人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「そうかもしれないわ。
 ブラキウムのこと、おともだちから聞いたもの。
 それに、食堂でも何度か見かけたわ。」

隣に立つブラキウムを、少し下から見上げて微笑んだ。
イクリールが多くの人の事を一方的に知っているのは、
そう珍しい事でもないし、本人も理解している。

だからきっと、ブラキウムに対しても
自分という個が認知されているとは考えていないだろう。

「そう。なら、これから楽しく思う事もあるかもしれないわ
 ブラキウムはいつも忙しそうだもの。
 きっと、これまでは機会がなかったのね」
(-71) 2021/05/26(Wed) 23:54:53
イクリールは、シトゥラの言葉に嬉しそうに笑った。
(a68) 2021/05/27(Thu) 0:11:18

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「ええ、覚えておくわ。
 だってわたし、」

みんなのことが好きだから。
そう続けようとして、けれど、その言葉は
ブラキウムの問いと重なり、呑まれていった。

「…どうして、そうね。
 ブラキウムは、ちゃんと知ろうとするのね」

どうしてかしら。
思案するように口元に手を当てて、暫くの後。

「──理由は無いわ。ええ、無いの。
 だって、誰かを好きになることに、理由なんて必要かしら。
 ブラキウムは、それだけでは不満?」

それとも、不安なのかしら とは。
口には出さず、心の内に留めておいた。
(-86) 2021/05/27(Thu) 0:25:08

【人】 甘言 イクリール

「ええ、大丈夫よ、スピカ。
 きっとみんな、わかってるわ。」

そう言って、イクリールは曖昧に微笑んだ。
なぜなら、スピカの食への拘りは見て知っていたので。
まあ、あったら食べるんだろうなあ、という表情。
(90) 2021/05/27(Thu) 0:34:12

【人】 甘言 イクリール

>>92 シトゥラ

「あら。わたし、シトゥラのことも好きよ?」

シトゥラには、そうは見えなかったかしら。
イクリールは、小首を傾げてそう言い切った。
そこにあるのは子ども特有の、理由の無い、理屈の無い好意。
愛情を与えられる権利だとか、愛の理屈だとか
まだ、そんな事は考えた事も無いような。

「ええ、シトゥラが話したいと思った事でいいの。
 わたしが聞きたいのは、そういうお話だもの。」

その言葉に嘘は無く、
続くシトゥラの話に楽しげに相槌を打っている。
おうちには大きな飼い猫が居たわ、だとか。
今度、おすすめの本を選んでほしいの、だとか。
そんな、なんでもない会話のやり取り。
(96) 2021/05/27(Thu) 1:09:57

【人】 甘言 イクリール

>>99 シトゥラ

「ふふ。それはきっと、シトゥラが素敵な人だから。
 親切でみんなに優しいのに、だからかどこか近寄りがたくって。
 だからみんな、勇気が出なかったのね。」

シトゥラの言葉に、柔らかな笑みを浮かべて言葉を連ねる。
また明日、には 淀みなく、もちろん、と返した。

イクリールは、『また明日』がある事を信じている。
そこには何の疑いもない。

本当は、イクリールだって、シトゥラだって。
明日には『消えてしまう』かもしれないのに。
例外なんて、ここには存在しないはずなのに。

「…ねえ、シトゥラ。
 忘れてしまったなら、また新しく作ればいいの
 ここがおうちで、みんなが家族よ。
 いつかあなたが卒業してしまっても
 ここがなくなるわけでも、
 みんなが居なくなるわけでもないわ。」

根拠のない夢を語るのは、いつだって子どもの特権だ。
(102) 2021/05/27(Thu) 2:44:32

【人】 甘言 イクリール

>>106 シトゥラ

「ええ、そうね。
 きっといつか、シトゥラが家族になりたいと思えるような
 そんなひとに会えること、願っているわ。」

やんわりとした拒絶には、気付いているのか、いないのか。
イクリールは、理屈はあまり重要視はしないけれど
決して考え無しにものを言う子どもではない。
だから、シトゥラに寄り添う事ができるのは自分ではないと
そう理解していた。

それで良いのだとも。

「『せんせい』たちだって、同じひとだもの。
 ちゃんとお話すれば、わかってくれることはあるはずよ。
 …ねえ、シトゥラ。卒業しても、遊びにこられるようだったら
 きっとまた、会いにきてね。約束よ」

イクリールは、大人も、噂も、森の外も
卒業も、忘却も、真実も。
何もかも、恐れる事はしない。
シトゥラとは、他の生徒達とは対照的に。

それは偏に、何もかもをただ知らないからなのだろうか?
イクリールは何も語らない。
ただ、幼い約束を、何処までもどうしようもなく優しい甘言を
微笑みに乗せて、謳うだけ。
(109) 2021/05/27(Thu) 4:13:15

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「そうかしら…ううん、そうね。わたしもきっと、
 好きだと言われることに、理由はもとめないもの。」

イクリールは、そのものに理由は求めない。
理由が必要な時を除いて。
何にだって、理由がある事は知っている。

皆はイクリールの事を口々にませていると言うけれど。
それでも確かにまだ、小等部に籍を置いている。
それでもこのギムナジウムに通う、沢山の生徒の事を知っている。
与えられる何かに対して、正当な理由が、筋の通った理屈が。
それを認めなければ、受け入れられないような生徒が居る事も。

「ええ、それだけよ。でも、それだけじゃないわ。
 細かいことを言えば、いろいろあるの。
 ブラキウムは、わたしにないものをたくさんもっているから。」

きれいなブロンドも、よく晴れた日の空のような目も
それにいつも堂々としていて、そのための努力をかかさないの。
とっても素敵だわ。
そう言って、イクリールはいつものように微笑んだ。

「あとは、そうね…
 忙しいのに、こうしてわたしのお話につきあってくれるもの。
 わたし、ブラキウムのことが好きよ。それに…」

ブラキウムのことを知って、これからもっと好きになりたいわ。
にっこりと微笑んで、差し出された手に疑う事無く両手を伸ばす。
右手での握手は、ある場所では敵意が無い事の証。
ブラキウムのそれは、どうだろう?
(-218) 2021/05/27(Thu) 15:04:09

【人】 甘言 イクリール

臨時ルヴァ団が思い思いに森を探索している頃。
イクリールもまた、森で捜し物に勤しんでいる。

『せんせい』に無理を言って、授業中に探しに出て
メレフと共に探したハンカチは、結局見付からず終いだった。
紛失物として、大人の元へ届けられたりもしていないようで。

屋上から、風に吹かれて何処かへ行ってしまったのだろうか。
であれば運が良ければ、森の近く、或いは。
森の木々に引っ掛かっているかもしれない。
そんな淡い期待を胸に、極力皆から離れないように歩く。

時折、『みんな』の様子を見て、一人笑みを零しながら。
(154) 2021/05/27(Thu) 15:28:58
イクリールは、今日も何かを探している。
(a125) 2021/05/27(Thu) 15:34:03

イクリールは、曖昧に微笑んだ。…カストル達の方を見て。
(a135) 2021/05/27(Thu) 19:34:16

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「……そうね。でも、きっと悪いことじゃないわ。
 いやなことばかり見ていたら、誰だって疲れてしまうから。
 素敵なものを見ている間だけは、忘れていてもいいはずよ。」

たとえば、今みたいに。
柔らかな笑みはそのままに、ブラキウムへ両手を伸ばして

「あ、─────」

その手を引かれる。
ぐらり、イクリールの身体が傾いだ。
ブラキウムがそれを更に引き寄せ、抱き締めようとすれば
小柄な少女の身体はいとも容易くその両腕に収まるだろう。

逆らえない、というよりは、逆らわない。
現に、このままブラキウムが抱き締めたって
何が起こったのかと、きょとんとした顔をしているだけだ。
イクリールは、その行為の裏に悪意があるなどと
そんな事は、ただの一度も考えた事はない。

それは何か、あなたなりの理由があっての事で。
そして愛する『みんな』が善いものだと、そう信じている。
(-248) 2021/05/27(Thu) 20:33:23
イクリールは、スピカがかっこいい棒を持っている事に気付いた。
(a141) 2021/05/27(Thu) 21:14:17

イクリールは、ルヴァの目線を肯定するように頷いた。
(a146) 2021/05/27(Thu) 21:28:54

【人】 甘言 イクリール

「すごいわ、スピカ。どこで見つけたのかしら」

かっこいい棒を持ってポーズを決めるスピカ。
それを見て、ルヴァやカストルと共に無邪気に褒め称えている。
もはやこの場には保護者役が足りていない。
(198) 2021/05/27(Thu) 21:33:14

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「……びっくり、したわ。
 ごめんなさいね、ブラキウム。わたし、重たいかしら…」

抱き締められれば暫しの間呆気に取られたような顔をして
それから困ったように微笑んで、
ブラキウムに殆どの体重を預けるようになっていた姿勢を正す。
それが許されるのであれば。

そして、それから。
ブラキウムに倣うように、両腕をその背に回した。

「────でも、そうね。
 こうした方が、ブラキウムの顔がもっとよく見えるわ。」

二人の距離はより近くなる。
イクリールは、ブラキウムの瞳を覗き込んで
それからもう一度、いつものように微笑んだ。

少なくとも、そこに含みがあるようには見受けられない
けれど、何を答えと見出すかは、ブラキウムに委ねられている。
(-259) 2021/05/27(Thu) 21:45:59

【人】 甘言 イクリール

>>196 >>200 >>201 かっこいい枝その他諸々

「いいわ、カストル。わたしは大丈夫よ。
 カストルとポルクスの、大事なものだものね。
 わたし、二人がかなしくなってしまうことはしたくないもの」

大丈夫、と安心させるように微笑んでみせた。
それから、こちらへパスを渡したシトゥラにも
気に掛けてくれてありがとう、と笑みを返す。

「ああ、でも、そうね。
 もし二人がよければわたし、見せてほしいわ。
 ただ見るだけよ、なにもちょうだいとは言わないわ。」

ルヴァも、それではダメかしら。
そう言って、困ったように微笑んだ。
(203) 2021/05/27(Thu) 21:55:20

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「…そう、よかった」

イクリールにとっては、それでも良かった。

『みんな』の事は好きだけれど、
その想いが容易に通じ合うとは思っていない。
今は一つになれずとも、言葉を尽くして、互いを知って
そうすれば、わかり合えない事など無いのだと。
そう、根拠も無しに信じている。
或いは、『今までは』そうだったのか。

「ええ、いいの。
 重いと思うのも、軽いと思うのも、人次第だものね。
 そう思わせないようにわたし、努力はするけれど、」
(-274) 2021/05/27(Thu) 22:43:34

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

でも、と言葉を続けようとして、
けれどそれは、音を伴う言葉になる事は無かった。

「─────え?」

目を瞠る。
最後にその目に映ったのは、夕陽を受けて閃く銀だった。
よく研がれたそれは、少女の白い肌に容易く紅を引く。
もしブラキウムがそれによって命を奪おうとしたのなら、
手にしたナイフは何処までも深く、その頸を裂くだろう。

イクリールは、抵抗しなかった。
(-275) 2021/05/27(Thu) 22:44:17

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

イクリールは抵抗しない。
恐怖に竦んでいるわけではない。
抵抗する事を諦めているわけでもない。

ただ、何が起こったかわからない、といった様子で
ブラキウムの言葉と、続く暴戻をただ受け止めている。

暫くの沈黙の後、
ナイフの冷たさと、遅れてやってきた痛みが
イクリールを現実へと引き戻した。

「………ブラキウム。」
(-299) 2021/05/28(Fri) 0:26:02

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

「わたしは……ブラキウムには、媚びたように見える?
 もしも、こんなことをするひとは嫌いになったと言えば
 ブラキウムをがっかりさせずに済むのかしら」

悲しげに問い掛けるイクリールの表情は、
ブラキウムからは窺い知る事はできないだろう。
それは互いに同じ事。

「でもね、ブラキウム。わたし…
 確かに今は、あなたのことが好きよ、とは言えないわ。
 だって、どうしてそうするのかがわからないんだもの」

イクリールは、鋭いナイフも、突き付けられる嫌厭も、
そして、その無償とも言える優しさに付け入られる事も。
何一つとして、恐れる事はない。

「あなたのこと、『せんせい』や『おともだち』に聞いたわ。
 わたしの言葉や振る舞いが気にいらないのも、わかったわ。
 それでも、どうしてそうするのか、全部はわからない。
 わからないのに、嫌いだなんて言えないわ」

イクリールは恐れない。
よく研がれたナイフが、今度こそ深く突き立てられたって
ブラキウムがそれを選ぶのなら、それでも良かった。

「ブラキウム。もう一度だけ、言わせてちょうだい。
 わたしは、ブラキウムのことをちゃんと知って
 その上で、これからもっと好きになりたいの」
(-300) 2021/05/28(Fri) 0:28:32
甘言 イクリールは、メモを貼った。
(a174) 2021/05/28(Fri) 0:36:55

【独】 甘言 イクリール

ルヴァを先頭に、それぞれが思い思いに森を探検する。
森の入り口、森の浅部、それより少し先。
そんな『みんな』に付き従って、行ける場所。
その中の、小さなイクリールにも見える範囲を探して回る。
けれどやっぱり、真っ白なハンカチは影も形もない。

屋上でメレフに話したように、
それそのものは特別大したものではなかった。
無ければならない訳ではない、換えだって幾らでも利く。
ただ、母親がイクリールの為にと選んでくれた それだけの
青い薔薇の刺繍が入った、白いレースのハンカチ。

イクリールは、大人の事が好きだ。
イクリールは、両親の事が好きだ。
イクリールの所持品は、身に着けているものは、
その多くは、大人や両親が選んで与えたものだ。

だから大事にしたいのだ。
(-316) 2021/05/28(Fri) 2:43:51

【独】 甘言 イクリール

『せんせい』達も、物は大事にしなさいと言うものだから。
人に貰ったものであれば尚の事。
『みんなと仲良くしなさいね』なんて決まり文句をいつまでも、
愚直に守り続けているイクリールが、それを破る筈も無く。

それでも、見付からないものをいつまでも探し続けるほど
イクリールは分別のない子どもではなかった。

『みんな』がそれぞれの探検を終え、疎らに解散し始めた後。
イクリールは寂しげに微笑んで、
森の木々、或いはその先にあるものを見つめていた。
(-319) 2021/05/28(Fri) 2:53:16
イクリールは、カストルの様子を見て目を瞬かせた。
(a176) 2021/05/28(Fri) 2:56:22

【人】 甘言 イクリール

「あら……わたしのために探してくれるの?
 うれしいわ、カストル。でも無理はしないでね。」

漏れ聞こえた会話に、にっこりと笑顔を浮かべた。
痛い、と悲鳴が聞こえたけれど、カストルは大丈夫だろうか。
イクリールは、カストルと直接話した事はあまり無い。

だから、ポルクスの事をあまりよく知らない。
(229) 2021/05/28(Fri) 3:25:15
イクリールは、ルヴァの様子を見て、困ったように微笑んだ。
(a178) 2021/05/28(Fri) 3:26:22

【人】 甘言 イクリール

「シェルタン。
 喧嘩では……ないと思うのだけれど。そうね…
 ルヴァ、少し疲れてしまったみたい。」

シェルタンさえよければ、気にかけてあげて。
ルヴァの去って行った方を見て、そう言った
イクリールは、その背を追おうとはしない。
(231) 2021/05/28(Fri) 3:33:50

【人】 甘言 イクリール

>>232 シェルタン

「ルヴァだって、わたしたちと同じひとだもの。
 きっと、そんな日もあるわ。」

ルヴァの背を見送り、やって来たシェルタンを見上げる。
困ったことが無いか、という問い掛けには
わたしは大丈夫よ、と言って微笑んだ。

「…でも、そうね
 このごろシェルタンが少し疲れているように見えるのが
 どうしても気になるの。困ってしまうわね」
(235) 2021/05/28(Fri) 3:49:44

【人】 甘言 イクリール

>>236 シェルタン

「あら。ごめんなさいね」

如何にも痛い所を突かれました、という雰囲気に
悪びれた様子も無く、形ばかりの謝罪を一つ。

「ええ、そうした方がいいわ。
 みんなのお兄さんのシェルタンに元気がなかったら、
 きっとみんな気にしてしまうもの」

でも、頑張っているのはいいことよ。
それだけ言って、それ以上は追及しなかった。
(239) 2021/05/28(Fri) 4:03:11
イクリールは、カストルに手招きした。それが見える範囲に居るのであれば。
(a181) 2021/05/28(Fri) 4:12:10

【人】 甘言 イクリール

>>a183 カストルと

「ごきげんよう、カストル。ポルクスもね」

イクリールは、
やって来たカストルと    に、いつものように微笑んだ。

「ルヴァは、少しびっくりしてしまっただけよ。
 きっと、急にたくさんの話を聞いて、混乱しているの。
 だから今は、シトゥラに任せましょう?
 落ち着いてから、もう一度。
 ちゃんと話せば、きっと大丈夫よ。」
(242) 2021/05/28(Fri) 4:38:09
イクリールは、シェルタンの草笛に耳を傾けている。
(a184) 2021/05/28(Fri) 4:43:57

【人】 甘言 イクリール

>>244     とカストル

「………そう。カストルがそう思うなら、そうなのね」

イクリールは、その考えを否定しない。
二人の閉じた世界に分け入ろうともしない。
それでも、ただその傍らに在る事を許されるのであれば
理由無く去って行く事は無いだろう。

「でも、大丈夫よ。あまり落ち込みすぎないで。
 だって、けっして悪気はなかったのでしょう?
 なら、ちゃんと話せばルヴァだって
 きっとわかってくれるはずよ。」

ただ、お話をするべきときが、今ではないだけ。
イクリールはいつも通りに微笑んで、
いつも小等部の子にそうするように、優しく言って聞かせた。
(245) 2021/05/28(Fri) 8:20:49
イクリールは、カストルを宥めようとしている。それが正しいかは別として。
(a189) 2021/05/28(Fri) 8:22:24

【人】 甘言 イクリール

>>246     とカストル

「あら、ごめんなさい。名前を教えていなかったのね
 イクリールよ。よろしくね、カストル ポルクス。」

イクリールには、『もう一人』の姿は見えていない。
少なくとも、今はまだ。
それでも、二人を二人として扱って、笑い掛けて見せた。

「…ええ、わかったわ。
 わたし、まだ二人のことをよく知らないの。
 だから、カストルとポルクスさえよかったら。
 またいつか、二人のことを教えてちょうだいね。」

そんなふうにいわないでくれ。
イクリールには、カストルがそう言う理由はわからなかった。
本当の所なんて、初めから
二人にしかわからない事なのかもしれない。それでも

少しでも知りたいと思ったのだ。
(247) 2021/05/28(Fri) 9:04:22
甘言 イクリールは、メモを貼った。
(a191) 2021/05/28(Fri) 9:14:39

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

言わせたい言葉なんて無い?

 それは違うわ、ブラキウム。あなたの言うことは正しいもの
 誰かを理由もなしに好きになることなんてないように、
 誰かを理由もなしに嫌いになることだってないはずよ」

────それとも、気付いていないだけ?
イクリールは、
何も平等に
無関心に
好意をばら撒いているわけではない。
確かにこのギムナジウムに通う『みんな』の事は好きだ。
そこに嘘偽りや謀、況してや個の軽視などあるわけもない。

それは、このギムナジウムの事が好きだからだ。
そして、このギムナジウムに通う『みんな』の事を
ちゃんと知って、それからもっと好きになりたいと思っている。
同じ人間として、対等に向き合いたいと思っている。
それが許されるのであれば。

ブラキウムは、わたしにどうしてほしいの?
(-378) 2021/05/28(Fri) 16:54:12

【秘】 甘言 イクリール → 御曹司 ブラキウム

ブラキウムと同様に、イクリールも大きく動こうとはしない。
未だブラキウムによって抑え込まれているから?それは違う。
形ばかりの拘束は、きっとイクリールにだって振り解ける。

それでも自ら望んでそうはせず、
もう一度、ブラキウムを優しく抱き竦めて、肩口に頬を寄せる。
今はまだ、そしてきっと、これからも
狭く柔らかで、丸みを帯びたブラキウムのそれに。

「ねえ、ブラキウム。
 嫌いになるのだって、ちゃんと理由があった方がいいわ。
 自分の気持ちを言葉で説明できないのは、気持ちが悪いでしょう?」

夕暮れ時の、今ここだけは、二人きりの世界。
どこか日々の営みからは隔絶されたようなこの場所で、
どこか時の止まってしまったような錯覚さえ覚えるこの場所で
二人はただ、何処までも無為な時間を過ごしている。

「小等部の、イクリールよ。
 どうか覚えていて、ブラキウム。
 だってわたし、あなたと仲良くなりたいの。
 わたしがあなたをちゃんと好きになるために、
 あなたがわたしをちゃんと嫌いになるために。
 これからお互いのことを知っていきましょう?」

これは打算に入るのかしら。
そんなどうでもいいことを呟いて、イクリールは一人笑った。
何の含みも、拗れ絡まり合った感情も無く。
(-380) 2021/05/28(Fri) 16:57:17

【独】 甘言 イクリール

父さま、母さま。
このごろのギムナジウムには、少し心配なこともあるけれど
心配に思うってことは、それだけみんなの事が好きってことよ。
それって、悪いことじゃないと思うわ。
それにね、シェルタンやスピカ、シトゥラにメレフ───

ハンカチの事は、少し書くのを躊躇って、やめた。


消灯時間の少し前、寮の自室。
机へ向かって、両親へ宛てた手紙を綴る。
イクリールの、細やかな習慣だ。

一日一通、日記を綴るように手紙を書いて
それらを一週間の終わりに『せんせい』に預ける。
そうすれば、手紙を両親へと届けてくれる。
大人達と、そう約束したのだ。
(-381) 2021/05/28(Fri) 17:28:12

【独】 甘言 イクリール

「……次は、誰の話を聞こうかしら。」

ギムナジウムでの生活は、毎日が彩りに満ちている。
少なくとも、イクリールにとっては。
だから両親への手紙に書く事は尽きないけれど、
それはそれとしてやっぱり知りたい事も尽きはしない。

あまり話した事が無い、或いは話す機会を作り難い
そんな生徒の顔と名前を心の中で挙げ連ねて行く。
シトゥラの事も気掛かりだ。
一人での食事が難しいのは、事情があるのだと言っていた。
シェルタンの事だってそう。
この頃の生徒達は、何処か神経質になっている。
生徒が『居なく』なるのは、今に始まった話ではないのに。


「────ううん、でも、そうね。
 次に聞くのは、カストルとポルクスの事がいいわ。」

シトゥラはきっと、尋ねれば答えてくれるはず。
また明日と約束だってしたのだから、話す機会はあるだろう。
シェルタンは、無理に問い質すよりも
今は休む事を優先させてあげたい。
そんな根拠の無い信頼と、無責任な思慮。
残酷なまでの子どもらしさ。
(-382) 2021/05/28(Fri) 17:31:00
イクリールは、夕暮れ時に差し掛かる頃にはもう、森の中には居ない。
(a196) 2021/05/28(Fri) 18:46:33

【置】 甘言 イクリール

薄暮の頃、一人医務室へ向かうイクリールの姿があった。
廊下を歩く姿も、その表情も至っていつも通りで、
目立って不調があるようには到底見えなかった。

誰の目にも。
(L57) 2021/05/28(Fri) 19:29:20
公開: 2021/05/28(Fri) 19:50:00
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


←↓■□フィルタ

注目:イクリール 解除する

生存者 (4)

レヴァティ
1回 残 たくさん

ポルクスはいます

シェルタン
0回 残 たくさん


ルヴァ
3回 残 たくさん


シトゥラ
4回 残 たくさん

置きメイントゥラ

犠牲者 (5)

ヘイズ(2d)
0回 残 たくさん

 

ルヘナ(3d)
5回 残 たくさん

のんびり返信

イクリール(3d)
1回 残 たくさん

のんびりやります

カストル(4d)
0回 残 たくさん

置き去りカストル

ブラキウム(5d)
1回 残 たくさん

新規〇夜から

処刑者 (3)

スピカ(3d)
14回 残 たくさん

部屋なう 新規○

メレフ(4d)
5回 残 たくさん

新規◎

サルガス(5d)
1回 残 たくさん

白鳥の歌を謡おう

突然死者 (0)

舞台 (4)

デボラ
0回 残 たくさん

 

ラサルハグ
23回 残 たくさん

先生は今日いる

アルレシャ
0回 残 たくさん

先生いますよぉ〜

ポルクス
23回 残 たくさん

おやすみ。

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.2 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa