人狼物語 三日月国


5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜

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視点:


【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

 
 ……。

[皮肉なものだ。
今までずっと会うことの叶わなかったそれと
こんな形で再会することになろうとは。
わたしの胎内の白の不死鳥《マシロ》が
半身の存在を認めて内なる聲を響かせる。
それが、酷く煩わしい。]

 同胞、か。

[白の不死鳥を取り込んだ今、
黒の不死鳥にとってのわたしはそういう存在なのかもしれない。

――遠い昔、そんな存在をいつも心のどこかで求めていた。
あの人と、出会うまでは。]
(142) 2018/12/15(Sat) 20:30:13

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 ……あなた、視てるわね?

[不死鳥越しにわたしに視線を向ける、その魔力を辿れば
やがて一人の少女の姿が見えたことだろう>>106
その少女が黒の不死鳥そのものなのか、
或いはそれに類するものかまでは、判然としないが。]
(143) 2018/12/15(Sat) 20:31:23

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[街付近まで飛ぼうとする不死鳥たちを
片端から視界に捕らえ、その炎を凍結《こおらせ》ていく。]

 …っ。

[キン、と。聞こえてきた>>113に微かに眉根を寄せる。]

 遂に、はじまるというのね……。

[星継ぎ《ネクステラリア》が。
それは、あの人の命が尽きようとしていることの証左。] 

 させないわ……。
(144) 2018/12/15(Sat) 20:32:03

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[不死鳥の群れの最後の一羽の動きを封じる。
凍てついた翼に白く固まった胴体。
真紅の双眸だけが、きょろきょろと動かせるような
そんな状態の鳥を抱きかかえて]

 本当は、ミルフィーユにだけ見せてあげたかったのだけど。
 あなたも折角だから見ていくといいわ。

[ふわり宙に浮かび上がって。
向かったのは富嶽の北麓にある湖沼地帯。]
(145) 2018/12/15(Sat) 20:32:30

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

―富嶽北麓・宇宙皇湖―

[日の本有数の観光地として名高い富嶽は、
その麓に富嶽五湖といった湖、鴛野八海などの湧泉を抱えている。

かつて、まだ前回の星継ぎ《ネクステラリア》が行われる前。
この地には宇宙皇湖《うつのみこ》と呼ばれる巨大な湖が存在した。
富嶽周辺の長い歴史の中、地殻変動やそれに伴う環境の変化、
なにより星継ぎ《ネクステラリア》の影響で、宇宙皇湖は次第に規模を縮小し、今は鴛野八海にその名残を留めるのみとなっていた。]

 よかった、ちゃんとできてるわね。

[不死鳥を連れてやってきたそこには、
巨大な、海と見間違うばかりの湖が出来上がっていた。
富嶽の地下深くから、ありったけの福流水を湧き上がらせた甲斐があったというもの。]
(149) 2018/12/15(Sat) 20:34:08

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 ……。

[視線を頭上へと向ければ。
そこにはまだ、かつてニンゲンたちに希望を与えた、
あの巫《アイドル》のヒカリはあっただろうか。]

 ……ミルフィーユ。

[ぽつりと、呟くのは
友達がほしいとわたしに願ったあの少女の名前。
わたしにとって、生まれてはじめての『友達』。

ふと、耳を澄ませば彼女の声が、
歌声が聞こえたような、そんな気がした。>>128

早く、会いにいこう。
あまり長く、彼女を一人にはしたくないから。
……一人ぼっちは、とても、さびしいものだから]
(151) 2018/12/15(Sat) 20:34:59

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


掛巻も畏き月弓尊は上絃の大虚を主給ふ

月夜見尊は圓滿の中天を照給ふ

月読尊は下絃の虚空を知食す



[祝詞を唱えつつ、鏡のように凪いだ水面の上に一人立つ。
風が吹き、星のような小さな輝きがさらさらと
湖面を流れてもなお、その水面は凪いだまま。]
(152) 2018/12/15(Sat) 20:36:43

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[疾く疾くと風が流れ続ける。
それと同時に、空は次第に暗くなり――…。

やがて、湖上には数多の星を浮かべた夜空が、
そしてその真上には、白い月が浮かび上がった。]

 ……ああ。

[懐かしい、月の光。
このまばゆい光の中、あの人は空へ昇り
――…そうしてそれきり会うことが叶わなかった。]
(153) 2018/12/15(Sat) 20:37:41

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 ……あなたは、怒るかもしれないわね。

[わたしが、これから為そうとしていることを。
これは天に、かつて神が敷いた条理に背くことだ。
それくらいは自分にだってわかる。

それでも、構わなかった。
どれほど怒られようと憎まれようと、
わたしは、あの人にただ生きていてもらいたかった。]
(154) 2018/12/15(Sat) 20:40:28

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[先ほど委員の子にそうしたように、指先を切って、その傷口から零れる血を鏡のように凪いだ湖面へと注ぐ。

ぽたり、ぽたりと、赤い珠は白い輝きを浮かべる月へと落ちてはそのたびに、水面に映る像を揺らした。

やがて、指先の血が乾き湖面に落ちることが無くなったころには湖面に浮かんでいたはずの月も、数多の星を浮かべた夜空もまるで幻であったかのように消えてしまっていただろう]
 
 今は、こうするしかできないけれどね。

[かつて存在した、あの人とも縁のあった湖。
それを鏡代わりに用いて、月に在るあの人と縁を繋ぐ。

月神コーネリアスと――…白の不死鳥、
真白なる金剛石と呼ばれたものの命を。

これで、仮に誰かが月にいるあの人を害そうとしても、
仮死状態になるだけで完全に止めを刺すことは出来ない。
何しろ、不死たる存在と命が繋がっているわけだから。
それを解除するには……この呪術を為したわたしを、
この世界から排除するより他にない。
それは、あの委員に関しても同様だ。]
(155) 2018/12/15(Sat) 20:46:57

【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ


 ――…さて。

[傍らにいるであろう不死鳥へ、
もっというなれば、不死鳥を介して此方を見ているであろう彼女に]

 あなたは、どうするの?
 黒星の不死鳥《ダーク·ブラックデス·フェニックス》さん?

 あなたがもしあの人に、月神に害を為そうとするのなら、
 わたしをどうにかしなければいけないわ。

 もし、あの人に害を為さぬというのなら
 ここはこのままお別れしましょう?
 わたし、会いに行かないといけないひとがいるから。

[半ば挑発めいた声をかければ、
さて、相手の反応はどのようなものであったか。]**
(156) 2018/12/15(Sat) 20:51:04
まつろわぬ白の神子 マシロは、メモを貼った。
(a29) 2018/12/15(Sat) 20:57:42

【独】 まつろわぬ白の神子 マシロ

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長い割に何やってるのかわかりづらくてもう……orz
(-75) 2018/12/15(Sat) 21:04:13