人狼物語 三日月国


153 『Override Syndrome』

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視点:


カナ語り部 イヴ

【念】 内科医 カナ



  [鏡、自らの魂を形に変えて晒す鏡。>>2:!21
   それがガラス細工でも薄氷でこしらえたものでも
   映す先には投影だけ。

   一度ヒビが入ればその筋は伸びていき、
   割れた先に映るのは、本物の自分。]


   親しくなくても分かる時は分かるよ。
   なんとなく、だけどね。


  [微笑みは嘲笑か、皮肉なのか。
   しかし今ここが診察室であること。
   あなたがここにいること。


          それが答えだと、そう思うだけ。]
            

(!0) 2022/06/18(Sat) 8:54:56

【念】 内科医 カナ



    知ってる?


        弱さや苦労を認めることは
        決して、悪いことじゃないって。



(!1) 2022/06/18(Sat) 8:55:45

【念】 内科医 カナ



  [それが怪我であろうとも、病気であろうとも
   精神的な疾患であっても関係ない。

   いつかは受け入れなければならないことで。
   たとえ指先でガラスを砕くことになろうとも>>2:!23
   歪みを抑えきれないあなたに、問い続ける。]


   大変だと思ったことがあるんでしょう?
   それなら大変だった、が正解じゃない?>>2:!21


  [そこに在る矛盾。
   自己評価と世間体の大きな剥離。

   しかし必要なのは本人がどう思うかであって
   世間体や第三者の視点に意義なんてない。]


(!2) 2022/06/18(Sat) 8:57:36

【独】 内科医 カナ



   『死に取りつかれると、希望という逃げ道も
    理性の説く道理も何の役にも立たなくなる。

    無意味なだけに、かえって死への欲望を
    かきたてるばかりである。

    この欲望に打ち勝つ方法はただ一つ、
    死への欲望そのものをとことんまで
    生きぬくこと、その喜悦と苦悩を一身に浴び、
    回避行為を一切やらないことである』



(-7) 2022/06/18(Sat) 9:01:02

【念】 内科医 カナ



  [目の前で苦悶に満ちていくあなたを前にして、
   かつて哲学者シオランが遺した言葉が脳裏を過る。

   思い出したくもないだろう古傷。
   それでも私は、示さなければいけないから。


         たとえそれが、あなたを内側から
         乱暴に引き裂き、襲いかかろうとも。



(!3) 2022/06/18(Sat) 9:02:05

【念】 内科医 カナ



  [私の手にあるあなたの傷痕。
   見せれば返ってきたのは露骨な拒絶で。>>2:!24

   やめろと悲鳴を上げるあなたの前で
   私は紙束を一枚、一枚と捲る。

   そして紡がれた文字列を指先でなぞると。]


(!4) 2022/06/18(Sat) 9:03:04

【秘】 内科医 カナ → 会社員 ツグアキ



   いいえ、知ってるのは論文の中身だけ。

   この論文が完成するまでの歴史は
   あなたしか知らないはず、そうでしょ?


(-9) 2022/06/18(Sat) 9:03:30

【独】 内科医 カナ




   ええそう。あんな生まれがいいだけの
   お坊ちゃまに書けるような内容じゃない。


            盗っ人の虚言なんて
            聞いてあげるに値しないもの。



(-8) 2022/06/18(Sat) 9:04:06

【念】 内科医 カナ



  [論文からあなたへと視線を戻す。

   心残りなんて知らない。
   最もな正論と共にあなたの音が軋むと
   回らない歯車がその不良を示すように
   錆び付いてしまった螺子が呻いた気がした。

   怒りか、恐怖か、絶望か、諦観か。

                 哀しみか


   私はあなたの手に自分の手を寄せると、


                あなたの目を見て。]


(!5) 2022/06/18(Sat) 9:05:58

【念】 内科医 カナ



   それは出来ない。


      それでも生きてもらうことが
      古森佳奈の意志で、心療内科の役目だから。


(!6) 2022/06/18(Sat) 9:07:01

【念】 内科医 カナ



  [あなたの願い出に明確にNoと首を横に振る。
   そして、それがどんな意図であろうとも
   今自分が大変だと考える片鱗が見えた時、
   私はあなたに向けて病名を告げる。]


   佐々岡くんはOverride Syndromeに
   罹ってしまっている可能性があるの。

   罹ってしまったあなたに非はない。
   でも、治療をするかどうかは別の話、でしょ?


  [現状を伝えて対策を促す為の宣告。
         その声は、あなたに届くだろうか。]*
   

(!7) 2022/06/18(Sat) 9:07:50

【独】 内科医 カナ

/* 遅くなってすみません…!
お付き合いありがとうございます!

トラブル解決の方が大事ですしこちらは後回しで大丈夫ですので!
(-10) 2022/06/18(Sat) 9:12:55

【念】 内科医 カナ



  [ガラス片に映るのは記憶の欠片。
   しかし屈折した目で見れば虚像にもなる。

   たった一枚の鏡だけで
   思いもしない方へ人は壊れていくもので。

   それを壊すために鏡を割る役割を持った人を
   皆々、W先生Wと、そう呼んできた。]



(!18) 2022/06/21(Tue) 0:16:01

【秘】 内科医 カナ → 会社員 ツグアキ




   そうね。


      でも、物は言いよう、でしょ?



(-21) 2022/06/21(Tue) 0:16:31

【念】 内科医 カナ




  [わかったつもりになっているだけ。>>!11
   それを否定することは
   自分の立場を否定するのと同じ。


       それが困難を極めるから
       W心療Wは一筋縄じゃいかない。>>!12



   
(!19) 2022/06/21(Tue) 0:17:40

【念】 内科医 カナ



  [同情の目は見飽きただろうか。
   そこに見出す慰めの言葉も意味が無いと
   むしろ毒であると、その目が物語る。


   向けてはならないはずなのに
   それでも抱いてしまう感情は
   セーフティネットに包まれた愉悦。


   医者というのは
   思っていたよりも賢い生き物じゃないから。]


(!20) 2022/06/21(Tue) 0:18:21

【独】 内科医 カナ



   かわいそう、というささくれ立つ言葉の代わりに
   突きつけたのは最も苦い良薬。>>!14


(-22) 2022/06/21(Tue) 0:18:49

【念】 内科医 カナ




   楽しいなんてことないよ。

   けど私より苦しんでる人が目の前にいて、
   私がその人より弱気じゃだめでしょう?>>!15



(!21) 2022/06/21(Tue) 0:19:18

【念】 内科医 カナ




  [触れた手に応じられることは無い。
   聞こえてくるのは息絶え絶えの悲鳴で。>>!16

   医者の性みたいなものかな。
   どうしても嘘はつけなくて。

   見捨てられるはずもない。
   粉々に砕け散るガラス片に紛れる砂金
   あなたに触れる上で、一番大事な心。




(!22) 2022/06/21(Tue) 0:20:17

【秘】 内科医 カナ → 会社員 ツグアキ



   治せるかどうかは佐々岡くん次第。
   あなたを独りにさせないことは出来る。


         あなたが私を信じてくれるなら。
         私は、あなたを助けてみせる。



(-23) 2022/06/21(Tue) 0:22:09

【念】 内科医 カナ



  [診察室を出ようとするあなたを
   今度は一切触れずに、その声で引き止める。

   逃げたければ逃げてもいい。
   けれど私はここから動かずにあなたを待つと。

   その覚悟を告げ、答えに耳を澄ませた。]*


(!23) 2022/06/21(Tue) 0:22:40

【独】 内科医 カナ

/* 〆の方向性がわからなくなって変な方向に行ってないか心配です…時間的にこれが〆になりそうかなと思いつつ…
(-24) 2022/06/21(Tue) 0:23:45

【独】 内科医 カナ

/* 時間が来たのでご挨拶を。
今回はご参加ありがとうございました。
ユキさんもお忙しい中ペアしていただきありがとうございました。
また機会がある時にお願いします。それでは。**
(-27) 2022/06/21(Tue) 23:53:47