人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

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【人】 生物学者 アマノ

[知らない奴からの告白だったならば──そう、例えば乗り合いバスの運転手レベルの、とかな────、いくらでも詰ることができる。

今ここの段での謝罪告白など全く意味を成さない、なぜ万全を尽くさなかったのか、と。

第三者に責任を転嫁することは何よりも簡単で。
これは天災ではなく人災なのだという怒りは絶望だけに染まっていく心中をいくらか楽にはしてくれる。

でも、スピカはもはや、"知り合い"で。

本来業務とは離れた修理作業 >>0:265 を請け負ってくれた勤勉さを、俺には持ち得ない"証"──人を知りたいという欲──を持つ彼女を、俺は既に知ってしまっていた。

"お前は悪くない"とまでは、俺は言えないが。

"お前が悪い"とは、俺はもう言うことができない。*]
(273) 2022/07/12(Tue) 5:37:35

【人】 生物学者 アマノ

[さして視線を交わすこともなく消えて行ったラサルハグ >>235 の背を思いながら、デッキ奥の艦長室の扉をちらりと見やる。

思いのほか冷静そうだったな、さすが機関士長、という思いと、
その立場ゆえに俺には想像もできない重圧や絶望をあいつは双肩に乗せ続けなければならないのか、という怒りにも似た胸の痛みと。

艦長室の中、あいつが馬鹿げた申し出 >>270 をアンテナ相手にしていたなど知らぬまま。

俺はするべきことをするか、と足を動かしかけたその時、ラサルハグが戻ってきた。 >>274 ]
(276) 2022/07/12(Tue) 5:53:39

【人】 生物学者 アマノ

[いや、しかし、こう改めて聞くと >>274 、メカニカルな事は何も出来ず、医療分野の知見もほぼ皆無な俺に出来ることなど無いも同然だ。

ゲイザーがいない分?
洗濯はともかく料理を俺に任せると死人が出るが?

身体的な栄養素ではなく精神的な栄養素 >>27 という意味合いで。

宇宙船の運営機能面だけで言うなら、酸素と食料の無駄飯食い筆頭でしかない俺は早期にコールドスリープ入りすべきだろうし、本音を言えば"最後の1人"にはなりたくないという思いもある。

けれど、他の誰かを押し退けてまでその席に座りたいわけじゃない。
それもまた本音だ。

いや、それよりもまず、俺にしかできない事をしなければ、な。]
(278) 2022/07/12(Tue) 6:11:58

【人】 生物学者 アマノ

────わかった。
ゲイザーの代わりが務まるとは思えないが、力は尽くそう。
俺の事は雑用員として扱ってくれて構わない。

それと2時間、時間が欲しい。

これまでの取得データをシリコンROMに記録した後、機材の電源を落とす。

研究室独立の残りバッテリーを提供するから、活用してくれ。

そこそこは容量がある筈だ。

[それはつまり、研究活動凍結の宣言。

俺が死んでも、宇宙船が壊れることになっても。
そう、たとえ、爆発に巻き込まれたとしても。

特殊金属でコーティングされたシリコンROMは宇宙空間を長期間漂ったとしても容易には砕けない。

いつか誰かが拾ってくれるなら、この船での研究成果も無駄にはならない────なんて、砂の一粒に思いを託す的ロマンチスト嗜好は俺には無いが、それでもな。**]
(279) 2022/07/12(Tue) 6:17:25
アマノは、ラサルハグからの視線を感じて、小さく微笑んだ。
(a56) 2022/07/12(Tue) 6:17:53

【人】 生物学者 アマノ

じゃあ、俺は行くぞ。

────ああ、そうだ、チャンドラ。
そこの馬鹿の具合が相当悪そうだったから、診てやってくれ。

尋常ならざる乗り物酔いのようではあったが、脳や脊髄を傷めてたら悪いから。

[馬鹿、と言いつつバーナードを指し示した俺は、急ぎ足で研究室へ。**]
(280) 2022/07/12(Tue) 6:23:20

【人】 生物学者 アマノ

【研究室】

[独立電源で動いている機器は、事故後の今も静かに駆動音を響かせ、動作ランプを明滅させている。

ぱちん、ぱちん、と、俺はその1つ1つの主電源を落としていった。]

────もう少しで、"お前の家族"は爆発的に増えていくところだったんだがな。

[すまない、と囁きながら、"RUKKA-V"のラベルのついたシャーレをそっと撫でる。

それでも、足がかりは既に掴めた。
シリコンROMの記録に頼らずとも、己の脳内には研究成果の工程は失敗事例含め全てが刻み込まれている。

今回の事態で研究は一旦足踏み状態にはなるが、後退するわけじゃない。

生きて帰れさえすれば、いつでもまた前進できる。]
(290) 2022/07/12(Tue) 9:07:40

【人】 生物学者 アマノ

[────でも。

すぐにでも取りかかろうと思っていたラサルハグの右脚再生については、この状況下ではどうしようもなかった。

端末に触れることができなければ、通信が回復しなければ、文献に当たることもできない。
機材が動かせなければ細胞1つ、観察も操作もできやしない。]
(291) 2022/07/12(Tue) 9:08:02

【人】 生物学者 アマノ

────…………ッ、クソが!!
(292) 2022/07/12(Tue) 9:08:37

【人】 生物学者 アマノ

[滅多には出さない大声と共に、拳をデスクに打ち付ける。

ほんの半日ほど前までは、俺の前には眩しさしかない未来が広がっていた筈なのに。

今はその光は小さく微かで、手を伸ばしても届くかすら解らないほどに遠くにあるのが、歯痒くて仕方が無かった。**]
(293) 2022/07/12(Tue) 9:09:13

【人】 生物学者 アマノ

【研究室】

[俺はペシミストじゃない。かといってオプティミストと言うわけでもない。
あえて言うならリアリスト、なんだろうな。

研究者は往々にしてロマンチストな要素も持ち合わせるものだが、と同時に、自分も他人も、その人生、肉体、魂さえも一つの事象として捉えてしまう節もある。

俺は、コールドスリープ装置が9人分しか動かないという現実を至極冷静に受け止めていた。

"ゆっくりとした死の宣告" >>269、"限りなく緩やかな自殺" >>313、そう口に出して言われずとも、最後に残る1人は、幸運が訪れることを神頼みしながらの「死ね」という宣告と同値だと正しく理解していた。]
(344) 2022/07/12(Tue) 11:00:54

【人】 生物学者 アマノ

[更に言うならば、自刃したい奴は勝手にすれば良いとも思っている。

それは誰のせいだと詰る詰らないの話とは全く別の軸の問題で、死の世界に安らぎを見出すならば、それを止めるのは"こちら側"のエゴでしかないと思うから。

────でも俺は、ラサルハグがそうしようとしたら全力で止めるんだろうな。

自刃でなくとも、例えば"自分が最後の1人になる"という宣言であっても。

何を馬鹿なとぶん殴ってでも止めようとするだろう己の心は、パラドクス以外の何物でもない。

と、そこまで思考を飛ばした後、リアリストは現実に帰還した。]
(345) 2022/07/12(Tue) 11:01:17

【人】 生物学者 アマノ

────餓死と窒息死ならどちらがマシかと問われたならば。

窒息死一択だろう?

[空気だけがあって水と食料が尽きるという状況が最悪中の最悪だ。

酸素が尽きれば5分で死ねる。水が尽きれば1週間。後者は地獄の苦しみだ。
逆に、酸素と水があれば2ヶ月は生き延びられるらしいけれど。]

食料、確認しておくか……。

[アンテナに問えば返答はあるかもしれないが、そんな事で船のリソースを使うわけにはいかない。

目視の確認に限ると、俺はのそりと俺にとっての禁断の地であるところの食堂に向かってみることにしたのだった。

サダルがスピカにかけている声 >>334 など、全くもって知らぬまま。**]
(346) 2022/07/12(Tue) 11:02:12
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a62) 2022/07/12(Tue) 11:09:54

【人】 生物学者 アマノ

【食堂】

あ"ー────────だよ、なあ。

[知ってた、と俺はがくりと肩を落とす。

相当に整理整頓されている自分の部屋でさえ、ファイルや小物が散乱してそこそこの惨状になった。

自慢のコーヒーサーバーも宙を飛んだし(壊れていないことを祈りたい)、サーバー脇に置いてあったスティックシュガーやミルクポーションは部屋中に散らばって。

そして辿り着いた食堂は、自室を遥かに超える惨澹たる有様 >>158 だった。]
(386) 2022/07/12(Tue) 15:51:45

【人】 生物学者 アマノ


まあ、割れ物は無さそうなのが幸い、か?

[ある程度の揺れは想定されているのだろう宇宙船内、ガラス様の食器は全て強化ガラス製だったし、瓶入りドリンクや調味料の類は全てケースに収められている。

それでも品物の多さと空間の広さ、椅子からテーブルからゴミまで全てひっくり返った光景に、俺はやれやれと肩を竦めた。

俺は身の回りの整理整頓状態は己の脳内の整理整頓の度合いに正比例すると考えている。

こんな状態耐えられるかばかりに猛然と片付けをし始めた。*]
(387) 2022/07/12(Tue) 15:52:22

【人】 生物学者 アマノ

【食堂併設キッチンにて】

[さすが、俺。

食堂もキッチンも限りなく元の形を取り戻した────と、思う。思いたい。何しろ俺は食堂に出入りする頻度が極端に少なかったから元の姿が記憶にない。

無いなりに、それっぽい形には片付いたと思う。]

固形食料は────うん、そこそこあるな。

飲み水は循環システムが問題無く動作してるし、これは消費電力はそう多くはなかったはず……。

[このあたりは生命維持に外せない部分だし当面は──活動人数が多いうちは──動かしておく必要があるよな?と独りごちる。]
(392) 2022/07/12(Tue) 17:02:07

【人】 生物学者 アマノ

[更にボトル入りの飲料水も、キッチン内部に想像以上に多く備蓄されていた。

冷蔵庫及び冷凍庫には、まだ数多の食材。
最終的にはこの動力も落とすのだろうから、これらから消費していくのを前提とすべきだろう。

それでもざっと見た感じ、"最終段階"に至ってから後、"人一人が半年は余裕で活動できる程度"には見えたし、この手の品──それはサダル言うところの"粘土の味が楽しめるレーション" >>335 だったとしてもだ──ならば、あるいは館内の他の場所に更なる備蓄がある可能性も高いように思われた。]

これ、一応ラサルハグに伝えておくべき────だろうな。

[食糧管理についてはおそらくゲイザーが担っていた部分だろうから、情報共有をしておくべきだろう。

俺はそう判断して、ラサルハグ宛にデータを送信したのだった。*]
(394) 2022/07/12(Tue) 17:03:24
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a69) 2022/07/12(Tue) 17:06:35

【人】 生物学者 アマノ

【食堂併設キッチン〜まな板の前の俺〜】

────要は、あれだろ。

料理は化学。

[諸々 >>392 の後、俺はこれまで一度も足を踏み入れたことのなかったキッチンの、立ったこともないまな板の前につくねんと立っていた。

"ゲイザーがいない分を担え"がラサルハグからの指示なのだから。
必要だろう。食事が。

"先"の事を考えると節制は必要としても、だからといって活動中の乗員たちを飢餓状態にさせるわけにもいかない。大体、冷蔵冷凍品は消費していかねばならない状況にもあるわけで。]
(411) 2022/07/12(Tue) 18:20:03

【人】 生物学者 アマノ

[チャンドラを涙目にさせてしまったあの一件 >>27 は、あれは、ただただ"完全栄養食"の"完全栄養"の部分のみに一点集中して心を砕いたからに他ならない。

ゲイザーが噛んでいるならば、己が追求するには不慣れな分野の味覚だのなんだのは丸投げして良かろうと思ったゆえの結果だっただけだ。

それがまさかの劇薬レベルにまでいただけない味になってしまっていたとは、それは計算外だったわけだけど。]

"食事とは、精神的な栄養素を取ることでもある"

…………ふむ。

[チャンドラにかけられた言葉を、改めて反芻する。

こと"研究対象"と認めたものについては真摯な生物学者は、至極真面目に考えた。

俺にだって味覚はある。旨いものは旨いと思う。
単にそれを追求する労力や時間が煩わしいのと、そこへ至る興味が激しく薄いというだけだ。

俺が思っている以上に、一般的な食事には味覚をはじめ嗅覚視覚に心地良く訴える要素が必要だということだろう?わかるさ。わかるとも。

なせばなる。やればできる。]
(412) 2022/07/12(Tue) 18:21:53

【人】 生物学者 アマノ

[そうして出来上がったのは、カレーライス。

ラサルハグの心の声 >>a57 など、当然ながら届いていない。単に、これを作れる調合調味料を発見することができたから、という次第だった。

ゲイザーはそれを使うことが無かったのか、カレー以外にも複数種類の"料理の素"が詰まっていた棚はほとんど全く減ってはいなかったけれど、何にせよ、助かった。]

────まあまあ、いけるんじゃないか……?

[味見した結果は、自己採点(91)1d100点。

鍋の前で悦に入る俺のところに入った通信が、『カレー』って。 >>409

何なんだよ、お前。ここ見てるのか?]
(413) 2022/07/12(Tue) 18:24:16

【人】 生物学者 アマノ

ふ、くく、さすが、俺……!

[喜べ皆、喜べ、ラサルハグ。

俺のコーヒー並に旨いカレーライスが出来てしまったぞ。**]
(414) 2022/07/12(Tue) 18:26:45
アマノは、料理、できてしまった……!( ᐛ) ←けっこう、かなり相当浮かれてる
(a72) 2022/07/12(Tue) 18:27:32

【人】 生物学者 アマノ

[食堂]

[食料の在庫確認に訪れたというのに、一気に片付けを終えてしまった謎テンションのまま料理までしてしまったものの、果たして皆が今日飯を食うのか(食えるのか)というのはまた別の問題で。]

んん……部屋から本でも持ってくるか……?

[研究室に籠もったところで研究も出来なければ、動かせる端末もほとんどない。

携帯端末に落とした論文くらいは読めるだろうが、だったら自室でなくともここでもできる。]

俺は食堂のカウンター、わかりやすい場所にカレーの鍋と炊飯器──これの使い方はさすがに知っていた。母星で使っていたのと同じ系統のものだったから──の炊けた米を一応並べておき、ほてほてと自室へと戻った…………んだが。]
(457) 2022/07/12(Tue) 21:05:48

【人】 生物学者 アマノ

[食堂→自室 途中通路]

────ぉ、あ。

[謎の母音で口を開いてしまったのは、廊下の角でちょうど顔をつきあわせた奴 >>456 の名前がすぐには喉から出てくれなかったから。]

ダビー?だったよな、おつかれさん。

[傍らに他の誰かも居たのか、それは見えなかったけれど、つまり、船外活動は終わって、ラサルハグも戻ってくるということだよなと合点する。]

あ、俺、一瞬部屋帰るけど、腹減ってるなら食堂にカレー作ってあるから。

[食っていいぞ、カレーライスな!けっこう力作!

乗船時の挨拶を除いては、ほぼ初めて交わす会話がこれで良いのかと思わないでもなかったが、謎テンション継続中の俺は、そう端的に告げて、部屋への足取りを更に早くしたのだった。

そうだよ、部屋のコーヒーサーバーも食堂に持っていっちまえば良いんじゃないか、ということに気付いてしまったから。]
(458) 2022/07/12(Tue) 21:13:38

【人】 生物学者 アマノ

[そして自室]

はぁ!?!?!?!?!?!
(459) 2022/07/12(Tue) 21:14:19

【人】 生物学者 アマノ

[一瞬、部屋を間違えたかと思い、ドア外まで出て確認してしまった。

が、ここは間違いなく俺の部屋。

その間違いない俺の部屋の、間違いない俺のベッドの上で、見慣れた赤髪 >>447 がすよすよと健やかに寝息を立てている。

なんか、すっごい昔、こういう事がちょいちょいあった気がするが。

学生寮の俺の部屋は、今のこの部屋同様いつでも綺麗に片付いていたものだから、やれ部屋が片付いてないだの、やれ酔っただの、やれ上の階にある自分の部屋に行くのがめんどくさいだの、理由をつけては俺の部屋でやたら寝ていた、この男。]

お前ね…………。

[もう学生時代とは違うんだぞ機関士長、と肩に手をかけ起こそうとして、その顔に酷く疲れが滲んでいることに気がついた。]
(461) 2022/07/12(Tue) 21:19:26

【人】 生物学者 アマノ

[────そっか。
疲れたよな。
トラブルからこっち、お前、ずっと頑張ってたんだもんな。]

しっかり寝とけ。
おつかれさん。

[くしゃ、と頭を撫でたところで、ああそうだったこいつ猫っ毛だったわ、とくそくだらないことまで思い出す羽目になった。**]
(462) 2022/07/12(Tue) 21:20:51
アマノは、食堂すぐ戻る詐欺になってるよなこれは……
(a83) 2022/07/12(Tue) 21:31:28

【人】 生物学者 アマノ

【自室にて】

……そういや、皆に伝えなきゃ伝わらないんじゃないか、これ。

[今更ながらに気付く。

ラサルハグは相変わらず俺のベッドで爆睡中で、俺はと言えば仕方ないからソファ──2人がけサイズだから足がはみ出るが、まあギリ寝られる──に寝転がりながら端末をつつく。

さっき"一瞬部屋戻る"ってダビーに言ってしまったけど、一瞬じゃなくなったな悪いことした……などと思いつつ。

────っと、全員に送信、と。]

  食堂にカレーライス作ってあるので、どうぞ。
  不味くはない。多分。

  皿の在処は知らないから誰かよろしく。

  あと、ラサルハグは俺の部屋に居るので、
  緊急要件あれば俺の部屋に。

  ────アマノ

[事実をそのまま周知しただけのつもりだったんだが。

どうやら俺は、とんでもなく誤解を招く表現をしてしまっていたのであるらしい。**]
(472) 2022/07/12(Tue) 21:45:20

【人】 生物学者 アマノ

>>473
────おお、起きたか。

何、お前、自覚なしで入ってきてたの?

俺の部屋だよ。

[ちゃんと自分の部屋で寝ろよと、説教口調で言う割には言葉に険が無いのは、奴の顔に変わらず疲れが貼り付いてるからだ。]
(478) 2022/07/12(Tue) 21:54:41
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a86) 2022/07/12(Tue) 22:05:22

【人】 生物学者 アマノ

>>481

ええー…………。

は?いや?どうした?


[こいつ、実はゼンマイ仕掛けだったりするんだろうか。
目の前のラサルハグが目まぐるしく表情を変えてわたわたしている。]

寝る場所?
ああ、あれか、事故で色々ふっとんで……。

[そういうことねと合点がいった。
なら、まあ、仕方ないな。]

つか、も少し寝たら?
いいよ、そこ使って。

お前、ほんと酷い顔してるし。

────なんなら添い寝してやろうか?

[なんて。
余計な付け加えは、なんとなく、学生時代ノリに引きずられてしまったからに他ならない。*]
(484) 2022/07/12(Tue) 22:13:53

【人】 生物学者 アマノ

>>488

[あ、こいつ、聞いちゃいない。
目の焦点が微妙に合ってないし、というか俺の事見えてないし、吐く言葉は譫言のようだし。]

いいから!寝ろ!!


[ああもう、と俺はソファから立ち上がり、ラサルハグの首根っこを引っ掴んで突き飛ばすようにベッドに倒した。

目隠しするように額を抑えてしまえば簡単には起きられないだろう?
多分、純粋な腕力勝負だったら俺はお前に敵わないが、体勢優位を取ってしまえば、まあ、なんとかな?]

────いいから休め、ラサルハグ。

[静かに諭すように告げれば、大人しく応じてくれるだろうか。*]
(491) 2022/07/12(Tue) 22:41:59

【人】 生物学者 アマノ

>>498

は?

……俺のため…………?

[半分溶けたような囁きだったけれど、その声は確かに耳に届いて、俺は我が耳を疑った。

ほんと、お前は、何を言ってるんだかな。]

俺の為と思うなら、今は寝ろ。
俺も、正直、眠い…………。

[そりゃそうだ。
引きこもり学者が常にない肉体労働をしまくって、人生初の料理までやってのけたんだから。]

…………お前、明日、カレー食べろよ。

[気持ちの上では起き上がって、俺は再びソファに移動するつもりだったんだけどな。

呟くようにそう告げるまでが体力の限界で、俺もラサルハグの傍ら、意識を飛ばすように寝落ちたのだった。**]
(502) 2022/07/12(Tue) 23:13:00