【人】 愛智 哲弥どうしようか お腹は空いている? 空いているなら、何か食べようか まだ大丈夫そうなら…… [ とん、と一歩を踏み出しながら、 考えを巡らせる。 君と一緒に行きたいと思っていた場所 たくさんあって、どうしようかと] ふふ、桧垣さんと 一緒に行きたいところ多くて迷うな 歩きながら考えようか [ 数歩、歩き出してから、 一度、立ち止まって。] (34) 2023/02/16(Thu) 23:07:48 |
【人】 愛智 哲弥…… 混んでいるし、 はぐれないように、繋ぐ? [ 照れを含んだ視線を泳がせてから、 緊張した様子の笑みを浮かべて、 そっと伺うように目線を合わせれば、 控えめに、手を差しだした。**] (35) 2023/02/16(Thu) 23:07:50 |
【人】 愛智 哲弥[ 学校で話をして、顔を合わせて、 一緒に勉強をして、言葉を交わして、 他愛もない話をして、笑いあって そんな何気ない時間を重ねてきた 君のことが、俺は 好き なのに―― ] (74) 2023/02/17(Fri) 22:05:16 |
【人】 愛智 哲弥― 夏祭り当日 ― そっか、じゃあ何を食べようか やっぱり定番のたこ焼きとか…… [ お腹を押さえながら、 恥ずかしそうに笑う君。 うん、今日も君は可愛くて、 俺の胸のうちを弾ませる。 差し出した手を控えめに掴む感触に、 嬉しそうに微笑めば、離れないように そっと握り返した。] (76) 2023/02/17(Fri) 22:05:20 |
【人】 愛智 哲弥[ 今まで好意を隠したことはないけれど、 面と向かって、それらしい言葉を 言ったことはなかったか、やはり気恥ずかしくなる。 太陽が真上に届くよりも前の時間とはいえ、 夏の日差しは暑くて、頬を赤く染めた。 って、思ってくれったら良いのだけど。 ] (79) 2023/02/17(Fri) 22:05:28 |
【人】 愛智 哲弥[ 手を握って、人ごみの中を進んでいく。 美味しそうな焼きとうもろこしの 香ばしい焦げた醤油の匂いに、 ジュージューと鉄板の上で踊る焼きそばの 食欲をそそる音。 楽しそうに笑う人たちの中で、 俺たちもまた、仲良く手を繋いで歩いていれば、 ただのクラスメイトや友人には、きっと見えない。 そう思ってしまうと、 自然と唇が嬉しそうな笑みにを浮かんで、 にやついてしまっていたのに気づかれないかと、 あわてて表情を整えていると、 ふいに問いかけられた] (80) 2023/02/17(Fri) 22:05:32 |
【人】 愛智 哲弥ん? 桧垣さんのこと? [ そうだな、と 祭りを楽しむ人たちに視線を向けながら 脳裏に浮かぶ君のことをひとつずつ並べていく] (81) 2023/02/17(Fri) 22:05:35 |
【人】 愛智 哲弥…… 笑顔が 可愛い おはようって笑ってくれた時とか、 得意料理が一緒って嬉しそうな時とか、 自分でやったはずのことを自信なさそうに言ったり ちょっと抜けてる?ところも、 可愛くて面白いなって――… [ そこまで言って、 これは恥ずかしいことを言っている気がしたり、 若干、失礼なことを言った気もしたりもして、] (82) 2023/02/17(Fri) 22:05:37 |
【人】 愛智 哲弥えっと…… 会う度に、一緒にいると 楽しいなって思う子……かな [ 照れと罰の悪さで、頬を掻きながら 気を悪くしていないかと、 恐る恐ると視線を戻して、じぃと見つめた。**] (83) 2023/02/17(Fri) 22:05:44 |
【人】 愛智 哲弥半分こ、いいねそうしよ [ 何かを半分に分け合うことが、 嬉しいと思うのも、これが初めてだ。 何かを欲しいと強請られたら、 分けるのではなく、丸ごと渡してしまうような そんな人間だったから、よく妹に怒られていた。 ―― お兄ちゃん、半分こしよ! その方が嬉しいでしょ? 今なら、妹の気持ちが理解できる…… 気がする。] (96) 2023/02/18(Sat) 1:16:52 |
【人】 愛智 哲弥[ 俺が君に感じていることを、 素直に言葉にした。 どちら、なんて考えたことがない。 俺が見てきた"君"のこと。] ううん、変…… ではない、かな 面と向かって話すと、ちょっと照れたけど [ くす、ともう一度、 照れくさそうに笑っていれば、 君はさらに言葉を続ける。] (97) 2023/02/18(Sat) 1:16:56 |
【人】 愛智 哲弥[ 真っ直ぐに、その瞳を見つめ返す。 傍にいてくれないか、と 紡がれた言葉は、"嬉しい"はずなのに、 なんでかな、胸の奥がざわついた―― ] (98) 2023/02/18(Sat) 1:16:58 |
【人】 愛智 哲弥[ 自分のことを、 まるで別の人間のように、 託したいという"君" 寂しがりやで、このままだと、 消えてしまう、"君" ] (99) 2023/02/18(Sat) 1:17:00 |
【人】 愛智 哲弥…… たこ焼き買って、 あっちの方で、少し話そうか [ いくつもあるたこ焼きの屋台から、 一番近い場所に、君の手を引いて歩いていく。 六個入りに、たくさんの鰹節。 青のりとソースの匂いが食欲をそそる。 少し今の気持ちにそぐわないかもしれない。 それでも、お腹がすくと気分も落ち込むって、 そう聞いた覚えがあったから、ね] (102) 2023/02/18(Sat) 1:17:06 |
【人】 愛智 哲弥はい、まず…… 一つ食べようか [ つまようじで、一つ取り上げて、 君に差し出した。 受け取ってくれたなら、 自分も同じように一つとって、 ふぅ、ふぅ、と冷ましてから、口にした。] (103) 2023/02/18(Sat) 1:17:08 |
【人】 愛智 哲弥…… ん、美味しい [ はふはふと、まだ熱そうにしながら、 それでも口の中に広がる美味しいという感覚に、 ふふ、と嬉しそうに笑った。] 君と一緒に食べたかったんだ 前に食べたのより、美味しい気がする 君はどう? [ 美味しい?と、覗き込むように緩く首を傾ぐ。 それから、たこ焼きのなくなったつまようじを、 指先でコロコロと弄りながら、 先ほど言われた言葉を考える。] (104) 2023/02/18(Sat) 1:17:10 |
【人】 愛智 哲弥…… 桧垣さんの中には、 君と、桧垣さんの…… 二人がいて、 このままだと、桧垣さんが…… 消えてしまう 俺が選ばないと、消えてしまうって、 君の言い方からすると、そういうこと? [ 状況を整理するように、 訥々と、意味を飲み込もうと言葉にした。] (105) 2023/02/18(Sat) 1:17:12 |
【人】 愛智 哲弥もう、気付いているかもしれないけど、 俺は…… 桧垣さんが、 好きだよ 最初は一目惚れだったと思う でも会う度に、傍にいると楽しくて、嬉しくて 君のことを知る度に、もっと好きになった…… (106) 2023/02/18(Sat) 1:17:14 |
【人】 愛智 哲弥多分、君である時も、桧垣さんの時も、 あったよね…… 違う一面だなって、 思った時があったし、抜けてる?って思ったのも、 多分……そういうことなんだよね [ 指先で弄んでいたつまようじを、 ぷす、と一つ、たこ焼きに刺して、 ひょい、と摘まみ上げる。] (107) 2023/02/18(Sat) 1:17:16 |
【人】 愛智 哲弥…… 昔、本で読んだことがあるんだけど、 一人の身体に、二つ分の人格や感情があると、 身体に、脳に、すごく負担がかかるから そのままだと、二人とも死んでしまう だから、どちらかが消えなければいけない そういう話があったんだけど、 君たちの身体に起きてるのって、 そういうことなのかな…… (108) 2023/02/18(Sat) 1:17:26 |
【人】 愛智 哲弥[ お腹が空くと、悪いことばかり考えてしまう。 そんな風に嘆いていた妹のことが、 一瞬だけ浮かんで、ぱくり、と、 摘まんだそれを、口に運んで。 話した内容を咀嚼するように、 柔らかい生地とソース、こりっとした蛸を、 喉の奥へと噛んでは、喉の奥へと流し込んで] 君が言う、私を選んだら、 君の方が消えてしまうんじゃない? 二人一緒では、生きていけないのかな? [ 隣にいる君を見つめる。 ほんの少しだけ、縋るような色を揺らした。] (109) 2023/02/18(Sat) 1:17:30 |
【人】 愛智 哲弥[ 一縷の望み。 そんな想いで願った言葉は、 一つずつ、紡がれる君の言葉で、 黒く、痛みを持って、事実を刻んでいく。] ………… そう [ 二人一緒では生きていけない。 絶対に無理だと、 泣き出しそうな顔で、笑う君は、] (151) 2023/02/18(Sat) 13:11:14 |
【人】 愛智 哲弥[ 三つ目のたこ焼きに、 つまようじを刺して、自分の横に置く。 考え込むように、悲しそうに視線を落として、] …… 俺の話、聞いてた? 君は、自分と桧垣さんは違う人間って、 認識しているから、そう思うのかもしれないけど 俺が一緒にいて楽しいのは、 今の"君"でもあるんだよ…… 不誠実に見えてしまうかもしれないけど、 俺は君のことだって…… (155) 2023/02/18(Sat) 13:11:31 |
【人】 愛智 哲弥そんな顔しないで? 大丈夫だよ [ だけど、傷つけたくはなくて、 そんな言葉を投げつけるなんてできなくて。 変わりに、ここに来る前と同じ言葉を繰り返して ぽん、と一度だけ頭を撫でた。] (157) 2023/02/18(Sat) 13:11:39 |
【人】 愛智 哲弥君がいなくなったら…… 彼女も、俺も、それから―― [ 君と同じように、 俺に彼女のことを託そうとした彼の顔が過る。] きっと彼も、悲しむと思う [ 名前を出さなくても、 同じ人の顔を浮かべられたかな。 誰と問われたら、ちゃんと結城と ]名前を伝えただろうけど。 (158) 2023/02/18(Sat) 13:11:42 |
【人】 愛智 哲弥…… 俺さ、 君たちに出逢う前は、 人の気持ちが分からなくて、 今の分からない時があるけど、 それでも、君たちのおかげで、 好きとか、嬉しいとか、悲しいとか、 そういうの、わかるようになったんだ [ 悲し気に引き結ばれた唇を 意識的に緩ませて、微笑みを浮かべる。] (159) 2023/02/18(Sat) 13:11:56 |
【人】 愛智 哲弥だからもう、そんな顔しないで お祭りを楽しもうか まだ、行きたいところがあるんだ 一緒に…… 回ってくれる? [ 君は俺のことを好きじゃないのだろうけど、 君ともう少しだけ一緒にいさせて欲しくて。 ―― できれば、どこかで 彼に会わせたくて ダメ? と困ったように笑った。**] (163) 2023/02/18(Sat) 13:12:26 |
(a7) 2023/02/18(Sat) 21:12:26 |
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