流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。 (a118) 2021/04/22(Thu) 1:05:13 |
流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。 (a120) 2021/04/22(Thu) 1:26:20 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ一度こじ開けられてしまった蓋は、もう完全には戻らない。 男は自分の運命をどうしようもなく自覚してしまった。 「愛し愛される資格など……ないから」 震える身体を抱きしめるようにして呟く。 はやくしにたい。 ――――しにたくない。 レールから外れた人生は、これが最初で最後なのだと頭のどこかで理解していた。 だからこそ。 「なんのために、俺がキファとサダルを恋で繋いだと思ってるの。 大事だからこそ、託したのに」 「いいよ、それでいい。そうでなければ。 俺を一番に見る者など、こちらから願い下げだ」 だから壊して欲しいと、男は願うのだ。 それが自傷行為であることなど、最初から受け入れていた。 /* あーーーーん! 迷ったんですが、迷ったんですが偽キス前としてもらってもいいかしら…… どっちでも流れ的にはOKなのだけど、その方がダメージ大きい気がしてるわ……(自傷) (-615) 2021/04/22(Thu) 7:47:35 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 子役 ヘイズ「ヘイズ。……うん、お疲れ様」 小さく苦笑のような笑みを浮かべ、貴方に労りの言葉を述べた。 その言葉には嘘偽りはなく、行ったことに後悔はない。 だけど確実に、心に棘はささっている。 「剣、ちゃんと使えたかな?」 (-650) 2021/04/22(Thu) 15:02:46 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 子役 ヘイズ「いやぁ……こういう時流石ににこにこは笑えないっていうか……」 騎士として、戦って人を殺したことはある。 勝ったからといっても、殺して朗らかに笑えるかと言うとそうではないものだ。 「アンタレスの事は後悔はしてないよ。 あの人に恨みはなかったけど……見て見ぬ振りしないために、共犯者になったんだから。守りたいものがあるのはお互い様だろう?」 ただ、あの人にも守りたい何かがあったはず。 もう少し、話がしてみたかったと……そう思うのだ。 (-652) 2021/04/22(Thu) 15:17:34 |
ヌンキは、もらった紅茶を吹きかけた。 (a132) 2021/04/22(Thu) 17:19:59 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ貴族 「俺の世界に……彼女を巻き込めるわけがないだろ」 目を伏せてぽそりと呟いた。 彼女とは言わずとも誰を指してるかなど分かっているだろうけれど。 例え不思議な力を持つ仙女だからとて、認められるわけがない。あの人と同じように無理やり引き裂かれる。そんな姿など見たくはない。 二人のために自分がどうなろうと構わない。 アンタレスの情報を、自分は実行犯の一味だと伝え、自らが盾になろう。 そう思って彼を呼んだはずだったのに。 「……君は意地悪だね」 突き飛ばされ、組み敷かれ。 悪態はつけど拒むことはない。 これは自分が望んだことだ。今はもう何も……考えたくない。 与えられるはずの痛みを黙って受け入れるだけだ。 「―――っ、んん」 苦しげに、熱を帯びた顔が歪んだ。 (-693) 2021/04/22(Thu) 17:44:54 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 子役 ヘイズ「君は随分と開き直ったね」 受け取った剣を腰にかちゃかちゃと付ける。 目の前の子役の笑顔がなぜだかとても歪んで見えた。 「……そうか、あの人は進んで犯行に関わってたわけじゃなかったんだね。 もしかしたら、あとの二人もそうなのかな……」 自分はそれが誰だか知っている。 アンタレスも、会話でなんとかなったのかもしれない。 ……そう思うと、心が重たくなった気がした。 (-695) 2021/04/22(Thu) 17:49:56 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ>>212 ハマル 「そう、やるべき事がたくさんあったんだ。……特に好きなことなんてなかったけど」 好きなもの、好きなことを知る機会すらなかったのかもしれない。 気がついたら物の味もよくわからない人間になっていた。 「これからかぁ……今はやりたいことあるよ。 幸せになってほしい人たちがいるんだ。俺はあの二人を応援したい、守りたい。 それが終わったらそうだな、ハマルの羊、見に行けたらいいな」 ふわふわの毛に触れれば、羊牧場の空を見上げれば少しは自分も自由になれるだろうか。 そんな事を思いながら、ハマルの精一杯の励ましを受け止めた。 (213) 2021/04/22(Thu) 18:14:41 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 子役 ヘイズこれが本当の姿なら、とんだ凶器を隠し持ってたものだと感心する。 年端もいかない姿だが、実際はもっと大人なのかもしれない。 キファみたいな例もあるのだし。 「おそらくはそうだろうね。 サダルの話じゃ、アンタレスは自分の仲間を増やそうとしていたそうだから……殺しを狙ったものじゃなかったはずだ。……殺しじゃなくても胸糞悪い話だけどね。 ……君が 人殺し なら、俺はその共犯者 。キファとサダルを守りたいんだ、……これからもよろしく、ヘイズ」 (-712) 2021/04/22(Thu) 19:09:20 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「……っふ」 開放された唇から冷たい酸素が入ってきて、それを貪るように吸う。 そんな覚悟、出来るわけがない。 この男は、 そのように教育されていきたのだから。 そのような思考になることすらできない。 そうなればそれは、 心に巣食うウイルスに侵されてしまった証拠だ。 自分を大事にできない……か。 確かにそうだろう。 それはなんとなくだけど、自分にもよく理解できる言葉だった。 「んん……っ」 頭を撫でる手付きがひどく優しくて、更に頬に熱が籠もった気がする。嗜みで女を抱いたことがないわけではないが、男を相手にするのは初めてだ。 失われていく理性の片隅で「どうして」と言葉が木霊するようだった。 痛みを与えて欲しい。 愛も情も哀れみもいらないから。 (-732) 2021/04/22(Thu) 20:54:31 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 子役 ヘイズ「うん……そうだね、師匠の話は聞くべきだ」 童貞も処女も無くなるとか言ってたから多分そういう意味ではない。 ないが流石に指摘する気にはなれなかった。ヘイズは歳はよくわからないが見た目が子供なのだ。 「そうだよ。 うーん、別に大した話じゃないけど、次の機会に教えてあげよう。 サダルの弟子になった君を失うとサダルが悲しむ。 君も、自分を大事にしてくれよ」 少しばかり無邪気な笑みが戻ったように感じてつられたように笑う。 共犯者はあとひとり。 あまり進んでいける気にはならないが、彼ともまた話をするべきなのだろう――― (-736) 2021/04/22(Thu) 21:07:46 |
ヌンキは、ただずっと、空を眺めていた。 (a151) 2021/04/22(Thu) 22:23:06 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新