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48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】
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― ピンク映画について(コソコソ話) ―
[ さっちゃんの知識欲、好奇心には脱帽である。
男子たちにロマンポルノを質問をしてたなんて、
私は知る由もなく。
ただ、ピンク映画を観たいと言ってたのを小耳に挟めば
先輩たちが言ってたように、一人では行ってはいけない。
と注意しただろう。――その心配は杞憂で終わりそうだけど
ちなみに知っていますか、
女性のためのピンク映画鑑賞ツアーがあることを。
――なんで、知ってるかって?
苦手を克服するには、
荒療治も必要かと思ったことがあったからだ。
――強い女性を目指す一環で
結局は勇気がでなくて行かなかったのだけどね*]
― B級映画 ―
私が思っている奴がB級なのか、分からないけど
低予算でも、良い作品はたくさんあるよね
『カメ止め』とか、
『CUBE』や『パラノーマル・アクティビティ』とか
[ ゴーストバスターズは、B級と言ったらいけない気がしてる。
ちなみに、邦画の『アイアムアヒーロー』を好き。
ゾンビもの王道的な展開もありつつ、面白怖かった。
カメ止めの話が、舞ちゃんから聞ければ、趣味が合うねと
また盛り上がった事でしょう。**]
── これはポルノ映画なのか ──
それって、等身大女性が愚かみたいな感じで嫌ですね。
確かにこれのグレイは完全な作り物っぽいですけど。
なんていうんでしたっけ、スパダリ?
[多分そういうのが求められているんだろう。
そういうのが、好きな人が多いのかなとか。
自分がアナのような女性にこの件で相談されたなら指差して笑って「あwほwかwやwめwとwけw」と、いちいち草を生やした話し方をしてしまいそうな気がする。
それでもだ。]
こんな風に、それでも苦悩してしまうのが本当の恋なんでしょうかね。
相手のマイナスなところも受け入れたくて悩んでしまうくらい好きになるのが。
でも、よく言いますけど「そこがなければ良い」は「そこがあるから悪い」じゃないかなとか思うんですけど、あー!わからん!
[非日常的なグレイの嗜好と、リアルなアナの悩みや葛藤。
それはわかる気がする。だがしかし、と抱えていたクッションをぽすぽす叩いた。]
えーでもこれ三部作ですよ?
まだ物語の3分の一らしいですよ?
でも最後まで見たら「結局こうなるんかい」って想像つくストーリーな気がしてはいますけど!
自分で買う気はしないですけど部費でならワンチャン!
[つまり自分で買う気は無かった。
懐が痛まないなら見ても良いかな、程度である。]**
─ ポルノ映画>>※23 ─
む……誤解を招きましたか。
グレイが想像上の、
何かしらのシンボルや理想に対し、
アナが等身大というだけで、
男女の立場が逆になっていれば、
今度はグレイが愚かになってたでしょう。
作者が女性というのが関係者しているかもです。
[男女のどちらが愚かなのかという話ではなく、どちらかが現実的で、どちらかが想像というだけの話。]
どうでしょうか。
ヒットした理由が共感ならば、
もしかしたらそうなのかも知れません。
[グレイの性的嗜好についていけなくなったアナ。確かにそれは、まるで自分の経験と重なっているようだった。]
現金なひとですね。
[誰の金であっても、続きに興味がなくなってしまっていて、きっと見ないだろうと思っていた。]*
─ ピンク映画などなどについて ─天音
え、じゃあ、天音さん一緒に来てくれるの?
[元々1人で行く気はない。
それに井田がついてきてくれるのだが。
じゃあ一緒に行く?などと、問いかけたことがあった。
なお、映画ではないが異種属レビュアーズのアニメを見てオープニングとエンディングを見て腹筋を痛めていたようだが、それはまた別のお話。]**
── これはポルノ映画なのか ──
ああー……、まあ、そうですよね。
現実と対比が必要。
あれですかね、夢小説?とかと似た感じでしょうか。
[自分自身を投影して入り込めるように。
なるほど、あまり入り込まない自分には楽しめない分野だったのかもしれない。
だからと言って、入り込んで楽しむ高藤辺りにこの作品を勧めたいかどうかと言われたらわからないし、一緒に見ていたかもしれないけれど。]
そりゃ現金ですよ。
時とお金は大切ですから、その片方でも自力じゃないならチラッと見て良いかなという気分です。
でも、何ていうか。
これがポルノ映画と言うなら、思っていたよりも絡みのシーンは綺麗でしたね。
性的嗜好が特殊ではありますけど。
[これは結局、見るための労力は割かずに誰か持ってきてくれたなら見るくらいのノリだろう。
それでもしみじみ、感想を落としたのだった。]**
── 回想・元彼の愚痴 ──
[あの時はまだ、櫻井とは先輩と後輩だった。
元彼の愚痴を言うに至ったのはその日たまたま櫻井と2人になり、まだ映画が開始されていなかったからだ。]
もぉー。先輩聞いてくださいよー!
映画の最中に邪魔してくるのって何なんですかね!
キスシーンは見ても同時にキスするってわけわかんない!
[なんて、そんなとっかかりと共に選んだ映画はドラえもんのワンニャン時空伝だ。
そんなふうに軽く愚痴って、それでスッキリして映画を見て終わる。
そんなふうに気楽な仲だった先輩が。
同輩になってしまうなんてその頃は知りませんでした、櫻井くん。]**
― 回想・どうしてこうなった ―
[行くとは言った。言ったけれどこんなに気合入れられたら流せないだろ。
ふわっとしておこうかとおもってたのに。
俺だってそんなに詳しいわけじゃない。その手の単館上映とかイベントを漁ってみて、後日メールを送った。
TO:小鳥遊
――――――
例の件、本当に行くの?
行くならついていくけどさ。
一応、近場の箱でかかってるのだとこんなのがあったよ。
『団地妻 昼下りの情事』
『夜汽車の女』
『天使のはらわた 赤い教室』
観たいのある?
――――――
我ながら、後輩の女性に送るタイトル群じゃないよね。
小鳥遊の知識欲はどこから来てるんだろう。
俺としちゃ知識欲より前に警戒感をつけてほしいけどな。
変な男にひっかかるんじゃないだろうか*]
── 回想・そこに疑問があったから! ─
[井田先輩
─────────
なんで行かないと思うんですか。
行きたくないなら無理にとは言いません。
男装して1人で行きますよ。
その中なら天使のはらわたですかね。
なんでそのタイトルでピンクになるのか想像できません。
真っ赤の間違いでは。]
[そこまで不評なら、やめても良い。
けどそうしたら1人で行くか、天音を巻き込むか。
でも天音を巻き込む方がきっと悪いことになるから腹を括って一人にしよう。
そんな決意を固めつつも、流石になんかあからさまな団地妻は選べない、そんな乙女心だった。
乙女心だった!]**
─ ポルノ映画 ─
恋愛映画はそういう方が楽しめるかもしれません。
[共感、感情移入、登場人物の心に寄り添い、あるいは入り込み、擬似的な恋愛を楽しむ。
だからこそ、自分には向かないのだろう。]
芸術作品、でもあるのかもしれません。
[原作がどうあれ、原作者の意図がどうあれ、映像化するときの匙加減一つでかなり違う作品になる。もっと官能的にもできただろうし、もっとプラトニックにもできたはずだ。]
そうですね。
あれば観る、ぐらいですね。
[あっても自分からは手を伸ばさない気はしていた。]*
── これはポルノ映画なのか ──
ですねー。
[積極的には見ないだろう。
お金も時間も限りがあるから。
そんな作品を見てしみじみ語る。
他にひとはいなかったのか。
しかしこうした作品もしっかり観て語れたのは、少し嬉しかった思いが残った。]**
― 回想・ピンク映画って何 ―
[メールを見て転ぶところだった。
これはもう、俺が腹をくくるしかないのか。
いや、普通は女性にこういう話をしたらドン引きされると思うんだよな。俺の感覚が変なのか?
TO:小鳥遊
――――――
まてまてまてまて。
ひとりで行かせるのはなし。行きたいなら連れて行く。
なんでって言われてもな。
石井隆監督だからって答えにしかならないんだよな。
あ、真っ赤なほうも割とあるからそこは言っておくぞ。
――――――
送ってからため息をつく。
俺が心配することじゃないのかもしれんが、危なっかしいよな。
なお、タイトルについては本当に「監督しかわからない」。
石井隆がそもそも劇画家をしていた時の原作タイトルなのだから。*]
![](./img/closure/099.png) | ── 何故私は馬と鹿を間違えたのか? ──
[馬鹿だから?馬鹿だからなの??? 何故鹿肉を馬肉と間違えたのだろう。 既に伝言ゲームで誤情報が蔓延した後だった。]
…………私の馬鹿。
[授業が終わって、井田先輩に教わった冷蔵庫を開けた私は、肉を目の前に呆然とした。 鍋は天音先輩が拘ってらしたから、私は馬刺し……鹿刺し?だけ切っておこう。 半解凍のお肉を冷蔵庫から取り出した。] (100) 2020/11/11(Wed) 18:29:59 |
![](./img/closure/099.png) | [櫻井先輩へ ──────── 今日、鍋パがあります。 良かったら部室に顔を出してくださいね。 お肉は井田先輩の差し入れです。] (101) 2020/11/11(Wed) 18:30:43 |
![](./img/closure/099.png) | [天音先輩と出現時間が被ったようです。]
こんにちは。天音先輩。 お鍋お任せして良いですか? 私、お肉切りますね。
[天音先輩に微笑んで。] (103) 2020/11/11(Wed) 18:37:16 |
![](./img/closure/099.png) | [お肉を切る前に、簡易BARを開かれた小鳥遊先輩の元にとてとてと。] 小鳥遊先輩。ハンカチ、ありがとうございました。 これ。私が焼いたクッキー。 良かったら、貰ってください。 [洗濯して、丁寧にアイロンをかけたハンカチと。 小さな袋に入れた数枚のクッキー。 こそっと内緒話で。] あのね。手作りお菓子なら、材料費はお母さんが出してくれるの。 へへ。ずるしちゃった。 [先輩に微笑みかけたら。 まさか山田先輩とクッキー被りだとは思っておらず。 皆の分も作っては来たけど、あわわあわわと慌てた後で、何故か山田先輩に 「相思相愛ですね!!」 とか意味不明の台詞を告げただろう。 私のは堅めのバタークッキーだからセーフです!セーフ!!] (104) 2020/11/11(Wed) 18:37:50 |
― おすすめ映画鑑賞会なう ―
[ 1限目を終えて、部室に来て。
井田先輩がいれば、DVDを観るか聞いた。
承諾が返ってくれば、鍋の準備をしながら]
Fateの大まかな世界観の話しておきますね
まず、その世界には魔術師って呼ばれる人たちが
一般人の住む世界の裏にいます。
で、時折、聖杯戦争と呼ばれる戦いを
日常の裏でしていることがあるんです。
聖杯は、万能の願望機と思われていて、
それを奪い合う戦いですね
この戦いにはルールがあって、
7人の魔術師と
各人召喚したサーヴァントだけが参加できます。
物語の中では、英霊とも言われてて、
彼らは歴史上の偉人であることが多いですね
神話の人とか。
[ スマホでメッセージを送ったり、
鍋とコンロの準備をしたり、手を動かしながら、
つらつらと説明していく]
そうそう、サーヴァントたちには、
必ずクラスが与えられるんです
セイバー・アーチャー・ランサー
ライダー・キャスター・アサシン
最後にバーサーカー
この映画の主人公の衛宮くんは、
魔術師の素養はあるけど、一般人に近い人なんですけど
ひょんなことから、聖杯戦争に巻き込まれ
サーヴァントの一人、セイバーのマスターになるんです
そんなところから、物語が色々と動き出していくんですよね
[ 普段、割と煩い方だが、
こんなに一気に話したのは、珍しい気もする。
多少の準備が終われば、テレビが観れる場所に移動して
一緒に眺め始めたか、その距離はいつも通り、
遠すぎず、近すぎずの場所に座っていた**]
── 愛すべきB級映画小鳥遊先輩 ──
[愛すべきオタクが映画だとかっこよくなるって意見に、きゃっきゃと同意して。]
分かります。分かります!
レディ・プレイヤー1とか、徹頭徹尾オタクの映画ですしね!
主人公が第三の試練をクリアする時。
敵対勢力の研究所の人達も一緒になって興奮してて。
ああ、愛すべきオタク達って思いました。
敵も味方も無くて、本当に好きでやってるんだなって。
ギャラクシークエストに出てくるオタクは。
皆礼儀正しくて、嫌がられたらすぐ大人しくなるの。
可愛いです。
「やっぱりね!!」って叫ぶシーンでふふってする。
B級の定義は……なんでしょ?
私的には『レディ・プレイヤー1』も『ギャラクシークエスト』も同じ地平に居るんですけど、ポップにB級って書いてあったからB級って呼んでます!
[全く理屈を理解していなかった。*]
![](./img/closure/099.png) | ── 結論:美味しく食べられたら良いのです! ──
[天音先輩に任されて。]
はい!任されました!!
お肉切っていきますね。 馬刺しくらいの厚みで、全部切っちゃっても大丈夫ですか? 焼き肉じゃなくて鍋だから、薄くても良いかな。
[ふんふふーん♪と鼻歌を歌いながら、お肉を切り始めた。 良かった良かった。*] (112) 2020/11/11(Wed) 18:50:42 |
― 天音教授のおすすめ映画鑑賞会 ―
魔術師に英霊、ね。
聖杯っていわれると『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』を思い出すな。
アーサー王伝説的なイメージでいいのか?マーリンが7人いる、みたいな。
[くるくると動き回る天音を眺めながら、いつになく饒舌な説明をふんふんと頭に流し込んでいく。
どうしてもイメージが伝説のコメディ映画に引っ張られるのは仕方がない。
そういえばあの映画も「予備知識がないと笑いのポイントが難しい」なんて評論があったっけ。]
巻き込まれ主人公ものね。だいたいなんとなく、うん。
ところで天音。今日なんだかいいことでもあったか?
[DVDをセットして、いつものようにだらけながら画面を眺め始める。
ふとした違和感を口にしながら*]
─ 愛すべきオタク? ─
それならゾンビランドです。
[ゾンビだらけになってしまった世界で元引きこもりのゲームオタクがゾンビ世界で生き残るための32のルールを実践しながら、両親の住むコロンバスへと向かう。]
ジェシー・アイゼンバーグの演技が光ります。
[後にソーシャルネットワークでFacebookの創業者、マーク・ザッカーバーグを演じたり、グランドイリュージョンなどに出演。]
あと、エマ・ストーンがとても可愛らしいです。
[彼女は、アメイジングスパイダーマンのヒロインや、ラ・ラ・ランドのヒロインも務めている。]
内容はゾンビもののコメディ映画で、
全編にわたってメタが多用されてますね。
面白いので未視聴なら是非。
ホラー要素はほぼ皆無です。
[つい最近、10年ぶりに続編が公開された。]
ざっくり低予算ならB級でいいですよ。
元々は長編と短編の二本立てにしていたときに、
短編側のことを指していました。
それ専用の撮影所が“B地域“だったようです。
長編用は“A地域“ですね。
[それが大凡低予算であったこともあり、ハリウッドが長編大編にシフトして行く中で、低予算で制作される作品を“B Picture“と称したのが由来らしい。]
転じて、小規模や低予算、二流や、
あとはニッチな作品なんかを、
『B級』と、呼ぶようになったようですね。
[つまるところ、総じて低予算で作られた作品。
蔑称としては二流の作品への呼称だ。]*
[犬鳴先輩の解説にただただ感心している。
ガッテンとかヘェとか手元にボタンがあったなら連打してたろう。]
(すごい!ものしり!)
[ほんと、どこから仕入れるんですかその知識。]**
ほへー。相変わらず犬鳴先輩は物知りですねー。
知識があると、やっぱり映画の見え方が変わったりします?
私はただワクワク見ちゃうからなー。
先輩方のお勧め映画を全部見る時間が欲しー!!
[学生の今は、まだ時間があるはずなんだけどね。]
― ピンク映画について
―
はぅ!?
さっちゃんから、そんなお誘いが
[ ピンク映画を一緒に観にいくですって?
なんだか距離がぐぐっと近づけている気がするので
とても一緒に行きたいが。
アニメには、慣れてきたが、
まだ、生身の人間の絡みは苦手だった
笑える感じとか、ホラーな感じなら、いいんだけど。]
観る作品にもよるかもだけど、
さっちゃんが、一人で突入するくらいなら
一緒にいくよ!!
[ 男装とすると聞いたら、見たいと思ったりもした。
異種族レビュアーズは、漫画ちらっと読んだことがある。
序盤の方しか見ていないが、
笑える内容だったのは覚えている。
あれ、アニメ化してたんだ、衝撃です。
返事は、Yesだったけど。
井田先輩と行くと聞けば、
なぬっ!?
と驚きつつも
女性2人を伴って、ピンク映画を観にいく井田先輩
物凄い目で見られそうな気がしなくもない。
――空気を読んで、遠慮しておくか
となるかもしれない。
人数多い方が良いと言われてば、ご一緒しただろうけど。*]
いえ、基本的に映画は頭を空っぽにして見ます。
そうですね。
ユーモア、劇中に出されるユーモアには役立ちます。
知識や文化への理解がないと、
異国異文化のユーモアを理解するのが難しいです。
[むしろ、映画そのものの知識は却って邪魔になる。
先入観が目を曇らせ、楽しみを減らしてしまうこともある。好きだから得た知識が却って邪魔になるのだから皮肉なものだ。]
映画はただ楽しめればいいんですよ。
知識なんておまけに過ぎません。
[思う、誰かこの記憶を全て消してくれないかと。そうしたらあの感動作も、あの話題作も、みんなもう一度最初から楽しめるのに、と。]*
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