情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [4] [>] [>>] [>|]
【人】 受験生 雨宮 健斗[もういいかな?と尋ねて。 頷いてもらえたならそっと蓋側の椀を外す。 佐藤の作ったものよりは歪だったかも知れないが、 確かにおにぎりと呼んで差し支えのないものが そこにあった。 ] [にか、と笑って、ほら、と佐藤に向けて椀を見せる。 随分と子供っぽい気はするが、別に構わない。 その彼女の手元では、ラップに敷かれたご飯の上に、 サンドイッチさながらのカラフルな具材が重ねられ、 海苔で蓋されたおにぎらずも完成していて、 稚拙な語彙力ですげぇ、を繰り返した。 ] (91) 2020/11/27(Fri) 8:44:04 |
【人】 受験生 雨宮 健斗そうなんだ。 料理って、見様見真似で出来るもんなの? [昨日よりずっと明るく聞こえる佐藤の言葉に>>@6、 こちらも何となく嬉しい気持ちでまた次の椀を振る。 たくさんのおにぎりは、佐藤本人も気づかないうちに 作られたのだと知って>>@6、はは、と笑う。 ] いーじゃん。 分けていいなら交換すれば皆喜ぶよ。 俺何個かもらっていい? あ明太子と、高菜と、梅のやつ欲しい。 梅は酸っぱいのがいい、はちみつとかじゃないやつ。 [なんてリクエストをしたりして。 山の散策は誰かと行くのか、と、周りにいるメンバーにも 声をかけただろう。 ]* (96) 2020/11/27(Fri) 11:27:00 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[困っている、と言う言葉に>>99振り返る。 日下部の指に巻かれた絆創膏に視線を落として、 やはり傷が痛むのかと眉根を寄せた。 けれどすぐに、佐藤に掛けられる明るい声>>100と、 にこにこと笑みを浮かべながら、己と同じように 佐藤に倣う日下部。 薄らと腫れた目元を化粧で隠しているとは わかるはずもないから>>59 変わらない様子の彼女ににほっと安堵の息が漏れた。 だからと言って別に女は強かで恐ろしい、なんて 思わないけれど>>1:242、先ほどまで一緒だった 近藤が心配していたことは伝えておこうと思って。] (107) 2020/11/27(Fri) 13:45:07 |
【人】 受験生 雨宮 健斗あぁ、そうだ日下部。 近藤が、心配してたぞ。 昨日、会えなかったからって。 [敷いたラップにおにぎりをころりと転がして そこに乗せながら、そう伝えた。 ]* (108) 2020/11/27(Fri) 13:46:01 |
【人】 受験生 雨宮 健斗こんなのがあるんだ? 入江、これもしかして私物? わー、ありがと、ちょっとテンション上がる。 [海苔を挟み込んで押すだけのそれは、 己でも問題なく扱えたし、可愛く形を変えた 海苔をおにぎりにそっと乗せれば、 シンプルなおにぎりが華やかに飾られて、 ] [と見せたりなんかして。 ]* (110) 2020/11/27(Fri) 13:48:57 |
【人】 受験生 雨宮 健斗だな。 赤羽とか五反田とか佐藤とか、 絶対ちゃんと集めてくれてそうだし。 [マフラーに覆われた近藤の顔をちらりと見た。 猫耳がぴょこんと飛び出した帽子にふ、と笑んだ。] まーな。 あと2センチが遠いんだけど。 [背が高い故の呪いの話に頷きながら、 ] 羨ましいんだろ皆。 自分にないものを勝手に求めて 勝手に勿体無いとか言う奴多いよな。 (111) 2020/11/27(Fri) 14:08:54 |
【人】 受験生 雨宮 健斗あぁ、矢川だろ。 あいつもしょっちゅうバスケだか バレーだかって聞かれるって言ってた。 [足元を見ながら歩を進める。 黄色や茶色や赤の落ち葉の上を歩けば、 さく、さく、と靴の下で音が鳴って、 心地良いなと思っていた。 (112) 2020/11/27(Fri) 14:10:22 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[突然問いかけられた言葉に思わず ひっくり返りそうになる。 実際声はひっくり返った。 ] え、なに言ってんの…? なに合意って。 [予想もしなかった質問に、しどろもどろに ならない奴はきっといないと思う。 季節外れの汗が伝うような気がした。 ] 落ち着け。 落ち着いて、説明しろ。* (114) 2020/11/27(Fri) 14:13:01 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[下がった眉のまま、は、と笑う。 きっと言えば近藤は眉を顰めるだろうけど、 恋愛感情が無くたって、男はやりたきゃ出来る 生き物だから、 据膳食わぬは男の恥、と、 武士は食わねど高楊枝、とが、 頭の中を駆けていたことは気づかれないよう。 ] ……二つほど、言っとくけど。 万が一お前が初めてなら、実験でも確認でも、 あとで後悔しねぇかな、と。 あと俺はさっき煙草吸いました。 [忠告は以上ですが、それでも?なんてそう言って、 手を広げて立つ近藤の顔を逸らさずに見つめて。]* (119) 2020/11/27(Fri) 15:34:16 |
【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香[よいしょ、と口に出したのはムードに欠けた かもしれないが、多少は照れ隠しもあるので 許して頂きたい。 そのままぽす、と抱き寄せた身体は、 思っていたより細い気がして心臓がとん、と跳ねる。 案外近くにある猫耳にまた、ふ、と笑んで、 もうひとつよいしょ、と言いながら、 彼女の背中に回した右手で自分の左手を掴む。 小さく息を吐いて、猫耳の帽子にこつ、と顎を置いた。] (-117) 2020/11/27(Fri) 17:30:13 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[心臓が跳ねて、己の鼓動が聞こえそうで。 緊張はしているのは確かで、けれどこれが恋心なのかと 問われれば、きっと腕の中の彼女が答えたのと 同じような感覚で、よくわからないと思うのだ。 こんなよくわからない男を好いてくれる女子は 奇妙にもありがたいことに少なからず居て、 けれど決して長続きしない恋愛の理由に、 今は目を向けられる訳も無くて。 ]* (127) 2020/11/27(Fri) 17:31:43 |
【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香[顔が見られる距離まで身体を少し、引いて、 瞳を覗き込んでくす、と笑った。 ]* (-120) 2020/11/27(Fri) 17:33:28 |
【独】 受験生 雨宮 健斗/* 思い起こせば おせっ…な描写もノーマルからえっすえっむから微スカまで 色々体験させて頂いて書かせていただきましたが こんなぴゅあなキスシーン書くほうが恥ずかしくて照れ臭くってあぁぁぁぁあってなっている私は人としてすこしどうかしているかもしれませんね (-123) 2020/11/27(Fri) 17:37:36 |
【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗[相手に倣って、自分も両腕を彼の背中に回してみた。 色気やムードに欠けるのはお互い様だ。 額が重ね合わされて、彼の片目に自分の色が映る。 こう言う事をすれば。 普通の子は、心動かされるのだろうか。 恥じらって頬を赤らめたり、やっぱり好きな人が良いとか混乱したり、エトセトラ、エトセトラ。 わたしの心は凪いでいる。 卑怯にも先輩を利用しながらも。 こんなの、肌と肌との接触だろ、とたかを括る。 こんなのにきゃあきゃあわあわあ言う友人たちのことも分からなければ、たいそうな宝物のように描く小説や漫画のこともわからない。 ……それとも、確かに、何かが変わる?] (-128) 2020/11/27(Fri) 18:03:01 |
【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗……そんなに何回も言って欲しいんですか? キス、してください。 先輩が嫌じゃなければ。 [瞳を見つめ返して、ほんの少しだけ拗ねたような声が漏れたのは、分かってるくせにと言う気持ちからだった。 さすがに何度も強請るように口にさせられれば羞恥が湧いてくる。 でも、少しばかり悔しかったから。] (-129) 2020/11/27(Fri) 18:03:29 |
【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗わたしから。 しますか? [そう、小さく言添えた後。 そっと唇を重ねようと顎を上げて身を寄せる。 こちらから止める事はしなかった。]* (-130) 2020/11/27(Fri) 18:03:51 |
【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香[初めて、聞いた気がする。 拗ねたような声に、はは、と笑う。 背中からそっと手を引いて、頸に手を差し入れた。 こちらに身を寄せる身体をさらに引き寄せる。 顔を傾けたら、脱色した髪がさらさらと流れて、 彼女の頬に触れただろうか。 ] (-133) 2020/11/27(Fri) 18:56:15 |
【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香[ 一瞬、触れただけの、 ままごとみたいな口付け。 自分からすぐに離した唇を僅かに笑みの形に変えて。 追いかけてまたもう一度。 拒まれないなら今度は、少し長い時間、 唇を合わせて。 ]* (-134) 2020/11/27(Fri) 18:58:11 |
【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗[笑い声。どうやら彼は、相当手慣れてるらしい。 照れよりも先に笑いが溢れるのがその証拠だ。 さらりと触れた柔らかな髪。 わたしの髪も彼の額と指先に触れたのだろうか。 音も立てず、まるで桜の花弁が触れたような、 温もりを交わす間にも足りないほんの一瞬の口付け。 ……嗚呼、やっぱり触れ合うだけなのだ。 握手と何が違うだろう。 顔の距離が近づいただけの、それ。 どうして世の中のみんなはこれに夢中になったり、絶望したり、映画の題材にしたりするんだろう。 そんな事を思うわたしは、矢張り欠けた人間なのか。 それとも、そうした、性嗜好なのか。 調べるだけ調べて、雁字搦めになるような情報の羅列。 それすら定義が曖昧で、わたしは、自分というものがよくわかっていなかった。 だから、キスをする事で、何か変わりはしないかと。] (-136) 2020/11/27(Fri) 19:12:34 |
【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗せんぱ……っ、 [タバコの苦い香りと、私のリップの甘い香り。 それが混じり合った、そんな事を思いながら笑みを浮かべる彼を呼ぼうとした。 そして、謝意を。 けれどまた追うようにして唇が重なった。 先ほどよりも少し長い時間。 触れ合った温もりがじんわりと混じり合う時間。 わたしは、一瞬目を見開いたけれどそっとそれを閉じた。 閉じて、わたしからも唇を押し付ける。 舌先でチロ、と彼の唇を軽く舐めた。]* (-137) 2020/11/27(Fri) 19:12:58 |
[|<] [<<] [<] [1] [2] [3] [4] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新