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【人】 4年生 小泉義哉[ もしかしたら、 その他にも手紙は届いていたかもしれないが、 いずれにせよ―― みんな、ありがとうな。と心の中で呟きながら、 目を閉じて、届いた手紙を胸に抱える。 みんなと出会えて本当によかった。 次にもしまた会うことが叶うのなら、 みんなのことをもっと大切に思えるような 人間として出会い、 自分が死ぬことに決して満足しないような そんな人間でありたいと義哉は願う]** (438) 2022/09/19(Mon) 23:56:11 |
【人】 工藤美郷[ご飯時だからか、パン屋は繁盛しているようだった。窓越しに人影が見える。 ドアを開けようとした途端、中から子供が飛び出してきて、誰かの名前を呼びながら走っていった。友達がいるのだろう。] ………………。 [美郷は呆けたようにその子供を見送る。後ろの客から声をかけられて、やっと我に返って店内に入った。] (439) 2022/09/19(Mon) 23:56:19 |
【人】 工藤美郷[混雑していて、総菜系の甘くないパンはほとんど売り切れていた。しかし美郷の目的とするクリームパンはまだ売ってあった。 イートインコーナーに行く頃には、純さんも合流していただろうか。 美郷はパンを一口食むと、じっと考え込んだ。それから窓の外で遊ぶ子供たちに目をやった。 ちょうど隣の席を整えるためにやってきた店員に、] このパンはあなたが作ったのですか。 [確認すると、その通りだと言われた。少しだけ息子が手伝ったとも。 工藤は頷くと、] 遠い昔に、同じ味を食べた気がしました。 ……また来ます。 [そのように伝えて、再び窓の外に目を向けた。店員もまた同じ方向を見つめていた。 少年は太陽の光を受けて、力いっぱい遊んでいた。見ている間にも転んだ友達を励まし、あるいは喧嘩し、泣きながら仲直りをして、幼い感情を自由に放出しながら、空へ空へと成長していた。] (440) 2022/09/19(Mon) 23:57:25 |
【人】 工藤美郷[美郷は目を閉じて瞼の裏に小泉先輩を描く。小泉先輩は、美郷が見たことの無い、屈託のない笑顔を浮かべていた。 美郷は願った。彼の永遠の幸せを。] (441) 2022/09/19(Mon) 23:58:19 |
【人】 2年生 松本志信[電話がかかってきたのは、あの夢みたいに晴れた遅い夏の日で。 綺麗な青空が広がる、風の穏やかな日だった。 突然かかってきたものだったから驚いたけど。 丁度、そろそろオムライスもマシなものが作れるようになってきてて 今度の電話でそんな話でもしようかな、って思ってたところだったから。 泣き虫な彼の報告に、柔らかく微笑んで] (442) 2022/09/19(Mon) 23:59:56 |
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