【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (…………まあ! まあ!まあ!まあ! まあ!!) [美しい茜色に染まりながら 舞台に立つ彼女の歌声、その第一声から 突如胸元を掴まれるかのような、 引き込む引力を歌声から強く感じたのです! >>201>>207>>208] (これよ────これよ!! 私が今ひとつ足りないと思っていたものは!!) (232) 2020/09/23(Wed) 11:09:41 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[出場者には今日も例年と同じく こうすれば伸びるであろうかと考え、 助言はしていたものの物足りなさにモヤモヤし 2日目に期待をかけようとしていたその折に 飛び込みの彼女が魅せてくれた歌。 シン、と静まり返る会場。 誰も一言も発さない静寂。 …………………それを打ち破ったのは。] (233) 2020/09/23(Wed) 11:10:18 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン ─────最っっっ高だわ!! これよこれ!私が見たかったのは!! [私大興奮で席から立ち上がり、 惜しみない喝采を送ると周囲からも それはそれは盛大な拍手と歓声が沸き起こりました。 (234) 2020/09/23(Wed) 11:11:31 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[でも────最初で最後なんて206 そんな思いをもし私が知れてたのであれば それはそれはにっこり笑って こう告げてられていたでしょうに。 ────誰が最後にさせると思って?] (235) 2020/09/23(Wed) 11:13:39 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[気付けば王族の方々も何方か御席を立ち、 彼女に賞賛と拍手を送っていらっしゃる。 声楽の楽士に至っては逸材を見つけたとでも 言いたげな喜色満面の笑みと瞳。] あなた……飛び入りの方ね? 飛び入ってくれてありがとう。 お陰で我が国にこんな素敵な逸材が まだまだ存在するという喜ばしい可能性を 今まさに証明してくれて! [歌の最中に何を考えていたか、>>206>>207 普段歌う際に何を考えているかなんて>>0:9 知らずともこれだけは自身の中で確信いたしました。 これは賞賛されるべき才能だと。>>0:30 そして、一つの思惑が沸き起こりました。] (236) 2020/09/23(Wed) 11:15:17 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン ねえ、あなた。まだ歌えるかしら? お祈りの歌でも貴方が住む場所の歌でも 好きな歌でも何でもいいわ。 もう一曲歌ってくれないかしら? 今度は私の伴奏付きで。 [私の言葉に周囲の聴衆からはどよめきが、 後ろの王族席、横の審査員席からは 隠しきれない動揺が伝わりました。 私が急遽伴奏を弾こうと持ち掛けるのは、 本気で相手の才能に惚れ込んだ時だけだと。 そう、知る者達は。] (237) 2020/09/23(Wed) 11:16:16 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン 再度同じ曲でもいいわ。 勿論伴奏はおろか、 私の要求自体を拒否しても構わない。 これは私の個人的な興味でもあるから。 規則により、拒否したことで あなたが減点・失格になることは 一切無いからそこは安心してちょうだい、 そこは審査員として断言します。 [舞台にいる彼女の方へ顔を向けて 私はきっぱりとこう言い放った。 横にいる審査員が固唾を飲んで、 私と舞台の彼女を交互に見やりその動向を伺いながら。]** (238) 2020/09/23(Wed) 11:17:38 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモをはがした。 (a40) 2020/09/23(Wed) 11:25:19 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。 (a41) 2020/09/23(Wed) 11:26:48 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン/* ヨシュア様がこの国の少数派(音楽は好きになれない) 私(メイレン)がこの国の多数派の権化(音楽は至高!!) だからその分多くの方との正反対が目立ち 私視点気付かぬ皮肉だらけになるのだと 皆様のロルを拝見し、実感しております。 (なおPLにとってはどう返答するか悩むけど 非常に美味しい展開) それにしても皆様のロルが素敵過ぎて どうやったら身に付くのやら…… (-74) 2020/09/23(Wed) 11:49:05 |
【独】 平台の宮廷楽士 メイレン (-75) 2020/09/23(Wed) 11:52:02 |
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。 (a46) 2020/09/23(Wed) 16:20:31 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[足に震えが来たらしく、私の目には 緊張の所為かは分かりませんが>>254 随分と力を込めて踏ん張ってるのは明白で 一瞬どう声を掛けるべきか心の中で迷いましたが 何より、飛入ろうとした勇気と腕前。 私に才能を見つけるという楽しみと 言葉通り、良き才能が国に存在する可能性を 思い起こさせてくれたのですから。>>0:29>>0:30] (ここまで心揺さぶられたのは久し振りだわ) [彼女は胸のあたりの服を強めに握りしめ、 それはそれは深く頭を下げていました。 全身を震わせ、喉も上手く紡げなさそうな様子に>>254] (262) 2020/09/23(Wed) 17:52:41 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン ……大丈夫?やっぱり緊張したわよね? 大丈夫よー、落ち着いてゆっくり深呼吸しましょ。 あなた全身の震え凄いわよ、 ほら吸ってー 吐いてー [まずは落ち着かせようと深呼吸を試みたのですが 効いたかどうか、そもそも聞こえいてたかどうか。 見つけ出した才能が潰れてしまわないようにと 心配で声を掛けてはみましたが、閑話休題。] (263) 2020/09/23(Wed) 17:53:09 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[この声に伴奏がついたらどうなるのか。 相乗効果を想像したら血が騒ぎそうでなりませんわ。 どうやら彼女も私の想いに勘付いたようで、>>255 逸らすことなく見つめられた瞳に返事を確信しました。 この子は────やる、と。 そして確信は、予想通りに────>>255>>256] (264) 2020/09/23(Wed) 17:53:38 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[私はその返事にニヤリと悪戯めいた笑みを浮かべ>>256] 勿論よ!むしろ無茶振りした上に 迷惑掛けてるのはこっちだから。 あとそんなに恐縮しなくて大丈夫よ、 私のことは唯のおばちゃんとでも思って頂戴。 じゃあ、今すぐそっちに行くわ。 [ドレスの裾を摘み上げ、すぐさま走りたいのを我慢して 小走りで舞台まで駆け上がれば 一直線に竪立まで向かい>>257曲を訊ね 準備が整ったので彼女の方を見やると 頬を染めて笑い、頭を下げられた。>>257] (265) 2020/09/23(Wed) 17:54:38 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[そして────静かに、ゆっくりと奏で始めた。 聖母マリアを讃える かの歌を。 私は知らないことだけど、 彼女が大嫌いだった歌] (266) 2020/09/23(Wed) 17:55:41 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[あくまで伴奏のため歌を引き立てるかのように、 沈みゆく夕景に音を溶かし込むかのように 両手で彼女が歌いやすいよう気を配りながら 上等な絹のサテン布のように滑らかに奏でて行く 才能よ、咲きなさい────聴衆の視線と 今この瞬間の空気は貴方だけのもの。>>2] (267) 2020/09/23(Wed) 17:56:09 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン (……いい、いい、いいわ!!) [歌声に合わせ私の伴奏にも熱が入り 彼女の心奪うような、万感の思いが籠ったかのような 先ほどと同じか……それ以上と思わせる声に>>258 私が紡ぐ聖母マリアを讃えるピアノの音は まるで、音と声が渦巻くように空や空気の中へ 響き渡り────天に向かって吹き上がるかのよう。 まるで疾風、まるで竜巻のような引力と躍動感。 まるで人・音・声・空気・大地………… その場の全てが一斉に共鳴し始めたような 大きなうねりを、そこに感じた。 私も音を紡ぐ一人でありながら、その波に飲まれ 熱い血潮が全身を駆け巡るのを感じながら 最後の最後の一音まで、歌と調和するように 歌から感じる熱に応えて私も熱を返して行きました。] (268) 2020/09/23(Wed) 17:57:04 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[彼女の歌が終わり、私の伴奏もゆっくりと 余韻を残すように最後の音を奏でれば…… いつしか体は汗ばみ始め、そよ風がとても心地良くて。 夕焼けは夕闇に変わり始め、 群青になろうとする藍と赤の境界に混じる 赤紫に、強く輝く一番星が 舞台からハッキリと見えました。 彼女が戻らなければならない時間は>>255 もう直ぐなのか、それとも過ぎてしまったのか。] (269) 2020/09/23(Wed) 17:57:35 |
【人】 平台の宮廷楽士 メイレン[息を飲んだ観衆の沈黙が 割れんばかりの大喝采に変わって 貴方の身へ、一気に押し寄せるかのように 夕闇の空へと響き渡り、王族の方々はおろか 宮廷楽長含めた審査員全員が立ち上がり 貴方に拍手と賛辞を送っておりました。] (271) 2020/09/23(Wed) 17:58:18 |
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