人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【墓】 厨房担当 那岐


[そんな考えを巡らせていた時に、
 不意に聞こえたタルトのキーワードに
 ラジオに意識が引き戻された。

 一生わすられない味。>>+28
 写真にも残した、宝物。]


  …………、


[忘れもしないあの日の。]
 
(+58) 2023/03/09(Thu) 21:04:03

【墓】 厨房担当 那岐


 

  ……ふ、


[吐息を吐き出すように、笑いが零れた。

 今までとは違う一人称の原因は、それだろうか。
 妙に畏まっているような。
 なのに、心踊っているような。
 
 天気予報を度々見るほどに。
 楽しみにしているというのは嘘じゃないらしい。

 ラジオは今日は生放送なのか。
 この前のように録音なのか。

 ベッドに投げたスマホを手にとり、
 メッセージアプリを開く。]
(+59) 2023/03/09(Thu) 21:04:26

【墓】 厨房担当 那岐




             『もうすぐですね。

              待ち合わせ場所は――、』**

 
(+60) 2023/03/09(Thu) 21:05:12

【墓】 厨房担当 那岐

―― サクラサク ――

[指定したのは自宅から徒歩で行ける公園の入り口。
 入り口の防護柵に腰を掛けて待っていれば、
 もうすぐ着くというメッセージが届いた。

 寒くない格好で、と言われて結局選んだのは、
 白地のトレーナーの上に、
 オフホワイトのパーカー付きボアフリース。
 更に紺のマウンテンパーカージャケットを着込んで。
 下はよく分からなかったから、
 いつものように黒のジーンズという出で立ち。
 
 到着したというメッセージに腰を上げて
 交通量の多い道の方へと向かっていく。

 背丈からすぐにその姿は見つけられたので。
 ゆっくりと、向かって。]


  おはようございます。

  そうですね、この時間に会うのは。


[いつもとは違う挨拶を交わして、
 体調の確認には軽く頷いて応える。]
(+61) 2023/03/09(Thu) 21:05:45

【墓】 厨房担当 那岐

[彼が報告してくれていた通り、
 天気は晴れやかな日が射していて、
 着込んでいたら、少し暑いぐらいだ。

 渡されたヘルメットとグローブ。
 触れるのは初めてだが眼にしたことはあるから。]


  ないですけど、見様見真似で。


[そうして視線を手元に落とせば、
 ヘルメットにはうさぎのマーク>>+5

 カラーが眼についたのは、
 自身がよく見ている色だからか。]


  これ、元からですか?


[トン、と指でうさぎを指して、問いかけて。]
(+62) 2023/03/09(Thu) 21:06:21

【墓】 厨房担当 那岐

[グローブを装着して、帽子より窮屈なヘルメットを被る。
 確かに外の音は、ぼわっとしていつもより聞き取りづらい。

 先に慣れた仕草でバイクに跨るのを見て、
 真似るように高野の肩に手を添え。
 捕まるようにして後ろに跨る。

 小さな声は聞き取れなくて>>+27、]


  …………?
  どこ、掴まったらいいですか?


[指定があるなら、その場所を。
 ないのなら、腰元に手を回すつもりで。*]
(+63) 2023/03/09(Thu) 21:06:50
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c10) 2023/03/09(Thu) 21:08:42

【墓】 厨房担当 那岐

―― うさぎのじゃれ合いは続く ――

[同僚になって三年、仲が悪いわけではない。
 たまには同僚同士で飲みに行くこともあれば、
 大咲とも店のグループチャットで
 やりとりすることもあっただろう。

 なんというか。
 時折、彼女から感じていたのは。
 背伸びをしたい妹のような。
 どこかに必死さと焦燥が見え隠れしていたけれど。

 複雑だと、珍しく素直に心情を吐露されれば。
 おや、と数度瞬いて彼女を見つめた。

 何の心境の変化があったのか。
 数週間前に慌てて早退して以降の大咲は、>>3:+2
 少し、雰囲気が柔らかくなったような気がする。]
(+74) 2023/03/09(Thu) 21:50:44

【墓】 厨房担当 那岐

[彼女の変化の元となったのが神田であることは、
 その時はまだ知らなかったので。

 神田が腹ごなしに歩いているのを横目に、>>+50
 大咲へと視線を戻す。

 
……やっぱり混ざりたかったんだろ?


 そんな言葉を飲み込んで、いつかのように。
 ぽんと、大咲の頭に手を置く。]
(+75) 2023/03/09(Thu) 21:51:07

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  大咲も、何かあったら
  オニイチャンを頼っていいよ。
  話を聞くぐらいしかできないけどさ。


[父子のような実際のつながりはなくても、
 三年紡いできた絆があるように。

 速崎からも話を聞いていたから>>3:465
 彼女にも同じように。聞き役として。]
(+76) 2023/03/09(Thu) 21:51:18

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  まあ……、
  俺にもできることとできないことがあるけど。


[大咲につられるように流した視線の先、
 何やら店員の視線が新人のカクテルに集中しているが。

 俺はあまりカクテルには詳しくないので。
 そこは可愛い妹に頼るところ。**]
  
(+77) 2023/03/09(Thu) 21:51:34
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c12) 2023/03/09(Thu) 21:53:10

【墓】 厨房担当 那岐

 

  寒くないようにって聞いたんで。
  春先にはちょっと、暑いかと思ったんですけど。


[私服を指摘されたら、何となく自身を見下ろした。>>+64
 パーカーはフリースとジャケットで二重になっている。
 持っている服は、大体、黒とか白とか、紺とか。

 トレードマークにした紺のキャスケットも。
 新しく新調した訳じゃない。
 自宅であまり使われずに埃を被りそうに
 なっていたものを使うようにしただけ。

 オシャレ、というより無難な感じ。
 一方、軽装でも着こなしている彼は、やはり。
 人の目を引いていただろうか。]
(+78) 2023/03/09(Thu) 22:18:35

【墓】 厨房担当 那岐

[カスタムはしていない。>>+65
 ということは、元から持っていたものか。
 あまり普段見慣れないものだから、
 新品かどうかも分からない。

 けれど。]


  ……俺と同じだ。


[偶然か、必然か分からないけれど。
 彼の持ち物の中にあるうさぎに、少し目を細めた。]
(+79) 2023/03/09(Thu) 22:20:03

【墓】 厨房担当 那岐

[二輪のバイクは四輪の車よりも
 バランスを取るのが難しい。
 今は彼の足が支えているけれど。

 叩かれた腰元に両手を回せば、自然と距離も近づいて。
 背中に身を寄せて、これでいいかというように、
 振り返る視線と目を見合わせた。

 体格はあまり変わらないだろうか。
 いや、背丈がある分、彼のほうが締まっているか。
 肉付きは、俺のほうがいいかもしれないけれど。
 
 ヘルメットを被った高野が前を向けば、
 ゆっくりとバイクが走り出す。


 風が、当たる。
 そよぐ風が、強くなり、駆けるように。]
(+80) 2023/03/09(Thu) 22:20:20

【墓】 厨房担当 那岐

[時折、かかる声は前と後ろの距離と。
 ヘルメットを被っているせいで少し大きい。
 
 最高、と零す声に、静かに笑った。

 同じように声を張ることはないけれど。
 緑が増えてきた風景を抜けていく中で、
 早咲きの桜を見つけたら。

 コン、とヘルメット同士をぶつける。

 腰に回した手を一瞬外して、桜の方を指せば。
 彼も気づくだろうか。

 そんな、やりとりを挟みながら。
 見慣れない道路を進んでいく。*]
(+81) 2023/03/09(Thu) 22:20:47

【独】 厨房担当 那岐

/*
落花生のお豆腐!おいしそう!!
(-55) 2023/03/09(Thu) 22:34:25

【独】 厨房担当 那岐

/*
25歳ヘテロだった男が男性を意識する描写めちゃくちゃ難しい……。
普段女の子使いだけに……。
(-57) 2023/03/09(Thu) 22:51:41

【独】 厨房担当 那岐

/*
>>+23見た限り、意味を逆に取られた気がして……。
ううん、私の表現力が足りないせいでうまく伝わらない。
(-58) 2023/03/09(Thu) 22:57:24

【墓】 厨房担当 那岐

[指先で紺のうさぎを撫でる。
 愛でるように優しく。

 そうしてヘルメットを被ろうとして
 気に入ったか>>+89、と聞かれたなら。
 被る前に応えただろう。]


   うん。


[店では使わない敬語の取れた頷き。
 気の緩みからか、春の空気がそうさせたのか。

 意識したものではなかったから、
 自分では気づけないまま、無自覚のうちに
 彼に気を許していることが一つ、増えていく。]
(+93) 2023/03/09(Thu) 23:33:01

【墓】 厨房担当 那岐

[風に流されながら交わす会話は、
 時折、聞き漏らしそうになりながら耳を傾けた。

 運転に慣れているからか、
 気を回してくれているのか、
 ときどき緩まるスピードが衝撃を和らげる。

 景色を通り過ぎていく度に、
 投げかけられる声に>>+90、声で応える代わりに
 頷いたり、首を振ったりすることで応えながら。

 彼のルーツを知っていくようで、面白い。]
(+94) 2023/03/09(Thu) 23:33:14

【墓】 厨房担当 那岐

[ヘルメットの合図は伝わったようで、
 彼の首が桜の方向に向いた。
 返すみたいに、コン、とまた一つ鳴ったから
 指し示した指先を下ろしていく。

 再び腰元に戻っていく腕は、
 彼の胴に周った後、先程より少しだけ。
 抱きつく腕に力を篭めた。]


  綺麗だ。


[遠くの桜を眺めながら、そう呟いた。
 こんな景色を彼は普段から知っているのか。

 顔見知りと交わす挨拶を横目に見ながら>>+91
 俺にも手を上げてくれるから。
 応えたいけれど、腕は腰に回したまま。

 また、頷くことで応えて。]
(+95) 2023/03/09(Thu) 23:34:05

【墓】 厨房担当 那岐

[やがて、辿り着いた目的地は話していたドライブイン。
 スピードが緩やかに落ちていく。

 腕を叩かれたなら、頷いて。
 バイクを倒さないように
 気をつけながら、足に地を着けた。

 ヘルメットを脱げば塞がっていた耳が
 解放されて外気にホッとする。
 少し、癖づいた前髪を弄りながら。]


  車や電車より、景色が近い感じがしますね。
  ……あと、思ったより寒かった。


[後者は我慢できない程じゃないけれど、
 そんな冗談も交えながら、固まった身体を伸ばす。]
(+96) 2023/03/09(Thu) 23:34:30

【墓】 厨房担当 那岐

 

[少し休んで、旨いと言っていたうどんを食べたなら、
 本来の目的地まで、もう少し。*]
(+97) 2023/03/09(Thu) 23:34:44

【独】 厨房担当 那岐

/*
厨房担当がんばれ……お料理ロール時間掛かるよね…わかるよ!
(-68) 2023/03/10(Fri) 0:05:18

【墓】 厨房担当 那岐

[互いに。
 溶けるような呟きは、風の中に消えていく。>>+100

 俺がラジオを聞き始めた頃には、
 既に彼がよくメディアに
 駆り出されていた頃ではなかったから。>>0:25

 深夜のラジオ。
 パーソナリティとリスナー。
 最初は顔も知らなかった声だけの存在。
 こんなに身近なところで知り合うとは
 思ってもいなかった"別世界の人"。

 ファンという程には深くない。
 彼がトレードカラーは今も根強く残っているけれど、
 『帰ってきた』と言われる理由の原因火傷を語られる頃には、
 彼を知るには遅すぎた。

 今も調べれば出るかもしれない情報を、
 自らの手で調べることがないのは。

 彼本人が、――そのことを語ることをしないから。]
(+113) 2023/03/10(Fri) 1:07:02

【墓】 厨房担当 那岐



 
[ 彼のトレードカラーの下に隠された
  傷の名残を知らないまま、通り過ぎていく。 ]



 
(+114) 2023/03/10(Fri) 1:07:49

【墓】 厨房担当 那岐

 

  ああ、身体で感じるから。


[好きな理由を耳にしたなら。
 体験を元にすれば、理解できる気がした。
 時期は選びそうだけれど。

 声を立てて笑う様子に>>+101、双眸を緩めて頷く。

 目的だったうどんは、
 オーソドックスにきつねうどんにした。

 厚揚げに染み込む薄い色のつゆは、
 この辺りでは珍しく西寄りのものだろうか。
 つゆを染み込ませるように沈めてから、
 箸でつまんで齧れば、甘い味が口内に広がる。

 麺は細打ち、添えられた青ネギを絡ませて。
 二枚だけ添えられたかまぼこは、桜色。

 この近くに温泉宿があることは知らなかったから、
 行ってみたいですね、なんて相槌を打って。

 自分で払うつもりだった会計を、
 すっと先に伝票を取り上げられたから>>+102
 帰りのガソリン代はこちらが払うつもり。]
(+115) 2023/03/10(Fri) 1:09:07

【墓】 厨房担当 那岐

[宣告通り、ドライブインを抜けた後は、
 少し道が悪くなったのか、揺れるようになった。
 落ちないようにと、また回す腕に力が籠もる。

 道が別れていく度に、
 後ろから追いかけてくる車や、
 前に見えていたトラックが見えなくなっていく。

 溢れ返る程の緑を抜けて、
 少し視界が開けた場所に出たと思えば
 砂利道で出来た駐車場だった。>>+111

 申し訳ない程度の、自販機と公共トイレ。
 木々の先には水の気配がする。

 凝り固まった身体を伸ばしたら。
 飲み物のリクエスト。]


  じゃあ、コーヒーを。
  ……これくらいは自分で。


[今度は先手を打たれないように。
 先にICカードを使おうか。]
(+116) 2023/03/10(Fri) 1:09:18

【墓】 厨房担当 那岐

[駐車場から少し歩けば、一面に湖が広がって。
 さわさわと風と水が音を立てていた。

 街から余り出ることがないから、
 自然に触れるのは久しぶりなような気がする。
 
 お気に入り、その言葉に振り返って笑って。]


  ……いいですね、空気が新しく感じる。


[目を閉じて、音を聞いたなら。
 深く、鼻から吸い込んで、口から吐き出した。
 
 風に流された蝶が眼の前を泳いでいくのを、
 何気なく、視線で追いかけて。]
(+117) 2023/03/10(Fri) 1:09:38

【墓】 厨房担当 那岐




  
  連れてきてくれて、ありがとうございます。


[彼だけの特別な場所。
 踏み込むことを許されたなら、まずは感謝を。*]
(+118) 2023/03/10(Fri) 1:09:49
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c19) 2023/03/10(Fri) 1:16:22

【独】 厨房担当 那岐

/*
あ、メモ書き損じてるけど神田さんが牛しゃぶ食ってくれたのも見てるよ!ありがとう!!
(-74) 2023/03/10(Fri) 1:30:01