【人】 オーク フォボス― 2日目:口元緩める表情はかわゆ ― >>153親元に娘が帰ってきて少ししたら弟妹のお世話が始まると聞いたらフォボスはやはり、えー、と口を開けてしまう。 何度聞いても困ってしまう。 眉尻を下げてしまうがタリィの家庭のことだから悩ましい。 結局はタリィの意志を優先する。 戻ってきてくれれば戻ってきてくれたで嬉しいのだ。 一緒に魔法生物の世話をして戦って交わる生活はきっと楽しいだろう。 タリィが悲しそうにする度にフォボスは苦悩する。 悲しそうにされるのは悲しい。 でも、自分はヒトの女の子を悲しくさせるしかできないのかもしれない。 今まで当然と思っていたことが文化の違いでは当然ではないことを知った。 文化の違いは難しい。 ヤだ、とはっきり言われれば、その時はきっとタリィが大変になるのだろうけれど。 (159) 2023/06/27(Tue) 0:42:10 |
【人】 オーク フォボス「えっ、そーなの?」 草を食べるのも経験しないことらしい。 >>154生きてたら大体食べれると思っていたから心配そうな表情をされると言葉が詰ってしまう。 普通だと思ってたことは普通ではないのだ。 後日、ご飯を用意してくれるようになると依存度が増していくことになる。 胃袋を掴まれていると大人しい。 美味しいご飯は幸せになれる。 観察されるとは思ってもみないからフォボスは無防備に眠る。 危険があれば目覚めるが害する者がいないならぐっすりだ。 その時は気持ち良さそうにいびきをかいて寝ていて、小鳥が巣を作るのを見ていられるだろう。 長期休暇の時は魔法生物にも人気になれそうだし、でも相変わらずついついおいしそーだなーと呼びかけてはビリビリされる未来がある。 口元を緩めているのかわゆなのだがタリィはきっと気づいていない。 先日よりもきっと伝わりやすいけどかわゆポイントをあげるとキリがない。 (160) 2023/06/27(Tue) 0:42:19 |
【人】 オーク フォボス「だいじょーぶ、へーきだよ。 お墓にいくのは、まださきー」 オークの雄は戦うからお墓に行くこともあるがクラーケンには負けないだろう。 巨人先生にも戦い方を聞いておこう。 毒性のある生物は割と多い。 綺麗なのは結構ヤバいのがいる。 こういうひらひらしてぬめぬめしてるやつとかと指で形を示して伝えていこう。 マンドラゴラスティックはスティックが中が見えないグラスの中に入っていて蓋までされていた。 蓋に穴が空いててスティックを抜いて食べるらしい。 届いたそれをまじまじと見つめる。 抜いたら叫び声がするのだろうか。 恐る恐る抜いたら普通にスティックされたやつで安心した。 ところで、服飾ということは装飾もあるだろう。 魔導具の方が良いだろうか。 三つ編みを止める髪留めとか、チョーカーとか。 かわゆなのあったらつけてほしいのでその店にもいかないかなと誘おう** (161) 2023/06/27(Tue) 0:42:26 |
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