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ラキは、頑張るぞ〜。きら〜。 (a1) 2022/03/24(Thu) 21:44:13 |
【人】 灯集め ラキ>>2:60 ミン 「良い男になるには女の子を褒める技術は磨かなくちゃね。 その点では俺の背中を見て育ってくれたとも言えるし、 手強いライバルを作ってしまったとも言える……」 あの弟分は単純に礼儀として、であり、 自分みたく会う人皆に言ってのける性格ではないだろうが。 「夜は暗くなるし、良いものには違いないから、 借りる位なら寧ろオススメするけどな。 俺に免じてくれるっていうなら……買うのはもう少しだけ楽しみに待ってて。 直ぐにでも親父を納得させる奴を出しちゃうからさ!」 そう言って繕った不敵な笑みからは、 その為の勉強こそ欠かさない、 という意志がありありと見て取れて。 「……あーあ、ランタン屋の弟子はやめるって言ったのに、これじゃやめるにやめられないな。 仕方ない、帰ったら仲直りすることにしよう」 どうせ口実を見つけて絶交を取り消すのが常だけど。 今回は街で会ったお嬢さんへの見栄が決め手となった。 (9) 2022/03/24(Thu) 22:52:25 |
【恋】 灯集め ラキ「店に置いてあるランタンはみーんな親父が作ったモンだし! 何かあったかと言えば何もなかったからだし! ……いいさ、おかげでこうして巡り会えたんだし? うん、だから今の俺は実に幸運だ。 素敵なお嬢さんのお誘いとあらば是非とも。 遊び相手でも荷物持ちでも何でも任せてくれ」 家の話になれば僅かに不機嫌そうな顔を見せたものの、 その矛先は店にいる親父に対して。 誘い文句を快諾すれば、すぐさまご機嫌な笑顔に戻る。 「やっぱり甘〜いお菓子とかが好みだったり? こういう時俺は大体花喫茶屋に行っちゃうんだけど、 イクリールさんに何かオススメがあれば教えてほしいな」 (?1) 2022/03/25(Fri) 12:02:25 |
【秘】 灯集め ラキ → 灯火売り ポルクス「そういやさあ」 適当な時間。 果物飴屋さんに行った道すがらとか、そのあたり。 「ポルクス、今年は独りなんだな。 君らを見かけるときは──特にお祭りの日は、 いっつも一緒にいるところ見てたからさ。 カストルのヤツ、なんかあったん?」 ウチとは違って喧嘩して絶交とかするタイプじゃないだろうし。 言外にそう言い含めつつ、さらりと聞いてみる。 (-58) 2022/03/25(Fri) 21:38:06 |
【秘】 灯集め ラキ → 灯火売り ポルクス「どういう訳?」 思わず聞き返しちゃった。 「ああまあ、そういやあいつは俺らとは違って、 一か所に留まれない風来坊気質だったな…… お祭りの日まで待つ、ってのは、 ……いやできなかったからこその今なんだなあ」 相変わらず人を振り回すのが上手な方のジェミニだ。 また兄弟揃ってラキ兄と呼び慕ってくれる日は、 いったい、いつのことになるのやら。 「何事もなさそうで安心したぜ。 旅先に俺のランタンを持ってかせてやれなかったのが、 心残りといえば心残りではあるけどさ」 (-62) 2022/03/25(Fri) 22:33:56 |
【秘】 灯集め ラキ → 灯火売り ポルクス「はは、愛されてんな〜。 ま、心配だったり寂しかったりするかもしれないけどさ、 ───きっとあいつも応援してほしいと思うし」 思わず、自分と重ね合わせてしまう。 少年の何かしたいという欲求は、 本人にさえも簡単に止められないようにできているから。 「危なかったりしても、やりたいと思ったことは、 せめて家族には肯定してほしいもの……だけど、 君たちがそんな感じだからなあ、 ウチがうまくいかないのも、ふふ、当たり前というかね」 どこの家庭ももしかしたらそんなものかもしれない。 思わず笑って、ぽんぽん、と軽く、優しく頭を叩いて。 「何にせよ、出来るだけ寄り添ってやるもんだろ。 俺のランタンも……なるだけ早く売り物にできるようにするから。“兄ちゃんがついてる”って言えたら、二人とも安心するだろ?」 (-89) 2022/03/26(Sat) 12:54:47 |
【秘】 灯集め ラキ → 裁縫屋の子 リュシー「お、なんだなんだ? 兄ちゃんと遊びたいのかいいぜかかってこ〜い!」 くるっと翻って、勢いを減らしながら受け止める。 数々の少年少女を相手してきたお兄さんに死角な〜し! 「ははは、リュシーはやんちゃだなあ。 どうだ蜜の妖精は。これで二回目らしいけど、楽しいか?」 (-92) 2022/03/26(Sat) 13:23:57 |
【秘】 灯集め ラキ → 灯火売り ポルクス「出来るだけ早くするよ。 ……俺が認められてないのは、別に、 ランタンの出来が悪いからってわけじゃないんだし」 手に提げた、花弁纏うソレは、数年も前、 ラキが初めて完成させた思い出のランタン。 その日は喜んで手辺り次第見せびらかしにいってたっけ。 名前まで付けるほど大切にしていて、 今店に売り出されてるものに比べて負けずとも劣らない。 「不思議だよな……俺も少し前までは子供だった気がするのに、今じゃ立派な大人の仲間でさ。 ちょっと自分のことばっかり気にしてたら、 弟みたいに思ってた子たちは見違えるみたいに成長してく」 自分の顔のちょっと前に翳してみて、 暖かな光に照らし出される、少しだけ寂しげな笑み。 「────ま、でも」 「ちょっと安心した。 成長したとはいえ、ポル坊トル坊は愛する弟分に変わりないってこと。人に心配かけさせる方も、甘えん坊な方も…… うん、焦らなくていいな〜って、思える」 (-110) 2022/03/26(Sat) 18:53:43 |
ラキは、ランタンの灯りを見つめている。 (a7) 2022/03/26(Sat) 19:28:19 |