人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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 うん。
 ……うん。

 繋がったんだ……

[彼女の母は電話番号を変えていなかった。
しかしそれは娘との繋がりを残したかったという理由ではないだろう。
「縁を切りたい」「切りたくない」と思う程の強い感情を娘に抱いていなかっただけなのではないだろうか。
娘の方は会わない間もずっと忘れられずにいたのに。]

 は、意味がわかんない。

[声が怒気を孕んだ。
また金の話。
真白の中では自分の料理やケーキを受け取らなかった理由がそれだったと当たりをつけたようだが、理由があろうが母親が人として最低な行為をした事実は消えない。

自分にわかるのは、真白の母親は自分には理解できない価値観で生きているということだけ。]

[それでもまだ真白が母親から気持ちを離すことができないなら、自分には何ができるだろうと考えた。
しかしそれは杞憂だったと知れる。

幸せを、恋人と生きることを選んだ強い微笑み。]


 そっか。
 ……手放せたんだね。


[嫌いになれないまま、切られることを避けていた気持ちを。]



 ホント頑張ったね。
 お疲れ様。


[けじめのプロフィールには、ひとつだけまだ手放していないものがある。
正直その文字の並びだけで言うと彼女を表していて素敵なのだけれど。]


 ……最初の名乗りなんだけど。
 近い内に、僕と同じになってくれる?


[それはきっと、同じタイミングで2本の鍵を貰う時に。
指先を伸ばして触れる。
「約束」の指。

彼女の年を聞いた時に、言い出すのはまだ早いかなと思っていたのが嘘のようだ。

真白が「家族」を思う時、それは自分でありたいと強く想った。]


 本当はこういう時に用意してあれば良いんだけど、指輪。
 サイズも知らないし、ずっと持っててもらうものだから
 好みのをあげたいからね。

 ここを埋める「印」はもう少し待っててもらうようになるけど。

 ……ちょっとごめん。

[腰を浮かせ、クッションと一緒に買ったローテーブルの上に置いてある長方形のベルベットの箱を左右に開いた。
銀色のトップのないシンプルなネックレスが出てくる。]


 こっちを先に渡してもいい?
 指輪、買ってもつけちゃ駄目かもしれないか、ら……。


[銀色のチェーンに通して、仕事中もずっと「印」を傍に置いてほしい。
指輪もないのに先走り過ぎだろうか?
言った後になって前のめりな自分が恥ずかしくなり、顔を赤くして目線を落とした。**]

メモを貼った。

そそ。まあ、通称みたいなものだけどね。
お茶会、行ってみる? いつか。
そんときはぼくもお茶会服にする。

[アフターヌーンティーのフルセットを、シャミさんが最後まで食べきれるか……というと、若干疑わしいところはあるけれど。
 時間かけていいタイプの、入れ替えなしのコースとかなら、行けるんじゃないかな。]

お姫さまの、お出かけって感じ。
いーんだよ、ボクがその服に合わせた結果がこれなんだから、シャミさんの側が変わったらズレちゃう。

[本当にお姫さまみたいなロリータは、ちょっと服を選びそうだし。
 ……ってのは、口を閉ざして。]

― 高野君と惚気 ―

あ、そうなんだー。
まあ確かに顔だけ知ってるけど
よくよく考えたら話したことない人ちょくちょくいるな…

あはは、それ今度言っとく。
芸能人に華やかって言われるのだいぶ光栄じゃん。

[どこぞで似たよな会話が繰り広げられていたことは知らない。]

そ!手作り!でしょでしょ、綺麗でしょ!
良い思い出になったし高野くんには改めて感謝だよぉ。
お礼になんか一品奢ったげる。好きなの頼みなよ。

[上機嫌に言いながら。]


あ、そう?

[そうして高野の相手のことにも触れれば
さらりとした反応が返って来たので。
そういう感じなら触れても大丈夫かな、と
こちらも少し気を軽くした。

玲羅自身は至ってヘテロの人間ではあるが
色んな嗜好の知り合いがいるので
別に友人がどうであったからどうと言うこともなく。
珍しくしょんぼりする後輩はちょっと見てみたかった気もするけど。愛いやつめ。
]

へえー…… そっかー。
まああれだよねえ、恋してみて新たな自分を知るみたいな。
そういうこともままあるよね。

ってそこに関してはノーコメントだけどさー。
つまり今は追いたくなる相手なわけだ。
ふふ、大事にしなよ。逃げられないようにさ。

[経験豊富を否定されても
またまた〜と思っていた節はあるんだが
そもそも恋愛にそこまで比重を置いていなかったのかもしれない。
そしてそれが今回は崩れたということか。

どこか誰に対してもそつなく見えていた後輩の
情熱的な一面を垣間見た気がして、
揶揄うように表情をにんまりさせ。]

――報告会――

[栗栖が天然鈍感だという話は先程もした筈だが、貝沢関連のこと以外でも何かあったのだろうか。
口を開きかけたところで、唐突にメッセージのことに触れられる。
自分と個人的なチャットはしていなかった筈、と思ったところで、自分だけが反応した桜カクテルの話題を思い出した。

あれはグループ投稿と言いつつほぼ自分宛みたいなものだった気がして、栗栖の反応がないことを特に気にしていなかったのだが、そういえば少し前からトークルームを表示した時に上から下まで栗栖のアイコンが出ないくらいには彼が登場していないなと思い至った。

つまり栗栖と葉月の間で痴情の縺れが生じたということだろうか。
そう解釈できるが、部外者である自分が何ができるという訳でもない。

その内を約束されるなら、頷いて。]

 待ってる。
 でも無理は駄目だよ。

[誰も悪くなくても抉れる人間関係というものもあるので。
時間が解決してくれないなら、新しい関わり方になるかもしれないことを覚悟する必要もあるだろう。
それはきっと自分が口にしなくても栗栖はわかっている筈で。

だから、それ以上は触れないことにする。]

いいね、写真撮ろう。
プリ撮っちゃう?

[スマホで自撮りして加工でも今や充分いい写真になるけど。
 敢えてゲーセン探してプリ撮るのも、またきっといい思い出。
 ポーズ決めてメッセージ書いて、デカ目してデコろう。
 けど。]

……不安なの、平気?
ちゃんと、似合ってるよ?

[不安って言葉が出ると思ってなくて、足止めて確認。]

え?

[そうして不意にこちらに話を振られたので。
酔ってる玲羅はつらつら話し出すのです。]

んーーとねえ、最初はノリで話しかけたんだけどさあ、
なんか妙に気が合って楽しくてさ〜、いいな〜って思ったんだよね。
だから次一緒にご飯しよって誘って…。

で、よくよく話してみたらさ
私がアイドルしてたこと知ってたんだよ。ファンだって。

でも、なんかそういう…アイドルだったからとかじゃなくて、……
一方的に好きでいるんじゃなくて
素の私の事もっと向き合って知りたい、
って言ってくれて………

その時かな…
やばいまじでこの人のこと好きかも、って思ったんだあー。

[へら、と少し照れくさそうに頬を染めて。]

[専門はグルメなのだが、観察という言葉が出てくるあたり、やはり習性はライターなのだろうか。
というか。]

 僕がライターって話、したっけ……?
 葉月さんか貝沢さんから聞いた?
 ご飯のこと以外の観察力はポンコツだよ。

 観察が好きなのは仕事じゃなくて公にしない趣味。
 途端に変態くさいな……。

[ふと疑問に思ったが、同業者の葉月と仲が良いなら聞く機会はあったかもしれないし、そもそも高野が前から自分の職業を知っていたように、貝沢の方も知っていてもおかしくはない。
とりあえず彼氏の栗栖には、自分はパパラッチではないと弁解するつもりが、変な性癖をカミングアウトしたみたいな形になった。
墓穴を掘ったかもしれない。]

 んん”、と、とりあえず、
 僕は誓ってマシロちゃん一筋なので!

[ということだけは主張しておこう。うん。]

[貝沢と知り合う機会はあるかどうか、その辺りも二人に委ねるとして。
人懐こい栗栖が高野と会話していないという事実には軽く驚いたので、今度一緒の時間に会うことがあれば声をかけると請け負った。
好きな人を好きな人に紹介したくなっちゃう、わかるよ。
この場合前者は栗栖で後者は高野だが。]

 きちんと言葉で主張できる関係って良いよね。
 マシロちゃんも「ダメ」も「うれしい」も言ってくれる子だから、
 それ聞きたくて「していい?」って聞いちゃうとこある。

[惚気?任せて!
そしてちょっと猥談めいた言い回しになってそうなのは気づかない振りをして!]


 揶揄いだったんだ?
 ちょっと本気にしちゃった。
 栗栖くんのすぐ素直に謝れるところ尊敬するな。

[恋愛の意味に限らず、人に好かれる人ってこういうカタチをしているんだなと思う。]

 ラムは子羊だね。
 マトンより獣臭さが少なくて柔らかい肉だよ。

 マシロちゃんの料理は別口で頼むので、
 大人しくおにーさんの皿から取り分けしなさい。

[回して貰った気は辞退して、皿に並ぶ骨を両端から二人食べることにしよう。**]

私さ、アイドル辞めた後も
何人かと付き合ってきたのね。
普通の恋がしてみたかったから、
告白されたら割と受け入れてさ。
なんだけど……

なんせ元アイドルでしょ。
そんで、こんな性格してるからかな。
なんか変に先入観もって接させること多くて。
明るくて強くて面倒じゃない女、みたいな……
いや別にそんなでもないですけど、みたいな。

…ちゃんと好きで付き合ってた、つもりなんだけど。
なんかそれで結局うまくいかなくってさ。

[過去の恋の話なんて、
彼氏に聞かせるのはちょっとあれなので
せっかくだしこの場を借りて吐き出させてもらおう。]


……なんかね、そういうの、
この人なら大丈夫かもって思った。

……ただなんでも許してくれるってわけじゃなくて…
私の好きになりたい私を肯定してくれて、
自然体でいられるっていうか……

[最後の方は独白めいていたかもしれない。
ぼんやりと、一方的に語って。]


…てか、そういう高野君は?
どういうとこいいなって思ったわけ?
馴れ初めとか聞かせてよ〜。

[そんな風に話を振り返すのです。**]

そ、っか。
や、でも、うん。それでも好きになってくれたのは、……っていうか。
ボクを選んでくれたのは、うれしいな。

[恋がわからないシャミさんが、唯一デートしたい相手。
 そんなに誇らしいことがあろうか。
 それに、なんとなくその気持ちもわかるし、さらに言えば知識としては知っている。

 ……ボクはね、意外と真面目な学生だったんだよ。他人を見返してやるために、だったけどさ。
 だから、いろいろな気持ちのかたちを、知っているつもり。
 そして本物は、今から学ぶつもり。]

メモを貼った。

メモを貼った。

オッケー、ソフトクリームね。
シンプルにバニラの? あ、そういや確かこのへん、フルーツ直接ミックスして味作ってくれるアイス屋さんもあるよ。

[はじめの一歩なら、シンプルなのがいいかもしれないし。
 あんまり食べないからこそ、変わり種がいいかも。
 行きたいところにエスコートしよう。それができるのがうれしくて、多分ボクはずっと笑ってる。]

んで、ソフトクリーム食べて、プリ撮る? 自撮りでいい?
あ、ていうか先ロッカー行っていい、かな……
きれーだけど、流石にこれ持ってると、ソフトクリームしんどいかも。

[両手がそれでふさがってしまう。
 ロッカーに無事行けたなら、最初の一歩のスタートだ。]

……あ、けどさ。
いっこだけ、行きたいとこあるんだ。

もしよかったら、付き合って。

[どうしたって、普段は選べないものを。
 今ならきっと手に取れるかも、しれないから*]

[ 無計画に大きいサイズを頼みそうに
 なったのは止めてもらえただろうか。

 二人で食べる分、に少し多いくらい。
 の注文を終えると、手伝いを申し出られて ]

 楽しくて。
 自分以外の人の口に入ると思うと、
 真剣にもなるし

[ いい傾向、と言われれば
 苦笑いも浮かんでしまう。

 よっぽど酷い食生活を心配されていたみたいで。
 そりゃこれまでの事を思えば知られて当然だけれど。 ]

 うん、冷やしとかなくてもいい?

[ 自分もまずはコーラ、と決めていたので
 ワインはセラーに収めたまま。

 飲みやすそうなサワーを選んだ後、
 動画の再生が始まると、視線は自然と
 テレビの方へ向かう。

 CMやなんかがカットされていれば
 一本分の時間はそれほど長くない。

 途中退席した頃に、ちょうど若かりし俺が
 登場したようだ。 ]

 うわっほんとだ……

[ 画面いっぱいに映るのは、俺。

 昔を思い出して、かなり恥ずかしい
 気持ちになりながら、熱々のピザを前に
 後方に沈む。見ていられないので両手で
 顔を覆ったまま。
 
 当時、本当に日曜朝に自分の顔が
 映る事に感動したものだが、あれから
 七年も経てば、それを眺める気持ちも変わる。

 七年前の俺も、よもや自室で恋人と
 これを眺めながらピザ食べているとは思うまい。 ]

[ 出番が終わるまではそうしてたけど
 ピザは温かいうちに、食べるもの。

 温め直す事はできるけれど、
 君が美味しそうに食べていたものだから

 体を起こして、ピザに手を伸ばした。
 よく伸びるチーズを巻きつけるようにして、
 薄くてサクサクな生地のピザに齧りつく。

 そしてコーラ。お家映画の定番は、
 定番たる理由がある。うまい。それに尽きる。 ]

 監督がさ、ちょっとくらい顔色悪い方が
 いいとかいって、前日すっごい飲まされて。

 それまで量あまり飲んだことなかったんだけど
 飲める方だったみたいで、そりゃもうばかすかと。

[ 苦悶の表情を浮かべる画面内のブラックは
 頭痛に耐えているだけだった、なんて
 子供の夢もなにもないことをさらりと暴露し、食事は続く。

 時々野菜を口に入れ、君が好きだという
 サーモンがトッピングされた
 菜の花のカルボナーラの方も、一枚もらって良い?
 と聞いてから、頂いた。

 菜の花とピザという組み合わせに興味が
 湧いたので。 ]

 あ、うま、…

[ もっちりとした生地に載ったサーモンが春めいてみえ、
 見た目にも美しいが、味も良い。 ]

[ 頂いた一切れを食べきった頃、
 落とされた言葉には、うぅんと少し悩むように
 唸った後に ]

 部分的にはある、けど
 本格的に、はないかな。

[ そう言った。それでは説明不足だろうから ]

 指導とか、携わることはやめたくないけど、
 あっち側に、高野景斗を住まわせる気は
 ないって方が正しい、な。

 今は一時的に、話題になっているけれど
 ずっとあっち側にいるには、色んなものを
 犠牲にしなくちゃいけない。

 何を犠牲にしたって、あっちに行けない人が
 いるくらい大変な世界で、
 じゃあ俺がそうするために犠牲にするのは?

 って考えると俺なんだよね。

[ 動画の再生中に話すにしては、少し長くなる ]

 過去も今も、私生活も、
 時間も、体も、時には心も。

 だからMVの仕事も、無条件で引き受けるつもりは
 なかったんだよ。最初は断ったし。

 頼まれたからってなんでもやってたら
 今頃、あっち側でしか生きられなく
 なってただろうね。仕事も選べる立場じゃないし。

 でも久しぶりに、あっち側の仕事をして
 考え直した事もあるかな。

 今までは、求められてないだろうし
 下世話に騒がれるだろうから、断っていたけど。

 今はね、自分のことも大事にしたいから
 断る事にしたんだ。

[ だから話半分に聞いてくれるくらいで、
 ちょうどいいのだけど。 ]