人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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視点:


【墓】 夕凪

夕凪は、声をかけました。

「青嵐くん、お祭りにいったら今日は何食べたい?
 お腹壊さないようにするんだよ」

話を早く区切って、誰かの元へ。

「茜ちゃん浴衣は着る?
 着付けして欲しかったら夕凪に任せてね」

せわしなく、何かに焦っているようにまつりを楽しみにしている。

「……卯波、あのね。
 夕凪たちの写真もっと撮って欲しくて、あれ?」

ずっと続くと、楽しいと思っていた世界にひびが入ってしまったような気がして不安で仕方が無い。
だから、できる限りのことをしようと思った。

「……大きくなってる?
 う…うん? ……前よりも、ずっと。
 お世辞じゃないよ、素敵だと思う……」

ここにみんなでいたいという祈りは、間違っているのかな。
夕凪たちは、閉じ込めたいとでも、おもっているのかな。
だんだんと変わっていく皆の心に、亀裂は溝を深めていった。
(+9) 2021/08/15(Sun) 15:41:03

【独】 夕凪

チリーン……風鈴の音が鳴ります。

数年前、夕凪たちがまだ、大人になる前のこと。
よく、みんなのことを思い出しては話をしました。

「夕凪、青嵐のこと好きだったの!?」


「からかわないで、小さい頃の話よ。
 小学生だし……ちょっと笑顔が素敵だなって。
 イケメンになってるか、可愛い彼女がいると予想しているわ」


「どうだろう、僕は青嵐は女の子に振られやすいと思うけどなあ」


「そんなこと言わないの。
 でもどんな子がタイプになるんだろうね。
 お料理上手なことかかな、そういうのは気になるかも」
(-43) 2021/08/15(Sun) 15:44:30

【独】 夕凪

「編笠に会いたい〜!」


「夜凪は編笠くんの事本当に好きよね。
 私も一緒に遊んでいて楽しかったわ」


「僕たちに頑張って着いてきてくれるところとか。
 やっぱりみんなをよく見てるところが好き。それに面白い」


「面白い、か、わかるわ。
 いっぱいお話ししていたくなるのよね……今元気かしら」
(-44) 2021/08/15(Sun) 15:45:47

【独】 夕凪

「将来の夢って、ちゃんとあった? 夕凪」


「私は、あんまり考えてなかったわね。
 絵は描き続けたいって思っていたかしら。
 だからコンクールで賞をもらったときも、仕事にするかなんて何も考えてなかったわ」


「ふーん、……あの涼風どうしただろうな。まだ書いてるのかな」


「そうね、二人で応援していたものね。
 書いていたら、どんな話書いているのかな。
 恋愛小説かな、それとも冒険譚かな」


「(官能小説とか書いてたらどうやってコメントすればいいんだろうな)」
(-45) 2021/08/15(Sun) 15:48:11

【独】 夕凪


「蝉の鳴き声やっとするようになったねー」


「都会じゃ少ないから仕方ないわよ。
 蝉と言えば髪置くんがたくさんの蝉の抜け殻撮ってきたの覚えてる?
 あれ面白くってしばらくお腹が痛かったわ」


「髪置本当に何でもしたからなー。
 ……一体今どうやって暮らしているんだ?」


「さあ……連絡取れていないから。お母さんに聞いてみようか。
 私は彼が楽しいのが一番だと思う。
 あんまり窮屈な生活を送っていて欲しくないわね」
(-46) 2021/08/15(Sun) 15:49:45

【墓】 夕凪

>>+10

「……写真も絵も、いつまでも残るからいいよね。
 夕凪もお祭りを楽しみにしてる」

卯波の背や、髪をじっくりと見た。
嬉しいようで悲しかった。
記憶のあのままだったあなたが変わって、はっきりと気づいたような気がした。
きっと、秘密基地にいつまでもいられないのだ。
記録を残し続けたいことが、未来をしっかりと見ているようで閉じこもってる自分を自覚してしまった。

「 、お祭りに終わって欲しくないなって思っているんだ。
 卯波は、どう? また来年も、こうして遊びたいって思っている?」

見送る前、そんな言葉を投げかけていた。
(+17) 2021/08/15(Sun) 19:07:38
夕凪は、浴衣を着て境内に訪れた。髪は結わずに、手にはヨーヨーを持っている。
(c15) 2021/08/15(Sun) 19:15:20

【墓】 夕凪

>>30 涼風

「……涼風、くん。
 もちろん、とってもお祭り楽しみにしていたんだよ。
 もっとたくさん、いろんな景色この瞳にうつしたくて。

 浴衣姿みんなに褒めてもらえて、嬉しいな〜」

一人ではしゃいでいるのが気恥ずかしいのかはにかむ。
少しの間あなたを見つめたあと、ぽよんとヨーヨーをはねさせ、視線を玉に向けて呟いた。

「―――楽しんでる? 夕凪は、今とっても楽しいよ」
(+23) 2021/08/15(Sun) 20:32:23

【墓】 夕凪

>>39 涼風

「……会えることが幸運、そうだね。そうだった。
 見せたかったのは、夕凪も一緒だったよ」

他人ごとのように呟いて。

「勉強するのも大変だよね、これが何のためになるんだって反抗したくなって。親は将来のためになるっていうの。
 ……傍にずっといるのも、出て行くのも選択だよね。
 どっちがとりたいって考えたことはある?」
(+28) 2021/08/15(Sun) 21:46:23

【墓】 夕凪

>>44 涼風

「思ってた、なんだ。 一緒だね」

 顔を上げて。伝える、今度は違う言葉で。

「やっぱり夕凪がいっちゃったこと、苦しめてたかな。
 自分のやりたいことい一生懸命蓋をしていたのに。
 理想と、手に届くものが違うって。

 喧嘩しちゃったんだ姉弟二人で。
 夕凪は一緒にいたいっていって。
 夜凪は一人で自立をしたいっていった。

 いつも夕凪はそうだった。
 一生懸命考えてた気持ち……考えないで。
 何言いたいんだろう、気にしすぎていないといいなって」
(+32) 2021/08/15(Sun) 23:45:10

【墓】 夕凪

>>49 >>48 涼風

後悔は、してないよ。

 喧嘩したこと。意見が合わなかったこと。
 自分の夢を自分で決めて、離れようとしたこと、全部。

 だけど、仲直りをしてないことだけは気にしてる。
 伝えていなかったことをずっと、ずっと気にしている。
 ちゃんとしていない……ちゃんと話せていないんだ」

 おかしな事が起きてるといったら信じてくれる?
 夕凪がここにきて、みんなと笑い合っていたこと。
 夕凪がここで笑って、やりたいことをやっていたこと。
   が突然この身体で目を覚ましたこと。
 夕凪が話しかけて、  と話をしたこと。
 夕凪の声が聞こえなくなったこと。
 夕凪はここにこれるはずがないってこと。


「拾うのが夕凪なら、夜凪は捨てる選択肢を肯定しに来たのかも。
 だけど、答えは多分一緒だったかもしれないな。
 君のファンである夕凪たちはここにいて、いつまでも待ってる。
 夕凪たちは喧嘩をしたことを、悪くなかったと思ってる。
 すごく、離れている時間が寂しいだけ」
(+33) 2021/08/16(Mon) 1:09:43

【墓】 夕凪

「だめだなあ、わかっていたのに」

「いられるなら、ずっとここにいたいのに」

「――夕凪はきっと嫌がるんだ」



夕凪はここに来たかった。
ずっとずっとみんなが楽しそうなところをみたくて。
笑っていたかった。

だから、きっとこの夢のような時間は夕凪のためにあるんだ。
夕凪が楽しむために使おう。
間違った、ことじゃない。いつまで。
本当にいつまで―――続くのだろう。


「――いるわけない。
 さみしがっているのに。
 呼べないよ、」


体育座りで石段に座り込んで花火が上がる空を見上げた。
(+34) 2021/08/16(Mon) 2:21:37

【墓】 夕凪

>>56 涼風

 夕凪は怒っていない、寂しいだけだ。
 夜凪は嫌っていない、ただ、変わっただけだ。

「会いに行けないよ、【話してくれない。】
 夜凪は夕凪を納得させる答えを持ってきていないから。
 どうして離れたがったの、なんて、言えっこない。
 一緒の夢を、涼風みたいに駆ける勇気が無い。

 涼風は、夕凪に出せる答えは見つかったの?

 将来の夢、まだまだ悩む時間がいっぱいでしょ。
 わからないって答えを、大人になって言うのは」


 
格好悪いじゃないか。


 夕凪はきっと格好悪いなんて気にしない。
 夜凪が気にしているだけ、全部そうだ。
 だけど、夕凪は、格好いい奴が好きだから。

 目の前の存在は会えないと思っている。
 物理的にも精神的にも、大きな亀裂が出来ている。
 勝手にあなたに置き換えて自分の事から逃げている。
 だけどベクトルが違えど似たような名前の悩みを、ずっと胸に燻らせて、寂しがっていた。
(+35) 2021/08/16(Mon) 2:42:39

【墓】 夕凪

>>62 目の前の君

「はは、……あははっ、格好良くなったね涼風は。
 素敵な夢で、夕凪たちの理想の君だ」

 勝手に話したあなたたちだ。
 ずっと会いたかったあなたたちの未来だ。
 
 たった数日で迷子の少年は夢をつかもうとしている。
 夕凪のおかげなのだろうか?
 もっともっと他の人の言葉もあって彼が出来たのだろう。

 それぞれが、それぞれを必要としている。
 夕凪たちは自分ではない片割れを、基準にしていたから、
 お互いを、みんなが必要にしていると思う単純な双子。

 だから最初から。
 最初から夕凪たちを求めてくれているあなた達がいるだけで。
 こんなにも嬉しいと思う単純な考えをしている。
(+36) 2021/08/16(Mon) 5:26:56

【墓】 夕凪

>>62 >>+36 目の前の君

「夕凪たちにとっての大人は――20歳になったら。
 だけど理想は、立派に格好いいって自分に胸を張れるようなことができるようになったら」

 嬉しいと思うけど、頼るのはやっぱり恥ずかしいから。
 遠慮をしていたけれど、もういいよね。
 みんな本当に立派になって、頼りがいがあるのだもの。

「一緒に、いて、考えてくれる……?
 まだ、絵しか自慢できることがないけど。
 今は【夕凪に夏を楽しんで欲しい】って思うだけの僕だけど。
 お祭りが終わったら、全部話したい。

 そして――会いにいきたいな、あの子に。
 今一人で行く勇気がないから、みんなに会いに行って欲しいって考えるぐらい情けない気持ちなんだ」
(+37) 2021/08/16(Mon) 5:30:15
夕凪は、メモを貼った。
(c29) 2021/08/16(Mon) 12:04:23

夕凪は、メモを貼った。
(c30) 2021/08/16(Mon) 12:08:57

【墓】 夕凪

>>65 約束をした僕たち

「格好いいって言われたくて頑張ってきたのに。
 慰められちゃった、あーあ……」

ありがとう、小さな言葉で呟いて。
涼しげなあなたの髪にすり寄った。
まるで恋人のような仕草は青い夏の中では絆を確かめ合う行為だ。

「約束、しよう。涼風。
 夢も将来も、これから一緒に。
 ――あの頃みたいにいっぱい話そうね」

やっと会えたのだ、奇跡のようなこの時間。
夢を、やりたいことを後悔をしないように。
誰かが与えたチャンスだったんだ。
今だけは不思議な時間に浸りたい。
そんな気持ちで感じた温もりは、涙が出そうになるほどあったかくて。
独り立ちなんて、暫く出来そうにないって、答えを先に知ってしまった気分だった。

涼風。涼風くん。夕凪達とも遊んでよ。
射撃でもいいよ、それとも何か食べたいものでもある?
今度は三人で、ううん、もっと多いかも。
僕ら双子はみんなを連れ回しちゃうからね。
大勢誘って。また。
もっと笑える思い出を語り合おう。これからもずっと。
(+49) 2021/08/16(Mon) 19:18:12

【墓】 夕凪

>>編笠

「さみ……しー……なー」

 大事な友達と再会できたのに。
 夕凪に楽しい夏を与えると決めたのに。>>+34
 やっぱり隣に誰かがいないと寂しいんだ。
 何故か心の何処かでもうすぐ終わってしまいそうな気がする。

 "あの狼の子"が寂しがっているのがわかる。
 自分と似たような感じがした、あの子。
 大事な誰かに隣に居て欲しかったあの子。

 突然傍にいなくなる寂しさや辛さを、
 思い出してしまったのが運のツキだ。
 夢ならば都合よくずっと夢のように過ごしていたかったな。

 なんだか心まで女の子になってしまうのかもしれない。
 だけど、いまこのままで聞きたいことがある。

 聞いておかないと。

「よっし。編笠を探そう」

 たとえ、この夢が終わったって。
 伝えたいことは変わらないけれど。
 動かなければ始まらないよね。
(+50) 2021/08/16(Mon) 19:33:40

【墓】 夕凪

>>75 編笠

「うん、探してた。どう? 浴衣似合っているかな。
 みんなに褒めてもらったから聞かなくても返事はわかってるけれど」

話しかけてくれたのは、暗い顔をした魚を見つけてくれたのはあなただったのに。
今の印象はなんだか黙ってばっかりの人だ。
本当にその口が開くのはいつなのか。
いつまでも待てる気分なのは確かだけれど。

「編笠くん、ここに来て、ここで話してくれたこと。
 ――何処まで本気にしていい?

 夕凪は、夜凪が居ないとすぐに落ち込む寂しがり屋さんで。
 夜凪は、夕凪のことになるとすぐに考え過ぎるお節介屋。

 まだ、夕凪たちのことが好きで。さ。
 代わりになってくれるっていってくれるかな。
 ううん、代わりとかじゃなくって。
 居て欲しいなって頼んだら、隣に来てくれる?」
(+51) 2021/08/16(Mon) 20:25:20

【墓】 夕凪


>>78 >>79 編笠

「そっか、……わかった。
 じゃあ、――いまは夕凪と編笠の夢で、一夏の思い出

 難しいことを考えないで」

あなたの思い出と、夢と、夕凪が重なる。
ゆっくりとその頬に手を触れて、優しく撫でた。

「答えられなかったのは、どうしてかなって考えていた。
 はじまりすら与えられなかったのはなんでかなって考えた。
 それは、――なにも物語が紡がれていないから。
 君も夕凪も、黙ったまんまだ――……ねえ、一つだけお願い」
(+54) 2021/08/16(Mon) 20:59:23

【墓】 夕凪

>>78 >>79 編笠

「夢から覚めたら、―――本当の気持ち教えてね。
 だって君の物語は今からこれから紡がれていくんだから。

 だけど、"僕は聞いてしまった。"
 このことに関して僕から夕凪に伝えることは多分、一生ないよ」

今伝わっているだろうか、目の前に居るのは。
あなたのことがお気に入りの、ただのお節介の少年だ。
(+55) 2021/08/16(Mon) 20:59:54