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【秘】 経理課 富武 瑛 → CS 雲野 とばり「まぁ、あの時は目を開けれなかっただろうから仕方ないですよ。 ……お返しできてよかった」 指先が触れれば、やっぱり女性の手は小さいし細いな。 なんてありふれた感想を抱いただろう。 「いいえ。 結局ゲーム中に話をすることはあまりなかったですけど……俺も一応あなた方の味方だったので。 おつかれさまでした、と言っておきますね」 (-133) 2022/10/05(Wed) 8:12:49 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「……っ、だ、大丈夫ですから」 洗い流されたとはいえ情事の痕跡が残っているだろう太腿に触れられたなら、ぴくりと身体を震わせるだろうか。 あなたにはそういう意味はないとわかっているだけに、縄やらエネマグラやら、なんなら挿れた感覚まで思い出して締まって恥ずかしくなる。 「え……てっきりこの手のプレイにすごく慣れてるのかと……。 ええと………」 「………………」 だからこれに答えるのも、たっぷりの間を含んで。 「えぇ…… はい……とても…… 良かった、です…… 」たいそう恥ずかしげに、俯きながらそう答えた。 答えた顔は耳まで赤くばればれだが、少なくともあなたのその笑みを見ていられる状態ではない。 (-142) 2022/10/05(Wed) 19:54:21 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「そりゃ……残って、ますよ……っ」 シャワーで濡れた柔らかな髪を弄れば敏感な耳に触れ、小さく震えた。 きっと、耳に熱が籠もっているのがバレているに違いない。 質問の意図をさぐるように見上げれば、なにやら本当に思案している顔が見えた。 「…………」 パフォーマンス、アフターケア、性処理。 どれもそれは楽しみや愛情表現といった類ではなく、仕事であり作業だ。 彼の場合、あまり互いに熱を交わし合う、などといった意味で行為に挑んだことはないのかもしれない。 そう思えば、なにか言わなきゃいけない気になってきてしまう。 「俺もこの性癖のせいで恋愛とかわからないので人のことは言えませんけど…… あなたは、相手が欲しいと思ってやったことはあるんですか。 その……セックスとか……」 (-145) 2022/10/05(Wed) 20:43:43 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「口調はうーん、気分というかなんというか……」 どれが素なのかといわれれば、それは敬語ではないと思うのだけど。 追い詰められたり、真面目に考えたり、仕事のことだったりすると自然に敬語がでてしまったりするらしい。 もしかしたら本当はこっちのほうが素なのかもしれない。なんということだろう。 「俺はその、性癖を刺激されると欲しくなるので……千堂くんとは少し違いますね。 俺の場合は誰でも欲しくなるし、恋愛なのではないかと錯覚してしまう。 ……勿論そうであったことなんて、殆どないし、どれが恋愛感情というのかすらよくわからない。 でも君の場合は……全て作業や仕事のように聞こえたので……」 「今、俺としたことも、……そうでしたか?」 作業よりは遊びででも求めてもらえた方が嬉しいのだけど。 それならそれで構わない。 そういう感情自体よくわかってない男は、そう思っている。 ただ少しだけ、悲しむくらいの心はあるだけだ。 (-148) 2022/10/05(Wed) 21:27:12 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「ごほん。 まぁ、そもそも俺の方が年上だし先輩なんだが」 考えすぎてパンクしそうな頭を切り替えて、ごほんと咳払いを一つ。 楽しんでるのならまぁ、いいのではないだろうか。 自分も気持ちがよかったし、相手も気持ちが良くて、特に禍根を生むようなことにはなってないのだし。 「なるほど……。 じゃあやっぱり、遊び慣れてる……んじゃないかと。 仕事で得た知識や技術を持ち込めるなら遊びにだって持ち込んでいいだろうし……俺はそれを悪いこととは思わない、かな……」 「い、痛……多少窮屈、ではあったけど、まぁ……それでも良かった、ので……、 縛ったり……したのも楽しかった、なら」 またやってもいいですよ、とは言えず。 それでも触れられる手を退けることはなく、くすぐったさに震えながらも甘んじて受け続けている。 耳は本当に、弱いのだけど……。 (-157) 2022/10/05(Wed) 23:48:37 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「性欲がない男っているのか……?」 呼び方に関してはお好きな方をどうぞ、といいながら。 性欲について考える素振り。 こういう性癖を持っているから、自分にはありませんなどとは口が裂けても言えない。 「え……っ。 いやそれは、キミの質問に答えようと色々考えてたのであって、やましい考えはなにも……!」 何を言ってるんだ。 これではやましいことを考えてたと言わんばかりの反応ではないか? 本当に真面目に考えてたのは考えてたのだけど、如何せん弄り回される耳周りが気になって思考を邪魔している。 くすぐったくて気持ちが良くて、また耳を弄って欲しい。 だなんて。 言えるはずも……「言ってくれないと」なんて。……言えというのか。 これでは言っても言わなくても同じ結果になるのでは? 思考は堂々巡りをするばかり。 「ん”……っ、み、耳は……弱い、から、ぁ」 震えた声は、届いただろうか。 ただ一つだけわかっているのは、 このシャワー室を出ることになるのは、またきっとくたくたになって、いくらか時間が過ぎてからになるのだろう……ということだけだ。 (-166) 2022/10/06(Thu) 19:17:11 |
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