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人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「ネコと同じ大事にされ方は、……それはそれでどうなんだあ?」

同じとは言っていないが、同じラインであると妙な勘違い。話題の都合上仕方のないことではあるのだが。

それこそ猫のように撫でられた気がして、珍しくジト目でキミの手をゆるく払う仕草。本気で払ったりしない。叩いたりもしない。

「一日温泉漬けってのも悪くないけどねえ。
朝飯に顔出さんわけにはいかんなあ。今日は誰かねえ……」

まさか自分が含まれているだなんて微塵も思っていない腑抜け顔だ。基本的には楽観主義。どうにでもなるだなんて思っているものだから心配なんてしていない。
程々にあったまって、ずぶ濡れのまま入口まで。全体的にだらしがないものだから、タオルを取りに行くまで濡れたままの足が足跡を残し。

「まだあんのかあ……。
ああもういいよお、どんだけでも好きにしてくれえ……」

体を拭き終わった後に提示されたものに、ちょっとばかり辟易とした様子が見てとれるはずだ。
髪の毛を撫でる仕草にもぼっ立ちしたままで全てをされるがままに委ねているものの、二度目は断ろうと強く心に……誓おうとするが、できるかちょっと不安になった。頑張ろう。
それが終われば今度こそもういいだろうと、パッとその場を離れて身支度を整えたはずだ。
キミに没収されたものだって返してもらうが、全身すっかりクオリティが上がってしまって、落ち着かないったらなかった。
(-0) 2022/10/01(Sat) 21:53:55

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「あ゛ーーー…………よっす」

何もかもを搾り取られ、精神も削られて摩耗した。
かなりのローテーション、呻き声も酷く低い中で、軽く手を上げてキミに応じるはいいけれど、ちょっとばかり直視をすること自体に覚える罪悪感。
それは勝手に抱いているだけのもので、キミに咎められたりした事なんて一度もないのに、その姿を見て感情に拍車がかかる。

「あそこかあ……。
ちょいとお邪魔するだけならいいけど、流石に浴衣じゃあれだな。服着るかあ……なんか持ってきてたかねえ。
先行っていいよお、すぐに後追いかけるからさあ」

社長からはドリンクをいただいたし、粘液まみれになったのだから、風呂にも入ってきた。
それでも浴衣はよろしくないかと、カバンから糊もアイロンもかけていないシャツとチノパンを纏って、一応は靴下も出して、キミが先に行くにしても、行かないにしても、急いで着替えておこう。
どれだけ胸中穏やかでなくても、キミを疎かにするような事はしたくない。

とはいえ、似たような格好でも、何もかもが決まらない。
安物であったり、よれていたり、サマにならないこと、この上ない。
(-7) 2022/10/01(Sat) 23:42:21

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「汗掻くほど急ぐつもりはないけどねえ……」

革靴まで持ってきた自分に、思わず、おお、と声が上がった。
すでに数日前の記憶が若干怪しい。旅行の準備だって適当にしてきたものだから。
スリッパから靴へと履き替えて、襟を雑に正せば準備は完了。
いくら風呂場で綺麗に磨いてもらったとしても、二度目の風呂やら夕暮れの野球拳ですっかり5割減だ。

「うまく食えるもんなら何でも。
ええ、飲んじゃだめえ? ……うそうそ、いくら同室でも、飲み過ぎて潰れちゃ、その後の処理に困るって言われてるから気をつけるってえ」

普段通わない店、通わないような席、であるとはいえ。
仕事上の付き合い、管理職、外食の類もゼロではないだろうから、落ち着かないというほどでもないだろう。
パンツのポケットに手を入れて歩く、行儀の悪さはその直前まで相変わらずであったが。
とりあえずビール、を店員に宣言するぐらいは許してもらえるはず。きっと。

「……んで、ええと、話があるんだよなあ?」

初めは何かしらのお叱りかと覚悟をしたがその後の諸々でそうでもないらしいと落ち着いた今。
とならば、全く見当もつかないというのが現状だ。思いつかないから考えないことにして、即座に本題に入ってしまおう。
(-10) 2022/10/02(Sun) 0:50:31

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「…ッ 、……あ、……っ、はは。
あー、……瑛ちゃんのケツマンいいなあ、めちゃくちゃ柔らかいのに締ま、るッ ……ッ 」

キミの許可なく、奥まで突き入れたとして、痛みを与えないようには気をつかう。
スキンをつけているとはいえ、キミに腰まで押し当てるほどまで犯せば、ローションは己の肌に纏わりついて、熱を呼び込んでいく。

もう言葉すら失ったキミを、自由に蹂躙する背徳感に、は、と息を吐きながら伸ばしてきたその手に応えるように、此方も抱き返す……のは、片手だけ。
もう片手が、つい先ほどまでキミを狂わせていたアナルビーズに伸びる。
掴めばそれを……白濁を吐き切らんばかりにイった肉棒の、その先端、亀頭の裏筋に押し当てて……。
スイッチを、再度押した。

「……気持ちいいねえ、ッ 、瑛ちゃん。もう何もわかんない、ねえ……っ。
いっぱい、イこうなあ……っ!」
(-12) 2022/10/02(Sun) 1:00:44

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「……え。
うわ、どう、……どうしたのお、本当に」

アルコールが頼まれるのを見て、本格的に目を丸くした。
一体、この場がどういう場になるのかと、軽く困惑の感情すら抱いて。
酒の力を借りたい程の事なのだとしたら、気軽に身構えるような事は良くないのだろうか。ほんのり姿勢を正す。

通ったことがない類の店というわけではないけれど、その横文字のメニューを並べ立てられて理解できるかというと……実のところ正直怪しいが、そこは大人だ。
わからないまま黙っておくという行為を貫いた。
うまいものはうまい、だけの話。

「オレかあ?
悪ガキって呼ばれて、しょーもない遊びをして、後はちょっとイタズラで母親に死ぬほど怒られたり、無茶な冒険をするからしょっちゅう怪我したりだねえ……」

「……ん。なんか海外住まいの事とか、うっすら事情とかは覚えてるよお。もうロビンちゃんで呼び慣れちゃって、諒って言われても誰?ってなるなあ。
ん、色々と日本は日本人以外は物珍しいからね。ロビンちゃんみたいな格好いい身なりでその名前だと身構えちゃうのもあるかもねえ」
(-16) 2022/10/02(Sun) 2:07:14

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

お互いに社会人だ。
酒が必要な場面だってある。20代であった頃は特に、何とかのハラスメントなんてものが声高らかに叫ばれる頃合いではあったけれど、だからといって浸透しきっている訳ではないものだから。
だからキミが酒を飲めない事はない、程度は覚えている。
でもすすんで飲むというのは予想外ではあったし……。

「いや、それたぶんオレじゃないって。
そんな、うわ、超空回っててるあたりはオレかもしんないねえ」

記憶にない。
それこそ、さっぱり。
あまりに心当たりがないし、そして酒によってやらかしの事案も一度や二度ではないから、口元を押さえながら真剣に考え出してしまった。
答えは出ない。
そんな酒の失敗について悩みながらビールを飲む滑稽な図。

「ネコって言われたり、子供って言われたり今日はせわしないねえ。
朝っぱらから丸洗いされたり、夕方には……あんなこともあったし、今はこうしてロビンちゃんと飯を食ってるんだから、調子狂うったら。
……1920年……っていうと、いつ頃だっけ。第一次世界大戦あたりだっけか?」

昔話をしたい気分なのだろうか。
だとしても、わざわざこんなところに呼ばれてナイフやフォークを握っている理由はちょっとわからないが、だからと話の筋が見えないと腰を折ったりはしない。
海外のドラマだとか何だとか、どれぐらい自由であったか、純日本人の己に想像もつかない。
(-18) 2022/10/02(Sun) 2:46:58

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「え。それは別におかしくないだろ。
ちまちまとおかわりもらうと店員さんも面倒だろうし、合理的だろお?
いや、覚えてないけどさあ」

本当に自分だとは思っていないけれど、おかしかったと言う評価には納得いかないと、存在しない自分の記憶をフォローする。
何から何まで、かなりその時任せの勢いの自覚はあるけれど。

はく、とナイフで切り分けた肉をフォークで口元に運ぶ。
キミほどは綺麗な所作はできてはいないが、目を伏せる程の不作法者というわけではない、食事自体はスムーズに進んでいく。
キミの話だって逃しはしないで耳に入れているが、ゴールがまだ見えやしないのは、さっきも今も状況は変わらなかった。

妙な方向に話が向かったな、とようやく違和感を覚えたのは、映画のタイトルがいくつか並んで、それらにキミが覚えた感想からだ。
知っているものも知らないものもあるから。すべてに共通するものは探し出せない。
教えてはくれるようだから、おのれの無知を恥じる必要はなさそうだけど。

「……ただの映画好き、ってわけじゃないんだよなあ。
その言い方じゃ。たぶん」

また一口、ビールを口に含んで。
(-20) 2022/10/02(Sun) 3:19:08

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン


「お礼、ねえ。
たかが水の一杯二杯で、なんてのは困ってない側の意見なんだろうなあ。
いや、別にロビンちゃんの場合は酒が飲めないってわけじゃないから困ってたわけじゃないんだろうけどさあ」

きっと余計な気を回してしまったのだろう。
その記憶がない間抜けな誰かさんはと、からからと笑って。
粗雑に扱われるくらいでちょうどいいから、よりにもよってキミという存在に持ち上げられてしまって落ち着かない部分もある。
キミはそう言うが、きっとその場面の他の誰かさんを見たら、自分より余程スマートに、なんてのは幻想なのかもしれないけれど。

恋人同士か、そうじゃなきゃ夫婦、それなりにしっかりとした人格者が訪れるような、穏やかな世界の中で自分はどうしても浮いてしまっているだろうに、キミの瞳は何処までも真っ直ぐで、自分といてもちっとも動じはしないんだから──。

なんてものは、自分の勘違い、思い込みであったのは、その後に続く言葉で気づいた。

1/2
(-23) 2022/10/02(Sun) 4:01:01

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「…………ぁ……、っと」

「その、なんだ」

キミの話を聞くときですら、ちっとも黙らずに相槌にしては多すぎる言葉を返していたというのに、急に食事を詰まらせたかのように口を閉じた。

もしかしたら、この場に置いてすら、今までならば気づかない、気づかないふりをしていたかもしれない。
キミに限ってまさかだなんて、天上人か何かのような扱いは……出来ない。
夕暮れ時に見たキミの姿を忘れたふりなんて出来ないし、今のキミはあの時と同じ艶を見せている。
食事をしていた手が、一瞬止まる。キミに瞳を奪われてしまって。

「………………今のオレ見て、興奮してる?」

きっと、真剣な告白だ。
それはわかっているが、万が一、勘違いなんてしたくはないから、食事時であるとわかっていながら。
は、と何かを思い直して、ふるりと首を振る。逸らされる目線と、再開する食事。

「なんで、それをオレに言ってくれるかなあ。
ヘキ、……バラされて、妙な趣味してんのお前だけじゃないぞってつもりなら、そりゃ、言ってくれるのは嬉しいけど……」

2/2
(-24) 2022/10/02(Sun) 4:01:46

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「知らないってえ……まさか。
オレはずっと言ってたぞお。オレと違って身なりも所作も人柄も、何もかもしっかりしてる、仕事も出来るのに気取らないで、こんなちゃらんぽらんな男が付き纏ってんのに、嫌な顔ひとつしないでまあ、……なんて懐が広いやつだって、オレには逆立ちしても、ロビンちゃんのようにはなれないなあって」

本人には言ってない。
周りには様々に言いふらして、何故か自分が誇らしげにしていたが。
尊敬、信頼、そういったものが当たり前にあって、何か特別なものを返してもらおうだなんて気持ちはまるでなかった。既に充分、キミからは様々なものをいただいているから。
一方的な心の傾けは、今キミに指摘をされて狼狽を見せる。
知っているものだと、思い込んでいたので。

混乱は……していないと言えば嘘になる。
わざわざ席を立ったキミの目的が、己の逃げ道を封じる事なんてまるで考えも及ばないから、傍に寄ってくれた事によりずっと近くなって見上げる瞳は、ああ、やっぱり綺麗で……その美しい瞳の映す先が自分だなんて、頭を抱えたくなった。


1/2
(-26) 2022/10/02(Sun) 5:08:05

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「……軽蔑なんか、するかよお」

「あのなあ……ロビンちゃんは知らない事だろうけど。
オレは本当、性欲に関しては旺盛でさあ、時々ロビンちゃんとヤりたいなって目で見てた」

食器から指が解ける。
振り解くなんて、まさか。相手はキミだ。
何よりも優先させようと勝手に誓っていた人物だ。
だから罪悪感に塗れながら、キミの言葉に応えるように口を開く。

「それは今だって変わんないんだよなあ。
だってロビンちゃん、今、クソエロい顔してたんだぞお。あんな顔見せられたらさあ……飯ぐらいいくらでも食ってやるからヤらせろってなるんだよなあ!!」

「……でもそういうオレが、ロビンちゃんに触れるのかって考えるとすげえイヤな気持ちはあるから、ちょっとまだ完全に切り替えるのは難しいから待ってなあ……」

キミの手を取りかえして、もしくはその腕の中に飛び込んでハッピーエンドとはいかない。
他の皆と同じように、同じ等身大の人間としてとするには、ちょっとばかりキミは特別すぎるし、自分という存在の厄介さを多少は自覚して、何とも複雑な胸中を正直に。
それでも横にいる、膝を床につくキミに体を向けて。

2/2
(-27) 2022/10/02(Sun) 5:08:36

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「そりゃ……そうだろお。同じなわけ、ないよお。なんだか妙な話だなあ」

嬉しいと断言するには、拗らせているし捻くれている。
自分に何一ついいところなんてありはしない、とまでは言うつもりはないが、劣っているところはずっとキミより多い存在であると、そこは揺るぎはしないから、緩く首を横に傾けて、くしゃりと情けなく苦笑いだ。
目の前でこんな己に欲情していると告げたキミは、全ての所作が、指先ひとつまでこんなにもスマートに見えるのに。

「……ぁー……。
マジかあ。マジだよなあ。人間だし男だし、性欲がないとは思ってなかったけどさあ。

でも、すげえ身持ちは堅いだろうとか、ちょっとでもアブノーマルなのは嫌悪しそうだとか、ましてや、ロビンちゃんに人と違うようなヘキがあるとすら考えてもなかったり……参加者なのにねえ」

少しずつ、話をする中でも現在進行形で情報を噛み砕いてはいる。混乱気味の頭を回転させて、情報の上書きをしないといけないことがいくつもある。
キミを軽蔑なんてしない、あり得ない話。つらつら並べていくのは勝手な理想像を作り上げて拗らせていた己の中身の告白だ。
まだキミに向ける言葉の端々にはそれは残っている。完全に消えるなんて事はないだろう。それだけキミは黄金のように輝いてみえる、人を魅せる憧れだ。きっと変わらない。
でもそんな全ての感情を踏まえても。

「……ロビンちゃんさあ……」

「今どんだけいやらしいツラしてオレのこと煽ってるかわかってるう?いや、わかってんだよなあ、きっと……」

今のキミはどうしようもなく、セクシーだ。

1/2
(-38) 2022/10/02(Sun) 13:25:53

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

手のひら一つぐらい、どれだけでも好きにしたらいい。キスだって口に含んだって、何も嫌がるような素振りもみせない。
手首に指を添えれば血流の速さも知られてしまうだろう。
キミの表情、言葉選びや甘い香り、形取るもの全てに心を奪われているのに、節くれだった荒れた手のひらにキミの感触まで加わればどうしたって熱が灯る。ズボンが少しばかり窮屈に感じているのだって隠しはしない。

眉尻を下げて、キミを見つめる表情はちっとも格好がつかない笑い顔。
キミに向けたことのないセリフを、此方から映る視界が、目の前に広がるキミという景色がどれだけ劣情を催すのかを、ちゃんと伝えなければ。

空いた片手がキミの立髪に伸びる。
頭部に添えて、息がかかるほどに近いんだから自分の背をただ丸めるだけ。
許可の言葉を返して瞳を閉じて待つなんて乙女じゃあるまいし、此方から奪いに行く。
今はまだ、触れるだけですぐ離すだけの。

「そんなんオレだってなんぼでもロビンちゃんとセックスしてえよ。昨日だって今日だって誘うのどんだけ我慢したか…っ!
こんな食いでのないオッサンでよけりゃ、気が済むまで食ったらいいよお。

でもその前にメシだなあ、まだコースは残ってんだから、最後まで食うし。もったいない。
……それ見て盛ってくれよ。
見たくない、なんて事はないんだろお?」

2/2
(-39) 2022/10/02(Sun) 13:26:20

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

玩具の良さを知ってもらえた、と思いたい。
既に人の言葉を失って喘ぐ様子は、もしかしたらやりすぎの気もするけれど、己の欲も満たそうとしている最中で細かいところまではちょっと気が回らない。

息の荒さが目立っていく。
ピストンを繰り返し、キミに腰を打ち付けてぱちゅぱちゅと音を立てながら、快楽に狂うキミの姿を餌に己を高めていく。
出るものがもうなかったとしても絶頂が続くなら、腸内の締め付けは続き、ひくついて極上の穴になるのだから、そう長い間持つ訳もなく。

「……ッ 、ぁ、……出そお。
瑛ちゃんの、っ、尻穴、マジ、良くてガマン、できな、……いなあ。
濃いの、出そう、だあ。……っ」

「ッ ── 、っ ッ く」

強く抱いて、荒い息に混じって囁くように行為の終わりを予感させ。

抜ける直前から、ズン、と一気に一番奥まで穿ち、ぐりぐりとカーブを描く腸壁に先端を押し付けて。
ゴムの中での射精ではあるが、一段と膨張した肉棒が、狭い肉壁の中、びくん、びくん、と何度も跳ね上がった。
(-40) 2022/10/02(Sun) 13:59:31

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「取り繕う、なんてのが出来るのがまず立派だよお。オレはその姿だけ見て、勝手に思い込んでいたわけだしい?
今のロビンちゃんは……取り繕ってないんだよなあって思うと、興奮するよお。……まだ複雑だけど。
あー……オレ、飯食い終わるまで我慢できっかねえ」

情けない顔なら負けない。
いや、ずっとキミに向ける表情は、苦みが残る笑い方。破顔して、心の底から笑う姿を見せられたらキミを安堵させられるだろうに、ままならない己の感情が今は憎い。

本当にキミに、自分のこの欲望を向けて良いのかなんて自問自答が時折入る。
決して綺麗ではないものを、キミにぶつけて良いのかなんて揺れるものを、伝えて、慣れて、そのうちこれが当たり前になればいいのだけど。どうしたってキミは唯一で特別だから、厄介なこの感情も含めて受け入れてもらうしかない。

精神的な緊張は……葛藤を除けばそれほど、してはいないはずだ。
興奮して、昂って、この熱に浮かされているのを本来恥じたりするような立派な男じゃないんだから。
口付けも終えて、此方の提案に乗ってもらっただけなのに、キミが離れていけば、ああ、惜しいななんて、髪の柔らかさも、その唇の熱をも一時的に失った己の指を、ぐっと握って憂う、ひととき。

「おう。任せとけえ。
折角今日は同じ部屋なんだしよお、同室の二人に見せつけるぐらいの気持ちでヤるかあ、なんてなあ。

……うわあ、まだちょっとロビンちゃんにこういう事言うの胸がチクチクするう」

やっぱりソースや料理名を説明されたところで右から左に抜けていくような代物を、ただ美味いだなんて簡素な一言で終わらせる。
わざわざ見せつけるような真似も今はしまい。極力、ほんのりと気をかける程度に自然に食事自体は済ませたはずで。
そのうち調子に乗って煽る材料にはするかもしれないが、それは多分もっと後の話しだろう。
今はむしろ、キミには言っていなかった言葉を向けては悔やむ、そんな滑稽さを会話の最中、時折向けて。

んじゃ、今度こそ一緒に飲もうなあ、と。
部屋に戻るまでの途中、打ち明ける中で、返した言葉にようやく、心底嬉しそうに笑ってみせたかもしれない。
ずっと何度だって懲りずに誘ったくらいだ、それだけキミとは共に酒を酌み交わしたかったのだから。
(-45) 2022/10/02(Sun) 16:14:52

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

今あるものを吐き出して、もうとうに限界を越えているだろうキミに寄りかかるようにして、呼吸の乱れを整える。
散々慣れない器具で遊ばれて、挙句ベッドでも何でもない硬い床で致されたのだから体の負担は相当のものだろう。

「……、……あー……ごめんなあ。
大丈夫う?あんまり瑛ちゃんがかわいいもんだからちょいやりすぎちゃったなあ……」

「……よいしょ……っ、と。あー、ダメだ無理だこれ」

散々余韻に浸って、力を抜いて、しばし。
ようやくキミにまだ玩具を押し当てていることに気づいて、スイッチを切ってそこらに置いて。
ああ、何とかベッドにでも運んでやろうもするが、キミが自力で動けぬだろうと持ち上げようとして……。

健康的な成人男性、一人を持ち上げる腕力はこの不健康な細腕と腰には出来なかった。
仕方ない。壁や床よりはマシだろうと己の側に両手で抱き寄せて、今度は此方に寄り掛からせる番。

「しばらく休んどけえ」
(-53) 2022/10/02(Sun) 20:32:55

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

汚しい食べ方をしている事はないだろうが、見惚れるほど美しい所作をしてはいないだろう。
キミの目線に、がらにもなく不安がよぎる。こんな食い方でいいのだろうかなんて、全く馬鹿らしいことで悩むものだと、ビールの残りを煽って、ついでにもう一杯追加を頼む程度は許されるだろうか。
デザートだって、最後まで美味しかった。
キミにだって良いひとときを届けられただろうか、美味しかったねえ、なんてとりとめのない対話をしながら廊下を歩く。
いつも通りの猫背で、隣を歩くが背丈にも差がある、足の短さだって此方が相当だから、本来はキミと歩調を合わせるなら早足になる……のかと思ったら何やら小難しい顔をして、速度が落ちる。小難しくて面倒くさい事を考えているせい。
もしかしたらそこは、自然と合わせてくれるのかもしれないが、今この時ばかりは歩幅を調整出来ない。

部屋に入って、靴を、反対側の足に引っ掛けるような行儀の悪い脱ぎ方をして、キチンと揃えもせずに隅に寄せながらボタンをとめていた襟に一番近い場所を解く頃には、キミを追い越していて。

「── 、っと  っ」

また一歩前にというところで、くん、と後ろに引き寄せられた。
一度はキミの使う香で包まれた体も、夕暮れ時の風呂でまた元のシャンプーと石鹸、それに混ざる煙草の香。食後の一服はしていない。この旅行では人と過ごす事が多く、匂いのきつい煙草の愛煙者である自分は控えていたが今の理由は違う。

……早くと盛っているのは、何もキミだけじゃない。

「……おう」

まじまじと凝視するものじゃないが、それにしたって幾度か風呂場で見たキミのものの大きさを忘れたわけじゃない。日本人の感覚からしたら十分すぎる筈の大きさに、背筋を抜けるものがあった。
ああ、つい先日の妄想が頭をよぎれば、食事の最中は一度萎んだ筈の下半身に血が寄る。

「……ヤる?」

キミの顔は見えないが。
短く、問いかけを。
(-59) 2022/10/02(Sun) 22:32:34

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

まったく肝心な時に様にならない男だ。
はめていたゴムを取って縛り、ゴミ箱にポイと捨てたのちは、乱れた髪を手櫛で整えたり、……ああ、散々搾り出してしまった精液は、腹の上に溜まっているだろうから、それを拭う為の物も欲しい。
カバンは近くにあるから、私物のタオルを取り出し、軽くキミの汗を拭ってから、腹部の白濁も吹いておこう。

「……んじゃ、次からは来世分の前借り分になるなあ」

多分、キミを可愛いと表現するのは今に限った話では終わらないのは予感するところ。

「……テスターとして、乱れる瑛ちゃんが見られるの、楽しみにしてるねえ?」

それはほぼ言いがかり、無理やりにこじつけた約束のせい。
キミに記憶はあるだろうか。
都合よく受け取ったと表明する、何とも意地の悪い大人気ない男の笑い顔がそこにはある。
(-60) 2022/10/02(Sun) 22:54:24

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸

「まあまあ、一回イったくらいでおさまったりしないからさあ、……まずはザーメンぶちまけてるとこ見せてよお」

へら、っと笑うその姿の、何と軽薄なことか。
抗議の声も何のその、扱く手には容赦がない。
イかせようとする単調な動きが、無事キミを絶頂へと追いやれば、尻穴に突っ込んだままの指が締め付ける感触を楽しんで、時折、くいくいと動かす戯れを。

一通り、絶頂がおさまれば、肌の上を汚してしまったものを、枕元にあるティッシュでそこだけ拭っておこう。

「きもちよかったかあ……?
んじゃ、ここからこっちに集中なあ。
こっちだけでヨくなってきたら、入れてやるからさあ」

体の力が緩んで、尚且つまだまだ敏感なうちに。
ぐに、と押し入れる指の数を増やした。
優しく入口から奥まで押し上げて、少しずつ許容量を広げていく。その間も丁寧にローションを全体に塗り込むことも忘れずに。
決して乾かぬようにとするから、二人の間から聞こえる水音は絶えない。
(-62) 2022/10/02(Sun) 23:16:29

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

先ほどまでいた場で、キミに手を預けていた時も、今だって、好きにさせている。腕の力が強まったとてちっともイヤではない。
多少まだそれを自分という存在が受け入れて良いのかという点で残る葛藤が僅かな積極性を奪って、いつもの調子が出ない。からかったり、煽ったり、誘ったり、キミにだけは上手くやれないんだからと、そんなものは黙ってしまうと伝わらないのだけど。

「おう。やろうかあ。
好きなだけ食ったらいいって、言ったもんなあ……」

「──……はは、やべえ。
口にしたら、めっちゃ興奮してきたあ。
ロビンちゃん、ヤりすぎてダメにさせたらごめんなあ」

この場に置いて、キミ以外に優先する事だなんてない。
誘導されているつもりもない、自らの意思で進む近いベッドの位置、腰掛けるところまで押されたなんて自覚もろくにないだろう。

もう、パンツが窮屈にする事も隠す必要もない。
取り繕う事もないから、唇を重ねて受け入れる側にばかり回る事なく、角度を変えて、唇が触れる位置を変えて、啄んで食んで吸って、口を開いて更に深く繋がりを求める。伸ばした舌がキミの唇を舐めて、キミの舌を誘い出そうと。
(-63) 2022/10/02(Sun) 23:37:21

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

こちらの言葉への、応答にしては妙な一言。
あんまりにも短いものだから、そこがどこを示すのはやっぱり気づけなかった。
何を、と問うよりは、口付けを味わっていたかった。潜り込んでくる舌が己を探ってくる。多分、最後に飲んだビールの味がキミの舌にうつる筈。……キミの唇、舌も違うビールの味がするんだろうか。粘膜を絡めて、唾液を啜って飲み込んで垂らして、ああ、もっと欲しいなと両手でキミの髪をくしゃりと優しく押さえて、更に深く、深く。

両手はキミを捕らえるのに忙しいから、脱がしてくれるのはありがたい。一番下までボタンが外れて、何とも頼りない胴が現れる。もう見慣れただろう貧相な身体を、手のひらがなぞればまた印象は変わるのだろうか。

大きな手のひらが滑り落ちていく。
薄っぺらい胸板や肋骨が浮く体も触られるのは別にこれが初めてというわけではないのに今は、まるで、受ける印象が異なる。
粟立つ感覚は、どうしようもない。口付けの合間に、はあ、と零す息は酷く熱い。

「ガキじゃないんだから、遠慮すんな……、や。違うなあ。オレもさあ、今熱いし、苦しい。

でも、さあ。
オレ、ロビンちゃんがセックスんとき、どんなことしたいのかなんも知らなくて。

しゃぶられるの好きなら喉に突っ込まれたっていいし、突っ込んでほしいって言うなら喜んで突っ込むよお。
ロビンちゃんの一番好きな形でヤらせてやりたい、ヤりたいからさあ、大事にしなくても構わんから、そこだけ聞きたいなあ」

このまま流されて何となく抱かれて、それで満足は多分、出来ない。
ここばかりは性分。自分の邪な妄想はあれどそんなものよりずっと大事なものがあるから。
(-69) 2022/10/03(Mon) 0:32:06

【秘】 開発部 忌部 永信 → 研究員 鹿籠 吉弘

「こんな男が悪くないわけないだろお、今更気づいたかあ?」

キミは悪い上司に唆されているし、騙されているし、振り回されているのだと、抗議に笑うばかりだ。
己の手も使って扱きだせば、あくまでキミのペースに合わせながらも時折耳を食んだり、頬に口付けをしたり、ちょっかいをかけながら、もう片手で己のモノを、ジッパーを下げて取り出した。軽く扱いて被っている皮だけ剥いて、……ワンテンポ遅れてキミにもちゃんと見せてあげよう。可愛い後輩の願い、応えてあげたい。ちょっと意地悪はしたけれど。
目線は相変わらず自棄を起こしがちなキミに向けて、は、と息を少しずつ乱していく。

「オレ、抱かれるときにもう嫌って言ったことあったっけえ?
……叱れるかは自信ないけど、いつだって吉弘ちゃんの妄想を現実にしてやるよお」

上司としては多分、欠陥品だ。
だから嗜めたりだとか、叱咤だとか、されることはあっても、する方は苦手になる。
寄り添える部分といったら、キミの性癖など此方からしたら何て事もないものだと伝えることだけ。

だから、今だってキミが耐えきれなくなれば、それで後は他に誰もいない狭い部屋で情事に耽る事を咎めはしない。
この関係はおそらく、明日も明後日も。会社に戻ったって。キミが肉欲に溺れて欲しがる限りはかわりはしなかった、筈だ。
(-72) 2022/10/03(Mon) 0:51:10

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

拭い終わったタオルも、何よりキミの身が最優先となるなら、やっぱり床に放るしかない。
キミの体液を拭ったタオル、キミを散々なぶった汚れた玩具が広がる光景は、誰かが入ってくるかもしれないこの部屋の中であんまりな光景だ。

「来世の自分に優しくする為に、今世の許容量増やしとけえ?」
「なんせ、終わった後でもそんな顔するんだあ、オレだけじゃなくて開発部のやつらに散々言われるぞお?」

何せこの男の悪ノリについてくる色々とお世話したりされたりする後輩も、諸々性癖を拗らせている事を自称する後輩もいるのだから、キミなんてきっと餌食になると、嫌な予言。
既に言われているのは知らないのだ。
(-75) 2022/10/03(Mon) 1:04:24

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

いつも、会う時はこの青い瞳が己を捉えていたなと。
気づくのが本当に今更、その瞳が細められて何やら訴える眼差しを向けられるが、咎められるようなことはしているつもりはないから、首を捻ったところでキミの唇は他所へとうつる。耳のそばで、つい先ほど散々味わった舌が這いずり回る音が響いて、うぁ、と思わず声が出た。
キミが言う、食うという行為を聴覚と触覚で思い知らされるよう、ああ、きっとこうして全部、五感でキミを覚えて、離れ難くなってしまうのだろうなと、ふと笑う。
頭の高さが同じにきて、ようやくキミの髪に己の顔を沈めた。長い髪の中で呼吸をして、朝に散々嗅いだ香を吸い込む。キミ自身のものと混ざって……やっぱり自分なんかよりキミが纏わせている方がいいなと、笑った。

「──そ、っ、……そっかあ。
いくらでも食えよお。そう言ったろお?

あーーー……どうすっかなあ、改めて言われると、……ああ、イヤじゃないよお、むしろ、その」

一瞬、声が上擦るようにつまった。

元々興奮して腫れていた衣服の中のモノが、キミの言葉を聞いて一層膨らんで硬くなってしまったものだから、脱がすには些かの苦労があった筈だ。
今更になって本当にこんな事があっていいのかなんて葛藤が腹の中で渦を巻く。

今、キミの指が触れる場のずっとずっと奥が満たされると想像しただけで、ぶるりと震えた。

「いや……丁度いいかあ。あーあ言わされる日がくるとは思ってなかったよお。
……ロビンちゃんのデカチン、オレのケツの穴に突っ込んで散々ヨガってんの想像して、っ、……あんときも、部屋で別れた後もずっとオナってたんだよおこっちは。くそ。言っちまったあ……。
がつがつに突かれて、オレは情けなく鳴いてヨガって……っ。
──きっと、そうされるのが、一番だよ……っ、ああもう情けないなあ」

下着に手をかけるのなら、ゴム地の部分を下ろした途端、触れずにそのままであった為に半ばまで皮が被ったままの、苦しいほどに勃起して先走りの汁を垂らす男根を晒す。
(-83) 2022/10/03(Mon) 9:13:03

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「うはは、気づいたときにはもう遅いってなあ。ロビンちゃんに後輩を誑かしたって怒られちゃうかねえ……」

からからと上がる笑い声。
情事の後とは思えぬ質のものを向ければ、その後に伸ばす手のひら。筋張った男の手にしちゃ細い指を持つ手が、キミの頭をわしゃわしゃっと撫でようと目論む。
多分、勝手な想像ではあるけれど、キミは同期の大切な後輩だろうし、遊びになんて聞こえはいいけれど、唆したには違いない。

悪いことしたかなあとほんのりと浮かぶ罪悪感は、まあ、本人が嫌なら来ないだろうという極論で流された。いつだって行き当たりばったりだ。

「おう。マジのマジ。
楽しみだなあ、…今回は尻ばっか使ったから次はちんこもいじめてやんないとなあ。オナホでいいのがあるんだよお」

情事が終わったってセクハラは止まるわけない。常に発言が下品寄りの男は、着衣の乱れを、自分もキミも直しながら、そんな未来の事を楽しそうに語った。
キミの性癖なんて、ちっとも大した問題じゃないのだ。自分にとっては。
(-86) 2022/10/03(Mon) 12:12:01

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸

「ここでやめたら、玩具の良さもわからないだろお、広報ちゃん。
今出したばっかりなのにさあ、まだちんこデカくして、尻穴いじられて喘いでんの、やらしくて最高にいいなあ」

わざわざ言葉に出して伝えることが、どれだけ相手の羞恥を煽るかわかっているだろうに、今、眼下に広がる景色が、君という存在が如何に人を煽るのかを伝えておく。

くいくい、と指を内側に曲げるよう前立腺を一度押し上げた後に……その指のまま、ずるりと抜いて。
ローションまみれの指が玩具へと。
付け足せばいいだけだろうに、わざわざキミの中に入れた指で濡らし、それでも足りないだろうからキミに垂らしたローションを塗す為に、尻の肉にぐりぐりと押し付けたのち。

「……じゃ、お楽しみの弊社開発玩具のお披露目だあ。ゆっくり味わえよお……?」

もう、十分ほぐして、排泄口ではなく性器として仕立てた菊座へと。
ゆっくり、焦らすようにまずは、プラグ部分を沈めて、根元に当たるようにと。
すぐにリングにも勃起した竿を通して、暫し、とは言ってもほんの僅かな時間様子を見よう。

へら、っと一層締まりのない笑顔を向けた瞬間に……玩具のスイッチを、押す。
リングとその根本、
陰嚢の裏側に当たる位置、そして穴を犯すプラグがそれぞれに別振動をはじめよう。
(-89) 2022/10/03(Mon) 13:13:10

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 富武 瑛

「……」

「そういやそうだったねえ……」

すっかり思考が偏ってしまっていた事を、キミの言葉で思い出す。
一体どうしてそうなったのか。同じことを考えてはいるのだけど、答えらしい答えは出ることはないだろう。
触れ心地の良い髪を存分に撫でたのち、その手を頬にやって、緩く撫でて。

「おし、これでとりあえずは誰か来ても言い訳は思いつく感じには出来たかねえ。
肩くらいなら貸せるけど、オレのベッド使ってちょっと休んでくう?添い寝してやるよお?」

言い訳、する気がまるでない顔と声かけ。

「……お、初体験かあ?
寝てる間に、電動のやつ仕掛けといてやるよお?」

最後の最後まで、キミへの余計なちょっかいはやめるつもりはなさそうだった。
(-107) 2022/10/03(Mon) 21:34:57

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

自分はどちらかというと性急で、堪え性がなくて、いつだって何事にもがっつきがちだ。
キミの唇も、指先も、何処までも焦らすような仕草で、些細な変化を受けるたび、指の腹が滾ったものの繊細な箇所を撫でてくる。
ふ、と息を漏らし、眉に深い皺を寄せて、下唇を噛んだ。
ひく、とやけに素直に性器が揺れて、鈴口から滲む先走りの量が増え。

「ッ ……あんま、いじめんな、よお。
触るなら、ちゃんと扱いてくれ、ッ 、……っ。
ッ 、まだ言わせるのかよお、ロビンちゃん性格悪いなあ、もう……っ」

軽く捻くれ口を叩くくらいなら許されるだろうか。
近づいて、キミの香りに包まれて、こっちは興奮しっぱなしだというのに。じんわりと汗が滲む。アルコールだって入っているのだからいつもより体温はきっと高い。

勝手にこぼれる吐息の中で、呻き声に混じらせ。

「後ろからさあ、ッ 四つん這いに、っ、されて尻穴壊れるんじゃないかってぐらい、ガンガンに突きまくられてさあ……っ。
ロビンちゃんのちんこ、ぱんぱんに膨れて、オレん中でいっぱいになってよお……っ。
……っ、一度も抜かないまま、一晩、中ぅ、…っ、…」

勿論、性癖の問題がある。
自慰に耽る時には欠かせないくらいにはもうどっぷり自己開発に嵌って、それ自体に躊躇なんてもう無い。
それでも、その対象がキミであり、その妄想で如何に都合良く使っているかを語るには、罪悪感がどうしても頭をよぎるから、とうとう最後には声を詰まらせた。
丁度、キミが噛み付く先、喉がひくりと動き。

「っ、したい、ようにしていいなら、それなら……」

迷うことはない。
直球に手を伸ばすのはキミの下腹部、履き物の留め具やジッパーを外して、パンツごとずり下ろそうと。余裕がまるでない。一刻も早くキミのが見たい。触りたい。
(-108) 2022/10/03(Mon) 22:14:59

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

夕方の湯浴みでは髭なんて剃ってはいない。
日々石鹸をシェーバーがわりに使う顎から喉は特に皮膚が荒れる箇所に、剃刀負けに混じってキミの与えた痕が増えていく。キミのものだといういう証。

脱がしてと強請られ、真っ先に伸ばす箇所が下肢であるぐらいには盛った犬のような有様で、尚も皮膚の上を大きな手が這うのだ、もどかしくて抱えられる腰を揺らす。何かにこの滾った肉棒を擦り付けたい、扱きたい。

「欲しいに決まってんだろお。
ズリネタにする、ぐらい、だぞお。
……ッ 、ぁーーー…… はは、やっぱでけえやあ。これ入れんのかあ……」

性急に求めた結果、下着と衣服を一気にズラすようにして剥いでも、精々腿までといったところ。
多少の苦労、引っかかり等があったとしてもそこでもう怯む様子は見せれない。散々解釈違いを起こして拗らせていた男も、一皮剥けばこんなものだ。
目下のキミの性器は、別に初めて見たわけではないのに、今は生唾を飲むくらいには視線が奪われる。比較対象が半端な皮被りの自分のだ。剥いてしまえば多少はマシだろうが色も太さも長さも何もかもが違う。
より一層、感じたい。触れたい衝動は迷わず手のひらでキミの逸物を包むよう掴もうとするけれど。

1/2
(-117) 2022/10/04(Tue) 11:48:58

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

片手でキミのシャツに手をかけるから、ボタンを外すのもちっとも上手くいきはしない。
もどかしげに苛立つ声が漏れた。
ただ、キミの動きを阻害したくはないから、己の衣服に手をかけるようであれば止めるから、キミの衣服は随分中途半端な形になってしまったかも。

髭ですらあの有り様であるこの身が手入れされているはずもない。体毛だって放置されたままであるから、流石に上げた腕の付け根に潜り込めば、うぁ、などと声を上げてキミの頭を押さえに。止めにかかったが、それでも舌が体を這うものだから、手入れをしていない箇所を嬲らせる、その罪悪感と背徳感で、ひどく情けない顔を見せるだろう。
風呂を浴びたとはいえ、もう汗ばんだ身を、一層溜まりやすい其処をキミのような存在に味合われるのだからたまったものじゃない。

「…いや、そこはッ 、さすがに、やめ、とけよお。
見てて楽しい体じゃないだろうに、ロビンちゃんっ。

…………ッ、これから尻、っ、慣らすよなあ。その間ちょっとだけでいいからロビンちゃんのちんこしゃぶらせてくれよお。
ダメだこれ、ッ、くそ、ああ、どこでもいいからオレんなか突っ込みたくてさあ、頼むからさあ?」

一度は触れたにしても止められたにしても、ベッドの上に転がされて上に乗られる頃にはもうその手にキミのモノは触れられちゃいないだろう。
腹の上で揺れる。そこまで、入るのだと予感させてきて、もうどうしようもなくなってしまった。
泣き言を言うかのような声で強請る。
月明かりの下なんてロマンチックな状況で口にするにはあまりに直接的な言い草。

2/2
(-118) 2022/10/04(Tue) 11:49:25

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸


「んー……いい声だねえ。
弊社の商品の感想どお? 広報としてさあ、言えるようにしておいた方がいいんじゃないかなあ」

こちらの玩具を咥えて、その動きに悶えて、まんまと快楽の渦に呑まれていくんだから、そんなものを見せられて全く可愛いったらないなと、やけにしみじみとした場違いな声を上げながらキミの挙動すべてを眺めていよう。
頭をシーツに埋めるさまも、震えながら起きあがろうとしているのも……。

「……教えて、くれないかなあ?
オレさあ、これお気に入りだから、広報にも熱入れてくれると嬉しいんだよねえ」

玩具を咥える臀部が高く上がる。
これはまた生まれたほんの少しの悪戯心。
もう十分根元まで収めたものに手を伸ばし、一定の振動を与える玩具に不規則さを与えるために、わざわざ指で摘んで、搔きまわすように円を描く。
プラグ部分の一番振動が大きい部分は先端となり、そこを……腹側へ、つまりは尻の中で膨れているだろう前立腺側へと押しつけて。

自分に挿入れる前に、どこまでやるつもりか。

……いや、多分、何も考えちゃいないし。
キミに気持ち良くなって欲しいだけなのだけど。
その証拠に自分の方の準備は何も出来てはいないし。
(-119) 2022/10/04(Tue) 13:17:23

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

手におさめて、単純に上下するだけの単調な動きを繰り返すだけなのに、キミの息が僅かでも乱れたならばそれだけで頬が緩んでしまう。
このまま手の内で果ててくれればそれだけでだってきっと嬉しくはあるのだろう。浅ましく渦巻く肉欲がそれを許しちゃくれないが。

手の内に残るのは熱だけで。
今はキミに転がされてしまっているわけだけども。舌が好き勝手に窪みをなぶってようやく解放されれば慌てて腕を下ろした。流石にもうやらせないぞという意思表示ではあるけれど、キミの言葉一つで全てを許してしまいそうになるんだから、まったくたちが悪い事だ。お互いに。

「ロビンちゃん、全身舐め回し、そうな勢いだねえ。いや、流石に止めとけよお」

苦笑い混じりに。
今のキミならもしかしたらその冗談まがいの事を本気にやりそうだななんて一瞬過ぎったものだから。
妙な理想像から離れたものの、まだキミという存在はさぐる最中だ。

このまま寝転びの姿勢で跨ってくれても構わなかったのに、わざわざ体位を変えてくれるから、潰れるとでもおもっているのかねえ、などと零す苦笑い。
でもそこに生まれる遠慮でまごついていられる程の時間すら惜しいから、身を起こして、頭の位置をキミとはあべこべにして。
丁度君の股間の位置に顔を置いたとしても、背丈の差からキミに見上げる位置にあるのはきっと跨る足や臀部の筈。

重力に従う気のない男根が、キミの胸板の上あたりで、ひくりと揺れる。

「……ッ 、ぁ、……あ。いいなあロビンちゃんのチンコ。でっかくて、グロくて、どちゃくそエロいなあ。
想像してたよりずっといいよお」

頬擦りでもせんばかりに近くに顔を寄せて、実際に頬においては髭がかかるだろうから、鼻筋に合わせるようにして擦り寄って。
すん、と匂いを嗅ぐ辺り、つい先ほどキミの行動を咎めた男の行動とは思えないが。

匂いを嗅ぐだけで足りるわけない。
顎をいっぱいに開けて、迷いなく己の咥内へと先端を押し込み。口いっぱいに頬張って、キミを文字通り味わおうと。
(-124) 2022/10/04(Tue) 22:04:11

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸

無茶振りをしている自覚はあるが、その無知ぶりに応えてくれる懐の深さに、お、と感嘆の声があがった。
そうとなれば此方も熱が入る。

まだ片手が空いたまま、ポケットを弄れば防水性のスマホがあって、指を通すリングをスタンド代わりにその辺りに置いて。
四つん這いのキミの顔が映る角度で、ぽん、と押す赤いボタン。……撮影ボタン。

特に反応の良かった箇所、角度に固定するように手で押し上げながら……膝が開き隙間ができたものだから。そこから手を入れて、リングにハマった肉棒を掌で握っておこう。

背後より玩具を弄り、扱きだして、何一つ予定とは合わない行為。
キミがこれだけ感じて狂っているのなら、さらなる高みへと追いやってしまいたい。

「うんうん、商品の売りどころおさえていいコメントだねえ。
かわいい声出しちゃって、まあ、……幸ちゃん、ケツマンコとガチガチに勃起したチンコ、今どっちがきもちいい?」

そんなもの、比べられるものじゃないだろうに。
どっちと答えたとしても辱めとなる、意地の悪い問いかけを。
其れ等全てを己の携帯におさめようとし。
(-125) 2022/10/04(Tue) 22:21:36

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

回り道をするような悠長な真似が出来ないから、キミを求める仕草はどこまでも直線的だ。
頬張った肉棒の窪みを舌先が突く。僅かでもキミの体液が滲むなら味わう為の仕草。先端ばかり触れたところで良くなると限らないと知っているのは同性だからこそで、頬張り切らぬ分は手で添えて指でリングを作り裏側に親指を添えて何度も上下に揺らす。

「……ん、っ、う、……、は。
外に出すなんてもったいないことするかよお。
イきそうになっても全部オレんなかに出させるからさあ……」

此方の意思を伝えるには、しゃぶっていては出来ないのがもどかしいところ。
話している間もリップノイズを鳴らして、根本から、幹、亀頭の窪みに、一番上にと合間合間に口付けを返す。
本当に愛おしそうに、キミが先ほど己にしたように。こっちは何だか随分と局所的ではあるけれど。
キミが暴発というのは、決して男同士の行為自体にそこまで慣れているわけではない自分の技量も含めてなんだかちょっと想像できないが、もしもがあるならばその時は一滴残らず喉の奥に流し込むと、宣言をひとつ。

「──……、ッ 、  ぅ、っ。
っ、……うう、ロビンちゃん、それ、さあ。
今すぐ止め、…っ、…… なきゃいけないって、わかってんだけどさあ……。

……っ 止めたく、ないのどうしてくれんのお」

腋でも嫌がった程、汚れているという点においてはずっと上。
体毛が薄いわけじゃない自分の下肢は、下腹部から生えた体毛の見目は決して良くはない筈だ。
臀部の肉だって撫でても弾力の薄い肉の少ない硬いものだから、揉みしだいても面白味もないだろうし、何もかもよろしくない筈。

なのにキミに躊躇はなく、穢らわしさに自覚はありながら、先程は止めた筈なのに、今は……止められなかった。
窄まりは自ら開発した快楽を感受する塊だ。
玩具等とは異なる人の身、骨もない蠢く舌が入口を抜ければ、息を詰まらせて悶える有り様。
あまりに情けない状況、罪悪感も酷いったらない。責任転嫁、八つ当たりじみた声すら上げた。
(-127) 2022/10/04(Tue) 23:22:35

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「オレさあ、しゃぶられるの好きだから、よくしてもらってたんだけどさあ……。しゃぶる方も、……好き、だわあ、はは、……口を犯してもらってるみたいでさあ……。
手なんかで触るよりよっぽど、…っ、ロビンちゃんが盛ってんの伝わって、やばいねえ……、ちゃんとオレに突っ込みたいって思ってくれてんだなあとか。
音を上げないってなんだよお。……言っとくけど、オレはマジでさっさとぶち込まれたくてウズウズしてるからな、あ!」

最後まで、というのが何処をさしているのは自分にはわからないが、ご褒美のような言い方に、確かに吐き出されたらきっとたまらないだろうなと、随分と拗らせを加速させた自覚が、ひとつ。
ここまで来たらキミの台詞や行動を疑うわけじゃないが、それでも体感で、身体の至る所で感じ取りたいのだ。嗅覚や味覚で興奮を覚えたように、触れる箇所は多いほどいい。

拗らせを語るだけ語って、また、あむ、と口を開いて咥え込めば、今度はそう簡単に退ける気はないのだろう。
根元まで咥えることもできないんじゃないだろうか、足りない分は先ほどと同じで手で補うが、ほんの少しの好奇心、深くまで咥え込んでみようかと、頬を窄めたままに咥内の空気をなくし舌や頬の内側、口蓋など、肉襞全体で包みながら喉を突く前にどこまでいけるか、なんて。

「──…… ッん゛ …ぅ、う、…ぶ、…っ、ふ、……ぅ、ン……!」

此方が熱の塊へしゃぶり付くのを止めないと同様、キミの舌にも容赦がない。
咥えたままの口から、時折、くぐもった呻き声があがるように。
ふやける程に唾液に塗されて、赤い肉の裏側も僅かながら暴かれて、それでも奥まで入り込むには舌は短く柔らかすぎる。
足りない。欲しい。奥を穿って、情けなく弱音を吐く程に掻き回されたい。
後輩の性癖を笑えぬような受け身の願望ばかりが浮かぶ。足りないからつい、尻がキミの視界の前で揺れて、押し付けるような一幕さえ。
(-129) 2022/10/05(Wed) 0:33:50

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

表情が見えないのはお互い様だ。
今はキミのものを思うままに頬張ってがっついて、他に見えるものなんて何もありはしない。
得られる情報は身の捩り、体が流れる方向、または筋が強張る様子、口腔内を満たす陽物、そんなものばかりだから、どうしても些細な動きに意識を割く。足の筋肉が動いた。何だか嬉しくなってしまって、手を伸ばしたって膝下に届くわけないから、せめてそこに続く場所、足の付け根から腿を荒れた手のひらが撫でて、愛でて。

「ん、ぅ、うう  っ ふ、……っ」

潤滑油には心許ない唾液であっても、中にと求めたのは他ならぬ自分。滑りのよさはなく、内側の肉の感触をダイレクトにその指に与えてくる筈。
入り込む指を咥えるのは圧迫感というのにはまだ足りない程度には自ら躾けた箇所だ。指程度なら異物感で悲鳴をあげる様子もなく、咥えた分だけ広がった皺が、物欲しげにきゅぅと収縮を見せた。事実、こんなもので足りはしない。

ローションを準備する時間すらももどかしい。ぱんぱんに腫れ上がったキミの目下でぶら下がる肉棒が期待に震えている。

「── ッぅ ーーー ッ っ う」

くぐもった、声。
艶かしいような甘い声には遠い、男の低い呻きが隙間すらない唇から漏れる。喉から漏れた音だ。
がっつき気味の自分からしたら散々焦らされた結果となれば指の一本だって嬉しい、鼻息が荒く、キミの陰嚢にかかる。
柔らかな内側の壁が、まるで排泄口なんてウソのように指に吸い付いて求めて。

もっと、とキミのモノを咥えたままにねだるが声になんてなるわけがない。舌が揺れるだけ。
もう離す気なんてないから、下品な唾液を啜る音を立てていくものの。前に押し出される腰に、……一線を越えたくなる。
鼻から思いきり、また息を吸い込んだのちにキミの腿の裏側に両手を添えて。えづくのも苦しいのも覚悟で喉の奥へと。当然咽喉は異物を拒絶しようと生理反応で一層締まった。
(-135) 2022/10/05(Wed) 9:55:29

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸

「いい顔してるねえ……。
幸ちゃんの最高にエロいイキ顔も、ちんこからザーメン出てんのも全部記録されてんのにさあ……」

実際のところはキミの仕草をレンズが追いかけているわけではないから、見切れてはいる箇所もあれば射精の瞬間だって写してはいるかは怪しいところ。
けれど、今のキミの煽るには十分な材料足りえると踏んで言葉を向けながら、二度目の吐精の最中のキミの臀部を手のひらで摩るように撫でまわす。
予定から大きく外れてしまっている気はするが、元々はキミの性処理をという話であったから多少の誤差は許容範囲だろうかと、首を捻ったが態度には出さなかった。

「……これから大変そうだねえ。
尻でいっぱいイけるよう、オレがいっぱい躾けてやるからなあ、はは、専門家だから任せとけえ?

ただ。幸ちゃんのケツマン、バカになっちゃったらごめんなあ?」

そう。
絶頂を迎えたとて、この男はスイッチを切ってはあげない。
達したばかりの体に、玩具の容赦のない振動がどう響くかなんて余程この男の方が詳しいくせに……弱めるどころか出力を最大に。
(-137) 2022/10/05(Wed) 15:15:57

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

指が中へと潜り込み、壁を解して抜けていく。そんな単純な事がたまらなく気持ちいい。
指よりもっと太く深い玩具でいつも弄っているのだから、これで限界だなんて泣く事はない。二本に増えた指だって十分な手順を踏んでの今なのだから、ただの性器、肉穴と化したような後孔は何とも美味しそうに指を頬張っている筈で。
二本の指でも同じよう出し入れを繰り返すなら、ぐぽぐぽと空気の音が混ざった。

けれど、キミの問いかけに今ばかりはちょっと答えられそうにない。今は離したくない。
言葉を無視するようでほんの僅かに胸が痛むが、今はキミを食べているんだから、其方が優先されると信じたい。食べていいよと言った自分が今は食べる側なのは、妙な話ではあるが。

だから、声の代わりに首を横に振る。
投げかけられたものに対してあまりに不十分な回答。何に対しての行動か伝わるわけもない。

「       ──── ッ ン 、
んんんぅ!」

無理に体内に、喉奥に、口いっぱい、根元まで頬張ろうと無茶をするから、どれだけ堪えても吐気ばかりは生理現象、どうしようもない。
体が喉を締めたところでそれだけの質量のものが押し出せるわけもなく、先端に喉がまとわりつくだけ。
呼吸も困難になって、体に力が入るから尻穴も一時的に強張って、この時ばかりに指をしゃぶるのではなく締めてひり出すような動きとなり。

それでも懲りない。
キミの抗議の声だって聞きはしない。
性急な己をこれだけ焦らしたのだ、おかしくなったって不思議じゃないと言い訳をして、咥内で爆ぜるのも喉奥に直接流し込まれる精液も、全てそのままにして。

鼻の奥に独特の香を覚えて、跳ねるのが収まり出した頃にようやく、ずるりと口内からキミのものを解放し。

「……ッ ぅ゛ ぁ、…っ、は はは、ッ げほ、っ、げほ。
あ゛ー……ロビンちゃんの飲んじまったあ、……やべえよお、めちゃくちゃ興奮する、変な趣味に目覚めたらどうす、っかなあ」

心臓が高鳴っている。
酸素不足で頭がくらくらするのもあるが、憧れであった、汚れないと思っていた存在の欲望の塊が、今喉に絡まっている。己の腹を満たしている。
掠れた声で笑う。咥えている間ろくに唾液も飲めなかったせいで、顎まで唾液まみれであった箇所をようやく手の甲で拭い。
(-139) 2022/10/05(Wed) 17:14:48

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「……。

……中出し、されちゃったあ」

喉に引っかかりはどうしても残る。
絡みつく感覚はいくら唾を飲んだところで暫く消えてはくれないだろう。
呻き声が、聞こえて。
複雑そうなそのトーン、顔色もうかがってしまった。興奮しているのもあるし、そして本当に些細なプライドであり、尚且つフェアな勝負ではないクセに、自分より先にキミがイった事が妙なところの征服感を満たしており、にぃ、と意地が悪い笑みを浮かべて、たちの悪い、それこそ普段、キミ以外の同僚に向けるような性的な冗談を、ここにきてようやく。

勿論、これで終わられてしまえばこの熱は行き場をなくしてしまう。
おそらくキミに泣きつくような事態になるのだろうがそれは回避してもらえそうだと、笑い方にちょっとばかり情けなさが混ざる頃。
くしゃくしゃになったシーツの皺を、自分の服の皺にすら無頓着な己が気にするわけもない。
改めて、ぺたりと手を置いて。

「小さい女の子じゃ、あるまいしよお。
そんなこっちの体、気にかけなくっても大丈夫だってえ……。
ぁー…………、今から本気でヤるんだなあ、ちょい緊張するかもなあ」

背を逸らし、尻を突き上げるなんて随分屈辱的な姿だ。
一応はアドバイスにしたがい、枕なんかを縦に抱えてはみる。顔半分を埋める位置で、また心臓が高鳴るのを、意図的に声のトーンを明るくして誤魔化そうと。
そうでもしないと、熱くて仕方がない。
(-146) 2022/10/05(Wed) 20:52:25

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

叱るような一言に、懲りるような男のはずがない。また軽薄な調子で笑うだけに留める返事。
先ほど以上に、此方から得られる情報量が減った。
視界には白いシーツが広がるだけ。背後に立つキミの事など何も見えはしないから、手のひらが背骨と一部が浮く腰や、蛇腹上の横脇のあたりを撫でるものがたどり着いた場所に、俯いたままに鼓動のありかに手が置かれ。
……大きな手のひらに伝わるだろう、心臓の鳴り方が。

手のひらの次は唇。
首や耳や、比較的人が触れればむず痒く感じるようなところばかりに触れてくる。
今度はキミが此方を見下ろす番になろうが、いい歳をした男が、たかがキスひとつでもどかしげに身をこわばらせたり腰をくねらせたりと情けないったらない。

「……ッ 、まだ?」

「……ぁ、あ。ああ、そっかあ。
生ハメすんのかあ、ッ ……ぁ ぶっといの、とうとう、オレんなか、に はは……」

薄い尻の僅かな谷間に置くモノがどれだけの質量を持つか、もう身を持って味わっている。早くなろうとする呼吸を無理におさめて、深く息を吐くのだ。
意識的にでも腹の力を抜いて、……どうしたって期待に勝手に強張りそうだから。

微かに笑う、声を上げたのが、多分この男の余裕のある最後の姿。
十分に解されて、潤滑油を得て、凶悪なモノを受け入れたとしても裂けるなんて事はない。指と同様にとは流石にいかない、ぎちぎちに開かれた菊門と、押し広げられる腸壁。腹の中を全部圧迫するような錯覚。

つぅ、と先ほどから勃起したままの肉棒から、先走りの汁がとうとう粘っこく糸を引いてシーツに垂れた。

「あ……   ぅぅぅ──……ッ 。
あ、ぅ ぐ。イイ、ロビンちゃん、めちゃくちゃイイ……っ。でけえ、入ってるだけなのにヤバい。
ぁ、あ゛ ……は、やく。なあ、動いてくれ。
オレのケツアナ、ぁ ッ で、ロビンちゃんのちんこ、コいてくれよお。
オレのいいトコ、ガンガンに突いて情けなく喘がせろよお……っ!」

懇願の時点で既にかなり情けなくはある。
元々羞恥心というものは薄い生き物だ。抱える枕に半分顔を埋めながら、はー、はー、と犬のように音を立てて息をして。
(-154) 2022/10/05(Wed) 23:01:24

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「ほん、とかあ? ッ ぁ、……だ、ったら、よかった。……ぁ、あ、本気で、オレ、ロビンちゃんとセックスして、んだなあ。
昨日まで、ッ 絶対、考えられ、なかったってのに」

つい先日まで、何せ、くどいほどに飲みに誘っては振られたり、全力で卓球をやったり、関係性としては同期以外の何者でもない存在であったから、たった1日でここまでも変わる状況、現金な己に呆れる気持ちだって無くはない、やっぱり拗らせは早々に解消するものじゃないから。
ぽつりと漏れた言葉は、こんな場面だというなに妙にしみじみとしてしまったかも。喘ぎにもポーズにも足りない色気に台詞まで情緒が無いったら。

どうしたってこの体格差と人種の差はある、キミの逸物を受けて、圧迫感もなく、という訳では流石にない。キミの根元までの長さのモノを咥え込む経験などそうもなく、腰を押し付けられる間は、口をだらしなく開いて、ぁー…… と鳴いて。直腸を越えて奥の壁を突いてしまうのではないかとすら。
キミとの行為をはじめてから、いくつか起点が生まれてしまった気がする。絶対に良くない。きっとこれはもう、戻れない。

「……ッ あ゛ ッ !?
ッ ぁ、  ッ ぅ、   あッ 。

ロビン、ちゃ、……今ちんこ触るの、ナシ……ぃ!! っひ、ムリ、ぁあ゛ っ、うごかしたら、出るって、バカぁ!!   マジで出る、ぅッ っ!」

初めこそは優しかった抽送に、少しずつ異物感に慣れようと呼吸を整えかけていた頃合い。
ずる、と奥まで挿入ってしたものが、一気に引き抜かれて、また押し込まれて。雄々しい唸り声が上がる。
後はもう、ある日の妄想の通りのありさまだ。いや、肌を打つ物音や背後より挿入される事によって膝や腰にかかる負担、犯されているという現実が全身にかかって、その相手が他ならぬキミなのだから倒錯感に酔い知れる。

そんな中でぱんぱんに腫れ上がった逸物が、単純ながらも扱かれたらたまったものじゃないに決まっている。
ほぼ刺激を受けてこなかった箇所への愛撫はほんの僅か、最早暴発に近いような有様で、叫きながらキミの手の中、またはシーツの上に、びゅる、びゅる、と溜まっていたものをはきだしてしまい。
その間もピストンが止まらないなら、絶叫の最中でも犯されるのだから、ひぃひぃと啼かされ、声を出すのが止められない。
(-158) 2022/10/06(Thu) 0:56:14

【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン

「オレ、だっ てぇ ……あ゛ ぃ、っ!
ッ あああムリだっ、こんなんまともに話せ、るかよお!」

陽の光の中にいるはずのキミに、よこしまな手で触れる事などあってはならない事とすら思っていたはずなのに、なんて心のうちを穏やかに語って聞かせるには、打ち下ろすような繋がりの箇所や、今尚、吐精の余韻が消えない肉棒に触れる指が愛撫を続けるのだから、泣き言のような、わめき。

腹の下、ここまでと外側から戯れのような指の腹を撫でる動き。自分だって何処まで入っているかなんてわかったものではないが、外側から示されたとなれば話は別。
臍の下までキミで満たされていると教え込まれて信じるぐらいには頭の回転がよろしくない。出したばかりの肉棒にまたこみ上げるものがある。前にも数は少ないが知った事がある感覚。よろしくない。

「かわい、ぃのは、向ける言葉がちがう、だろお……っ。
ぁ、あ゛ ぁー、いい。めちゃくちゃ、いいけど、ヤバ、ぃい、ケツマン壊れそお、ロビンちゃんのデカチンに改造され、てくう。

あ。…っ、ぃ、ひ!?
ロビンちゃん、出していい、中出しして、いいから、っ、……離し、ちんこ、離し、っ、離しとけえ、多分漏らすこれえ……っ!!」

腹の内側から内臓を押し出されそうだ。
ただの錯覚で、実際のところはそんな筈もない、何処か苦しさを覚える行為はそれ以上に勝るものに上書きされていく。
前に留まらず後ろにも赤く残っていく跡、もう明日の見目なんて気にかけていられる筈もない。捕食されて、残る歯形も皮膚が裂けるのにだって気付いているのか怪しい。

枕の端に顎を乗せて首を逸らしながら、中出しよりも気にかかる、キミの手の場。
何も本当に漏らすわけではなく、込み上げてくる衝動もっと別のものではあるが、これ以外の表現方法を知らない。
どの角度であろうとも、前立腺の膨らみを内側から何度押されたか。出したばかりの男根の先端の窪み、先走りではない白がにじむ。とろ、と垂れて。
(-163) 2022/10/06(Thu) 12:37:26

【秘】 開発部 忌部 永信 → 広報さん 牧野瀬 幸

「お? おお、もしかして今のイったあ?
マジかあ、オレまだドライ出来た事ないんだよねえ、出すの大好きだからかねえ……。
いいよお、幸ちゃん、オレよりアナルの才能あるよお……」

不名誉な才能の有無を語って褒めちぎる。
本人としては本気で誉めているつもりであるし、何だったら羨ましいという空気すら。
もう自らの手で揺らして遊ばなくても多分暫くは動けまいと、よっこらしょ、と身を起こしカメラのレンズに映らぬ位置へと。
自ら撮影を開始したというのに自分がそこに映るのは実は好まぬゆえに、ぽん、と一度ボタンを押して、その映像はそこまでに。
二度目の撮影ボタンを押す頃に、そこに映るのはキミだけで……。

「じゃ、トドメ、ってことでえ。
イき狂ってねえ、幸ちゃん。
いい映像になったら、編集して公表しようねえ?」

リモコン、3段階目……出力最大へと。
実際に公開するか否かは別にして、キミの恥部全てをその中におさめよう。

……もう暫くは、この部屋での情事は、終わりそうになかった。
(-164) 2022/10/06(Thu) 12:49:52
 




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