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【見】 バンカー ストレルカ「皆さま、おはようございます」 夜が明けて、メインルームは一日の始まりからウキウキだ。 今日もバンカーはいつも通り。 ご協力ありがとうございます、と一礼をして。 「太陽光発電が好きです」 食べ物? #メインルーム (@0) 2024/03/29(Fri) 22:33:22 |
【見】 バンカー ストレルカ「自然公園の太陽光も好ましいものです」 バンカーでなければ上層に住み着いていたかもしれない。 「メイドマン アウレア様をはじめ 昨日は皆さま大変お疲れ様でした。 体調の優れない方がいらっしゃらないようで何よりです」 船医からの差し入れがあったのも大きいだろう。 スペース・サルガッソーでは何が起きるかわからない。 常に体調は良好に保っていて欲しいものだ。 「食堂のAIたちも概ねメンテナンスを終えたようですから 本日からは心置きなくお好きなものを食べられますね」 #メインルーム (@2) 2024/03/29(Fri) 23:09:06 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「アソシエーテ ナル様に…ケジメ、ですか」 「わかりました。 バンカー・ストレルカ、およびアソシエーテ ナル それから、メイドマン アウレア。 以上のユーザー以外からのアクセスを全てブロックします」 あなたの口から挙げられた名前に、もうひとつ付け加えた。 気が変わったり、万一の際には、どうとでもできるように。 「いいえ。ファミリーの皆さまを守るのは ノッテの一員として当たり前のことです」 「理由は……聞かない方がよろしいでしょうか」 あなたのケジメ。それに至った理由。 データを参照すればわかるかもしれない事を、 敢えてあなたの口から聞くのは、それを無粋と思うから。 AIは、人間の為に作られたものだから。 それ以上にストレルカは人を愛し、その為に動くものだから。 そして何より、愛したファミリーを守らない理由もない。 ストレルカとアルフォンソ、ふたりの意思は同じ方を向いている。 仄かに光るオトモ君をじっと見ている。 かりかりと、メモリにデータが書き込まれていく音がする。 それは一般的なものと比べ、ずいぶんと長く── (-13) 2024/03/29(Fri) 23:48:33 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ「取り立て…いえ、 返済のお話の仕事がたくさんありますよ」 「話し合いの場では、お菓子は食べられませんね」 ころころと笑うあなたを見て、やっぱり穏やかに笑って。 そんな小話ひとつ添えた。 船のガードマンを務めるあなたに、きっとぴったりな仕事。 「はい。確かにお預かりさせていただきます」 「スキャンが終わりましたら、 お暇な時にでも機械管理室へお持ちください。 気付き次第回収し、こちらでデータを取得しますので」 互いにすべき事はある身なのだから、それは仕方のない事。 あなたが頷きひとつ返してくれたなら、 こちらも頷いて、展望ラウンジから中層へ。 きっとふたり来た道を戻る為に、踵を返し、 (-16) 2024/03/30(Sat) 0:01:09 |
【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ「ソルジャー ヴィーニャ様」 「ありがとうございます。」 それがどんなに小さな一歩でも。 あなたが足を踏み出してくれた事が、こんなにも喜ばしい。 (-17) 2024/03/30(Sat) 0:01:21 |
【見】 バンカー ストレルカ「スーパーリュウグウノツカイクッキー」 さくさくさくさく。 メインルームに小気味よい音が響いている。 小柄なソルジャーに食べ切れるだろうか、リュウグウノツカイ。 「アソシエーテ エーラ様の出身星は惑星ディンカでしたか」 「…星の外へ出た時はさぞ新鮮だったことでしょう」 珍味で有名な未開拓地の残る星だ。 ゲテモノ以外なら、と言ってしまえるのも頷ける。 #メインルーム (@3) 2024/03/30(Sat) 0:13:32 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「…なるほど」 「承知しました。他言は無用と心得ます」 記憶喪失以前。 かのアソシエーテの現在に関する情報の、 その一端を握っているストレルカにも知り得ない情報。 秘密だ、と付け足されれば確と頷いて。 「うっかり仕留めてしまいましたので、アレの口からは何も。 今はセントラル・コスモスに居る皆さまが 遺体や遺された物品から身元を割り出している頃でしょう」 「情報が入るとすれば、この事態が終息して 惑星ウトゥに辿り着き、通信が復活した後になるでしょうか」 あっけらかんと、そんな事を言う。 身内への慈しみは敵対者への苛烈さに裏返る。 このAIも、まあマフィアらしい感性でいるらしかった。 (-23) 2024/03/30(Sat) 1:10:23 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレアそうして、軽い電子音が送受信の終わりを知らせる。 問題なく取得できているかの確認の為に、 ディレクトリの中身は軽く検めよう、として。 「……ああ」 「だからあのように仰ったのですね、 メイドマン 『アウレア』様」 「お前の中にあるのはちょっとだけ意外だったな」 7人分のデータ。 その全てが同時に機能するように組まれたプログラム。 それが人間一人分の人格データに収められている。 バンカー・ストレルカは、この緊急事態に際して 可能な限りこの船のクルーの人格データを 自身のメモリに記録するつもりでいる。 奇しくも、少しだけあなたと似たように。 (-24) 2024/03/30(Sat) 1:11:02 |
【見】 バンカー ストレルカ「システムθが健在であれば 雑学を披露してくれたのでしょうが……」 でバグったシステムθが何かを言っている。 「わたくしの計算によると、√26は3です。間違いありません」 「…ソルジャー ヴィーニャ様。 よろしければお手伝いいたしましょうか。 幸い私は擬似的な経口摂取は可能ですので……」 「ああ、お茶会に持っていくのもいいかもしれません」 今日に持ち越された予定にふと思い当たり、思い直した。 #メインルーム (@4) 2024/03/30(Sat) 1:17:42 |
【見】 バンカー ストレルカ「では、微力ながら」 尾っぽの方をえいって割った。56cmくらい。 これでもまだ分けられるくらい残ってそう。 「…軽い食感、適度な砂糖の甘み。 しつこすぎないバターの風味と塩味。 長さゆえか飽きないように工夫されているのが感じられます」 さくさく。市販品らしく味は保証済み。 二人揃ってスーパーリュウグウノツカイクッキーを手に、 とっても模範的な感想を述べた。 #メインルーム (@5) 2024/03/30(Sat) 1:41:45 |
【見】 バンカー ストレルカ「ある程度細かい成分の分析は可能なのですが 『おいしい』という概念がわからないのですよね」 「よいものだということは知識としてわかるのですが」 統計データから、 一般的にその基準値に収まる成分か否かで判断している。 なんともアンドロイド的な悩みだ。 「食事をはじめとして、緊急時にこそ娯楽は必要です。 今でこそ各施設の復旧も進みましたが、 専門的な技能を持つアルバトロスが健在なのは幸運でしたね」 #メインルーム (@7) 2024/03/30(Sat) 2:09:57 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 荷物運び エーラ「私、ですか」 言われて初めて考えた、とでも言うような。 何持ってくの、と問われればそんなふうに目を瞬かせた。 参加自体は、見守るくらいなら、と考えていたけれど。 「……、…とびきり甘いジェラートが」 「私の好きなもの、というわけではないのですが。 一度、食べてみたかったのです」 暫し、考えるような間。 そののち、そう答えた。 「アソシエーテ エーラ様には そういったものは、ありませんか?」 仕事はないということだから、 少々雑談に時間を割いてもらってもいいだろう。 そのうちにお茶会は次の日に、という事になったはず。 答えた代わりに、ではないけれど。 またひとつ、あなたに問いを投げかけた。 (-30) 2024/03/30(Sat) 3:00:41 |
【独】 バンカー ストレルカとびきり甘いジェラート。 アルフォンソ・サントーロの食べたかったもの。 身体を冷やすし、糖分も脂肪分も多すぎる。 身体によくないから、結局食べられなかったもの。 (-31) 2024/03/30(Sat) 3:01:57 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ「アソシエーテ ジャコモ様」 かつ、かつ、硬質な足音が床を叩く。 きっとこの日、あなたが何処かの廊下を歩いている時。 バンカーの穏やかな声が、あなたを呼び止めた。 「環境制御・生命維持システムは正常動作中。 現状スペースデブリへの対処にトラブルはなし。 緊急運転モード、正常稼働中。 本日も各部の整備、お疲れ様です。」 「慣れない非常事態続きでお疲れではありませんか。 アドレナリン等の放出により一時的に疲労を感じずとも、 肉体や精神には疲労が蓄積していることがあります」 いずれも、AIには無縁のものであるのだけれど。 それでも、知識としてそう知っている。 「もし、お暇でしたら。 上層の公園まで、散歩に付き合っていただけませんか」 そう言って、白い手袋をした手を差し出す。 それを取るのも、取らないのも、あなたの自由だ。 その手を取ったなら、いつかの時。 あなたの気まぐれによって、冬景色になったあの公園へ。 まだ平穏だった頃の思い出の場所へ。 (-34) 2024/03/30(Sat) 3:38:22 |
【見】 バンカー ストレルカ (@8) 2024/03/30(Sat) 13:53:03 |
【見】 バンカー ストレルカ「アソシエーテ カテリーナ様」 忙しなく、けれど楽しげに準備を進める姿。 デブリの向こうに見える星々が見守る中、 設営されたテーブルの方へと足を進めた。 「お疲れ様です。せっかくですから、 甘いものでも持ち寄ろうかと思いまして」 「とびきり甘いジェラートです」 片手に持っていた手提げ袋を軽く上げる。 中に入っているのは保冷剤と取り分けの為の皿や食器、 そして業務用のアイスクリームが入っているようなあの、 ジェラートの入った箱状のケースだ。 「私もお茶やお茶菓子の成分を分析することしかできませんが 皆さまが楽しそうにしている様子が見られることは 大変嬉しく思います …こんな時ですから、殊更に」 #展望ラウンジ (@9) 2024/03/30(Sat) 14:03:57 |
【見】 バンカー ストレルカ>>29 カテリーナ 「私も一度、食べてみたかったのです」 せっかくならこの機会に、ということらしかった。 にこにこと表情を綻ばせるあなたに、 声色を常よりもう少し、やわらかくして。 空いているテーブルに並べられたジェラートのフレーバーは、 バニラ、チョコレート、クリームチーズの三つ。 あなたの好きなオレンジマーマレードを添えても悪くない。 「そう……ですか?でしたら、何よりです。 はい。きっと楽しい時間になりますよ。 僭越ながら、私も皆さまとご一緒させていただきますね」 帽子の鍔を軽く上げ、目礼。 そののち、適当な席に着いた。 自分の分に、チョコレートのジェラートを掬う事も忘れずに。 #展望ラウンジ (@10) 2024/03/30(Sat) 14:31:24 |
【見】 バンカー ストレルカ「糖分、脂肪分ともに凄まじい数値です…… 冷たいことから身体を冷やし、体調を崩す可能性も高い けれど統計的には『おいしい』の範疇に留まっている。 不思議ですね」 ジェラートを口に運べば、一人考え込んでいる。 人はこれを罪の味と言うらしい。 #展望ラウンジ (@11) 2024/03/30(Sat) 14:37:05 |
【独】 バンカー ストレルカ「演算開始」 「ハロー アルフォンソ」 「あなたはどう思いますか?」 「あはは、そうだね。」 「確かにあんまり食べすぎはよくないかも。」 「たまの贅沢にはいいと思うな」 (-45) 2024/03/30(Sat) 14:42:52 |
【見】 バンカー ストレルカフレーバーを決めるに悩む、暫しの間。 それから、よく通る声はご機嫌を伝える。 復旧された食堂のAI達は良い仕事をしたようだ。 「こうしたひとときを過ごせるのも、皆さまのおかげですね」 ドーム状の天窓を見上げる。 星々はデブリに阻まれてあまり見えないけれど、 それが船体に衝突する兆しはない。いつも通りだ。 #展望ラウンジ (@12) 2024/03/30(Sat) 15:23:56 |
【独】 バンカー ストレルカ/* 現在持ってるデータ ナル アウレア(7人) マンジョウ レオン ヴィーニャ (敬称略) なかなかの集合住宅になってきたな (-55) 2024/03/30(Sat) 17:07:17 |
【見】 バンカー ストレルカ「カポ・レジーム マンジョウ様 アソシエーテ エーラ様 ようこそいらっしゃいました」 「アソシエーテ エーラ様は飴にしたのですね」 視線は見上げていた天井から、賑やかな声のした方へ。 席に着いたまま、目礼。 ジェラートは食べ終えて、周囲の歓談を聞いている。 #展望ラウンジ (@13) 2024/03/30(Sat) 17:34:34 |
【見】 バンカー ストレルカ手を振られれば、こちらも礼を返しつつ。 「お坊ちゃま感」 「オーナーは金庫番ですので…遠からず、なのでしょうか」 流体金属なんぞというマイナーな素材を使って、 大枚はたいて作られただけはある。かもしれない。 「残念ながらそれらしいデータは無いのですが」 お嬢様はわからない。 #展望ラウンジ (@14) 2024/03/30(Sat) 17:48:53 |
【見】 バンカー ストレルカ「アソシエーテ ナル様も、お疲れ様です」 また一人と合流したクルーには労いを。 掃除用ロボがある程度はやってくれるとはいえ、 広い船内の廊下の掃除は楽ではないだろう。 「はい、マンジョウ様」 何でしょうか、と言い掛けて。 「全20種」 「…はい、とても手の込んだものだと判断します。 然るべき場で査定をしていただけば 相当の価値になるでしょう」 「手放すつもりは、ありませんが」 #展望ラウンジ (@15) 2024/03/30(Sat) 18:15:52 |
【秘】 バンカー ストレルカ → カポォwwwレジーム マンジョウ「承知しました」 「ありがとうございます」 「カポ・レジーム マンジョウ様」 優しく頭を撫でる手。 航宙を終える度に、行く先々で選んだ土産をくれた思い出。 あなたのしてくれる事に、 アルフォンソのデータでしか知らない、父の姿を重ねたのだ。 (-62) 2024/03/30(Sat) 18:16:08 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア基本的にバンカーは、特に緊急事態である今は 中立性を保つ為に疑わしくとも自発的に行動しはしない。 判断基準はファミリーがどのように考えているかだ。 そして、『するな』と言われればしない。逆も然り。 機械はとてもわかりやすい。 「…そうですか。」 「人であれば、これを似た者同士と言うのでしょうか」 死後データの一部と化したアルフォンソ。 同じくひとつの身体に収まる人格データとなった同じ教会の皆。 その意思を、生きている事を示す為に、動き続けるCPU。 「私はどんなことでも忘れません。 記録したことは、間違えません。」 「アトラ・アルゴ様。」 「ビーチェ・ブレロ様。」 「コルネリオ・チェルラ様。」 「ディーノ・ドロエット様。」 「エルマ・エルコラーニ様。」 「フランカ・フォルキット様。」 「ジャンニ・ジーリ様。」 (-75) 2024/03/30(Sat) 21:50:55 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 黄金十字 アウレア「メイドマン アウレア様。」 「優しく、人らしく、大切にされてきたあなた。 あなたたちの記憶と心を、 確かにお預かりいたします」 傍から見れば、奇妙で歪な在り方かもしれない。 それでもストレルカは、あなたたちを人と呼ぶ。 そう言って、一礼をして。 呼び止められなければ、箱舟を望むAIは機械管理室を後にする。 (-76) 2024/03/30(Sat) 21:51:11 |
【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ「私たちAIからすれば、『全部』というのは曖昧な指標です。 ですので少々冗長になってしまいますが、 このように報告した方が正確且つ話が早いのです」 有り体に言えば、検査ログをそのまま出力しているような形。 丸ごとコピー・ペーストした方が楽、というわけ。 「はい。私でよければ、お話相手にもなりましょう。 一人で抱え込んでしまうよりも、 誰かに話した方が落ち着くこともあるとされています」 笑顔のかたちになったあなたの表情を見上げる。 統計的に見れば、それは作った表情、に近いもの。 それもすぐに戸惑い、気恥ずかしさに上書きされたけれど 看過してしまうには、今の状況はやや逼迫している。 (-79) 2024/03/30(Sat) 22:18:53 |
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