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174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】
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![](./img/okamigakuen/36.png) | ―― 現在:レストラン ―― ……ああ、思い出した。 [ 天使に微笑みかける。 >>1 天使像に頭を砕かれたことを思い出すと、 頭に割れるような強い痛みが走る。 みんなにとっては、 この世界は苦しいものだったかもしれないけれど、 義哉にとっては、たしかに心地よいものだった。 >>5:107] (9) 2022/09/14(Wed) 1:22:45 |
![](./img/okamigakuen/36.png) | ……ありがとうな。有意義な時間を過ごせた。 [ 片手で頭を抱えながら、フラフラと立ち上がる。 津崎にはシロの形のパンを作って、 >>5:167 動画にコメントを残したことも伝えないと。 >>0:187 武藤と黒崎にパン屋の場所を教えるように 伝言もしようか。 あとは、この世界からみんなに 手紙とか届けることはできるのならば送りたいが、 そもそも死者からの手紙は気味が悪いだろうか。 残された時間でやりたいことが色々と思い浮かぶから、 とりあえず動こうと、ゆっくりと足を進めた]** (10) 2022/09/14(Wed) 1:23:06 |
[物思いに耽っていた時か、工藤ちゃんが部屋に来た のは。
告げられる言葉に目を丸くしてしまう。
驚きこそすれど、少しの間をもって、ああやっぱり優しい子だなと思う。
俺が死にたいことを理解してくれていたから
殺すという手段を考えていてくれたのだろう。
死にたいかどうか。
暫く考えて、ゆっくりと一度だけ首を横に振る。
大切な人が帰って来るのを待たなくてはならないから。
それを伝える手段はなく。
ただじっと工藤ちゃんを見つめるだけになってしまう。
それでも何かは伝わったのだろうから、
研究を重ねたその行為は先送りとなったのだろう]*
| (a4) 2022/09/14(Wed) 1:28:37 |
は 、
[工藤ちゃんが帰ってからの一人の病室で短く息を吐いた。
目を閉じる、両手で自分の耳も塞ぐ。
最後に聞いた願いを頭の中で繰り返す。
──生きていてくれてよかった。
息を吐く。細く、長く。
思い出せる限り、津崎くんの声を、歌を
暫くずっと、ずっと思い出し続けている]**
―― 病室 ――
………………。
[ああ、今は夜なのかな。それとも早朝?
すう、と意識が浮上した。
ずっと正午近くの太陽が輝いていた
あの場所とは違って、ここには薄闇があって、そして近く遠く、人の気配もたくさんして。
でも、一番近くに一番好きな人の気配があった。
ああ、ずっと手があったかかったのはこれだったのか、と、握られた右手
に気付いて小さく笑った。]
…………武藤。
[空いた左手を伸ばそうとしたら、その腕には点滴のチューブが繋がっていて、そして左手親指がツキリと痛んだ。あの時切った まさに、あの場所。
松本さんの傷は目の前で治っていったのに、自分のこの小さな傷はずっと痛んでいて、どういうことかと不思議に思っていたのだけれど。
白い包帯にごくうっすら血が透けて見え、ああ、こういうことだったのかと合点した。
でも身体のどこも、他にこれと言って痛い場所はなく、安堵の溜息を吐く。]
こんなとこで寝てたら、腰痛くなるよ?
[小さく声をかける。
でも、武藤はこんな感じでずっと私を待っててくれたんだなあと解って、すごく嬉しかった。
武藤をこんな感じで近くで見下ろすのって、初めてだな、なんて。
少しパサついてる派手な金髪に左手を落として触れたら、ようやっと、"私は生きてる"という実感が沸いてきた。]
……小泉、さん……。
津崎。
[口に出ないほどの小声で、微かに呟く。
眠っている間、私は美術館の中に居た。
顔色悪く立ち上がる小泉さんの姿 が見えた。
声をかけたけど、小泉さんには届かなかったみたい。
ああ、還っても、こうしてあの夢の世界は覗けるのか……と、理解した、んだけど。]
武藤。
もしかして、すごく見てた……?
[武藤が起きたら、聞かずには居られない。
だって、まさか、津崎といたプラネタリウムに、そんな格好 で居座っていたなんて、思いもしない。**]
| (a5) 2022/09/14(Wed) 7:31:48 |
─病室─
[怪我は大したことは無い。
身体は呆れるほど丈夫な方だ、生憎と華奢や病弱とはかけ離れた位置にいる。
だけどどうした事か声が出ない。
原因が分からないと医師に告げられる。
何か言いたいことは、と差し出される五十音の並んだ表。
平仮名だけでもチカチカするのをなんとか伝える為に指を動かした。]
「しきじきようかんかく、もじみるのきつい」
[医師が難しそうな顔をするのがよく分かった。
流石に理解はしているようで、表を下げてくれたのは良かったが
意思疎通が難しいねと困った声で告げられた。
YesかNoで答えられるように問診が続き、また一人の時間があたえられた。
同じく地震の被害で病院にいる者たちがいる。
友人達の元には顔を出していいよ、とも告げられたが。
俺から足を向けることは今は無い。]
──夢と現実の狭間──
[天使の声を聞いた後、自分の声と先輩の声が重なったのを醒めていく頭の片隅で聞いた記憶がある。
それは同じ人の生還を喜ぶという意味では同じくしていても、意味は全く違うもので。
先輩の安堵の理由。
その事実を同時に認識して、涙が溢れた。]
──夢──
[再び夢の中に落ちると、天使に微笑む先輩が見えて。
あんなに憎いと思っていた天使に何か言ってやりたくても。
「ありがとう」と告げる先輩を見てしまうと何も言えないまま、何処かへと歩き出す後ろ姿を見ているしか出来なかった。]*
──病院──
ん…、
[ずっと聞きたかった自分を呼ぶ声がして、小さく身じろぎする。
こんなとこでって何処だっけ。
腰が痛くなる…、ああ、そういえば座ったまま寝ていたみたいだ。
ぼんやりした思考を巡らせている頭に柔らかく触れる感触がして薄く目を開けた。]
……?
[視線の先には握った手があって。
微かに何か小さく呟く声が上の方でするのを聞きながら何度か軽く握るのを繰り返す。
徐々に意識の霞が晴れてきて漸く、くっきーの傍らで寝ていたのだと思い出した。]
…んん、おはよ…。
[緩慢に突っ伏していた上体を起こせば、その顔を見て何度目かの安堵を覚えた。]
寝顔?ならそんな見てないがー、
[問いかけの意味が一瞬理解できずに首を傾げる。
答えながらさっきまで寝ていたなら夢の中であの世界に行けることはわかってるんだなと気づいてちょっと固まった。]
すごく、というほどでは…?
[いや他の皆のセンシティブそうな会話や様子は配慮して見ないようにはしてたのだが、等もごもご言ったけど特に弁解にもならないなこれ、と気づく。]
くっきーに関しては特に配慮してなかったかもしれないな?
まあ…、ほぼ見ていたと言っても過言ではない、気はする。
[さすがに手洗いとかついて行ってないし常識の範囲だと思うから安心してほしい。
プラネタリウムの座り方は常識というかマナー的に問題あるが、バスのことを思い出したりしてどうしても真ん中に座りたかったので仕方ない。]*
………………"ほぼ"。
[少し眠そうな武藤の顔 に、ああそういう顔も初めて見るものだなと、嬉しく思う。
武藤が還ってしまってからは、記憶の中の顔や言葉を思い出すことしか出来ずにいたから、こうして知っていることの"更新"が出来たのが嬉しくて。
……でも、"すごく、というほどでは…?"などと口籠もる彼を若干のジト目で見つめていたら、自分から白状してきた。"ほぼ"って。]
………………。
……幻滅、したんじゃない?
[だって、私、大概酷かった。
"過酷な状況下での情緒不安定ゆえ"とか、言い訳はいくらでも出来るだろうけど。
津崎を傷つけるような事を言ってしまった気がするし、皆の前で泣き叫んだりもしたし、偉そうな事言っておいて、小泉さんに残せたものなんて、きっと、全然無い。]
[口ではそう言いつつも、ずるい私は、「……ん」と、ねだるように武藤へと両手を差し出そうとする。抱き締めてよ、って言う風に。
きっと武藤はそうしてくれるだろうから。]
……津崎、生きてた。
……………………良かった。
[武藤の頭と肩に手を回しながら、囁くように口にした。
口にしないと、まだあの夢から抜け出せないままでいるような感覚が残っていて。]
……………………。
……ぅ……小泉、さん……。
[もう、泣いてもいいかな。いいよね。
"もう"も何も、とっくにいっぱい泣いてた気がするけれど、それでも、すごく我慢していた。
武藤の前では隠し事はしないって決めたから、今ばかりは、涙が零れるまま、吐息が引き攣った風になるのも構わずに。
暫くは心の枷ぜんぶ外して、泣いていた。
武藤は頑張って強がってたのかな。それとも。*]
【夢の中・レストランにて】
[後悔はしないつもりだ。赦しを乞うつもりもない。
私は津崎さんに生きていてほしかった。
小泉さんか津崎さんのどちらかしか生きられないのなら、津崎さんに生きてほしいと強く願った。
そして願いは現実となって。
そこに後悔は存在しない、けれども。]
[それと同時に頭の中に巡るのは大して接点もなかった人間に、それでも親切に振る舞う小泉さんの姿。
集合写真の時に場所を替わってくれたこと。
パンを買いに来てくれと言われたこと。
香坂さんと一緒にパン屋に行くと約束したこと。
アレルギーに配慮してくれたこと。
そして直前に別れてしまったこと。
あの時、別れていなければ、ともすれば小泉さんは命があったのかもしれない。
誰一人、欠けることはなかったのかもしれない。
小泉さんを犠牲に願ったことは後悔しないと決めた、赦しも乞わないと。
だから、こんなことを考えても意味はないし、考えてはいけないことだと思う。
それでもふと、脳裏に過った。
私は、工藤さんの方を見る。
工藤さんが仲良くしたいと教えてくれたのは、彼なりの気にかけてやってくれというメッセージなのだと受け取って。
そして私もまた、彼女の人生に付き合うと決めたから。]
工藤さん…
[その先の言葉は出なかった、ただ私は彼女の背をそっと撫でた。あの時と同じように。
今はそれしか、出来ないから。]
[白状した夢の中での背後霊っぷりに送られるジト目から目を泳がせていると、投げかけられた問いには再び首を傾げた。
幻滅するようなことがあっただろうか。
徹っちんとの会話がすれ違ったりするのはお互いがちゃんと友達でありたいと思っている故のことだと知っているので、これから先があることを思えば尚更心配はしていない。
還る前の皆の前での出来事もあの場にいた者にしかわからないものがあるのだろうし誰にも責められることじゃない。
隠さない本音を伝えられたことはよかったんじゃないかなとオレは思うし。
先輩のことならオレは尚更何もできてない。それに、先輩はあの時間のことを──。
答えを言う前に差し出された両手に小さく笑って背中に手を回す。]
いや?いい女だと再認識したくらいだ。
[抱き寄せてから幻滅したかの問いには否定を返して。
それでもきっと本人的には後悔とかいろいろと思ってしまうことはたくさんあるだろうけど。
誰の夢かを知った今、そんな気持ちを抱えているのはオレも同じだから。]
……うん、徹っちんは生きてるって信じてたけど、
やっぱりちょっと怖かったしな。
遺言とか言い出すし。
[耳元に落ちるマブダチの無事への安堵に、答える声は少しだけ掠れそうだった。
そして、もう会えなくなる人の名前を紡ぐのを聞いて。
そこに涙声が混じるのがわかるから頭に手を回して慰めるように触れる。
耳にかかる吐息が引き攣る音で途切れるのがわかって、撫でる手が微かに震えた。]
……、先輩は、あの時間を、
…有意義だったって、
[あの時間で得るものがあればよかったと還るオレに言った先輩。
先輩にとって天使の慈悲だったと受け止めていたのなら、何も出来なかったなんてことはきっとないって思いたい。
うまく言葉が出てこなくて、一度目を覚ました時に流れたはずのものが目の奥からこみ上げてくるのがわかった。
泣いてもいいはずだ。
だって泣きたい時は泣いた方が良いと先輩は言っていたから。]*
[最後、残してきた言葉を思えば今すぐにでも目を閉じて夢に会いに行きたかった。
でも、なるべく覗かないでおこうと思う。
見られたくないこと、聞かれたくないこと、知られたくないこと。
勝手に知るのは俺自身が許せない。
それからこの会いに行けるなんてクソみてぇな“慈悲”が等しく全員にあるとするなら。
俺が夢にいた時は誰も見なかった。
つまり夢の中からはこちらを見ることは出来ないってことだ。
津崎くんにだって、小泉くんにだって
会いたい人も見えてたい人もいるだろうに。
俺だけが見えて、向こうから見えないなんて。
それはそれで、辛すぎるから。
どうしても呼ばれたら行こう。
見えてなくたって、俺は傍にいる。]
……ぅ…………。
[聞くと居たたまれなくなる"かわいい"もだけど、"いい女"とか。
武藤はまた、そんな殺し文句を繰り出してきて、頬に朱が走る。
津崎も少しそういうところあるけど、武藤も大概、自覚無しの人たらしだ。
それを、"そんなことない"って思ってしまって、ありがとうと素直に受け止めることの出来ない自分の臆病さは、ただただ、申し訳なくて。
でも、笑顔で受け止められるようになるまで、多分、武藤は待っててくれるのだと思う。]
……うん。津崎に遺言、言われて。
どうしようかと思った。
って……ああ、見てたんだね。
[さも横で見たような風に言われた から、言葉通りに"見てた"ということだねと頷く。
何を言ってるのと腹立たしかったし、けど"マブダチ"として唯一できることなら、彼の願いに応えたい、応えなきゃ、と思って。
心が端から凍りついていきそうだったけれど、もっときついのは津崎の方なのだからと必死で冷静を努めていた。
声も気配も感じなかったものの、あのやりとりを武藤が見ていてくれたのなら、あの時の心が冷えた記憶も、少し和らぐ気がした。]
"生きてたら、全部スルーで"
になって、良かった…………。
[配信の手伝いはするって約束したけど、そんな形で手伝いたくはなかったもの。
津崎と交わしたその約束を武藤はまだ知らないかもしれないけれど、いざやるとなったら、多分武藤も巻き込んでしまうのだろうし、だったら、3人でやった方が、絶対楽しい。]
小泉さ、ん…………、
"有意義"って、思ってくれた、んなら、
…い、いな……ぁ……。
[ああ、もう絶対、泣きじゃくってるのは武藤にバレバレだろうけど。
それでもいいやと武藤の首筋にしがみつく力を強くする。
で、武藤も泣いてるな……と気がついたけど。
泣いていいよ、って思った。一緒に泣こうよ、って。
それは小泉さんにとって何の弔いにも慰めにもならないかもしれないけど、でも、"自分の事など忘れて幸せになって"なんて、私はきっとどちらの立場に立っても思えないだろうから。]
起きる前、小泉さんの、パン、食べたの。
猫型だっ、たの。
[すごく美味しかったんだよ、とせめて笑顔を作りたかったのに、もう全然、無理だった。*]
[窓の外を見た。
夕日が沈もうとしているのが見える。
赤い空を見つめて、進んでいる時間を認識した。
もうあの青い空はここにはない。
ただボンヤリとみつめているしかできなかった。
茜色の空をもう、小泉くんが見ることはない。
パンを奢ってくれる約束も。
生きてかえったなら、聞けるはずだった願い事も。
スマホを恐る恐る取り出して保存ファイルを見た。
俺が頼んで保存してもらった写真は不思議と残っている。
ふ、と吐いた息。
笑み故に毀れたのか、息が詰まったのかは、自分でもわからなかった。]*
―― 少し未来:病室 ――
[武藤と会話して、その後、私の病室から去っていって(看護師さんに追い出されたとも言う)、それから少しした頃。
意識が戻った私を見舞いに、母と弟がやってきた。
私同様に泣き虫な2人の涙を見て、"死んでもいい"と思っていたことを改めて反省した。
もう"死んでもいい"なんて、思わない。
これは、小泉さんに貰った命だと思う。
"たった一人" を引き受けてくれた、
小泉さんに貰った命。
話によれば、外傷はほとんどなかったものの、私は一時、原因不明の脱水症状に陥っていて、嘔吐したり激しく魘されたりと、細々したことはあったらしい。]
────ああ、だから、
[なんで手術着みたいなのを着ているのかなとか(少なくとも武藤は私と同じ格好ではなかった)、なんで点滴されているのかなとか、不思議に思っていた事柄が、腑に落ちた。
左手の裂傷は、割れたパフェグラスの破片が刺さっていたから……だそうだ。
再検査で異常なしのお墨付きが貰えたところで、漸く私服──美術館に行った時と大差無い──に着替えられたし、点滴の針も抜かれ、そして私はようやく病院内を歩けるようになる。*]
あ、うん。見てた。
[そういえばあの時オレは二人には見えてなかったんだとか今更。
徹っちんが他の人と個人的に話してるところはなんだか気が引けてほとんど見てないが、この2人なら別に、自分がいることが自然だとすら思っていたし。]
でもまだ世に出してないオリジナルの曲とやらは聴かせてもらわないとな。
徹っちんそのうち海外行くらしいし。
なんか、ばーちゃんちとか。
[寂しくはなるけど離れても帰ってくるのだから悲嘆することでもない。
それまでにいろいろパフェ食うでも動画の撮影でも、一緒に出来れば楽しいことは知っているから。]
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