人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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 ………僕には分かる

 最期の言葉を告げた時の君の表情
 抵抗しない『塔』を見ていた時の僕の表情
 
 そういう時の表情に、それぞれ似ていた

 似ていて、同じ匂いを感じる
 そんな表情だって、それだけだったけど
 あまりにも、似ているように感じて

 『塔』、君はまさか
 また……
逝こうとしているのか?

 

【人】 XVU『星』 エト


[───また何か、感じました。
とても、不安な気持ちに包まれるような。

やはり感じるものは遠くはありますが
『星』の意志……なのだと思います。

消えてしまったのではと思いましたが
まだ残ってくれていたようです。
或いは……意地の残り、でしょうか?

そんな事あるのだろうか?とは思いますが
あるとすれば…『塔』の君への、未練から?]
 
(191) 2022/12/24(Sat) 2:51:20

【人】 XVU『星』 エト


 ……ユグ、すみません
 様子が気になる人達がいるので
 少し、話をしに行ってきます

 人は呼んでいきますが
 落ち着くまでは、ゆっくりしているんですよ?

 今度、星を見ながらお話でもしましょう

[背中をぽんぽん、お別れの挨拶代わりにした後
近めの所から見ていた職員に手を振ってあぴーる
彼を託して、エトはその場を離れました。

星見の話については、深くは考えていません。
元気になってほしさから出てきた言葉でした。]*
 
(192) 2022/12/24(Sat) 2:55:38

【人】 XVU『星』 エト


[そうして向かった先は、件の二人の元です。]

 こんにちは、プロセラ、ヒナギク
 少し…様子が妙に見えたもので
 ふらっと来ちゃったのですが…

[すたすたと二人の目の前まで歩いていき
一先ずは、話しかけてみる事にしました。

……漸くにして、話す機会が訪れているのですが
どう話して行ったらいいのか
ここに来ても、まだ纏まってはいなくて。]
 
(193) 2022/12/24(Sat) 2:58:12

【人】 XVU『星』 エト


 
ん〜〜


[※ちょっとだけ思考回しちう、少々お待ち下さい]
 
(194) 2022/12/24(Sat) 2:59:47

【人】 XVU『星』 エト


 どうしてヒナギクは
 そんな悲しげなのでしょうか

 どうしてエトは
 今の君達を見ていて、こんなにも不安なのでしょうか

[思考タイム終了後
どちらに聞くでもなく
出てきた言葉はそれでした。

どうしてこんな言葉が出て来るのか
エトにもよく分かっていませんでした。]
 
(195) 2022/12/24(Sat) 3:01:18

【人】 XVU『星』 エト


 エトは、プロセラと友達になってみたいと
 初めて会った時から、思ってはいました
 『星』の心があるから…ではないんです
 知り合うきっかけはそれかもしれませんが
 エトが、そうなりたいと思ったのです

 でも、どうやったら友達になるのか
 やり方が分からなかったのです

 だからヒナギクはすごいです
 君とよく一緒いるの、知っています
 それに安心したり、ちょっと心がきゅっとしたり
 とにかく、良いなと思うんです
 
(196) 2022/12/24(Sat) 3:02:11

【人】 XVU『星』 エト


 でも、そのヒナギクが
 今はとても、悲しげな顔をしています

 エトも、そんな顔になる気持ちが
 どうしてか、分かりそうな心があります

 "また"行ってしまうつもりなのか?
 何故か、そんな言葉が頭に浮かぶんです

[何を言っているのか、分からないかもしれません。
エトも、どうしてこんな事を言っているのか
よく分かっていませんでした。

でも、考えていても上手く話せない気がして
思うままに話してみる事にしたのです。]
 
(197) 2022/12/24(Sat) 3:02:41

【人】 XVU『星』 エト


 ねぇプロセラ
 もし…もしも、ですが
 黙って、何かをしようとしているなら
 それを話してみるだけでも
 ヒナギクは、悲しくならないかもしれません

 エトも……
 浮かんだ言葉は気のせいだと思いたいんです
 君に、どこにも行ってほしくない

[事情も、何も、把握しきっていないまま
途中から混ざり込んで、勝手に話してしまっていて
もしかしたら二人をぽかんとさせるかもしれません。

それでも、これまで色々が
何か違う形となって放出された結果でした。]*
 
(198) 2022/12/24(Sat) 3:04:09

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 食堂/シトラとの ──



[ 五月雨の謝罪をきちんと受け止めて、
 それらひとつひとつに誠実に返そうとする眼差しが
 そっと向けられると、自然と背筋が伸びる。
 
 か細くも丁寧に紡がれていく言葉に耳を傾けて、
 薬の一件を言及されれば苦笑し「反省してる」と、
 返そうとして──ふと違和感に止まる。

 ぱらぱらと投げたものを丁寧に拾ってくれるのを
 暫くは黙って受け取って。 ]


  ………………うん、そうだね。
  流石に断片的過ぎたから、ちょっとまとめるね。


[ ううん、と視線を落として一瞬考え込む。
 ……うん、やっぱりこれしかない。これしか知らない ]
 
(199) 2022/12/24(Sat) 3:05:49

【人】 『箱庭の神』 ヴェルト

 
[ 「帰してやれない」のだと神が聞いたのは、
  別に優しさからではありませんでした。
  後で帰りたいなどと言われても困るからです。
  一度は捨てることを選んだものです。
  最後までいらないと突き放すなら、
  それはそれで自然なことだと思っていました。

  神はクロの考えは分かりません>>123
  分かろうともしません。
  神とはそういうものですから。

  けれど、彼が、それを受け入れる>>124というのなら、 ]
 
(200) 2022/12/24(Sat) 3:06:01

【人】 『箱庭の神』 ヴェルト

 


  “ それを言うためにここに来たんでしょう? ”



[ 受けて立つよ、とでも言うように、
  少年の姿の神は言いました。
  いいよとは言いましたが、
  素直に聞くかどうかは分かりません。
  神とはそういうものなのです。……今は。 ]



  “ いいよ、友達きみだから ”



[ 少年は笑いました。
  帰しはしないけれど、
  友達の頼みですからね。
  それくらいは、してあげてもいいと思えました。* ]
 
(201) 2022/12/24(Sat) 3:06:09

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  シトラは、アリアが大好きなんだよね?
  で、アリアもシトラが大好き。
  お互いが一番で、とても大切で、かけがえのない人。

  ……という、私の認識を前提としての話なんだけど。

  大好きな人の時間は確かにその人のものだけど、
  でもそれを他の人に傾けるのを知ったら、
  本当はちょっと嫌だったり寂しかったりしないかな?
 
  ……だから、アリアが駄目患者に振り回されてるの、
  ヤキモチやいちゃう気持ちはわかるし申し訳ないなって
  思っての謝罪…………でした。

  きっと、私がやらかした時は随分心配かけたから、
  そんなアリアを見ていて辛かっただろうし、多分……
  「どうしてあなたがこんな顔をさせてるの」って、
  私なら思うから…………嫌だったよね、本当にごめん。
 
 
(202) 2022/12/24(Sat) 3:06:34

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ 羨ましい、妬ましい ……悔しい。
 自分ならそう感じたんじゃないかと思う。
 彼女の本心まではわからないけれど、
 そんなの面白くなかったに決まってる。

 やっぱり謝れてよかった。
 あの時まではアリアに心配をかけたことだけを申し訳ない
 と思っていたけれど、アリアの大事な人にまで要らぬ心労
 をかけていたとまで思い至れなかった。 ]


  仮定と当て水量だから、
  見当違いならまた謝らなきゃだけど。
  考えてたのはこういうこと。

  アリアの気持ちも何にも知らないし、
  何にも聞かなかったから。わかったつもりなだけ。
  ……私と彼女の距離は、思ってる以上に遠いと思うよ?


[ 友達というよりは一方的で、憧れる気持ちに近かった。
 今まではそれでよかったし、
 これからもそれでいいと思ってる。 * ]
 
(203) 2022/12/24(Sat) 3:07:03

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  好きじゃなかったのか。どうして?

  ……なるほど。
  気にしなくても、いつでも僕は君を選ぶから大丈夫だよ。
  昨日は心配してたんだよ、ずっと。


[ エーリクと二人になった廊下で語る。
 続く言葉を聞けば、嫉妬のようなものだろうか。>>29
 すぐに嬉しい、と出て来たので穏やかに微笑み返し]


  いや、何だか踏ん切りがついたように見えて。
  どうであれ、今日から世界が変わっていくだろうからね。
      

[ 話題が神とのふれあいの件になると
 逆に僕の方が苦い顔をするかもしれない。

 食事に関しては、昨日の帰りが遅くなったこと、
 目覚めも悪かったことから
 がつんと食べたい気分だった。>>30
 レストランに行くと聞けば歓迎、その足で歩き出す。]
 
(204) 2022/12/24(Sat) 3:27:30

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 街へと向かう道、幸いこの近辺は
 被害があまり出ていなかったのか大雨程度で済んだらしく、
 レストランも通常通り営業していた。
 運ばれたハンバーグ定食を堪能しながら
 昨日の出来事を、相槌を打ちながら聞く。]


  ……あの時、エーリクとシトラが一緒に居て
  一緒に泣いている姿、実は見えてたんだ。

  本当なら僕が手を差し伸べに行かなければいけないのに
  行けなくて、自分が情けなかった、と後悔してね。
  シトラがいてくれて良かったよ。
  シトラにとっても、エーリクがいてくれて良かった。
 
  優しいシトラが言いそうなことだね。 
  でも、良い結果、満足のいく結果を出せたなら良かった。 


[ 何も出来ずとも声だけでも掛けていれば>>31
 少しでも安心させられたのかもしれない、と未だ思う。
 この件については、シトラに会った時にも謝るつもりだ。]
 
(205) 2022/12/24(Sat) 3:27:47

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ チェレスタとの話を聞けば、表情や感情が
 普段より出ているような感じがして>>31>>32]

 
  ……チェレスタがそんなことを言っていたのか。
  でも、分かり合えたなら良かった。

  実は、僕も同じようなことをしてね。
  最後かもしれないから、と
  タナトスと腹を割って話をしてきたんだ。

  うん、僕も君も、もちろん皆も。
  降った雨もいつかは止むように
  生きていれば、きっと必ず良いことがあるから。
   

[ チェレスタにエーリクが綺麗だと言っていた、と
 伝えておくよと穏やかに笑う。

 彼と同様、昨日の出来事を語る姿は
 僕から見た彼の姿のように
 窓から覗く雨上がりの青空>>205の如く
 晴れやかに見えたかもしれない。>>33]
 
(206) 2022/12/24(Sat) 3:28:56

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ この先の話になると、表情に真剣さが戻り
 彼の顔をじっと見て、聞く]


  僕はそうは思わないかな。
  神がああ言った以上、暫くは僕達に干渉しないと思う。
  少なくとも、僕達の世代が生きている間には。


  僕達は人の親から生まれたただの人間なんだ。
  だから、自由に生きる権利はあると思う。

  ……いや、あるんだよ。 


[ 隔離されていた方が安全、には願望を込めた否定を。

 次の世代の証持ちがまた生まれることがあれば
 同じように苦しむ思いをすることは無くなって欲しい。

 それはこの代で証持ちとして生まれた使命であり
 解決を後回しにする者としての責務と考えているのは
 今も変わらない。>>2:137]
  
 
(207) 2022/12/24(Sat) 3:29:21

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  ……そうだね。 
  僕も小さい頃には、家族で旅行もよく行ってたから
  洋館に来てから世界の広さを実感できなくなっていた。

  世界は広いから、自分の足で回り目で見て知りたいし
  エーリクがまた役者に戻るなら、
  舞台に上がる時は必ず呼んでね。
  ……いや、絶対に行くよ。


[ 君が未来への願望、夢を語る姿は
 朝露を浴び芽吹いた植物のように瑞々しく>>36
 僕が今まで見た君の表情の中で、一番“生”を感じられた。]
 
(208) 2022/12/24(Sat) 3:29:48

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  もし、僕に手伝えることがあるなら何でもするから
  遠慮なく頼って欲しい。

  僕達は、そんな薄っぺらい関係じゃないだろう?

 
[ 君が在るべき場所で、有るべき姿で輝く時を見てみたい。
 穏やかで優しい月の光が放つ光を。

 もし君が黙って消えようとするならば
 君の光を支える影となり、
 帳となり覆い支えることが出来れば良い。

 魂に、痣に刻まれた絆は離れても消えはしないのだから。
 はいさようなら、で関係を切る心算は毛頭無い。*] 

 
(209) 2022/12/24(Sat) 3:30:09

【人】 XII『吊された男』 ユグ

――エトと:玄関ホールで>>186――

大、けほっ、丈夫、です……

[まだ完全には呼吸が整わないが、エトにあまり迷惑をかけるわけにもいかない。
 そう思うのに、立ち上がれはしないし縋ってしまうし、大丈夫でないのは伝わってしまったろうか。

 背中に触れる手が温かい、と感じるくらいには身体が冷えている。
 酸素も血もうまく巡らず、ひぅひぅと喘いで。]
(210) 2022/12/24(Sat) 4:54:15

【人】 XII『吊された男』 ユグ

[落ちた涙は、心が揺れているのか呼吸の乱れによる生理的なものなのか、自分でもわからない。
 ただ苦しくて、苦しくて、気づけばエトの服を濡らしていた。
 心配させてしまったのか、大丈夫、ちょっと悲しくなっただけ、とこちらを落ち着けるような言葉が並ぶ。
 それにまた目元が熱くなるのだから、やっぱり感情が壊れてしまったような感覚がある。

 暫く、そのままーー背を撫でる手の優しさに甘えて、その場に蹲っていた。
 しっかり生きている姿を見せないといけないのにこんなことではだめだと思いつつ、穏やかに話すエトの言葉に、次第呼吸も静かになっていく。]
(211) 2022/12/24(Sat) 4:54:56

【人】 XII『吊された男』 ユグ

ありがとう、だいじょうぶ、です、

[>>192気がかりがあるからと離れるエトに、今度こそ先より穏やかな『大丈夫』を返す。
 呼んでもらった職員は驚いた様子だったけれど、すぐに水をグラスに汲み持ってきてくれたこともあって、ようやく深く息をした。

 約束ひとつ別れたエトのことを視線で追いながら、職員の補助を受け自室に戻る。
 少し眠りましょう、と言われれば、頷く以外の選択肢は許されていなかった*]
(212) 2022/12/24(Sat) 4:56:14

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[自分がここに居ることで、何か変えられたらいい。
変えられないかもしれないけれど、少しでも良い方向に行けたら……とクロは思う。>>201

そうして、承諾を得られたならば、神から少し離れて、シトラのノートを開き、ページを一枚破る。机がないのでお行儀が悪いが、寝そべって書くかたち。]

…………。

[途中、何度か目元を拭う。
生まれた村から離れる時は、全然悲しくなかったのに。
親しい人と二度と会えないかもしれないという事実は、こんなにも悲しい気分になることをクロは初めて知った。

嬉しい出会いも悲しい別れも、教えてくれたのは証持ちの仲間たちだ。じわじわ滲む涙を堪え、何とか書き上げる。]
(213) 2022/12/24(Sat) 9:02:18

【人】 ]『運命の輪』 クロ

Baa, baa, black sheep,
(めえ、めえ、黒羊さん、)
Have you any wool?
(羊毛はありますか?)
Yes, sir, yes, sir,
(はいはい、ご主人様、)
Three bags full;
(三つの袋にいっぱいありますよ。)
One for my master,
(一つはご主人様に、)
One for my dame,
(一つは奥様に、)
And one for the little boy
Who lives down the lane.
(一つは路地に住む坊やのために。)


[小さく歌う声は、祈りにも似て。
あの日に引いたおみくじを、折りたたんだ手紙に挟む。>>2:265>>2:a62
(214) 2022/12/24(Sat) 9:03:07

【人】 ]『運命の輪』 クロ

[やがて、出来上がった手紙を神に託せば、洋館へ送られただろうか。多分わかりやすいのは僕の部屋かな?と提案したが。

そして手紙が消えていけば、ほおっと息を吐いて。]

……神様、ごめん、肩借りてもいいかなあ。
大丈夫、今だけね。

今だけ……

[許されたなら、その肩にこてんと頭を預け。
三年前に声を張り上げて泣いていた少年は、今度は静かに泣いた。

こうして、神様の元には証持ちの子が一人、帰ってきたのだ。**]
(215) 2022/12/24(Sat) 9:05:01

【人】 ]『運命の輪』 クロ



 アリス シン キュリア シャルレーヌ シール
 カルクドラ クリスタベル トリス マドカ アリア
 フォルス ユグ タナトス シトラ ゼロ プロセラ 
 エト エーリク ヒナギク チェレスタ へ


 僕は箱庭に行きます
 神様と友達になっちゃった すごいでしょ
  
  
 いっぱいいっぱい ありがとう
 僕は みんなが大好き
 みんなのいる世界が 好きです
  
                  クロより


 P.S.最後に幸運届けるよ 
   
   きっと皆も世界も大大吉!!!      』
(216) 2022/12/24(Sat) 9:07:44

【人】 XI『正義』 マドカ

 

     ————あぁ、


 
[神様の言葉>>4:3を聞いて初めに零れ落ちたのは、
 
確かな
絶望


 
間違いを指摘されてもなお、
僕は『僕』を曲げることができない。

 僕は『僕』の生きられる場所を求めて、
 世界の終焉を望んだし、箱庭を願った。

 けれど、出された結論は、そうじゃない。
 
 ……わかっていた、きっと。
 『人の子』ならば。

 きっと、神様にはわからない。
 神様にとって僕らは『証』もつ『愛する子』だから。

 本当は、どちらだったのだろう。

 僕たちは……

 『証持ち』
人ならざる者
だったのか。
 それとも……
『人間』
だったのか。]
(217) 2022/12/24(Sat) 10:59:02

【人】 XI『正義』 マドカ

[心臓が苦しくなる。
 ぞわぞわと、皮膚が粟立つような悪寒がする。

 僕たちは、僕たちは……

 『証』を持つだけの、『人間』だったのか。

 どんなに拒絶しても、その『現実』は目の前にあった。

 他の『証持ち』達によって、そして神様の口から、
 その事実が証明されてしまった。

 それはまごうことなく『絶望』だった。

 『証』を持つだけの『人間』達が、
 それ以外の『人間』達に迫害されることを、
 赦す世界。

 けれど迫害されてきた『人間』たちは、
 それでも自らをはじき出した世界を赦す。

 滅茶苦茶だ。気持ち悪い。寒気がする。

 この感情の、表現のしようがわからない。]
(218) 2022/12/24(Sat) 10:59:20

【人】 XI『正義』 マドカ

[ それが、
『君たち』
証持つ人間たち
の選択なんだね

 どうして、わからない

 こんな世界は、
君たち
にとって不幸せではないの?

 どうして
君たち
は、

 この世界と共に生きようとするのだろう


 わからない、

 わかってしまう、

 いやだ、わかりたくない、

 わかってはいけないとおもうのに、

 わかるのだ、だって、ほんとうは、
だって………… ]
(219) 2022/12/24(Sat) 10:59:40