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【赤】 清掃員 カミクズ単純明快な返答。 あまり職や身の上の事を明かすつもりは無かったけれど。 ああまで言ってしまえば同じものだろうと判断した。 『聞いた事くらいはありませんか?』 『遺体そのものは専門というわけではありませんが』 『相応の耐性はあるつもりです』 (*15) 2022/02/21(Mon) 23:05:30 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……そういう考えはいい、ですね。 カミクズさんは、濁りを片付けるのが上手みたいだ」 合議に不要な要素を排除する、男が感じた表現はそれだ。 そのための調和は必要であると頷いて、ようやく理解したようだった。 「諦めが、過ぎていました。 確かに思ったより顔は合わせてくれそうで、 ……良い方達が多かったですし、ね。 仲良しとはできなくとも、議論ができる空気は良いものがいい気がします」 「俺は……作れないのですけれど」 オブラートを落としてきた男は生成もできないと言い切った。 (-270) 2022/02/21(Mon) 23:35:06 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「嫌い、ですか。そっか。俺も嫌いなのかもしれない。 理解をしようとしたんです。 そして得られた答えは」 浮かない表情、一つ諦めを瞳の向こうに怠惰を宿して笑う。 「選ばれて提供すると決まったその時、 俺に生まれてきた意味はあった。 です。この命は必要とされたと確定すること 嫌な気持ちになる人は、多いですよね」 (-271) 2022/02/21(Mon) 23:35:55 |
【人】 清掃員 カミクズ>>127 ユス うっかり口を滑らせた発言を復唱され、 確実に何か取り繕い損ねている顔をまじまじと見詰められ… この間、冷や汗で清掃員の手や背中はべちゃべちゃだった。 正直このまま溶けて消えたい。あのクラゲのように……。 「あ、そ、そうなんです…ね…? 本物、小さい頃、そうですかあ……」 そういう発想もあるのか、とでも言いたげに。 あなたの返答に、なんとも気の抜けた相槌を打って。 「……海、見られてよかった、ですか? それとも、やっぱり… ちゃんとした本物が見たいなって、思います?」 帽子のつばを持ち上げて、 98uの海、その切れ目の辺りへ視線をやって。 この場所はどこまでもリアルだけど、 ふとした時に仮想空間なのだと思い知らされるのだ。 (128) 2022/02/21(Mon) 23:37:08 |
【赤】 清掃員 カミクズ『一人暮らしがしたかったんですよ』 『その理由が欲しかったんです』 『この職は臭いがつくから、そうせざるを得ないでしょう?』 土足で踏み入る事を咎めこそしないけれど。 理由の一部は、敢えて伏せた。 これだけだと、そんな理由で、と思われそうだけれど。 別にそれでいい。くだらない理由だから。 『それから、今お願いするような事は、何も。』 『単なる保険です。 誰を選ぶかの相談になるか、他の事になるかもわかりませんが』 『拒否する自由はありますからね』 (*17) 2022/02/21(Mon) 23:50:05 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「うん」 選ばれた人の命は確かに誰かの為になった。 その人が生きていた事に意味はあった。 この制度を受け入れようとして、 過去に何度も自分に言い聞かせた言葉だった。 「…結局は。そうとでも考えないと報われないんですよね。 だから自分もそう思おうとしていました」 その言葉は既に過去形で。 そのすぐ後に、でも、と続いた。 「命も身体も、その人のものであるべきなのに。 それらを自らの意思で擲つのは自由でしょう。 でも、自由意志を半ば無視して差し出させるような そんな事を是とする事は、自分にはできない。 結局はそんな考えに落ち着きました。」 「だから自分はこの制度が嫌いです。 この制度を美化して是とする世間だって嫌いです。 自己犠牲を他人が勝手に持て囃すのは嫌いです。 『幸福な王子』の絵本が嫌いです。」 「嫌いで、嫌いで、嫌いで」 「でもだからって、何ができるって言うんでしょうね」 強く強く憤っていたのは、ずっと昔の事。 まっくらな瞳は、物憂げな笑みは、何もかも諦めた人間のもの。 (-282) 2022/02/22(Tue) 0:35:43 |
【赤】 清掃員 カミクズ家族から離れたい。 それは確かに図星だった。俄に表情をなくす程に。 その理由までは、察されてはいないようだったけど。 『何分未成年の頃でしたから』 言及には、曖昧な答えだけを返して。 『それで自分を理解できるかはわかりませんが』 『その時は、お願いします』 『では、何かあったらまた連絡を』 ───通信切断中。 (*19) 2022/02/22(Tue) 0:51:11 |
【置】 清掃員 カミクズ最初の夜。 カミクズは、眠らなかった。 単に眠れないなら、ここでは幾らでもやりようはあって。 眠れないのではなくて、眠らなかった。眠りたくなかった。 寝たら明日が来る。 それがいやだから、なんて実に子供じみた理由で。 泥のように眠る事からさえ逃げたのはいつぶりだろう。 (L0) 2022/02/22(Tue) 1:25:53 公開: 2022/02/22(Tue) 1:30:00 |
【置】 清掃員 カミクズそんな一日の終わりに、自分の失態を思い出して あああの時はああすればよかったな、なんて。 そんな無益な事を思う人種はどこにでも居るもので。 このカミクズという清掃員もまた、 夜更けの虚無を延々と歩き回る道すがら。 自分は口を開けば失言ばかりだったな、なんて思うのだ。 そんなどこまでも無益な時間を、ただ無益に過ごしていた。 (L1) 2022/02/22(Tue) 1:26:36 公開: 2022/02/22(Tue) 1:30:00 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「だから、俺は…… 選ばれないといいな、と思っていたんです。 それは――投票にではなくて、この場に」 「少しだけ、似ているみたいですね。 でも、オブラートって言葉やっぱりわからなくて。 あと10年ぐらいで逃げ切れたかもしれないのにって思います。 俺は、嫌いとも感じないので、ちょっと非情かもしれませんね」 当然として制度を受け入れ、否定する意欲はおろか興味も無く。 物事を嫌わない人間の方がよっぽど狂っているのかもしれない。 どちらにせよおなじようなまっくらな瞳は、正気と言うには深い諦念が渦巻いている。 「生死でいえば、この世界は 殺すこと しかできないと思っていますよ。だから、他人がいないとできないことをして……時間を過ごせば有意義になるかもしれません。 事故をして死期が早まったり、票を入れられて疑心暗鬼になったり。サスペンスホラーみたいなこと。 あ、そうだ……バイク乗りは朝日を見に行きませんか。 頑張ります、受け身」 相変わらず前向きに事故を受け止めようとしています。 (-298) 2022/02/22(Tue) 2:07:19 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 清掃員 カミクズ「ネットでだってテレビと同じ情報は入手できるんだからねっ」 ネットだと自分の興味のある情報しか入ってこないことが多いから仕方ないのかもしれない。 「そうだよ、だってすとろべりー星には楽しい事しか存在しないから☆彡」 裏にある苦しい事も汚い事もすべて表にはだしちゃいけないのがアイドルなのです。 「アイドルってキラキラしてて素敵でしょ? 理由なんてそれだけで十分じゃない?」 「逆にキミは?どうしてその仕事してたの?」 (-301) 2022/02/22(Tue) 2:19:50 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「……少しだけ、うん、少しだけですね。 きみにとっては、自身が選ばれなければ関わりの無い事で。 自身に関係のない事なら、好きも嫌いもないですよ。 自分もそうだし、きっと誰だってそうです。……」 自身と関わりの無い事に否を突き付ける者もそうは居まい。 清掃員が時折あまりに率直な物言いに口を挟むのは、 不特定多数の人が居る場では無用な誤解を招きかねないから。 決して悪意のあるものではないとわかっているから、 今は咎める事も無く肯定を返して、それから、はたと首を傾げた。 「……10年ぐらい?制度がなくなるかもって事ですか? フカワさん、まだあと10年ちょっとで 臓器提供の年齢制限に引っ掛かるような歳じゃ… ない、です…よ、ね…?」 疑問の殆どを口に出し終えてから、 相手の年齢が非公開になっていた事を思い出して。 触れてはいけなかったのかも、と思い至っても遅かった。 「…あ、あの、えっと、その。 自分、今日は……夜ふかし、するつもりですから。 準備ができたら呼んで頂ければ、いつでも…」 殆ど手遅れだけど、あたふたと下手くそな話題転換を試みた。 明日の朝日、拝めるといいな。 (-309) 2022/02/22(Tue) 2:55:15 |
【秘】 清掃員 カミクズ → アイドル ヒメノ「すみません…携帯、仕事の連絡くらいにしか使ってなくて…」 取捨選択以前の問題。 だめな大人はすみません……になっています。 「あ、そういう…… うん、それでも十分な理由だと思います。 キラキラしてて素敵なアイドル、なれたんですね…」 そういう……の辺りでそういうキャラ付けなんだな…の顔をした。 コンプラ遵守の回答だったのがちょっと残念だ。 「……え、自分ですか? え、えーと…… 人手不足だから…… 」そんな事を思っていたのもあり、 何よりあなたが自分の事を聞くというのが意外で。 露骨に言葉に迷った末に、漸く出てきたものがこれだ。 下手な嘘だ。 (-312) 2022/02/22(Tue) 3:27:40 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「あ…、あはは。実は……。 これでも成人して、ます。 今の姿はずっと若くて、思い出深かった時の姿なんですよ。 ごまかしててすみません…… あんまり意識していたつもりはないんですが、言った通りの理由だと思います。 少しでも……知ってる人が死ぬのは嫌です、よね?」 「そう考えれば健康な人が減ると35歳まで延びたりするかもしれないですよね、これ。考えるほど嫌な制度です」 年齢に職業、知ろうとしなければ知らなくても良い項目だ。慌てているのに反して此方は落ち着いている。 あなたのあたふたを苦笑いしながら聞けば何度かうなずいた。 「じゃあ、少し後で会う約束してる人がいて時間がわからないので休憩してからで……。 話すのが楽しくていつの間にか中途半端な時間になっちゃいました。 一応上着とか準備しておいたら良いと思いますよ……もし寝ちゃっても、待ってますから」 いろんな意味で、朝日拝めるといいな。 また会う約束を取り付け一度別れるだろう。 聞きたいことがあれば、また、ツーリングのときにと言葉を残して。 (-313) 2022/02/22(Tue) 3:37:30 |
【人】 清掃員 カミクズ>>134 ユス 「ひん………」 表情の変化に乏しいこの学生が、きょとんとするほどか。 あまりの自分の取り繕う技術の低さに、 べちゃべちゃのクラゲは鳴いていたとか、ないとか。 「……そうですか… あ、でも、理由はちょっとわかるかもしれません。 小さい頃の思い出って、 誰と行ったとか、その前にどんな理由、経緯があったとか。 そういうエピソードがあるから特別に感じるもので… や、一概にそうだってわけじゃない、ですけど」 清掃員は、あなたの事は何も知らないから。 だから結局の所、実に無責任極まりない事しか言えなくて。 それが人によっては気に障るかもしれないという事に、 いつもいつも、口に出してしまってから思い至って。 慌てて両手を振って張るのは、手遅れの予防線。 「だから、ええと、そう。 今、一人で、ぽんと海に放り出されても。 思ったより感慨がないのは、問題というか。 ええと、その…しょうがないのかなって…」 あの、自分は、そう思うんですけど。 そう付け足す頃には声は蚊の鳴くようなものになっていた。 (135) 2022/02/22(Tue) 4:03:17 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「あ、は、はい… じゃあ、また後で…」 なんだか自分だけが慌てているみたい… ではなく、事実殆ど自分だけが慌てているだけだったらしい。 そそっかしいにも程がある。かなり恥ずかしい。 別れ際にはすっかり悄気げて手を振っていた。 その後に、一人。 自分との話に楽しいと思うような要素はあっただろうか? そんなふうに思って、ほんの少し首を捻って。 遅れて社交辞令の文字が過る、 そんな自分の出来の悪さに項垂れていたとか、ないとか。 (-317) 2022/02/22(Tue) 4:45:40 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズたとえ俺の言葉が社交辞令だったとしても。 流石に社交辞令に気づけないから落ち込むのは忙しなさすぎと、あなたの思考を知るよしもないフカワは思う。 広場に赤い丸がついたマップを端末で送り、その時間あなたを待った。 (-319) 2022/02/22(Tue) 4:59:17 |
カミクズは、ノーヘルはまずいと思う程度の正気は残ってた。 (a59) 2022/02/22(Tue) 5:31:23 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「あの、カミクズさん。 …… 無理しないでください 」あなたが後ろに乗るその時、小さく呟いて。 なんともないようにヘルメットを被れば音は吸い込まれていった。 (-320) 2022/02/22(Tue) 5:46:54 |
【人】 清掃員 カミクズ>>138 フカワ 「そ、そうですか?なら良かったです… あ、予習は良いですね。映画なら楽…… 映画? 」もしかして:アクション映画? 「そういうものでしたっけ……?」 あらゆる前提が変な気がする。 どうか教習所での日々を思い出して欲しい。今からでも。 今からするのは教習所での日々をかなぐり捨てる行為でした。 もう全部ダメかもしれません。 「……ま、まあいっか… 最悪虚無の方に突っ込めば致命傷だけで済みますから… 」あなたがバイクに跨った後。最悪も最悪の想定をしながら、 恐る恐る後ろにその後ろに座って、控えめに… 控えめじゃ死ぬかも。 そう思い直してちゃんと腕を回した。こんなに近くに誰か居るのは久し振りだな、なんて思いながら。 (139) 2022/02/22(Tue) 6:24:29 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 不運 フカワ「………え?」 その中で、不意に聞こえた小さな呟きは。 名前を呼ばれた、その後の音は、曖昧に消えて行ったけれど。 無理、無理だって?無理なんて、 ああダメだ。もう動き出してしまうかな。 考慮はしても、極力事故を起こさせるわけにはいかないから。 気が散らないように、大人しくしていないと。 (-321) 2022/02/22(Tue) 6:24:47 |
カミクズは、努めて言葉を飲み込んだ。 (a62) 2022/02/22(Tue) 6:26:02 |
【独】 清掃員 カミクズ/* わかっていた事なのに距離感でねじれてしまう。 わかっていたんだ、こうなるのは… わかっていて提案しました……オレは愚か…… (-322) 2022/02/22(Tue) 6:28:33 |
【人】 清掃員 カミクズ>>140 フカワ 「……こ、これ… 初めてにしては結構…いい感じじゃ、ないですか…!?」 車体が二人を乗せ、冷たい風をきって走り出した、暫く後。 風の音もあって、あなたに聞こえていたかは定かじゃないけど。 今はつい先ほど飲み込んだ言葉も忘れたように、 こそりと上げた声はちょっとだけ弾んでいた、かも。 実の所ニケツで乗せてもらうのは、というか乗るのも初めてだ。 この清掃員の愛車は中古の軽ワゴンだから…… ともあれこの調子なら明日の朝日は拝めそう。 まだちょっと不慣れなバランス感覚に戦々恐々としてるけど。 多分。きっと。何事もなければ。 (141) 2022/02/22(Tue) 7:28:21 |
【独】 清掃員 カミクズ/* このままエピ入りしねえかな(精神異常者)。 オレ、もうエピ直前くらいの気持ちなんですけど。 一日目が72hもあるってマジ!? (-324) 2022/02/22(Tue) 7:30:22 |
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