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カナイは、昇降口にいる。 (a16) 2022/07/07(Thu) 20:21:48 |
【人】 長女 カナイ【昇降口】 1階、正面入口。ここは、生徒のためのとば口。 並ぶ下駄箱の数が嘗ての在校生の多さを表している。 今となっては見る影もなく、埃を被って朽ちかけているのだが。 ぽちり。スマホのライトを消す。 そうしてしまえば、頼りない空の光だけが残る。 射し込む月あかりが、打ち付けられた板の形に欠けている。 「ぁう…」 暗がりの中、びくびくと怯えるカナイは。 手近な靴箱から、あらためはじめるのだった。 (18) 2022/07/07(Thu) 20:26:48 |
【秘】 長女 カナイ → 友達 ネコジマむにむにの毛玉の虜となった。猫吸い。 のち、いけね、と顔を離す。この子怪我してるんだっ……… してない? してない。 心もとない光に翳して矯めつ眇めつ。 暗くてよく見えないがどうも、大丈夫そう。 なんだ勘違いかぁ、と、ほっとしたりとかしてた。 (-39) 2022/07/07(Thu) 22:42:15 |
カナイは、にゃんこを掲げている。にょーん。 (a26) 2022/07/07(Thu) 22:45:41 |
カナイは、にゃんこを取り落とした (a28) 2022/07/07(Thu) 23:15:15 |
カナイは、……というわけで、後輩たち と探検する こととなった。 (a31) 2022/07/07(Thu) 23:59:37 |
【人】 長女 カナイ【???】 後ろをついていきながら、「にゃんこ、かいらし」なんて。 辿々しくも和やかに、相槌を打っていたところ。 ガララ、と扉が開かれて。 「んぇ。こずちゃん、なんしたと……」 足を止めた少女を、後ろの後ろから見上げる。 笑みの消えた顔を捉えて、視線の先にのろのろと目を遣って。 「 ね 」、 「ぇう?」 ▽ (34) 2022/07/08(Fri) 1:20:39 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ「こ こずちゃん」 「ぅ、あ 歩けるぞ、ぼく…」 抱えられたまましばらく廊下を進んで…… いささか唐突に、あわあわと。 (ずっと昔はそういう喋りかただったこと。知っていてもいいし、知らなくてもいい。) (-95) 2022/07/08(Fri) 22:27:16 |
【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイメッセージに気がついた、いずこかのタイミングで。 急いで返事を綴ろうとした指が、 受話器のマークに、ぺそ。 「あえぁ……」 もしもミナイがこの電話に出たのなら、開口一番はそんな感じ。 (-101) 2022/07/08(Fri) 23:09:53 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ「ぇう」 無理難題が降ってきたみたいな鳴き声。 ぎっ、床に脚を下ろすと、ぺた、と腰骨のあたりに円盤の。 蚊取り線香のホルダーが揺れて、当たる。 「お …おちつい、とんな。……」 「ねーちゃんは……ねーちゃん なんに、だめやなぁ」 「 ま き お の、ことぉ…… 」俯きがちに、上目遣いの瞳が。 野暮ったい前髪と、フードの影を透かして。 「うぅん ん。 ……ありがとなぁ、こずちゃん」 (-119) 2022/07/09(Sat) 11:57:23 |
【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイ「 ぁあぅ… 」かわいらしい笑い声と重なった、 しゅんしゅん小さくなるときの声。 どこかに立ち止まって話しているらしい。 声以外の音、床が軋む音なんかはたぶん殆ど、しない。 「えぅ。ぅ、ひとり」 「 だ だいじょぉぶ、けが、しいん…」「 んぁ。…… ん んん? 」「ぉ 大怪我した人たち 、て 言ったか」 (-122) 2022/07/09(Sat) 14:50:28 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ>>54(トリカイ見つけたあと)からたぶん、どのくらいか後の話。 空き教室に一度戻ったカナイ。 腰には蚊取り線香のホルダーが吊られている。 これを探しに昇降口に行って、見つけて、帰ってきた。 うらみち、おるかいね。 そう広くはない教室の入り口で、姿をもとめる。 (-123) 2022/07/09(Sat) 15:32:24 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ/* マ?? わ〜〜い、気合い入れて襲撃されるぞ 「そぉやろ」 諭されるや否や、同調する。 そんなの、考えるまでもなくその通りだ。頷く。 皆がいい子だなんてのは、カナイねーちゃんがよく知ってる。 「けどな……ぼくは、ねーちゃんなんだ」 昔っから迷惑ばっかのぼくが、言えることじゃないんけどな。 目の前の 気丈に振る舞う子 だってまだ17歳で、1学年ぶん下の高校生で、腕だってあんなに細いんだ。 「ぃ 、いくら慣れてるからって、きみが―――」 ▽ (-132) 2022/07/09(Sat) 18:59:16 |
【秘】 長女 カナイ → 陽葉 シロマ『私は 慣れてるから 、あんまり驚かなかっただけでさ』 ………… 「 ん ぇ?」バヂ、と脳裏に火花が散らばった。 「おろぉか、」 もつれる舌に構わず、思考が垂れ流されていく。 こういうとこもだめなんだ。ぼくって奴は。 「ぉ 驚かなかった て 」何に? 「 こず ちゃ、 きみ」「死んだ人に 慣れてる。」 のか? 間抜け面が、月光をかすかに纏うきみを見る。 (-135) 2022/07/09(Sat) 19:13:31 |
【秘】 長女 カナイ → チャラ男 ウラミチ「 ぁえ、 ぇぅ…」詰められて、たじたじ。 でもちょっと嬉しそうな顔をした。 (すぐ顔に出るので、全然こっそりとかではない。) 「ん… ぁ、んむ。げんかん置いちょった」 カナイは結構……というか案の定。よく、ものを置き忘れる。 (-143) 2022/07/09(Sat) 20:53:59 |
【秘】 長女 カナイ → 不知 ミナイ「ぁ。ぅ、 …… 見た。 」きみの忌避(かもしれないそれ)に気づけなかったことを、 申し訳なくとか、恥ずかしく思う。 「た」 躊躇いがちに、恐る恐る。 選ぶほどの言葉を持たないから、只、たどたどしく。 「 た たち。 て、 」「 ……まきおだけじゃ のぉて? 」 (-144) 2022/07/09(Sat) 21:06:34 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリスよく知った同級生の声に、ぺとぺと近づいてきた。 「 んぁ。…そ、 そぉまだぁ」「ねーちゃんは でんき、さがしとぉ」 無くしてしもた、と言うそれは、 最初らへん (>>1:58 らへん) に落としたマグライトのこと。「そぉまは、なにしとんの」 (-153) 2022/07/09(Sat) 22:23:13 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス迷子。あながち外れでもない。 この廊下はきっと落としたのと別の廊下なので。 「ぇぅ」 ので、図星です!みたいな鳴き声をあげて。 (きみと話すといつもいつも鳴いているともされています。) 「推理」 「どんな」 「 しゅ す シュヒぎむ、か? 」 (-155) 2022/07/09(Sat) 22:36:20 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「 ん …んぅ」中途半端な首肯は否定と同義の、けど、 言い切られた『いない』に逆らって主張するほどでもない。 「だ だれに …… て。」探偵さんは、誰かに殺されたのだと断定しているらしい。 カナイは、賢いきみが言うんならそうなんだろなと、思うわけで。 「……ぁ。ぁう…」「…… ぁあ、 あ 」▽ (-157) 2022/07/09(Sat) 23:10:56 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「あ、ぁぁ あぶない 、だろ…!」「なにが……と、 んぅ ……んん、と、 『鳥飼が僕らの中の誰に殺されたかの推理』だ、よ」「す しゅ すひ しゅぃ…ギム。 だ、大事にしろ 」だばだば喋って、よっぽど流暢に畳みかけて。 ぼたぼた汗をかきながら、 わし、と栗栖の二の腕あたりを掴んで見上げている。 「ぼ、」 「ぼくだったらどうすんだ きみ…」 (-158) 2022/07/09(Sat) 23:18:21 |
【秘】 長女 カナイ → 奔放 クリス「………そりゃ。ぼくじゃない、けど」 けど、危ないって言ってるだろ。 「し 信じ …… んぁ 」もどかしさに、臍を噛む。 だめなカナイに、何かを聞く奴なんてあんまりいないから。 だめなカナイがそれでも伝えたいことなんて滅多とないから。 言葉を探す羽目になる。 ぼくはそういうのも、うまくできないってのに。 ▽ (-169) 2022/07/10(Sun) 0:28:56 |
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