと、あったよ。

  観光案内のサークルでね。
  一時期、お客さんえらい続いた頃あったやん。
  その辺の頃に。

[といっても、その頃には付き合い始めた相手が他に居たのだが。
社会人になって一年が過ぎようとした頃に関西を旅行して、
そして別れることになった彼女。]

……まあ実際、月子さんのことも好きやったけどね。

  あの頃に彼女と付き合うてなかったら、

……うーん。でもやっぱ、なかったな。告白とかは。

[しばらく考えて、軽い笑いと共にそう昔を語るのだ。
いま現在、から逸らすように。]*
(73) 2020/08/15(Sat) 0:21:05

【人】 美雲居 月子

  ───ロビーにて



   そやなぁ…


[ 最後の一文には同意をしながら、
それなら結婚すると言っている
己はどうなのかと問いたい気持ちもあった。
だがそんなことよりも。]



   まだ好きかどうかはわからへん
   いうことはだれか気になる人が
   いてる、いうことやろ?


[ 「ええなあ」と口元を緩める。]

 
(74) 2020/08/15(Sat) 0:31:21

【人】 美雲居 月子


[ そうして続いた彼の昔話に、
あげていた首を元に戻して、
きょと、と目を丸くした。
それから眉を寄せ、破顔して。]


   なんちゅう根も歯もない噂やの


[ と笑ってしまう。
明らかにお客様と仲居、という
立場でしか話していないというのに、
人の噂というものは不思議なもので。
ちょっとした思い込みから
思いもよらぬ火種になったりもするだ。]

 
(75) 2020/08/15(Sat) 0:31:41

【人】 美雲居 月子




   ふ、…おおきに。

   ───なんやそれ。
   

[ 好きだったかもしれない、
ただ告白はしなかった、と言われて
それには流石に苦笑してしまう。]


   うちはなァ…
   綺麗な髪の人やなあ、思うてたかな。


[ ぼんやり浮き上がる、
岩場に積もった雪を思い出す。]

 
(76) 2020/08/15(Sat) 0:32:03

【人】 美雲居 月子




   三谷さんの髪、派手やろ?

   そやけど、なんやろなあ…
   不思議と、違和感はなくてなあ…


[ と逡巡すれば。
懐かしいな、と目を細めた。]*
 
(77) 2020/08/15(Sat) 0:32:20


  ───……ッ ク、


[指とは比べ物にならない質量を根元まで沈め、
膣壁全体を擦り上げるように抉ったなら。
衝撃に喘ぐ彼女の反動を食らい、息を詰め。

広げられた腕の中に身体を預け、唇を塞いだ


  はっ……は、


[舌を絡めれば、少ししょっぱい味がする。
背中に腕を回して素肌同士をくっつけ、
息もままならないくらい、深く唇をあわせたまま。
受け入れた蜜壺の具合を確かめ、馴染ませるよう
ゆるく小刻みに揺さぶって。

ゆっくりと腰を引けば、一気に奥まで打ちつけた]

[衝撃で離れた唇を追いかける]


  ……いま、
  あんたを抱いてる男の名前…… きこえた?


[もう一度、噛みつくように塞ぎながら
彼女の腹の奥に幾度となくぶつかる震動を響かせれば
ぐちゅぐちゅと結合部がみだらな音をたて]


  ふ…… は、
  すげぇ熱くてうねってて 気持ちいい
  なぁ……あんたのいいとこも、もっと教えて


[ちゅ、と音を立てて唇を離せば
身体の間で揺れる乳房に片手を沈ませ、
つんと立った頂をくりくりと指で捏ねてみようか*]

【人】 美雲居 月子


[ 西は京都のとある老舗の旅館。
そこが女の生まれた家だった。
許された自由は25歳まで。
そのあとは───決められた人のもとへと
嫁ぐことが、生まれた時から決まっていた。

この場所へと来たのはリサーチのため。
とはいえ、それはもちろん表の理由。
本当の目的はわかり切ったこと。
その噂の真贋を確かめるべく、
わざわざ熱海くんだりまで足を運んだのだ。

結果、聞き及んだ噂は真実で。
こうして、つい先ほど知り合ったばかりの
男と肌を触れさせていた。

爛れた遊びをし始めたのは20を少し過ぎた頃。
10代の頃には色恋に耽ることもあった。
好きな人もいた。だが、ずっと一緒にいよう、
そんな些細な軽口のような約束すら
交わすことのできない身で長続きが
するはずもなく。いつだって、向こうから
別れを切り出されて終わったのだ。

「25の歳が終われば、決まった人と結婚する」
それは、祖父が、経営が傾きかけた頃
親友に金銭を用立ててもらったときに決まった。]
 
(78) 2020/08/15(Sat) 0:39:40

【人】 美雲居 月子



[ 孫同士を結婚させることが条件だったのだ。
その親友は、祖母のことが好きだった。
だから、祖母との繋がりを持ちたくて、
そんなことを提案したらしい。

祖父は頷くほかなかった。

先に孫ができたのは親友の方。
祖父と祖母の間に母ができたのは遅かったし、
わたしが生まれたのも遅かった。
逆に親友の方は随分と皆早かった。
それで開いた年の差は20にもなる。

その約束のことについて聞かされたのは、
同級生の男の子に初恋をした、
小学5年生のときだった。

祖父に「好きな人ができた」と喜び勇んで
報告をしたら、静かに首を振られた。]

(79) 2020/08/15(Sat) 0:41:32

【人】 美雲居 月子




「月子、お前には許嫁がおるんや。」


そういって見せられた写真は、
親子程も年の離れた男。
お前は将来この人と一緒になるんや、
そう言われたとて実感は湧かなかった。
ただ、自分には選ぶ権利が、
将来を共にする人を探す権利が、
なにひとつ与えられていない。
その真実だけがぼんやりと浮かんだ。

16になって、結婚できる年になった頃。
本当はびくびくしていた。
青春を味わうこともできぬまま、
すぐに嫁に出されるのではと。
だが、祖父は「25まで待つ」と言った。

それまでは好きにしていい、とも。
事実、家族はわたしがなにをしていようと
咎めることはしなかった。
───知らないのかもしれないけれど。]

(80) 2020/08/15(Sat) 0:42:28

【人】 美雲居 月子




今晩がきっと、最後になる。
まだ顔もよく知らぬ男の妻になるまで、
許された自由の日。

肌を重ねて、愛される。

その幻想を触れた唇の数だけ増やして。
囁かれた愛の言葉を胸に。
吐いた嘘の分だけ、重ねて。
仕舞い込んで。

自由を手に入れたかった女が、
最後に選んだのは愛だった。

一晩だけ、過ごした相手が運命で、
ここから連れ去ってくれる、そんな
幻想を抱いて日の出を待ったこともある。

だけど、そんなのは全てフィクション。
映画の中の出来事でしかない。

現実は、そううまくは行かないのだ。

(81) 2020/08/15(Sat) 0:43:58

【人】 美雲居 月子


[ 日の出のその前。
公園の芝生で飲むワイン。
見上げた空。
月の映る川。
煌く水面。ロマンチックな風景。

憧れた。
いくら爛れた遊びをしたって、
いつだって憧れたのは純愛だった。

子供っぽいと笑われるだろうか。
それでも構わない。

ないものねだり。
手が届かないから、ほしかった。


───だがそんな夢を見るのももう終わり。]

(82) 2020/08/15(Sat) 0:45:14

【人】 美雲居 月子



[ あの2人も、口には出さずとも、
「この夜が明けなければいいのに」
そう、願ったのだろうか。


わたしは思う。
ひとりぼっちの月。
明けないでくれればいい。
ずっとそこに佇んでいてほしい。

わたしは選びたかった。
誰かに、選ばれたかった。

己の隣を、歩いてくれる人を。
このぽっかりあいた場所を、
優しい光で包み込んでくれる人を。

それも、無い物ねだりだ。]*

 
(83) 2020/08/15(Sat) 0:45:58


[ 肌を合わせると、温度が同じだけ、
上がっていくと、それだけで
ひとつに溶け合う気がした。

唇が重なり、深くなる。
体が揺さぶられるたびに小さな声が
揺れる体から漏れていく。
引かれていく腰に、ゾワゾワとした
ものが背筋に走って。]



    アっ───ッぅンンッ!!


[ 嬌声が彼の口の中に吸い込まれていった。]
 


[ 尋ねられたことに、今にも溢れそうなほど、
いっぱいに涙を溜めた下瞼を
やわく撓ませて、頷く。
ぼろ、とまたこぼれてシーツを濡らした。

水音が響く。
もうそれがどこから聞こえているのか、
わからないくらい頭がぼうっとする。
一度絶頂の淵に立たされた体は、
簡単に熱くなっていくから。
離れた唇を追うように見つめ。

くりくりと指で捏ねられるそこも
また、温度があがる。]



    そこ、ッぁぅ、好き、ッんん、


[ そう伝えて。
広げていた足を折って、その背筋に
足先でつつ、と這わせ、
ぐ、と引き寄せる。]
 




    おく、もッすき、
  

[ 自分で軽く腰を動かして、
いいところにその傘の窪みが
当たるようにして。]



    ここッも、すき


[ そう示してみる。
だが本当はその上の方が、
より一層弱い、なんてこと、
彼はもしかしたら知っているかも
しれないけれど。]*

【人】 木原 敦久

── 売店前 ──



  涙をふく……幽霊ってさわれんの


[いい悪いよりも、そっちが気になった。>>62

割と真剣に幽霊の概念について考えながら
その笑う顔が記憶の端にようやくひっかかる。
ああそうだ、あの時の相談料を渡した──]
(84) 2020/08/15(Sat) 1:21:10