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【秘】 門を潜り ダヴィード → 口に金貨を ルチアーノ/* 承知しました。物理的に近しいわけではなかったのなら、その頃(10年前)に何やら子供を拾ったらしい、というお話だけ知っていていただければ問題ないかな?と存じます。 直接的にはあまりお話をしたことがなさそうなので、緊張こそするかもしれませんが「尊敬している人の知り合いの偉い人」という位置にいるのかも。 それではそういう感じで……エーーーン よろしくお願いします (-7) 2023/09/17(Sun) 21:27:09 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「……おい、おいおい」 連絡が取れないなんてこと滅多になかっただろうあんたは。 一体何の為に忙しなくこの足を動かしてると思ってんだ。 「 黒眼鏡、テメえなあ!! 」男の怒号が#Mazzetto のガレージに響き渡る。 主がいないその場所がどうなっているかなど関係ない。 乾いた喉で叫んだからか、むせながら息苦しくなってしゃがみ込む。 まだ動かなくてはいけないのに、もう此処には見送る声も視線もないのだ。 「……クソ年寄りが」 (G2) 2023/09/17(Sun) 21:37:44 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「猫はな、嵐の前は落ち着かなくなるんだ。 天気予報になるし、気にかけておくと便利だぞ?」 本当に突然の予感であるように笑って返した。 冗談のように、そうであれと願っていたから。 「好きなだけ甘えて、最高の働きぶりで金は返してくれ。 ちゃんと死ぬまでつけておくからな」 あなたの事だけは信じてやりたいと思っている。 それでも、いつかの時まで誰かに裏切られても歩けるようにただ今だけは安心して眠りたかった。 誰も欠けではいなかった時間、しかし男はこの先起こることを確実知っていた、事が起きた後ならば気づくだろうか。 未来こそ読めない、それでも何かに縋るような言葉選びであったと察せられるかもしれなかった。 (-12) 2023/09/17(Sun) 22:02:19 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「テオドロ……お前いい男だなあ」 だからこんな軽口をたたき合って観光地に来れているのだろう。 ここに来るのを躊躇していた自分がいたなど嘘のように楽しい気分にもさせられている。 「……ん? ああ、俺は浮気はしない。 だが――長く愛せる気もしていない。 だから必ず三ヶ月で別れるって言ってやっている。 急に冷たくなったり構わなくなって悲しませたくもないだろお?」 逆もしかり、言葉の端から見えるのは相手に対しての気遣いか、はたまた臆病な考えかもしれない。 それでも両方を確かに持っていて、堂々と刹那の愛情だけを男は真摯に与え続けている。 「愛って奴も情って奴も正直信じてない。 いくら長い付き合いでも隠し事が多い奴に気なんて許しきれるか。 だからお前ぐらい嫌みを言ってくれる方が安心する、嫌な男か?」 友情だけは別かもしれんな、と友達が少ない男は笑っていただろう。 (-18) 2023/09/17(Sun) 22:34:53 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G7 カンターミネ 「あ……?」 普段の気取った態度でもなく、たまに見せる粗野なそれとも違う。 貴方を睨むその眼光には明確な殺意が籠もっていた。 「なんだ、 こっち かあ」年功序列など関係ない、誰が誰を従えているかの階級として目上の存在だとわかれば恭しく顔を上げて口の端をあげた。 「どうも先生さん、ご機嫌はどうだ。 昨晩の面白いぬいぐるみは人気だったみたいだぞ? それで悩み事かあ……そんな大層なもんはもってないけどなあ。 強いて言えば、愚痴でも聞いて貰わんと今すぐにでも手が滑って此処に火を放っちまうかもしれん」 #Mazzetto (G10) 2023/09/17(Sun) 22:49:05 |
ルチアーノは、店を出る前にフィオナは、と呟いて。『無事か』とだけ連絡を入れた。 (a1) 2023/09/17(Sun) 23:15:33 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ時折貴方とも話していただろうこのソルジャー。 年齢と所属している年数の割に昇級をしていない。 やけに仲が良いのはペネロペと黒眼鏡で、部下を溺愛してる。 そんな表の顔を剥いだ男は無表情のまま貴方についていく。 人気がなくなったと思えば、部屋か、たとえそこが廊下であろうとも口を開く。 「何でもいい教えてくれ、あんたの知ってること。 ……俺は……っ」 それは、思ってもこの瞬間にしか言えない誰にも言いたくない言葉で。 「……俺のせいで黒眼鏡は捕まったんだ」 (-40) 2023/09/17(Sun) 23:32:18 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「……言わんとだめかあ?」 へらりと表情を変えて入った先で笑みを浮かべれば、 壁にもたれかかればどうしてやろうかと腕を組んだ。 「愚痴はなあ、無茶すんなって言ったんだあいつにい。 あれ、この間は言ってなかった気もするなあ。 いつものことなんでな」 「なんだったか……知ってたかあ? 喧嘩好きなんだよなあ黒眼鏡の旦那。 俺も昔はくそみたいな溜まり場に放り捨てられそうになって あれは死ぬかと思ったね。俺は肉体派じゃねえ。 んで……あの人喧嘩しに行ったんじゃねえかな。 こんなご時世に。大人しくしろって言ってんのに」 「……全部ただの想像だけどなあ。はっ……」 #アジト (G16) 2023/09/17(Sun) 23:43:22 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「…………」 「これは 妙な夢 で聞いた話でしかないが。次狙われるとしたら、お前達のどちらかだ。」 「 荷物は纏めておけ 。いつ席を空けても良いように」 (-59) 2023/09/17(Sun) 23:58:44 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「色男と美人は目立って困るなあ……」 「……はー、もう少しゆっくりデートさせてほしいね」 (-63) 2023/09/18(Mon) 0:06:16 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「楽しいドライブの予定もキャンセルだ。悪ィな」 「それとも最後と思ってひとっ走りしてくか?」 無い寄りの半分冗談を付け足して、それだけ。 (-69) 2023/09/18(Mon) 0:17:56 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「冥土の土産か? 時間は無理に取れるぞ、だが俺にハンドルを握らせるな」 「今なら海に二人で突っ込める」 冗談か冗談でないのかわからない言葉をつけたした。 (-76) 2023/09/18(Mon) 0:29:15 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「ぞっとしない提案だな。 直したばっかの車ダメにしたら アレさんがカンカンで牢から出てくるだろうぜ」 これは冗談であってほしい。 なぜなら今日この日の苦労を返せという気持ちになるので。 「ひとっ走りするくらいの時間は……まああるか しょうがねえな、最後に美少女とドライブでもさせてやるよ」 (-86) 2023/09/18(Mon) 0:45:06 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ「ふうん。穏やかじゃねーな」 こちらも、べろりと笑顔の仮面を取れば 階級なりの表情が顔を覗かせる。 「つってもこっちも絶賛情報収集中でね。 精々今ある手持ちの確実な情報は、 次はお前か俺かも、ってくらいだ」 確実なのに「かも」とつく辺り、 状況の混沌具合がよく理解出来るかもしれない。 「普段より無理する事も出来んしな、状況的に。 それで?そっちは、なにがあったって?」 (-87) 2023/09/18(Mon) 0:45:06 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「……なるほどなあ」 ため息を吐いて、さあ、どうしてくれよう。 己の持っている情報網に引っかかった監視の目はアンタだったか。 今後遮断するかそれとも通しておいた方がいいか迷ってしまう。だが、今はそんなことを考えている暇もない。 「イレネオのことを俺が調べたのは聞こえたかあ? それをよお、……つい昨日旦那に言っちまったんだ」 「だからきっと、何かしに行ったんだろあの人。 そういう奴だ。自分からあいつを捕まらせるほどのことをしに行ったに違いない」 「………………あとは……まあ。 知りたいか?」 今は怒りの感情で隠しているが、どうやら調べにいった情報が何やら相当なものだったのかもしれない。 黙っていることからして、取締法のメンバーをみつけたわけではないようだが。 男は割と思いつめると黙って消えたいような性格であった。 現に今も不条理な怒りと後悔といろんな感情で立つのが怠かった。 (-104) 2023/09/18(Mon) 1:04:19 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 口に金貨を ルチアーノ「へえ。そりゃあ初耳だ。生憎、"虫"の精度は高くない。 なるほど、なるほど。巡査長をね……それを旦那にか」 くつくつ、喉を鳴らす。含みはない。 これは情報を食うのが生きがいなだけで、 常と何ら変わらない。不気味なほどに。 「俺を前に『知りたいか?』は愚問じゃないか〜? どんな情報でも集めるから情報チームなんだぜ? とりあえず聞かせてみてくれ、価値なり 正誤なり、要不要なりは聞いてみないとな。 ……この状態で直属じゃなくても部下が減るのは、 組織的にも痛手なんだぜ〜?だから潰れる前に 腹の中身くらい軽くしときな〜」 さて、お喋りなこれに情報なりを喋っていいかどうか? あなただけが持つ選択肢だ、あなたが判断するべきだろう。 (-108) 2023/09/18(Mon) 1:16:05 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「いやらしい言い方をするなお前……。 仕方ないだろ、俺も寝不足だったんだ」 事件が起こるのを知っていた男は様々な場所に走り回る前であろうとやるべきことが多かった。 何かのせいで夜歩きも再発すれば、ストレスが溜まっている中。 幼馴染と心地よく眠ってしまうのは仕方ないじゃないかと。 「……お前の事なんて知るか、俺は抱き枕として安くないっていってんだ」 「はあ……どうしても寝なきゃならん時ぐらいに呼びつけるぐらいなら行ってやらんでもない。 お前もまともな病院に通った方がいいんじゃないのか?」 大真面目に、睡眠の不調が治らないのであれば仕事を休むのも視野に入れるべきだ。 金銭のことや様々を支えられる自信はある。 それこそ関わりがあるとあなたの首が切られようと、もうこの時点で手遅れだろう。 やるところまでやってしまった方がいい。 「ガキがなんでもだとかいうな。帰るぞ、俺は食事の約束がある」 まだ夕餉の時間まではまあまあるが、告げれば貴方を置いてその場を去ろうとする。 目の前に居て、手は届くのに勝手に離れていく。 あなたの言葉を思い出しながら、そうだなと小さく呟いて。 だんだんとあなたには甘い言葉が減っていくのを男自身も感じていた。 (_0) 2023/09/18(Mon) 1:24:26 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「はあ……まあ、いいだろお。 金のかかる情報じゃない部分だけ教えてやる。 正直俺が黒、今回の法案に関わってると疑ってるのは」 「ヴィットーレとダヴィードだ。 海より深い事情はあると思っているけどなあ?」 勘も入れた考察を。正直者はこのマフィアの中に向こう側が居ると思っていることを告げた。 苦々しい表情は確信とは言わなくとも、すでに探ったか何かを感じ取った後なのかもしれない。 「警察側は正直わからんな。 だが――上の連中につかまってるんなら、 ニコロ、アリーチェ・チェステ、ニーノ・サヴィア辺りに居るんじゃないかあ?」 「まあ俺も関わってると言えるのかねえ? 黙っていてくれえ。 仲間の情報を売ってるわけじゃない上に、警察側を保護している美女とデートしているだけでね」 (-112) 2023/09/18(Mon) 1:35:35 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「どうもありがとう美少女ペネロペ。 何方が欠けても忙しくなるだろうに」 「愛してるぜ? これはここ数年で久しぶりに言った言葉だ」 (-115) 2023/09/18(Mon) 2:54:46 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「忙しくなるからだろ。 こっちとしても最後のまともな休憩かもわからん」 「あー嫌だ嫌だ、これで昇進なんぞさせられたらどうしてくれんだ 神様ってヤツが居るなら相当底意地悪いに違いねえ」 これ見よがしに溜息を吐いた。 これは現状だとか情勢だとか時代だとかへ向けた溜息だ。 「手前には愛されるより嫌われた方がよっぽど響きそうだな。 そのよく回る舌も今のうちに回しとけよ」 ポケットから指先で車の鍵を取り出して。 キーホルダーの紐に指をかけくるくると回しながら、 「行くぞ」とだけ声を掛けた。 どうせ互いに忙しくなる。たった数十分のドライブだ。 (-116) 2023/09/18(Mon) 3:13:14 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「……俺に嫌われてもいいことはないぞ?」 悪いこともないだろうが。 自己評価は貴方達の傍に居ると上がるので素で高い。 「黒眼鏡やヴィットーレはともかく……。 俺は連れていかれると……良いことは待ってないだろうなあ」 本格的に片づけをしなければまずい物があふれている。 あなたならもうわかるだろう男が持っている情報網も、警察署内にいる知り合いたちのことも。 「心配するな、俺は話すより黙ってる方が得意だ」 まだ無事でいられる可能性もある、悲観的な空気を流せば言葉が止まってしまう。 だから正しく息抜きとして時間を過ごそう、そう思いながらその背を追いかけた。 (-117) 2023/09/18(Mon) 4:42:20 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「お前の嫌そうな顔が見れるだろ」 半分以上は冗談だ。 この猫被りは誂う事こそ好きだが、同時に対立を嫌っている。 嫌そうな顔が見たいだけで嫌われたいわけではないだろう。 「色男もサツや看守の前では形無しか。 お得意の金もあの法案が通っちまう今じゃ効きも悪いだろうな。 ま、ボスが戻るまでの辛抱だ」 叩けばあちらこちらから埃の出るあなたの事だから余計にそうだ。 とはいえとっ捕まれば良い事は待っていないだろうが、 それが確実になったわけでも、まして永劫に続くわけでもない。 ちゃっかりと人気のない道を選んで行く。 車を留めている所まで来れば、キーを差して運転席に乗り込んだ。 「どうぞ、助手席でも後部座席でも? 何ならどっか送って行ってやろうか、寡黙なルーカス君」 (-119) 2023/09/18(Mon) 5:17:23 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ>>2:!13 「おっと、そうだったか。……あー」 「俺も早くに両親に死なれてなあ、 代わりに面倒を見てくれた奴らがいる。 苦労も親孝行をしてる……つもりって言うのも。 少しは同じもんを感じるねえ」 できてるかわからないのも。 こちらはそんな素振りもなければ不真面目ではあるが。 「あんたにとってのそいつが無事であるならいいんだがな」 「お粗末様。 お礼は、そうだなー……」 突然会いに行ったのに材料を用意してくれて。 ピンクのエプロンを付けさせてきて、いつもの笑顔で迎え入れた男の顔が思い浮かぶ。 「……次のデートの約束をしたんでね。 その時にでも伝えておこう」 (!0) 2023/09/18(Mon) 6:21:26 |
【念】 口に金貨を ルチアーノまた次の日。 自分達は改めてホテルに集まり、手に入れた情報を伝え次の作戦を考え解散するはずであった。 この後にやってくる一通の電話音が鳴り響くまでは。 「……あのくそ旦那」 片手で頭を抱えながら手渡すのはあまり分厚くはないが文字の多い書類。 対処に困っていた男と元上司まで牢に捕まったことで正直混乱は隠せない。 それはそうと、あの時聞いた名前も共に無事に報道されていたのも目についてしまう。 ……貴方はうまくやったのだろう、だからこそその表情を伺っていた。 (!1) 2023/09/18(Mon) 6:22:19 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → うたかたの ダニエラ直ぐに燃やすでもして捨ててくれと言われた紙にはいくつもの名前が連なっていた。 そこの中でもいくつかの名前が浮かび上がっている。それが、執行役の予想だ。あくまで確定ではない。 先日告げた上司の名前には執行役ではなかったという印が刻まれているが、男の表情は何やら暗そうに感じただろう。 アレッサンドロ・ルカーニア ダヴィード フィオレ カンターミネ・ヴォーフル ネロ ぺネロペ・ベリーニ ロメオ ヴィットーレ ・・・・ ・・・ ・・・ アリーチェ・チェステ イレネオ・デ・マリア エルヴィーノ・ルカ・バディオリ ニコロ ニーノ・サヴィア テオドロ・アストーリ リヴィオ・アリオスト ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア ・・・・ ・・・ ・・・ ・・ 消している者は、 確実に違う と男は言った。 (-120) 2023/09/18(Mon) 6:30:18 |
【秘】 うたかたの ダニエラ → 口に金貨を ルチアーノそんな中でも、紙面をなぞる間女の瞳に安堵が浮かぶことがあった。 ひとつの名前が消えていたからだ。 同時にひとつの名前を指さした。 浮かび上がった上から3番目、ニコロ。 ――どうやら、次の目標とするらしい。 (-122) 2023/09/18(Mon) 6:56:18 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「捕まってほしくなかった奴が捕まるとなあ」 「殺意が真っ先に沸いた」 「あと昨日言ったデート相手は件のヴィットーレだ。 奴の店は燃えた」 俺が立ち去った、後に。成程ね、ぶっ飛ばしてやろうか。 どいつもこいつも勝手をする上司ばかりが周りに居る。 「 俺は疫病神か何かか……? 」あいつらのせいで裏口をたたかれるんだぞ、たまったもんじゃねえ 「そういうお嬢さんは今日もポーカーフェイスかい。 ……例のガキ、あー……ニーノはどうだったんだ」 (!3) 2023/09/18(Mon) 7:27:14 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ材料以外は全部自分が手作りをしたということは言わないでおこうと心に決めた。 店をやっていて飯が上手い人間に頼ったのは確かだったので。 「……あと俺たちの会話を盗聴している可能性があるやつらが知り合いだった。 悪い事には使わんだろうが、そういう奴らだ。 一人凄いやつが居てな……大分年下なのに発明……? 作るもんがすごくてな。調べるのも得意のもんで、あれは大した奴だったよ。おっと、大した方でしたね、か」 「お疲れ様だな……。大きなトラブルが無いならよかった。 気にしすぎるなよ、永遠に牢屋に入ってるわけじゃないんだ。 こんなふざけた法案……いつかマシになるに決まってる」 そう思っていないとまた苛立って仕方なくなる。 自分のせいだ、とずっと頭の中で声がする。 直接的じゃなくても、俺が奪ってしまう、誰かのその場所を。 そう考えただけでまた足が動けなくなりそうだった。 (!5) 2023/09/18(Mon) 8:08:13 |
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