人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 XI『正義』 マドカ

幸いな
不幸な
ことに、胃の中は空っぽだった。

 幸いな
不幸な
ことに、手元にはナイフも毒薬もなかった。


 さようなら、と貴方
神様
が言う。


 いやだ、捨てないで、置いていかないで。
 
 僕の中で僕自身の・・・・魂が叫ぶ。

 けれど僕は、そこから一歩も動けぬまま。
 自分の身体なのに、自分の意思では指先一つ動かせない。

 貴方の……否、ヴェルトの身体が崩れ落ちる。

 僕は呆然と、その姿を見つめていた。*]
(220) 2022/12/24(Sat) 11:01:22

【人】 XI『正義』 マドカ

―― 4d以降のヴェルトへ ――

[僕は君の傍に、膝を抱えて座り込んだ。
 
君が一人で座っているか寝ているかしている時を、
狙って僕は近づいた…というより、
その時しか近づけなかったんだ。



     ……ヴェルト。
     君は、神様の『気持ち』を覚えてる?


[僕の『気持ち』はといえば……

 多分、親とはぐれた幼い子供のそれに近かった。]
(221) 2022/12/24(Sat) 11:02:01

【人】 XI『正義』 マドカ

[ “ あの時 ” を境に、
 確かに僕の中から消えていくものはある

 けれど、例えば木が枯れた時、土の中に遺る根のように
 僕自身に深く根付いた魂は、
 跡形もなく消えるなんてことはない

 深く絡みついたからこそ、消えてはくれないものだった

 僕はもしかしたら
 今後『平等』を誰かに押し付けなくても
 生きていけるのかもしれない

 自身の肌を掻きむしらなくても、
 息ができるのかもしれない

 けれど、だけど、だめなのだ
 今だって、まだ、ずっと
 この世界への違和感は、消えてはくれない

 そして、
 『証持ち』から魂に刻まれた『証』が消えたとして、
 肌に刻まれた『証』が消えない以上、

 きっと、
 『人間』はやっぱり『証持ち』を否定するのだろうと
 そう思えば、余計に僕は、『人間』を否定せざるを得ず

 その刃はきっと、いずれ、
 ただの『人間』だった自分へと向いてしまう]
(222) 2022/12/24(Sat) 11:03:05

【人】 XI『正義』 マドカ

[僕の預かり知らないことだけど、

 過去の『正義』の証を持つ子供たちも、

 皆そうだった

 最期は決まって、

 自分自身を裁くように、その生を閉じてきた]
(223) 2022/12/24(Sat) 11:03:23

【人】 XI『正義』 マドカ

 
   僕は、思うんだ。

   22人の『証』が揃っても、世界は滅びなかった。

   そう言う人も、いるのかもしれない。

   けれど、それよりずっと多くの人間が、

   22人の『証』が揃ったことで、災厄に見舞われた、

   ……って、思うんじゃないかな、って。

   結局『人間』というものはどうしたって、

   理不尽の理由を求めている。

   ……理由が無いから、理不尽なんだけどね。

   理由がないままだと怖いんだ。

   いつ、また起こるかわからないのは、怖い。
 
(224) 2022/12/24(Sat) 11:04:04

【人】 XI『正義』 マドカ

[僕は小さく笑う。
 僕は何もかもを、諦めていた。
 『人間』のことも、この世界のことも。
 もう、何一つ期待する気はなかった。

 だけど……君にはひとつ、期待しても良いかな。]


    僕、箱庭に行くよ。
    神様と、共に行く。

    だから、機会があったら誰かに伝えてほしい。

    もう、『正義』の証はこの世界に現れない。
    もう二度と、22人の証はこの世界に揃わない。


[そもそも今後、『証』が生まれ変わるのか、
 新たな誰かの肌に刻まれるのか、
 多分刻まれないんだろうなってこと、
 僕らにはわかっても、きっと『人間』には分からない。

 もっと、分かりやすくてシンプルな安心が必要だ。

 教会の人間さえ納得してくれれば、
 後は彼らがどうにかしてくれるんじゃないかな。

 『世界』の君が、この世界から、
 『証』を刻まれて生まれた子たちを護ってよ。]
(225) 2022/12/24(Sat) 11:04:38

【人】 XI『正義』 マドカ

[贈った小さな張り子人形を手に喜んでくれた
                  『愚者』
アリス

 あの日、抱きしめたら逢いたかったと泣いた
                  『運命の輪』
クロ

 ノートと鉛筆だけじゃない、僕から言葉を受け取った
                  『太陽』
ヒナギク

 休みの日に焼いたパンケーキを頬張っていた
                  『吊るされた男』
ユグ

 いつかの夜同じ唄を口ずさんだ
                  『審判』
チェレスタ


 彼らだけじゃない、
 僕が傷つけてしまった人たちも、みんな、ほんとうは

 大切な、大切な仲間だった

 ごめんなさい、って、言うことはできないけれど、
 
そもそも謝って許されることではないけれど

 僕は最後まで、僕が間違っていたと認められないけど、

 君たちの幸せを、僕は願っています
 
君たちが不幸にならないことを、僕は願っています
(226) 2022/12/24(Sat) 11:07:01

【人】 XI『正義』 マドカ

 


     君にだけは伝えるね、ヴェルト

     おかえり、

     そして


     
さようなら—————、
*

 
(227) 2022/12/24(Sat) 11:07:33
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。
(a3) 2022/12/24(Sat) 11:28:06

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

── 彼と >>182 ──




  ……やあ、やっと名前を間違わなくなったね?
  『魔術師』


[ いつかの続き>>3:277 のように振り返り、笑う。
 意趣返しのように、もう彼のものでない名を呼ぶ。 ]

 
(228) 2022/12/24(Sat) 12:52:11

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  大変な時にわざわざありがとう、と言っておくよ。
  けど今を逃したら、
  君とは永遠に話が出来なさそうだったからね。


[ 硬い声で言葉を綴る。
 煽る様な攻撃的な言葉選びは、
 年季が入った臨戦態勢の様なものだ。

 いつだってそうだった。
 気に入らなくて
怖くて
嫌いで遠ざけたかった。
 多分…『恋人』としてはそれで十分だった。
 >>3:/63>>3:/64

 ……でも“わたしたち”は違った。
 そしてそうしたのは誰あろう眼前のこの人だ。
 主張がどれだけ正当であったとしても関係ない。

 直接届けられた返答は少し意外なもので、
 けれどこの後に及んで「それ」が出てくるのなら、
 やっぱり永遠に分かり合えそうにない。 ]
 
(229) 2022/12/24(Sat) 12:52:38

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  ……ああ、よかった。
  ベルちゃんも大事なんて肯定された日には
  どうしてやろうかと思った。

  それは「ここの皆が好き」を貫き通したかった?
  ああ君のそういうところが嫌いだったよ。
  嫌いなものを嫌いと素直になることさえ出来ない?
  そのくせ好きとも偽り通すこともしないで。

  私は君を避けただろう?
  なるべく視界に入らないようにもした。
  なのにどうして?
  ベル否定肯定しなければ、
  君なんてどうだってよかったんだ。

 
(230) 2022/12/24(Sat) 12:53:03

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 自然と声が上擦る。
 ずっと押し殺してきたものを叩き付けるように。
 どうしてと問い飽きた過去に引き摺られて頭が痛む。
 慣れない感情の発露に視界が歪んでくるけれど、
 彼じゃないなら別に涙くらい見せたって構わない。 ] 

  
  君がベルと呼ぶ度に、
  「君は可哀想な女の子だね」って
  嘲笑われている気分だった。
  いつだってわたしたちの存在を否定して、
  生きるのを許されなかったベルが、
  嫌がらせそんなことために存在を肯定される気持ち、
  君にはわからないだろうね?

  いっそ言ってしまえばよかったんだ。
  わたしたちなんて偽物なんだって。
  だったら、私だって、
  君の笑顔の方が偽物だって、酷いことを言って……

  …………それで、喧嘩して、もうお話もしない。
   それじゃ、だめだったの?
   どうして放っておいてくれなかったの?

 
(231) 2022/12/24(Sat) 12:53:50

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ はたり、と
 いつかの少女の嘆きが床に落ちる。 ]


  …………わかってる。
  結局あなたは何も間違ってなかった。
  私はベルで、クリスタベルじゃない。
  わたしたち なんて幻想で、何もかも嘘だらけだった。

  私はただ自分を守るために、
  私の間違いを、間違いだって言われたくなかっただけ。
  だから、これは全部八つ当たり。
 
 
(232) 2022/12/24(Sat) 12:54:23

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 悪い人ではない。
 多分世界中、『恋人』以外には誰にでも。
 フォルスの言葉でそれは納得している。
 でも私たちは相容れないものだったから仕方がない。

 『魔術師』に引き摺られ、『恋人』を嫌い、
 たとえ今、そんな気持ちがなくなっているのだとしても、
 抗えぬままにそうしてきた自分を許せないのではないか
 とも思ってる。


 ── それは何と言うか、可哀想・・・だと思った。


 だからここで嫌われるのは通過儀礼の様なもので、
 そんな気持ちをメルロン片手に親友に打ち明ける
 なんて奇跡が起こったなら、
 フォルスへの恩返しになるだろうか。>>2:285

 この日がメルロンを食べる度に苦く思い出されるなら…
 なんていうのは、都合が良すぎるかもしれないけれど ]
 
(233) 2022/12/24(Sat) 12:55:16

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 
 
どうして、に答えはあっただろうか。
 一方的な主張に、反論は、苦情は、あっただろうか。
 溜めていたもの全部言いたい放題言ってやったのだから、
 こちらも耳を傾ける覚悟はある、つもりで。
 沈黙するならそれでも構わない位には言ってやった、し。


 そうしてふと、投げた質問を返されるものだから、
 ちょっと面食ってしまった。 ]


  大切な人は、いるよ。
  自分の全てで幸せにしたいと想う人が。
 
  …………その質問ね、最初に手紙に書いたんだ。
  流石に白紙の手紙とお菓子の主はもう気付いてるよね?

  同じ気持ちを持っているなら、
  「私と同じように大切な人がいる人なんだ」って
  理解出来なくても共感出来たかもしれない、なんて
  その時は思ったんだよね。

  いつか聞ければって色々書いてみたけど、
  結局届かないインクでしか書けなかった。
  ……まあ、全部今更だね。

 
(234) 2022/12/24(Sat) 12:56:10

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ 最初よりも幾分か柔らかくなった声と言葉で、
 笑みさえ浮かべながら ]
 

  長々と付き合わせてごめんね?
  八つ当たりさせてくれてありがとう。

  あなたのこと大っ嫌いだよ、シン


[ 「でもあなたを大切に想う人に免じて許してあげる」
 なんて、絶対に言ってなんてあげないけどね。 * ] 
 
 
(235) 2022/12/24(Sat) 12:56:33

【人】 XIV『節制』 シトラ

── ユグさんと


[ みんなのことが大切で、
 大好きだと紡ぐユグさんの声を>>156
 控えめに頷いて同意を示しながら聴いていた。

 湯気で曇りかけている眼鏡の奥を覗き込めば
 その瞳は迷いと憂いの色を含んで見えた。>>157
 ユグさんの言葉はどれも真摯で、まっすぐだ。
 だからこそいま苦しい想いを抱えているんだろうなって
 そう感じたのは、わたしの胸の奥の痛みに
 重なるところを感じられた気がしたから。
 
 少しの間見つめてから、ふっと睫毛を伏せた。]


  そう、ですね……
  ユグさんの思う幸せと、
  わたしの思う幸せも……違って、いて。

  ……わたしは、世界はなくなっては欲しくないって
  思っていました……し、
  もし、わたし以外みんな箱庭に行く……って、言われても
  すごく悩んでた……と、思います。

  …………また わたし『節制』が壊してしまったら
  どうしよう……って、怖れてた、から

  
(236) 2022/12/24(Sat) 13:29:39

【人】 XIV『節制』 シトラ



  わたしも悲しませてしまってたのかも、しれません。
  みんなのことを大切に想ってくれている
  優しいユグさんのこと。


[ みんながひとつになることの難しさを改めて実感する。
 同時に、それでも語り合える今という>>158
 奇跡のようなひとときの、ありがたさを。]


  はい。……もし世界が崩壊してしまっていたり
  ユグさんが箱庭を選んでいたりしたら
  いまのこの時間は、なかった時間だと……思うので。
  わたしの送ったメッセージを、見て
  ユグさんが足を運んでくれたから
  こうして、またお話できていて……

  ……今まで
  みんなと一緒に居られるのが、
  いつの間にか 当たり前になっていて

  忘れかけてしまって……いたん、ですけど
  贅沢なことだったんだ、……って。

  ……そう、思って、ます。

   
(237) 2022/12/24(Sat) 13:29:55

【人】 XIV『節制』 シトラ


[ 自分に言い聞かせるようにも聴こえたかもしれない。
 そうしないと、せっかく堪えていた涙が
 また溢れ出てきてしまいそうで。]
  

  きっと……みんな
  こうしている間にも、
  それぞれの道を 選んでいて

  少なくとも、
  今まで通りではいられないんだろうな、って
  思うと………………

  ……そう、ですよね。
  叶わないとわかっていて
  願い続けるのは、…………苦しい。


[ 胸元、痣のある辺りをぎゅっと抑えた。
 魂をじりじりと焦がすような傷みが薄れても
 確かに残っている痛みが、ここにある。

 みんなのことが大切で、大好きで
 離れがたいと思うからこそ感じる痛みだ。]
 
(238) 2022/12/24(Sat) 13:30:01

【人】 XIV『節制』 シトラ



  ユグさんが、みんなを大切に想ってくれるように
  わたしも、ユグさんを大切に……想う、ので

  少し苦しいって、感じてしまうのであれば
  その気持ちは一旦 ここに、置いて
  願い続けることを休憩してほしい……とも、思います

  ユグさんが苦しく感じてしまうのを
  悲しいって思う、わたしも……いて

  ……そう思うのは
  わたしだけじゃない、とも 思う……ので。


[ もしかしたら、今この瞬間にも箱庭へ向かって
 もう二度と逢えないひとも居るのかもしれない。
 そのひとたちの気持ちも理解できてしまうから
 止めることはわたしにもできないし、したくない。

 ユグさんもきっと、そこまで考えた上で
 叶わない願いをもどかしく思っているんだろう。
 少し休んで、また願いたいと思えてからでは
 遅いとも思ってしまうのかもしれない。それでも ]
 
(239) 2022/12/24(Sat) 13:30:08

【人】 XIV『節制』 シトラ



  ……わたしは まだ、全然……
  これから先の、ことまで
  決められてるわけじゃ ……ないですよ。

  ただ、……すこしずつでも
  わたしから、変わらなきゃ……って
  そう思って……
  ホットチョコレートを、作ったんです。

  ユグさんは……これからどうしたい、……って
  もう、考えてるん……ですか……?


[ これをちょっと入れてみても美味しいんですよ、と
 オレンジピールを勧めてみせた。]*
 
(240) 2022/12/24(Sat) 13:30:15

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― 食堂/シトラと ――


[いらっしゃい、と言われた。>>149
なんだかお店屋さんに来たみたいだ。
「シトラのホットチョコレート屋さん」……ちょっと長い。
「シトラのチョコレート屋さん」がいいな。彼女はホットチョコレート以外も作れるのだし。

未来の約束のことは忘れていない。
だが、他に考えていることがどうしてもあった。
たとえば、チェレスタよりもずっと素直に、
世界が滅びないことを喜んでくれる人々のことを]


  うん、…………よかった。
  私はもうあの人たちとは会えないけど。
  ……あっ、悪い意味じゃないよ。
  今のところ無事だって連絡は来てるから。


[一瞬だけの言葉の足らなさをひそやかに反省すると、
ほわりと白い湯気を立てるカップを両手で包み込むようにして持った]
 
(241) 2022/12/24(Sat) 14:13:07

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  ……本当は、なにがなんでもみんなに会いたいけど。
  彼らのところにいる時に証持ちってことがバレでもしたら、
  彼らの身が危なくなっちゃう。
  今までは、どこかの町でバレても、
  別のところへ行けば終わりだったけど。
  世界がこうなっちゃったなら、ずっと追いかけ回されるかも。

  だから、……もう会えないって思ってる。


[本当に怖いことは別にある。
彼ら自身からチェレスタを拒絶されること。
だが、覚悟は一応決めているし、
メッセージ上の彼らはあまりにもいつも通りだから、疑うことすら野暮ったくなってしまう。
だから、一座の皆の身に危険がが降りかからなければきっと大丈夫だと。
笑顔で伝えようとしたのだけれど]
 
(242) 2022/12/24(Sat) 14:16:36

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  ……私には、もう、 
  ここのみんなしかいない……
の、かもしれない。



[告げた。その直後、あからさまに「えっ?」と言いたげな表情になった。
『審判』の魂が与えた最も大きな祝福は、
「ひとりでも大丈夫になる」という呪いおまじないだった。>>4:/12
それが魂の残滓ごと消え去ったからこそ、

自分の言ったことがにわかには信じられなかったが、
自分の耳はごまかすことはできなかった]


  ……って、駄目だよね弱音を吐いていちゃ。
  いろいろ、……大変な時なのに。

 
(243) 2022/12/24(Sat) 14:19:20

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[強がりを吐いている。
チェレスタの中に、世界を変えようという気概があったなら、
この強がりだって原動力になり得るがあいにくそこまでの発想がない]


  いろんなことが変わっちゃう。
  それでもこの世界で、生きていくって決めたし、
  滅びの瀬戸際で起こったことの中には、
  良かったことだってあったんだから……。


[ただ、思いの灯を絶やすことがないようにと。
そればかりを考えている*]
 
(244) 2022/12/24(Sat) 14:21:17
[それは『箱庭』が平穏だった頃の記憶─]

 新しい花…?

 良いでしょう。
 付き合いましょう。

 …こう膝枕をしていたら、
 あなたは花を愛でられないのではないですか?

 ………別に嫌と言ってはおりません。

 紫苑…、良い名ですね。

 
………『力』!! 大丈夫ですか?

 無茶は、しないでください。

………横になるのも悪くはないですね。

 空が遠く、花が近くみえます。
そうして、あなたが近くに感じられます。


 夢…なら、誰の夢かしら?…神様?

 …あなたはいつも楽しそうね。
ふふ…もちろん私も……。