【人】 楊 宇静あと、ティドゥやアイドルは何故? [突然降ってきた情報に振り回されてしまったが故に若干へそを曲げて立て続けに詰め寄る。 それでも。] ホムラ、背中大変そう わたし一個持つか? 楽器大事に持つのは出来るよ [穂村の背負った箱を見たならそう声を掛けるのは忘れずに。] (302) 2020/05/20(Wed) 20:48:00 |
【人】 世界の中心 アーサー* [ そりゃあもう、不機嫌を貼り付けている。 “捕まってしまった”というバツの悪さなんてない。 だって此方は悪くないもの!] (307) 2020/05/20(Wed) 21:58:37 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 割合、屋敷の中であれば、男は温厚で、 怒ることだって、不機嫌を露わにすることだって ほとんどないのだ。 珍しいと言える。 貼り付けた笑みも、今回ばかりは剥がれ落ちている。 随分と“御行儀の良い”おひめさまだった。 ──折角おとうさまが直々に招待したのに! まあ、要約すればそう言った文脈だった。 知らん。 誠に遺憾である。 そんな態度を欠片も隠しもしない主人に、 物腰穏やかな執事も諦感を滲ませている。] (308) 2020/05/20(Wed) 21:59:24 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 部屋に戻ってきた頃には、脚がふらつく思いであった。 キィンとした耳鳴りが未だ抜けない。 耳が遠いような気もしている。 後ろ手にゆっくりと扉を閉め、 すぅ…と 音のするほど息を吸い、 ] (311) 2020/05/20(Wed) 22:01:15 |
【人】 軍医 ルーク……もしあの薬を飲むのが嫌だと思うなら、 義手を使うな。 戦闘のことは領分の外、君の判断ではあるけれど、 それでも、だよ。 [ けれど、“使うな”と口にするときは真顔になる。 これまで何度言ったか覚えていない。 分かっては、いるのだ。 先の戦闘でこのうさぎがあの義手を使わなければ、 被害はより甚大なものになっていた。 もしかしたら、死傷者が出ていたかもしれない。 それを思うなら、ほんとうに、 自分が口を挟めることではないのだけれど。 それでもどうしても口に出してしまう。] (312) 2020/05/20(Wed) 22:01:22 |
【人】 世界の中心 アーサーこれだから“きぞくさま”は! [ …部屋に人がいるかも、全く確認せず、 扉を閉じた瞬間に恨み言だけを吐いた! 全てが忌々しいって顔だ。 鼻につく香水の匂いも、天気がいいことさえも! 曇った薔薇色が、 ようやっと私室を映した時、] (313) 2020/05/20(Wed) 22:01:59 |
【人】 軍医 ルーク記憶を取り戻せたら…… [ その言葉を、繰り返す。 それは、喜ばしいことのはずだ。 けれど、その言葉を口にしたときの彼の表情は、 いつものゆるやかな笑顔ではなくて、強張って。 ――まるで、何かを恐れているようにも見えて。 思考が一呼吸、遅れる。 呼吸をひとつ、忘れる。 記憶を無くしたものが取り戻すことを不安に思うのは、 理解出来ない心情ではない。 自分も知らない自分への不安、 いまの自分自身の存在を不安定に思う心理。 そんな一般論が頭を過り――… “変わってる僕は、少しは、マトモになるかも” 聞こえたその言葉に、口を開きかけ、噤む。 ……自分は、何を言おうとしていたんだろう。 ただ、何処かが酷く、痛んだ。 その正体も分からないまま、彷徨いかけた指先を握り込む。 変なことを言ったと謝られても、 首を横に振ることしか出来なかった。] (314) 2020/05/20(Wed) 22:02:13 |
【人】 軍医 ルーク[ 道すがら、飴を貰ったときのこと。 返って来た言葉に、くすりと笑う。] はは、それが魂胆かい? こういう味、かあ。 同じ味を作るのは難しいから、 そこは期待しないでおいて。 ああ、でも…… [ そろそろ、棚の中の瓶詰の果実は出来上がっている。 よく滅菌した瓶に詰めておけば、日持ちもする。 直接薬に混ぜ込むというわけにもいかないけれど、 薬の後にでも水で割って飲めば、 少しは後味もましなことだろう。 ――渡す心算なんてなくて、 きっと捨ててしまうのだろうと思っていて。 ただ、返された微笑みに、ふと。] あとで、いつでも都合がいい時でいいから。 お返しは、するよ。 [ そんな風に、口をついて出た。] (315) 2020/05/20(Wed) 22:03:01 |
【人】 世界の中心 アーサー──…おっと、 失礼。 全くうつくしすぎるのも問題だよ。 [ 執務机の卓上ミラーを覗き込み、表情の微調整。 すこぅし経てばいつも通り、 ──それでも何処か疲れたよな、 薄い笑み。] (316) 2020/05/20(Wed) 22:03:25 |
【人】 軍医 ルーク[ 目的の場所に到着する。 激しい戦闘の痕跡を残した荒れ地は、 直に目にするとそれは酷い有様で、 其処彼処に崩れた瓦礫や、建物の残骸が飛び散っている。 硝子窓の欠片を靴の先でつつき、ぺんぎんを持ち上げる。 尖った破片を足で踏ませるわけにもいかない。 ぺんぎんは、きゅう、と大人しく腕にしがみ付いた。] 木箱ではない、と思う。 そう、恐らくは金属製。 [ 以前研究所で見た、それと思しき部品の形状を思い出す。 その後すぐに、解析できない状態に陥ってしまったそれが 本当に通信機だったかは――… 『使用している場面を見た』のだ、 ほぼ間違いはないだろう。] (317) 2020/05/20(Wed) 22:03:35 |
【人】 軍医 ルーク[ ――途切れてしまったはずの何かが、強く軋む。 けれど、不意に横合いから聞こえたうめき声に顔を上げ、 振り返った。>>298] どうした? [ 様子がおかしい。 まるで夢でも見ているかのように、ぼんやりと彷徨う視線。 此処ではない何処かを見ているような、 此処にはない何かを見ているような。 まず過ったのは、強かったと言っていた薬の後遺症。 あるいは、義手の。 それとも、まさか――… 先ほどの会話の中で感じたざわめきが、 強く湧き上がる。 途切れ途切れのノイズ、 身体の内側を剃刀で引っかかれているような、 ――“不安” それを振り払い、肩に手をかける。 もし倒れでもしたときに、自分の力でどうにかなるかは 分からないけれど、 何があってもすぐに対応できるようにと。] (319) 2020/05/20(Wed) 22:04:58 |
【人】 軍医 ルーク[ 息をつめて、じっと様子を見守る。 四角い金属――通信機を探しているようではあった。] “あの怪物の作りなら、きっと”…? [ その言い回しに引っ掛かりを覚える。 聞きようによっては、まるで、 『機獣の構造を知っている』ように聞こえてしまう言葉だ。 歩き出したその後を追ってゆく。 真っ直ぐに向かった先、瓦礫片の影。 そこには、まるで彼を待ち構えてでもいたかのように、 しっかりとした造りの金属製の箱が、瓦礫に埋もれていた。 作業員の回収の折には、此処まで調べていなかったのだろう。 少し距離があり、物陰になっている。 ――作業員が見逃しているような、そんな場所。 こちらを振り返った表情は、いつものあの笑顔。 いましがたの様子が、何かの錯覚であったかのように。] (320) 2020/05/20(Wed) 22:05:56 |
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