人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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視点:


【教】 裁判官 リーベルト

[ 年下ながらほんの少しを我慢できる彼。
 年上ながらほんの少しを我慢できない僕。


 どちらが人として優れた大人かと問われれば、
 答えは一目瞭然だった。


 その日の夜は、ほとんど眠ることが出来なかった。


帰り際に「また明日」と声を掛けられなければ、僕は辞表も出さずにカフェからログアウトしていたかもしれない。]
(/9) 2019/04/21(Sun) 0:27:16

【教】 裁判官 リーベルト

[頑張りを認めてくれる人がいた。
理解を示してくれる人がいた。

たった一人でもちゃんと自分を見ていてくれる人が居たということが、支えとなった。
針を逆立てずとも、肩肘張って鉄の鎧を着込まずとも、
人を必要以上に怖がらなくとも良いのだと。


ヴィクが挫折してしまった時の僕の行動は、
この経験があったからこそ。

傍に居ることで、今度は僕が彼の支えとなれるのではないかと思ったのだ。


後に彼が己へ嫉妬を覚えたこと>>/5は知らない。
どこか遠くへ行くような錯覚を抱かせていたことも、知らない。


サバクンジャーの仲間達が見たら驚くかもしれないけれど、昔の僕が居たからこそ今の僕が居る。
散々罵詈雑言を浴びせていた非礼も、今ならば素直に詫びられる。]
(/10) 2019/04/21(Sun) 0:27:21

【教】 裁判官 リーベルト

[それにしても。
心を入れ替えて心機一転の初出勤時、周囲の反応はあまりに失礼だったと思う。

記憶喪失でも、頭のネジが飛んだのでも、
見知らぬ誰かと
「「
入れ替わってる〜〜〜!!??!
」」
なんてSF体験をしていた訳でもない。

表向き満面の営業スマイル(当時比)を浮かべながら、額に青筋が浮かびそうになるのを必死で堪えていた。


ヴィクに前髪をかき上げられた時>>/4には本当に驚いた。

触れるどころか顔を見るのも嫌だっただろうに、
どういう心境の変化だろうと。

一瞬、内心苛ついていたのがばれてしまったのかと焦った。
けれど本気で発熱を心配してくれていたようだったから、余計。
少なくとも僕なら、前日まで散々暴言を吐いてきていた後輩(年上)を親身になって心配するなんて、そう簡単には出来ない。

彼の懐の大きさを思い知り、
それもまた懐く理由のひとつとなった。

そのうちに問題児を手懐けたヴィクの方が、恐れられる存在となっていったのだったか。]
(/11) 2019/04/21(Sun) 0:27:27

【教】 裁判官 リーベルト

[そうしてホール担当から外され、スイーツデコ係になって数週間。

ヴィクの作った見本のシュークリームを自分の作業予定であるシュークリームの隣に並べ、

「こんなもん描けるわけねぇだろ!!!」


そう叫びたいのを必死で堪えながら日がな一日作業を続けて、僕は悟りーべるとになっていた。
存外慣れるのは早かった。元々書写や習字は得意だった。

写仏の効果に近かったのかもしれない。
寺の本堂ではないが、静謐な緊張感に満ちた空間。
先生は生徒の出来をきちんと褒めてくれるから、承認欲求も見事に満たされる。]


  巧く出来てますか……!!?
  本当ですか!?
  嬉しいです!!!

  ヴィクトル先輩!!
  次は何をすれば宜しいでしょうか!!?


[
お前は誰だ。
そう言われても仕方ない変貌ぶり。
図案の愛らしい鳩の癒しも相まって、尖った心も徐々にまあるく穏やかになっていった。

悟りを開いてしまえば、今度は些細なことで怒りを顕にする客ほど気の毒に思えてくる。
それでどうする、というところまではまだ行かずとも、トラブルを起こすことは殆どなくなった。]
(/12) 2019/04/21(Sun) 0:27:35

【教】 裁判官 リーベルト

[僕らが絵を描いたシュークリームは大変よく売れたらしい。
図案を描いたのは自分ではなくヴィクだが、ふふん僕の先輩が描いたんですよと誇らしい気持ちになっていた。

ある日のこと。
いつものように作業場へと向かおうとした時、客に声を掛けられた。

『最近お見かけしないなーと思ったら、
 お二人で共同作業されてるって本当ですか!?
 やっぱり仲良しなんですね♡』
『握手してください♡』
『一緒にお写真お願いしてもいいですか♡』


やれやれ。姦しい女性客である。
それまでの僕なら眉間に皺を寄せ、グラスを床に叩き付けていただろう。

ところがその頃には僕はヴィクの処世術を丸々完コピしつつ、明後日の方向へと進化を遂げていた。

お嬢さんの手をするりと取り、
営業スマイルと物腰柔らかな慈悲深さを携えて、]


  ――大変申し訳御座いません。
  折角お声掛け頂いて恐縮ですが、
  仕事中ですので……店員の撮影はご遠慮願います。

  お嬢様方のご来店記念のお写真でしたら、
  喜んでお撮り致しましょう。


(/13) 2019/04/21(Sun) 0:27:49

【教】 裁判官 リーベルト

[共同作業については人差し指を唇の前に立てて、内緒ですのポーズ。とどめにウィンクを一つ。

お嬢様方は暫くぽかんとしていたが、徐々に顔を赤らめた後激しいお辞儀を繰り返して走り去っていった。

なお写真に関しては、
レーナルトさんとカーライルさんとお写真撮りたい♡

の希望者が後を絶たなかった為、後日簡易的な顔出し看板を設置することになった。

観光地で見かける、顔部分がくり抜かれている立て看板。
穴から顔を出して記念撮影が出来るという優れもの。]


  お写真をご希望の方は、
  宜しければあちらをご利用ください。


[看板へとご案内しながらの爽やか営業スマイルもお手の物となっていた。]**
(/14) 2019/04/21(Sun) 0:27:55
裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a21) 2019/04/21(Sun) 0:34:05

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ふふんてぃかわいい(ヴィク簡易メモ)
(-128) 2019/04/21(Sun) 2:17:21

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ごごごご5時;;;;;;
ふぇえヴィク頑張りすギルティですよ……!![ごろごろろろろ]
(-135) 2019/04/21(Sun) 7:36:44

【独】 裁判官 リーベルト

/*
今日中に夜明けまで進めないと家に帰れない気がしてきた()
(-136) 2019/04/21(Sun) 7:38:36

【独】 裁判官 リーベルト

/*
マスターwww
(-137) 2019/04/21(Sun) 7:39:20

【独】 裁判官 リーベルト

/*
うっかりしてたわ季節今夏だったわ。

宿から見えたのラベンダー畑にしよ……( ˇωˇ )
(-140) 2019/04/21(Sun) 8:28:24

【人】 裁判官 リーベルト

─ 回想・室内〜プール ─


[>>130「悪くない」と写真を褒められれば、
ふふんと得意げに口角が上がってしまう。
学生時代のバイト先でも、ヴィクはこんな風に何かと己を褒めてくれた。

素人でもそれなりの写真が撮れるのは、最新技術の詰め込まれた携帯機器と写真アプリの恩恵に過ぎない。
それでも、褒められると素直に嬉しい。

SNS映えする写真がどういったものかは解らないけれど、
他ならぬ彼のご依頼とあらば断る理由は何もない。

己の挙動が相手の瞳に可愛く映ってしまっているのは想定外。
不本意なよしよしに頬を膨らませつつ、居心地良さから糸目がより細まってしまうのは最早条件反射。

一緒に写真をとお願いするとすぐさま映りを意識したポーズを取れるところは、流石現役の俳優さんだ。
僕は空いた方の手の親指と人差し指を重ねて、指先で小さなハートを作ってみることくらいしか能がなかった。

撮影した写真は、即待ち受けに設定した。
最愛の人に肩を寄せられた自分が、幸せそうに写っていた。]
(140) 2019/04/21(Sun) 14:52:30

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[艶かしい水音と、荒く熱い息遣い。
時折漏れる互いの声が静かな室内に響いて、鼓膜を支配する。

優しく背を撫でてくれる手も、強く抱きしめてくれる腕も、
ともすれば意識が飛んでしまいそうな程に気持ち良くて、

それ以上に、

――もどかしさが募っていく。


自分が自分でなくなっていく感覚。
それでいてどこか、満たされない胸懐。

出発前や車中やサービスエリアでこれまで中途半端なお預けを食らってきたことを思えば、ずっと素晴らしい時間を過ごせているというのに。
どんなに身を触れ合わせても、深く唇を重ねても、競い合うように舌を絡ませ続けてさえも。

いっそ彼と己を隔てるこの身体自体が邪魔だ、と。
内に眠らせた悪辣な鬼が貪欲に、魂ごと彼を求め始める。]


  ……んん…………
  ふ……っ、

  ……は、…………


[離れた唇から伝った銀糸を舐め取り、とろんとした瞳で彼を見つめる頃。
己の手が人ならざるものへと回帰しようとしていたのと同様、彼の爪も鋭く変化して伸びているのが見えた。]
(-146) 2019/04/21(Sun) 14:52:36

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[甘えるように頬を擦り付けて、上がってしまった息を整えて。
人の柔らかさを取り戻した腕で強く抱き締めると、香ばしく甘い匂いを肺いっぱいに吸い込んだ。]


  ……ふ。

  こんなに明るいうちから、
  箍を外すつもり無かったんですけど……
  ……久しぶり、でしたからね。

  はい。約束です。
  また夜に。


 
(-147) 2019/04/21(Sun) 14:52:40

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル


[この耐え難い餓え、渇きは、人の食料では満たされない。

世間一般の意味合いで襲い襲われるのも、
彼とならばきっと愉しいのだろうけれど。

どんなに身を触れ合わせても、それは一時的なもの。



  彼の身を喰らって血肉とし、
  己の身もまた彼の一部として貰えるなら。



そうして初めて、本当の意味で満たされる気がするのだ。]


 
(-148) 2019/04/21(Sun) 14:52:45

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル



  ――ふふ、可愛い。
  良い反応です。

  ……ヴィク。好きです。


[ぴちゃ、と首筋から舌を離して、そのまま耳朶を甘噛みしてから耳元に囁き入れた。
可愛らしくも妖艶な吐息が脳髄を酔わせ、狂わせる。

期待通りの反応が得られたなら、不敵な笑みを浮かべて。
蒼の双眸を食い入るように見つめてから、彼への想いをひとひらの言葉と、重ねた唇に託した。

愛を確かめ合うのは、夜のお楽しみに取っておこう。]*
(-149) 2019/04/21(Sun) 14:52:51

【人】 裁判官 リーベルト

[>>131エビの浮き輪にスイカのビーチボールまでこの場にあったら、僕のテンションは最高潮に達していたと思う。
最初のウォーターガン攻撃は不発に終わってしまったものの、後の西部劇ごっこでノリ良く倒れてくれたなら少年(29)は大はしゃぎした。]


  君にみっともない姿は
  見せられませんからね……、
  身体を動かすと気も紛れますし。

  僕は得します。


[こうして触れ合うのも久しぶりだ。
何かと理由を付けて触れたくなるのは君も同じでしょう?と。
悪戯心で下へ下へと指を進めれば色っぽい声が漏れた>>132から、また理性が吹っ飛びそうになった。

ヴィクも、昔に比べれば筋肉は増えていると思う。
三食もやしフルコース生活だった頃はもっと痩せていて、今の心配とはまた違う、生命の危機を感じてしまうレベルだった。

あひるとヴィクのツーショット写真はSNS拡散待ったなしだろう。被写体が最高だし、カメラマンは僕ですからね(自過剰)

ヴィクが乗っかって来てフロートがバランスを崩し、二人揃って水中に投げ出された時には。
抱き締められるのとほとんど同時に腕を伸ばしていた。
先刻と違って直に触れる素肌が、温かくて、心地良い。
浮き上がってからも暫しの間、僕から腕を離そうとはしなかった。

――身体の内から湧き上がる衝動を抑えつけて、

身が離れたなら、折角だから浮力を利用してみようと。
彼を水中でお姫様抱っこして、額にキスを贈ってみたりした。]
(141) 2019/04/21(Sun) 14:52:58

【人】 裁判官 リーベルト



  ……ええ、本当に。
  僕も、此処に君と来れて良かったです。


[プールから上がった後、夕陽を二人で眺めながら。
左頬に思いがけず口付けが贈られた>>133のには抑えきれない破顔のまま、背伸びして同じように口付けを返した。

髪をセットしていないヴィクは新鮮だった。
普段のきりりとシャープな印象とはまた違う、ふわっとした柔らかい雰囲気になっていた。

人に髪を乾かしてもらうのは心地良い。
己の髪は絵に描いたようなストレートで、特にセットせずとも乾かしただけでつるんと丸く頭を覆う。
玉子みたいだなんて言われたこともあった。

ヴィクが髪の指通りの差にショックを受けている様子>>134に気付けば、よしよしと髪を梳きながら慰めた。]


  あっ、良いですね。
  この辺りは街明かりが少ないから、
  星が良く見えそうです。


[都会では数える程度の星しか見えない。
星影を落とした夜の海も美しいだろう。
潮風に乗せて清々しい甘美な香りを振り撒く花畑には、夜明け前後に訪れる案に賛成した。
起きられなかったなら、それはそれで。]*
(142) 2019/04/21(Sun) 14:53:10

【人】 裁判官 リーベルト


─ レストラン ─


[お待ちかねのディナータイム。
量より質派の己の舌も満足させる、流石の高級ディナーだった。
>>135珍しくしっかりと食材を味わうように噛み締めているパートナーの姿もまたご馳走。微笑ましく見守った。]


  良いんですか? いただきます。
  ……んっ、……美味い。

  僕も、お肉分けてあげますね。


[口元へ運ばれたムニエルを味わい、代わりに一口サイズに切り分けたステーキを彼の口元へと。
周囲の視線や黄色い声は気にならない。

昔から、二人で居ると何故か目立った。
その度に「うんうん。ヴィクは格好良いからな」と誇らしい気持ちになったものだが、時々己も含まれていたようだったのは不思議だった。
それももう、慣れてしまった。むしろ見せつけてやれの勢い。
完全に二人の世界な気分になってしまうのも、旅先の非日常感のなせる業。

彼が舞台俳優だと知る人間はこのレストランには居ない様子だったけれど、

 『綺麗な子ね』
 『どこかの若手俳優さんかしら』


なんてお姉様方の声はあちらこちらから聞こえてくる。
上機嫌で地酒を頂き、ほろ酔いしながらデザートまできっちり完食した。
「ご馳走様でした。美味しかったです」笑顔で会釈しつつ、レストランを後にした。]
(143) 2019/04/21(Sun) 14:53:16

【人】 裁判官 リーベルト

[潮の匂いに混じって、甘い花の香りがする。
日中の暑さは和らいで、頬を撫でる涼やかな夜風が酔いを覚ましてゆく。

食後、提案された通り見晴台へと向かうことにした。
ヴィクの手を取り、指を一本一本絡めて恋人繋ぎにして、ゆっくりと小高い丘へ向かう散策路を歩く。

足元はきちんと整備されているようだったが、何分糸目なので夜目は人並みにしか利かない。
本質に逆らったあるまじき欠陥。
一応は闇に生きる種の出身であるというのに。
それでも月と星の灯りはしっかりと、眩しく判別できる。

街灯は少なく、周辺には民家の明かりも見当たらず、
夜空を見上げれば夏の大三角を見失ってしまいそうな程数多の星々が煌めいている。

丘の上の鐘には、
"
共に鳴らした二人は一生別れない
"
――なんていかにも観光地らしいロマンチックな伝説があるそうだ。
デートスポットとして有名らしい。
ちらほら、カップルらしい人影も他に見えただろうか。

なだらかな坂を登りきれば、遠くに宝石を散りばめたような美しい夜景が広がっていた。]**
(144) 2019/04/21(Sun) 14:53:23

【独】 裁判官 リーベルト

/*
これから鐘鳴らして夜景見てホテル帰って襲いあって寝て起きて早朝花畑見て海に行ってごろだらしてもう一泊くらいしてヴィクを家にお持ち帰りしてあわよくばリコリスに……時間足りなさすぎるな……???

あと1ヶ月は欲しいな???(ペース配分ミス)
グルメもまだ全然満喫させてあげられてない……悔しみ……
(-180) 2019/04/21(Sun) 22:13:02

【独】 裁判官 リーベルト

/*
最上さんのテンションの高さめっちゃすこ。
(-182) 2019/04/21(Sun) 22:14:10

【独】 裁判官 リーベルト

/*
僕の王子様もかっこいいです[ぎゅぎゅ]
(-197) 2019/04/21(Sun) 22:54:22