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![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ きっと近いうちに、私は大咲ではなくなる。 大きく咲くと書いて 大咲 ────同じ漢字を使って、咲うというらしい。 そんなものと程遠い家に生まれて、まるで皮肉だと ずっと思いながら、それでも笑いたかった。 特別な人とわらいあう未来が欲しかった。 過去に縛られ続けるなんて簡単で 腐る方が気が楽で ──なのに生まれ変わるためにうさぎの穴へ入ったのは "いつか"の夢を、 奇跡を祈っていたからだ。 ] (-269) 2023/03/24(Fri) 21:30:32 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ まるで、 "神"さまがくれたプレゼントみたい。 そう思うと、貴方の苗字に変わることも 一際愛おしく感じられて。 きっと私と貴方 二人ずっと 咲 っていける ] (-270) 2023/03/24(Fri) 21:30:44 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 初めては、文字通り一度きり。 貰ってくれたことも、渡したいと思えたことも 重なり合わなければ形にはなれない。 幸せにしたい。 幸せになりたい。 ────仕合せる、ふたりで。 ] ……ん〜ん…。 ちょっとくらい、だいじょうぶ…… [ ぼやけた頭は、くすくすと零された笑いと共に 返された言葉を「しない」方向に捉えてしまって。 ぐずついたように、すこし駄々をこねる。 ] (-271) 2023/03/24(Fri) 21:31:10 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ が、それはどうやら杞憂だったらしい。 重なった唇と、自分の横に体を横たえた彼の腕の中へ 抱き締められる温もりへ、頬を緩めた。 頬を挟まれ、待ち望んだキスが何度も降り注ぐ。 ──このまま穏やかにねむるのだろうか、と 抱えた僅かな腹の寂しさを紛らわすように考えては 不意に、自分の脚の間へ、彼の脚が絡まって。 ] …………、 [ 互いの肌へ性器が触れ合う体勢であることに気付き、 頬がぽや、と薄桃色に変わる。 ────よくばりだと、思われて、しまうだろうか。 でも、夜はまだまだ長くて ……寂しいおなかを うめて、ほしくて、 ] (-272) 2023/03/24(Fri) 21:31:19 |
![]() | 【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……… やわたさん、 ぁの …… あのね もういっかい──は、……だめ? [ なんて、囁いたら。 思惑通りに貴方は誘われてくれただろうか。 フィクションの世界では、初めて結ばれたその「後」は 眠りに落ちて朝になっているものだけど。 ノンフィクションの世界に生きる二人が迎える「後」は まだ、夜の帳は開けないから。* ] (-273) 2023/03/24(Fri) 21:31:29 |
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