人狼物語 三日月国


5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜

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【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― 幕間・ずっと昔の事 ―

ねえ、ニグラス。
今日はどうしてこんな場所に?

[“委員会”と名乗る面々に話を通して貰い。
彼女は図書館の内部へと入って行く。

最奥部にあった扉。
それを開いたその先は――]

この場所……
セカイの法則が乱れている?

――違うわ、そもそも。
セカイから切り離されている。
(191) 2018/12/17(Mon) 7:22:35

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

[その答えに、ニグラスは満足したように頷き。
案内してくれた人も目を見張っていた。

この場所の詳細を見ただけで看破したのだから。
そして、案内人はこれ以上はと。
禁書
の場所だけを教えて去っていってしまった。

普通の人間ではそれを扱いきれない。
もしもアナベルとニグラスに何かあった場合は、その筋の人を呼んでなんとかするからとも言っていた。]

心配する事も無いのにねえ。
これが
禁書


[そこにあったのは“3冊”の本。
とそして――]
(192) 2018/12/17(Mon) 7:23:15

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― 幕間・地下書庫にて ―

[封印を解いてからしばらく後の事。
いつものように、アナベルとニグラスの2人は此処に来ていた。

ニグラスの持ってきた紅茶。
異能の力をさらに増幅させるそれを2人で愉しみながら。]

しかし、本当に面白い場所よね。
飽きないわ。

[セカイから切り離されては居るものの。
どこからともなく、本が流れ着いてくる。
それらは無限に広がる空間の本棚に並べられて。

アナベルは気が向いた本を手に取ると読んでいくのだった。]
(193) 2018/12/17(Mon) 7:23:45

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

[しかし、読書だけしている訳でも無いだろう。
この後、どうする心算なのかと問われると。]

……星継ぎ《ネクステラリア》
あれはね、あまり好ましくないわ。

私とあなた。
それぞれが思うところあるだろうけれど……ね。

どうするのかって?……私が別の月を作るわ。

幻影月――ファントム・ルナ。

それには組織が必要ね。
ああ、もうあったわね。

[こちらを伺う“委員会”の少女。
微笑んでから手招きすると、お茶会へと招待していた。

尤も、紅茶を振る舞っても強化の度合いは芳しくない相手も多かったけれど。
その後の事は知ってのとおり>>1:88]
(194) 2018/12/17(Mon) 7:24:23

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

― 学園内・幻影月《ファントム・ルナ》 ―

『幻影月《ファントム・ルナ》へようこそ。
辛かったでしょう?』

『まずはゆっくり休んでくださいな。』

[災厄を逃れ、学園へ辿り着いた人々。
彼らは“委員会”によって歓待され。

食事も飲み物も望むように与えられ。
怪我や病気ならば治療を施されていく。

やがて、奥の部屋で休むと良いと言われてそちらへと行くのだった。
だが……気がつくものは殆ど居なかったが。
奥の部屋から出てくる人は居ないのだった。]
(195) 2018/12/17(Mon) 7:24:48

【人】 ダーク·ブラックデス·フェニックス アナベル

[幻影月《ファントム・ルナ》に囚われた人々の身体は。
永遠に広がる地下書斎に安置され。

精神は幸福な夢を見続けるのだった。
勿論、幻影を打ち破るような人間も出るだろう。

そんな相手には“委員会”の勧誘が待ち構えていた。
これが聖・フェニックス・スター学園と“幻影月委員会”の本当の姿。

月蝕機関《マトリクス・ムーン》に関わっているならば。
この話を聞いた事はあるかもしれない。

彼ら彼女らは、どこまでも受け入れなかったが。]
(196) 2018/12/17(Mon) 7:26:37
(a21) 2018/12/17(Mon) 7:31:41

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

 んっと。難しいお話はよくわからないんですけど。
 マシロさんと仲良くアナタを救う《止める》で合ってますよね?
 

 
だから、――勝ちに、行きますよ。


 ……あっ新しい服もかわいいですね!!

[わたしには、誰が醜いとか虚構とかよく分からなくて。
 ただ話が通じない..。o○☆○o。..:*゚スピカ*:..。o○☆○o。《スピカ·シャイニングスタァ·バーニングハート》さんを殴って黙らせた後に解決策を考える――そんなシンプルな答えしか導けませんし、さらに煌めいた彼女をカワイイと思ってしまうのも仕方ないことです]
(197) 2018/12/17(Mon) 10:20:21

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》


 幻影月《ファントム・ルナ》は偽りの安寧の地。
 そこにいけば幸せな夢が見られるが、
 目覚めることなく、ただ「幸福」を浪費し「未来」を奪われる。
 覚醒めれば別の話だが――奴の傀儡になるに過ぎん。



 ……眠ってる人の生命エネルギーで動いているとかなんとか。
 「生きることを放棄する計画なぞ、セカイを殺すに等しい」
 とかなんとか、エラい人が言ってた気がします!

[わたしたちの声に補足して。
 「何の苦しみもない世界」は、
 確かに完璧なる世界《パーフェクト・ワールド》に近いのですが。
 お人形さんばかりできてしまう世界は確かに困りものですね!*]
(198) 2018/12/17(Mon) 10:22:16

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

はーん。
何事を企んでいるとは思うておったが、そのようなものか、幻影月《ファントムルナ》

[実態を聞いても、動じる様子はない。
録でもなさそうな女とは思っていたが、そこまでか、とは思うものの。]
(199) 2018/12/17(Mon) 11:00:09

【人】 月よりの使徒 ルナ

[>>165 始めに動いたのは使徒の方だ。]

 選定の妨害は赦されない……
 ……故に、封じさせてもらう。


 地形改変《フィールド>エディット》。

 ――――
断崖峡谷《ツール>グランドキャニオン》
(200) 2018/12/17(Mon) 12:05:00

【人】 月よりの使徒 ルナ

 実行《Execute》。


 
[ドッ ゴ────!!!]



[刹那、ボク師の両脇の地面が隆起し、
アスファルトの断崖絶壁を作り出した。

そして使徒が両手をパンと合わせると、
両脇の断崖が、挟み潰すが如く迫りくる**]
(201) 2018/12/17(Mon) 12:05:46
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。
(a22) 2018/12/17(Mon) 12:09:24

【人】 ボク師 エリオン

『ざわ…ざわ…』


 やはり、段取りを誤ったようにしか聞こえませんよ──先代。
 とはいえ。回答は確かに拝受いたしました。

      
『ざわ…ざわ…』


 ああ、ですが一つ訂正しておきましょう。
 徒《ボク》自身は、ヒトをも救っているつもりですよ?
 逃げ得るものは幻影月《ファントム・ルナ》へ。
 そうして、逃げ得ぬものは──イシに昇格して差し上げる。

  
『ざわ…ざわ…』

 
 多少、強引な勧誘となったことは認めますが──なに。
 集合知に諮れ《はなしあえ》るならば、肉の器に戻すも選択肢。
 
             
『ざわ…ざわ…』


[彼女は気づいただろうか。
徒《ボク》の言の葉の節々ごとに、ヒトの気配なきはずのアスファルトの塔に人影が立ち始めていることを]
(202) 2018/12/17(Mon) 13:36:38

【人】 ボク師 エリオン

[それまで、ひとりであったモノ《ヒト》が。
イシに昇格した際にまず受ける先例は、集合知に属するということである。

個であったはずの己が、中枢《ボク》を流れる数多のイシたちに合流する。
その随《まにま》に、新米たちが得るものは何か。

それは全能感である。それは法悦である。
肉の器から解放されたことによる、爆発的な生命《イシ》の奔流。
流れの中に在ることを学ぶまでは。
余程心の底に秘めた自我《イシ》なくば、
抗うことも儘ならず悦楽の中、力を他に預けて流されることになる。

──集合知に諮る《はなしあう》余地など、余程強いイシでもなければ直ぐにできなかろうし。
中枢《ボク》に残されるとはいえ長い期間を経たイシが戻るべき肉の器を思い出せるかもまた、非常に低い可能性の話である]
(203) 2018/12/17(Mon) 13:37:05

【人】 ボク師 エリオン

  
『ざわ…ざわ…』


 ……閑話休題《なにはともあれ》。
 大筋では間違っておりませんよ、先代躯体《ムーンストーン》。
 中枢《ボク》は敗北も、喪失も望んでおりませんので。
 
 世界に対する統帥権を得るならば、《世界柱》を得ることは理にかなう選択です。
 一《イシ》なる全《イシ》により、全《イシ》を一《イシ》に。
 その先にこそ、統合知による和合の世がある──

  
『そうだー』

    
『そうだぞ?』

 
 合議の結果を力で覆そうというその行為は実に悲しいことですが……
 ボクの徒《ボク》も、中枢《ボク》も、
負け
は看過できません。
 ゆえに、我らイシは。
(204) 2018/12/17(Mon) 13:37:26

【人】 ボク師 エリオン




 
『『『『『『『生存戦争を開始する』』』』』』』




.
(205) 2018/12/17(Mon) 13:38:17

【人】 ボク師 エリオン

[徒《ボク》の、そしてイシたちのイシの発露と共に異変は始まる。
初手は──月の使徒。

迫りくるアスファルトの断崖に際し、笑みを浮かべつつ帽子を片手に、その中へと逆の手を差し入れる]

 起きなさい、月の子《ムーンチルドレン》よ。
 晶子は臨界へ──芽生え《グロウアップ》なさい。

  
『出現位置確定《アジャスト》、具現開始《カーニバル》』
(206) 2018/12/17(Mon) 14:17:27

【人】 ボク師 エリオン

[ポン、と無造作に投げ上げられたのはやはり紅の水晶。
ひと際、輝いたかと思えば突如としてそれは水晶を生やし、
岸壁を支える支え棒が如くに膨張し──

徒《ボク》がその場を歩いて離れるまでの刻を稼いで、
砕散
する]
(207) 2018/12/17(Mon) 14:18:07

【人】 ボク師 エリオン

 さて、先だって既に聴かせていただいております。
 
この星のイシ
である限り、抗えぬ──でしたか。

  
『ステンバーイ、ステンバーイ』


 イシが戻ったことを鑑みるに。
 その言が信じるに値するなら器《イシ》に対してのものと見ました。
 ですので──
(208) 2018/12/17(Mon) 14:18:24

【人】 ボク師 エリオン

 ──怠慢への憤りは、同じく月の子《ムーンチルドレン》に謳っていただこうかと。
 
[次の間に。
同じく、月の使徒の両脇の地面が爆ぜ──
雷光を纏った大角を有する、紅水晶製の一角獣《ベヒストーン・ユニコーヌス》たちが獲物目掛けて疾走を開始する]

  
『行動開始《アクション》!』
(209) 2018/12/17(Mon) 14:18:44

【人】 ボク師 エリオン

 月の素材から生る月の子《ムーンチルドレン》
 ──この星由来でないものへの干渉権はお持ちですか?
 
[問いを投げつつ、白手袋に包まれた左の手のひらを高く掲げて──]

 折角ですので、器《イシ》の英知をお楽しみください。

     
『『『『開戦《オープンコンバット》!』』』』


[ビルの窓という窓が、内側から弾け割れた。
そして、次々と中から飛び出していくのは──同じく紅水晶を器《イシ》とする、紛い物の、しかし生命《イシ》ある凶鳥。
地からの滑走、空からの絨毯爆撃を以て、月の使徒へのご挨拶《インビテーション・コード》代わりの白手袋といたしましょう**]
(210) 2018/12/17(Mon) 14:28:26
ボク師 エリオンは、メモを貼った。
(a23) 2018/12/17(Mon) 14:30:15

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》


 って、知らずに皆さんを誘導してたんですかー!?

[さすがに予想外で叫んでしまいますが、>>199
 力の供給は休んでいません。>>173
 少しでも隙を作るために、
ガガガガッ!
と、
 大地と舞台を突き破る黒い水晶を(7)1d20本、..。o○☆○o。..:*゚スピカ*:..。o○☆○o。《スピカ·シャイニングスタァ·バーニングハート》さんに向けて伸ばします!*]
(211) 2018/12/17(Mon) 14:32:50

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

知らん。
余は一時の同盟者として、宣伝広告の任を預かったまでである。
それに、滅ぶ世界の方舟としては変わらぬな。

あの女、己の意志に賛同すれば恐らく配下に加える故、そう少なくない数は生き残ろう。

[紛れもない死と、死と変わらぬ生。
ならば後者の方があとでどうにでもなろう。
あのイシとやらもいれば尚更のこと。]

笑止!
余の神殿は堅牢強固たる戦艦!!
生半な攻撃で貫かれてなど……
(212) 2018/12/17(Mon) 14:59:30

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

やらぬ!!

[ガキィンッ]
[展開されたシールドが水晶を阻む。
底面に僅かな損傷が見られるが、まだまだ誤差の範囲内だ。]
(213) 2018/12/17(Mon) 15:01:38

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》



 死ぬのと同じ生自体が、滅びだっていうのに――!

[鷹揚というか、わたしに突っ込まれるのって相当ですよ?
 それにしても、これでもノーダメというなら――]
(214) 2018/12/17(Mon) 15:43:10

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》




  ――ならば周りから台無しにしてやろう。


  来たれ! 我らが夜《ヨル》よ!
  無の落とし子、千なる夜《ミルフィーユ》よ、
  大地を埋め尽くせ――!



[――ステージを変えてあげましょう!
 ふわりと。
 夜色ノ外套《ナハトムジーク》が舞い広がる――だけでは済みません。
 明らかに布地の限界を超えて、急速に広がり続けます。
 それは地を這い、宙を舞い、二人と..。o○☆○o。..:*゚スピカ*:..。o○☆○o。《スピカ·シャイニングスタァ·バーニングハート》さんを包みます。
 ――まるで闇そのものが溶けたような、
 夜《ヨル》が世界に降り沈むのです]
(215) 2018/12/17(Mon) 15:44:25

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

[☆――]


[その夜には、星がありました。
 眩しいくらいの無数の輝きがわたしたちを包んでいます。
 その奥には、大きな満月も煌々と照っています]



  この夜は我らが千なる夜。
  そしてこの星は、今までに貴様が我らに墜としてきた光だ。
  ――だが今は、我らが強奪した、我らの輝き。我らの光。
  そして星とは――星座を紡ぐものだ。



(216) 2018/12/17(Mon) 15:45:04

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》

[☆――☆――☆――☆――☆]


[星が、蠢きます。
 矢を番える星、剣を手に駆ける星、咆哮轟く獅子の星――。
 星が集まり形を成し、様々な星座を創り上げます]


  昏き夜に身を沈め、
  自らの煌めきだったモノに灼かれるがいい!



(217) 2018/12/17(Mon) 15:46:06

【人】 夜のみなしご 千夜一夜《ミルフィーユ》




 *・゚゚・*:.。..。.:*・゚夜空煌メク黒輝ノ昏星・*:.。. .。.:*・゚゚・*




[――なんかやっぱりわたし達の方が悪役っぽいセリフじゃないです?
 なんて「わたし」の思いなど関係なく、声と同時、様々な人間や獣の形をした星座が、..。o○☆○o。..:*゚スピカ*:..。o○☆○o。《スピカ·シャイニングスタァ·バーニングハート》さんに襲いかかります!
 矢が脚を狙い、剣が細い首を、毒喰らわせようと蠍の一撃も閃きます!*]
(218) 2018/12/17(Mon) 15:46:55

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

そもそもだ。
そもそもの仕組みからこの世界は誤っていたのだ。

その過ちを享受し、今まで背を向けてきた滅びに向き合う刻が来たまでのこと。

星継ぎの儀の聲が聴こえたであろう!
あれを存続させようとするイシ、それこそが瑕瑾である!!

[初めから間違えていて、初めから壊れていた。
今、その罅が割れそうな刻なのだ、と。
そう吼えて]

本来すべて消え去るものを、そうならずに済むというのだ。
慈悲深いというものだろう。
(219) 2018/12/17(Mon) 16:13:56

【人】 セカイに煌めくはただ一人 スピカ

ほう、これが外套《ナハトムジーク》の力か。

[覆われる闇。
その中にあっても、神殿は煌びやかに輝く。
輝き続ける。]
(220) 2018/12/17(Mon) 16:14:17