人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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  ……ただいま?


[店で『おかえり』は、口にしたことはあるけれど。
 その言葉を口にしたのは、実家以来だったろうか。
 擽ったさに、くすりと笑みを零して。
 すり、と甘えるように肩口に頬を寄せた。]

[少しの間、温もりを堪能してから離れ。
 お邪魔します、も、やっぱり言ってしまったのだけど。

 短い廊下を抜けて、リビングへと通されたら。
 まず、目についたのは前に話していたソファ。


  ふ、届いたんですね。


[振り返って笑い、鞄を置いたら。
 まずは触感を確かめるように触ってみようか。*]

【人】 店員 ミスミ

[速崎さんが食べていたアイリッシュシチューの香りに、いいな、自分も食べたいな、なんて思いながらラムと野菜を交互に打った串をひっくり返して塩を振る。
この串達ははづきさん>>77>>91のオーダー分だ。
ラムも色んな食べ方があるのだが、スプリングラムならその柔らかい肉をシンプルな味付けで食べるのが一番うまいと自分は思っている。

そのさらに合間で、今日のちえさんの様子をちらりと見ればコバンザメの日>>104>>105>>106よりも少し元気があるのだろうか。
あの日は結局、片付いたキッチンを使うのは忍びなかったので事務室のポットでキャンブリックティーを用意して千絵さんの気が済むまで話を聞いた。
大丈夫ですよ、俺はちえさんの味方です。
男同士の秘密、というよりも俺とちえさんの間の秘密、って思っているんだけど。

店長がまだ事務室にいたなら、お裾分けもしたし、怒られないうちにそこそこの時間で切り上げた記憶はある。
小学校の頃、いつまでも教室で遊んでいたら先生に早く帰れ、と言われたあの頃を思い出したなんて、そんなこと*]
(184) 2023/03/12(Sun) 23:35:51
店員 ミスミは、メモを貼った。
(a38) 2023/03/12(Sun) 23:37:06

―― 先輩と ――

 顔はしってるんだけど、話し込んだ
 ことはなかったかな。挨拶くらいは
 したことあったかも。

 雰囲気がさ、華やかな子だよね

[ して欲しいならする、とそれはそれは
 さらっと口にした先輩は、続けて
 みてみて、と自慢げにしていたか ]

 それ作ったやつ?
 へぇいいじゃん、手作りだって
 わかんないかも。

 満喫してんね、カップル。

[ やや酔っている彼女はひらひらと
 作ったばかりのリングを嵌めた指を振る。 ]

 
そう


[ 潜めた声での質問にはこちらも
 同じような声量で答えた。
 けれどさらりと、言い淀むようなことはなく。 ]

 大っぴらには言えないことだけど
 名前言わなきゃ、大丈夫でしょ

[ そう答えながら。
 業界人だったから、ではなく
 彼女自身が気にしないタイプで
 あることには感謝したかもしれないな。

 人によっちゃ、顔顰めてもおかしくないので。
 先輩にそうされてたら、珍しくしょんぼりする後輩
 の顔が見れたかもしれないが、あってほしくはない事柄。 ]

 俺も誰かに恋するとは思ってなかったよ。
 それに、ふくふくした顔で笑う女性がタイプ
 ってのもホントだったし。

 彼女も居たことはあるけど
 忙しさにかまけてるうちに、消滅してったし

 追おうと思わなかったから、
 今少し、悪い事したなって思ってる。

[ それなら仕方ないね、ではなく、
 彼女たちは、追ってきて欲しかったの
 かもしれないとか、自分が人を愛して気づく事は
 とても多い。

 まぁその子達が本当に自分のことを
 好きだったかどうかは、怪しいけれど。

 なにせ火傷の痕を見る前に、去っていくか
 火傷の痕を見て去っていくかの二択だったので。 ]

 で、どういうとこ好きになったの?
 
[ 夜は長い。もしかしたらその内、彼氏も
 現れるかもしれないし、その前にそれくらいは
 聞いとこうかな、と思ったけれど、彼氏が
 現れるようなら、邪魔せずに、またね、と
 言っていたかもしれないな。* ]

[指輪はずっとつけていられる物。


決まりだね。


[そう微笑んで……]


玲羅もずっとつけてくれる?の??


[期待と不安と嬉しさと幸せが入り混じった気持ち。
多分自分は笑み崩れていた。]

[口付けを交わしたら玲羅が牛さんになった。
可愛い。なんて感じていられたのはこの時まで。
袖を引かれて小さな呟き。


も〜〜〜〜〜〜〜〜


[だから自分は彼女に勝てないんだってば。
真っ赤な顔で手を繋いで。
まあ。楽しそうだから良いか。
本当。なんでだろうね?
恋人繋ぎもその内平気になるのかな。
それくらいずっと、手を繋いで居られたらいいな。いたいな。
どうしたってどちらかの左手と手を繋ぐから。
次は指輪が当たるかもしれなね。

……あれ?左手に着けるって思いこんでるの俺だけかな?
ま。いっか。後で分かる。]

[アクセサリー作りの教室で。
様々な種類の金属に、俺は目を回しそうだけど……
大事な物にするから、きちんと選びたい。]


好きなのは金色だけど……
シルバーの方が良いなぁ。


[自分の頭の中にあった指輪のイメージ。
もろ結婚指輪だったんだけど。
バレバレかなぁ?
でもペアリングってそう言うものじゃないの?
知らないけど。だって作った事無いし。]

シルバーだと、どれがいい?

ボコボコしたのもかっこいいし。
マッド仕上げって言うのもかっこいいけど。
玲羅が着けやすいのが良い。

一番は、玲羅に何時も着けて欲しいから。
自分を魅せるのが上手な玲羅が。
自分が一番身に着けやすいのを選んで欲しい。

後刻印は絶対掘ってもらおうね。



[色々考えたら頭プスプスしてきながら。
自分の感想を話して、玲羅の意見を聞いてみた。**]

【人】 店員 ミスミ

[ちえさんと遠藤さんの間が気になりすぎていて勝手にそわそわしていたら、横から瑞野先輩に手元に集中するよう釘を刺された]

えっ、わ、あっぶな…ありがとうございます…。

[あぶない、もうちょっと火からおろすのが遅れたら折角のラムが無残な硬さになってしまうところだった。
店の雰囲気によっては金串そのままで出してもいいのだけど、この店の雰囲気にはさすがに合わない気がして、セラドンブルーがきれいな皿の上にラム、玉葱、ラム、春キャベツと盛り付けていく。
最後にトロトロになるまで別でグリルして黒くなった皮を向いてオリーブオイルと少しの醤油で旨味を足したパプリカを彩りよろしく料理の中央に。
皿の端に粒マスタードを添えて]

お待たせしました、スプリングラムと季節の野菜のグリルです。
味付けは塩と少しの醤油だけなんですけど、よかったら粒マスタードも試してみてくださいね。

[前回所望された二杯目>>27にはボストンゴールドを用意したのだが、今日のはづきさんのグラスの中身は何だっただろう*]
(191) 2023/03/12(Sun) 23:59:31
メモを貼った。

[ 「ただいま?」と語尾があがる挨拶に、
 うん、と頷いて少しの間はそうしていた。

 甘えるようにされたら、尚更腕に力が
 入ってしまったけれど、それもわずかの間。

 部屋の中へ通したら、並んだ]

 うん、間に合ったよ。
 どうぞ、

 まずは、それでダメになってる那岐くんが
 見たいな。

[ まずは、と銘打ったのは、
 
頭を過った言葉があるから、も本当なんだけど
 今日は泊まりなのでね、時間はたくさんある。
]

[ 自分の部屋で、
 ぐでん、とダメになってる恋人って、

 言葉にはできないけど、なんか、いいよなって。
 先日はそれをじっくり眺めるだけの余裕が
 こちらになかったのもある。

 ――というか先日の彼はダメではなく
 かなり出来た恋人の姿だったので。 ]

 お腹すいてる?
 今日はダメになる日だから、
 出前取っちゃおうとか思ってるんだけど

[ 聞いてテレビのリモコンを操作すると
 いくつか入っている配信サービスの画面が
 表示された。* ]

[怒っていてもあまり怖く見えない顔は、他の感情だって上手く隠せてしまえたら良いのに。
笑って余裕ぶるにはあと何年かかるかな、高野さん。
年の問題じゃないか……。

真白の無自覚攻撃がクリティカルヒットし、耳孔の奥まで熱くなった表情は、誰の目から見ても白うさぎに懸想していることは明らかで。
会話内容を聞いて砂を吐きそうな気持ちで退店した客がいたとかいなかったとか。

「なかよしだねぇ」

それを言う余裕がある人が近くで良かった。
隣席がリア充ばくはつ派の人だったら刺されていたかもしれない。]


 ……焦らし上手。


[だめ、と告げる声色が甘い。
獣性がはみ出てしまいそうな恋人を躾けるその声に従えない自分ではないし、
そもそもちゃんとここがまだ公共の場だという認識はある。

幸い桜カクテルも飲んでいないから素面だし。]


 ――あ、逃げた。

[窘めておいて、彼女自身が少しぽうっとなっていたようで、我に返って急に慌て始める。
ほらその「ぁぅ」が可愛いんだってば!!

クスクスと逃げる彼女を見遣った後、零す。
呟くというにはあまりに聞き取りやすい声量で。]

 ほんっとに可愛いな、僕の白うさぎさんは。

[聞いてくれたっていいよ。
これは自慢だからね!]

――閉店後――

[印、なんて言葉を聞いた後にオープンショルダーの服を見た時の男の気持ち、誰かわかって欲しい。

いや、可愛いんだよ?
正直言ってすごい好きな恰好なんだけど、その、首元がね??

煩悩塗れはそっと彼女の髪に触れた。
せめてその柔らかな毛先が自分の目から彼女の肌を守れるように。]

 裾がふわってなるスカート、元々好きだったんだけど、
 好きな子が好きな恰好が自分の好みと合ってると、
 毎回得した気分になっていいよね。

[そのワンピースと並んで歩く男、今日もいつもと変わらない何本も持っている黒のストレートパンツなのだけれど。
ファッションは専門外なので、温かくなってきてインナーが薄くなってもジャケットで誤魔化す癖が抜けきりません。

買い物デートに丸一日オフを貰えるなら、しっかりとその日にコーディネートして貰おう。]


 手、繋ご。


[手を伸ばす仕草からぎこちなさが取れても、彼女の魔法を解くように言葉をかける。
一度握ったなら指は滑り、彼女の指の間、水かきを擽って指と指とを交差させる繋ぎ方を促した。]



 うん、そこなら取材の予定は入ってないから
 原稿作成のスケジュール調整したら、
 僕も一日空けられそう。

 どこまで買いに行こっか。
 荷物が多くなるなら車の方が良いかもしれないけど、
 洋服のブランドって正直僕は詳しくなくって、
 いつもモールの同じブランドで買っちゃってる。

[スケジュールの擦り合わせが終われば次は場所。
駐車場もあるが電車の駅からも近いところにある大型ショッピングモールの名前を挙げれば、彼女のお眼鏡に適うショップは入っているだろうか。
ファストファッションの大型店舗もあれば、女性服のブランドも何件かあった筈。
自分が買うのはいつも決まった店で、幸いサイズがあまりに平凡なもので、サイズ合わせに苦労した経験がまるでない。

男女でお揃いのパジャマが購入できるショップがあったかどうかの記憶はないので、必要があればモールのアプリでショップリストを表示させながら検討する。]

[いつもなら、足は駅へと向かう。
電車はまだ動いている時間だ。]

 マシロちゃん、渡したいものがあるから、
 ちょっとうちに寄ってもらっても良い?

[渡したいもの、は実はひとつはもう持っているのだけれど。
渡す場所はやっぱりこんな路上じゃなくて改まりたくて。

こういう時、そう遠くない位置に自宅があって良かったと思う。
一度部屋に彼女を招いても、翌日に響かない時間には帰してあげられるから。]

[そうしてマンションの5階、自室の前に着いた時、いつものようにポケットから鍵を出す仕草をして。
小さな封筒を真白の前に差し出した。

中身は作っておいた、自室の合鍵だ。]

 迎えに行くことが多いからあんまり使うことはないかもしれないけどね。
 持ってて欲しくて。
 デートの日、これにつけるキーホルダーも買おう?

[マシロちゃんが開けて、と促す。
鍵穴にぴったり嵌る鍵がゆっくりと回って、ノブを引いたらいつもの自宅の狭い玄関が現れた。

先に身体を滑り込ませ、彼女に向かって手を広げる。]


 
おかえり!


[店でも聞く言葉だけれど。
これからはこの家で聞く頻度の方が高いといいな。**]

メモを貼った。

【人】 店員 ミスミ

(冬が来たらカウル出したいな)

[一皿出し終えたところで軽くコンロ回りを片付け、整えながらアイリッシュシチューを羨ましく思った気持ちが懐かしい料理を思い出す。
自分の料理の大半はばあちゃんから教わった料理が基礎になっているけれど、これは義母が初めて自分に教えてくれた料理だ。
イギリスについて暫く、ロンドンの味にどうも慣れなかった子供の時分に、ウェールズにルーツを持つ彼女が出してくれたもの。
大仁田ネギにも似て太くて濃い甘みを持つリーキの入った羊肉のスープはやっぱりたっぷり根菜が入っていたので塩肉じゃがみたいな味だと思ったことも懐かしい。
ハウス物は一年中出回っているらしいが、国産のリーキの旬は冬に入る前だというから、シーズンが近くなったら店長に自腹でもいいから入れてほしいと頼み込むつもりでいる。

そこからふわっと、シェパーズパイだのファゴットだの思いつくがどちらもスプリングラムを使うにはちょと惜しい気がする。
あれらは肉質がしっかりとしたマトンのほうが合うと約7年のイギリス生活が訴えた。
だから、今夜のレシピはちょっと海外の系統からは外したほうがいいかな、なんて思っていたころ]
(199) 2023/03/13(Mon) 0:31:04

【人】 店員 ミスミ

えっ、それ俺が見ていいやつなんですか…。

[見せられたスマートフォンの画面にちょっと焦った。
こういうのを軽率に見せてしまうところは日本独特の感覚な気もするけれど、文面的には褒められているようなのであんまり強くは言い出せなかった]

うーん…ラムに合う………そうですね、ミントとかって大丈夫ですか?

[歯磨き粉の味しかしない、という人もいるくらい好みの分かれる構想について尋ねる。
外そうとしたくせに、発想がまた日本にないところに帰ってきてしまったとちょっとだけ内面自己嫌悪しつつ*]
(200) 2023/03/13(Mon) 0:31:11
メモを貼った。

 黙っているのが正解だったかな。

[ 苦笑いを一つ。なにせ多分、
 彼氏しか知らないであろう一面を
 見てしまったので。

 しかし良く逃げるなぁ真白さん、俺から。
 高野さん怖くないよ。 ]

 微笑ましいね

[ この可愛いに返すべきは、
 そうだね、でも、可愛いね、でもない。
 愛らしいという意味では間違ってはいないし

 たぶん、俺の同意の意見は聞こえない
 くらい、夢中なのだろうけど。 ]

 いい顔になったようで、なにより。

[ マジでキレちゃう5秒前、よりそっちのほうが
 ずっといいよね。* ]

[擦り寄せた身体に応えてくれた腕に、
 機嫌が悪くなるはずもなく。
 
 彼の家に増えた一つ目に見つけた、
 『自分用』に宛てがわれたもの。

 どうぞ。と促されたなら。
 触れていた部分から一度、手を離して。
 膝を立ててソファの前に向き合ったら、
 ぽふんと、頭から行くようにダイブした。

 柔らかな弾力が押し返ってくる。
 その気持ち良さに思わず表情を緩めながら、
 ソファに埋もれたまま、振り返る。]


  ははっ、本当に駄目にしたいんだ?


[俯いたせいで流れた前髪が、
 さらりと、視界の端を横切っていく。]

[そんな姿を見たいなんて、どうして。
 そう思いながらも、甘やかされるような言葉の
 魅力には勝てなかったから。
 夕飯の誘いには。ああ。と軽く相槌を。


  そうですね、少し。

  でも……、いいんですか?出前で。
  ああでも、映画見るなら、ピザとコーラかな。


[前言撤回。
 海外映画の定番、それは今も変わらない。]

[クッション性の強いソファに顔を埋めて、
 少し息を吸い込んだら、新品の匂いがする。]


  ああ……、



[小さく、感嘆符を洩らしたら。
 ふと、なにか足りないと気づいて。
 並べられたソファの古い方に膝でずるずると移動して。]

 




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