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【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「ん……ふぁ」 重なった唇を薄く開け、その舌を口腔に迎え入れて、 その舌を求めるように絡めて水音とともに唾液を混ざり合わせていく。 口の中を弄られるのが酷く気持ちが良くて、くぐもった声を漏らした。 「は……頑張った、ん、ですよ。 えらいでしょ? 褒めて、ください」 これまでは、俯いて耐えて、どうにもならなくなったら席を外して対処していた。 そういう時のための相手は外にいたから、定時まで必死に堪えてることが多かったのはそうだけれど。 でも、これからはあまり我慢しすぎなくてもいいのかもしれない。 キツくなったときの駆け込み寺はできたし、セフレを申し出てくれる人だっている。 我慢しすぎなくてもいいのなら、必要な説明だって今までよりはできるかもしれないという淡い期待はできてしまった。 その分箍が外れて、淫れに淫れる人間になってしまった気がするが、それはもう後の祭りだ。 淫乱と言われれば恥ずかしさに頬を染めたが、言い返せる材料など何一つ無い。 「ん、ッ、……ぬるぬる、して、きもち…… ロビ…さ、は、きもちぃ、ですか? もっと、激しい方が、いい?」 ローションを伸ばし擦って、亀頭同士を合わせるようにしてぐにぐにと弄る。 先走りがローションと混ざって、響く水音は大きくなって、滑りも良くなって、だんだんと出したくなるような感覚に襲われてきた。 「ぁ、あ……指、おっき……、ローショ、つめたぃ……んっ、あ、あ。 やわらかく、て、ごめなさ……、んっ、そこ……ッ、そこ、が、いい、です」 実況するように説明を重ね、普通に触られている以上にゾクゾクして身を捩った。 その拍子で力が籠もった手が擦る速さは、快感を追い求めるように速くなっていく。 素直に快感を受け入れていくから、解れるのも、快感を掴むのも、早かった。 (-46) 2022/10/02(Sun) 16:53:43 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信一人で発散するのは悲しい。 それは大体において、何気なく見てしまったテレビなどで興奮してしまって、手淫するという経緯になってしまっていたからだ。 AVとかならともかく、普通のテレビ番組に発情するなんて言われたら、普通の人ならドン引きだろう。 そんなんだから、終わった後の虚しさが酷く悲しくて、外に出て適当な人をひっかけて発散したりする人生だった。 ――これまでは。 「ぁ……あっ、ふぁ、ゃ、ああッ」 腰を打ち付ける音と、その拍子に亀頭に掻き出されるローションから鳴る水音、それから自分たちの喘ぎ声と息遣いが、他に誰もいない部屋中に響いて、卑猥だ。 きっと廊下にも音は漏れ出ているだろうから、誰かが聞いていたっておかしくはない。 それでももう、そんなことを考える心の隙間なんてなくて、ただひたすらにその快楽を求めて、身体中で悦びに震えている。 「あ……ん、っ、っ、あ――――っ」 限界が近くなると更に大きく固くなったそれが奥を穿って、喘ぎ声とともに目の前の火花がパン、と弾けた気がした。 ゴム越しなのに、その勢いの良い白濁が出ているのがわかって、求めていたものが来たと、逃さぬようきゅうきゅうに締め付けて離さない。 何度目かももうわからない強い絶頂が身体を満たしたけれど、自分の先端からはやっぱりもう、白濁なんて出やしなかった。 (-47) 2022/10/02(Sun) 17:13:38 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「だって、むり。 誰かにいれたり、いれられたりする、ほーが……ずっと、きもちい、から」 一人で発散させる時の、自分の性癖に対する行為の惨めさがたまらなくのしかかるから。 だから、もうこの男は一人ではちゃんとイケない体になっている。 変態と言われればそれはぐうの音も出ないから、否定などできないだろう。 だからあなたに対しても、提案はしても相手は自分一人にしろなんて決して言えやしない。 自分たちの性癖と状況は申告で日常生活において不都合が出てしまう。 だから誰かを頼ったとして、それを咎めることなんて。 できないのだ。 「んっ、も……イキ……たいっ きて、なか……まで、入って、んっ、ふ、ぁあ」 中まで入って、壊して。 今は、あなただけのものにして良いよ。 体勢が少し変わって、上から押さえつけられるように穿たれると奥の奥までそれは入ってきた。 しがみつく手は必死に、あなたに掴まって、それから 頭の中で鳴ってはならないような音が、響いて 「あ、ああああああっ」 もう、一つの単語しか紡げないほど淫れて、あなたの物に吸い付いて離さない。 こじ開けられた場所が、絶頂に導いていく。 二人の間で揺れていた陰茎からは、白濁ではない透明な液体が吐き出された。 それでも絶頂は止まらない。足は揺れ、痙攣し、喉を反ってはあなたを誘惑しかえして。 あなたが全てを中に吐き出してしまうまで、それは続いたことだろう。 (-49) 2022/10/02(Sun) 17:33:57 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「……ん」 それからしばらくして、何か頭上で声がして薄く目を開く。 なにやら困惑して青ざめた顔が見えて、ぼんやりした思考で何が起こっているかを理解した。 「……けほ、こご、もりくん……大丈夫だから……落ち着いて」 喘ぎ疲れてカラカラの喉で、小さく呟いて苦笑した。 (-50) 2022/10/02(Sun) 17:34:40 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → CS 雲野 とばり「雲野さん、ちょっといいですか」 これは野球拳イベントよりあとの何処かの時間。 廊下で見かけたあなたを後ろから声をかけ、近寄っていく。 性癖を暴き合うゲームは終わったから、この旅行ももうおしまいが近づいているけれど、その前に貴方には会わなきゃいけない用があった。 (-52) 2022/10/02(Sun) 19:34:07 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「んぅ……」 瞳は甘く蕩けて、口をだらしなく開いて、わざと恥ずかしい気分になる言葉を選ばれているのは頭ではわかっているけれど、それでもその一つ一つに反応してしまう。 思えば、これは恋なのか錯覚なのかと迷う相手は、当たり前だが物を教えてくれる目上の人が多かった。 学校の先生だったり、部活の先輩だったり、それから、上司だったり。 そういう相手と身体を重ねることなんてなかったから、ある意味においてはこれが初めてといえよう。 「っ、ずるい。 そん、なの……あぅ。お腹の中、いっぱい、満たして欲し……っ」 欲を言えば両方、なんて言えない。 たった一度の関係なら、どちらかしか選べないなら、自分の中に全部欲しいと思った。 「あ、あ、っんん」 前立腺をぐりぐり刺激される度、素直な身体はびくびくと跳ねる。 そこを刺激されてしまえばもう後は喘ぐばかり。 外に人がまだいるかもしれないなどと思って、できる限り抑えているつもりだけど トントンと押されるのもぐりぐりと擦られるのも気持ち良すぎて止めることなんてできない。 互いに開かれた唇から流れる唾液は、クッションに落ちて染みになってしまっていた。 (-54) 2022/10/02(Sun) 20:46:08 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信ごめんなあと謝られて、まだ整わない息を肩でしながら、緩慢な手付きでその背を撫でる。 それは大丈夫と言っているのか、気にしないでと言っているのか、言葉にできないから伝わらないだろうけれど、どちらにせよ同じような意味だから気にすることもないだろう。 「……っは、んん……」 痩せ型とはいえ自分の方が身体も大きいのに、自分以上に細い腕のあなたが抱きかかえる何ていうのは無理だろう。 一瞬抱きかかえる気なのか? なんて思ったけれど、そうはならずに寄りかからせてくれたから、少しだけほっとしながら目を細めた。 正直、これはしばらく動けそうもないのだ。 急に扉を開けられても、何も隠せないくらいには。 それにしても……。 「おれ……なにも、かわいく、ないですよ……」 この旅行に来て、特にあなたには一生分の可愛いを言われた気がする。 女の子でもないのにどうしてと、両手で恥ずかしくなった顔を隠した。 (-55) 2022/10/02(Sun) 21:10:11 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「んっ……ふぁ、あっ」 ゆっくりした手付きで自分の手を外されて、握り込まれるとそれだけで声がでた。 擦られるたびに気持ちよくて我慢できない声が漏れ出て、どんどん高みへと導かれていく。 出させるための強い刺激を与えられれば、そう時間はかからず限界を知らせて、震えながら白濁したものをびゅくびゅくと出してしまっただろう。 小刻みに震えて弛緩しながら絶頂の余韻に浸っていると、浴衣が擦れる音がした。 見上げると、上司のあまり見慣れぬ胸板が覗いて、 自分よりもしっかりと鍛え上げられたそれは、厚く、それからいい匂いがした。 課長も、興奮してくれているのかな。 なんて、半端に脱がれて巻き付いてるだけの浴衣を見てそんな事を考えて。 言われるままに足を少し上げて、あなたの身体が滑り込んできたならこれからされる事への期待と恥ずかしさで、かぁっと顔を赤くする。 「っ、ロビン、さんの……で、俺の中、かき回して、満たして、ほし……っ 俺のいいトコすりすり、して……全部俺の奥に、出して、ぇ……ください……」 早く挿れて欲しくて、求めるように素直に口に出すけれど。 それでも恥ずかしいものは恥ずかしい。 言えない単語はもごもごと、言葉を濁した。 (-66) 2022/10/03(Mon) 0:07:56 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信「ら、来世の自分が可哀想ですね……」 当たり前に身を清めてもらうのに、少しばかり困惑した表情を。 だって相手は上司ですから。 これくらいは自分でと思うものの、どうにも寄り添ったまま動けそうもなく、結局あなたの世話になってしまっただろう。 それはそれとして、テスターの事を言われると……。 「…………?」 きょとり、とした表情を。 一瞬何の話かもわかってないが、覚えてないわけではない。 味わったものがあまりにも強烈だったから、言われたことをすぐに思い出せないだけのようだが。 「……ええと……あれ……」 それでも、なんとなくじわじわ思い出してきたのか。 なにか嫌な予感がしたのか、はわわ……と口に手を当てた。 (-68) 2022/10/03(Mon) 0:28:51 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「お、男が可愛いって言われても……」 嬉しくはない。 といいながらも気恥ずかしそうに頬を赤らめながら、落ちてきた唇を受け入れて。 縄がはずれてやっと自由にはなっても、そのまますぐに動けるわけもなく、へなへなと壁に崩れ落ちた。 それでも辛かったかと問われると首を横にふる。 だって、辛かったというよりも、これは。 「き、気持ち良すぎて…… これじゃないとイケなくなったらどうしてくれる……?」 そっちの方のアフターケアはしてくれるのか? と、きれいな顔のままのあなたを恨めしそうに見上げた。 (-70) 2022/10/03(Mon) 0:34:36 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「あっ。っ、っ……イった……ばかり、なのに……んんっ」 新たな刺激を与えられて、若い身体の陰茎はまた、ゆるりと固くなる兆しをみせた。 すぐに兆すなど、本当に、どれだけ淫乱な身体をしているのかと自問自答したくなる気分だが、そんな事をしている暇は勿論ない。 「そ……な、むり。 こん、なの……誰か、の、めーわくに……しか」 欲しがりなのはわかっている。 それでも理性と、相手のことを考える気持ちが邪魔をして、蓋をする。 この蓋は重くて、とても開けれそうにない。 そんな事をしては、当たり前に生きることすら難しくなってしまうだろうから。 「あっ……」 ほぐれてとろとろになった後孔の入り口にぐり、と先端が押し入ってきて、言葉は喘ぎに変わっていく。 たったそれだけで吸い付くように、欲しがるように孔は広がって、熱く質量を持った亀頭を受け入れていく。 言葉よりもなお素直な下の口は柔らかく、何も我慢などしやしない。 もう少しで気持ちのイイところ……と思った所で動きが止まった時は、ひゅ……と喉すら鳴って。 待ち望んだ痼への刺激には背中をよじらせて、その快感を体全体で受け止めた。 「まっ……あ、あああ、ふぁっ」 掴まれて、抑えられて、突かれて。 逃げられぬ、逃しようもない強い快感が全身を駆け巡っていく。 痼を刺激される度、喉を反らせて普段よりも高い嬌声を上げてしまっていた。 (-77) 2022/10/03(Mon) 1:49:31 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生あなたのような容姿ならともかくと、そんな事を思いながら背中のことを指摘されると、自分で見ることは出来ないのに、とっさに背中を見ようと首を反らした。 後手に縛られていたからその部分は何もないが、壁にもたれていた肩に近い部分は確かに赤くなってしまっているかもしれない。 日焼けをしていないそこは、赤くなっていたなら目立つに違いない。 そして続いた言葉には、目を細めてジト目を返し。 「……。仕方ない……でしょう? こんなの刺激が強すぎて……忘れられるはずがない」 それでなくちゃとまでは行かなくとも、また欲しいと思ってしまう。 そんな気がする。 だから一生涯有効と言われたなら、少しだけ顔を赤らめて笑った。 「どんな想像してるのか知らないが……口癖は口癖だし性癖は性癖なんだ……」 開発の人に関わると本当に、身が持たない。 それだけは確信が持ててしまった。 自分の処遇がこれから少しずつ変わっていく、貴方達との縁は、きっとこれきりでは終わらないのだろう。 (-78) 2022/10/03(Mon) 2:03:35 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信「かっ……開発の人に……関わると……本当にろくなことにならない……」 前日にあなたの後輩にも散々言われたことを思い出して頭を抱えた。 それでなくても、同期の加賀山のプレゼン練習に付き合った時はそれを聞いてるだけで死にそうになったから、開発だけには異動させないでくれと人事に頼んだほど。 それでも、その言葉で最中にテスターをOKした、ようなことを言った気がする事を思い出せば、喉からひゅ……と息を呑んだ音がした。 「や……あれは、その……ええ……」 本気ですか? と困惑の表情を浮かべたものの、改めて拒否みたいなことは決して言わない。 あまりに強い快感がまだ、甘い疼きとなって残っているから、断れるはずもない。 何処からこの事を知ったのか社長から辞令を出されても、拒否どころか期待の色を浮かべてしまうくらいには、もう既に快楽の海に落とされてしまっていた。 (-79) 2022/10/03(Mon) 2:12:19 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「そ……あっ、ら、めっ っふ、あ、りょーほ……っ、きもち、んんっ」 上も下もとにかく気持ちが良くて、逃がせなどしない快感をどうにか逃がそうとふるふると頭を振った。 会計課が一番マシ、から。 会計課に一番居たいと思うようになったのはいつからだっただろうか。 そもそも自分は行けない部署が多すぎる。 同じ総務部でも、お客様と対話をするような営業やクレーム処理課などには絶対に行けないし、企画なんてもってのほか。 研究だけしていればいいと思われがちの研究科とて、自分が開発したものをアピールするにはプレゼンが必要だ。 それに耐えるのはあまりにも酷で、数字と向き合っていればいい会計は一番マシだと思って希望したのだ。 実際は説明が皆無なんて部署は存在しない。 それでもここがいいと思っていたのは、たとえ錯覚による想いでもあなたがいたからだ。 「ぁ、んっ、んんッ、ふぁっ、あ」 執拗な上下への責めが、どんどん絶頂へと導いていく。 開発を受け快感を上手に受けることができるようになった2箇所はとっくに性感帯になってしまっている。 焦らすように弄られる胸も、中で動くだけで刺激されてしまう前立腺も、気持ちが良くてたまらない。 声にならない嬌声をあげて、酸素を吐き出し、はくはくと唇を動かす。 もうとっくにそうなってる気はしているけれど、溺れてしまいそうだ。 「も、またっああ、んっ、イ、く……っ――――――!!」 頭のそばにあるクッションをぎゅう、と握って目を瞑る。 強い射精感が身体を伝って、吐き出す。 先程よりも勢いも量も減ってはいる精が、流れて、自分の腹に広がった。 (-81) 2022/10/03(Mon) 8:14:41 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「覚えてない? ……そうか、そうだよな」 納得したように一人呟く。 彼に大学のころの記憶がない理由もわかったし、今記憶が飛んだ理由もわかった。 そして本人には自覚がないことも。 自分が提案したことは大分的外れではあったが、夢魔に飽きさせるという意味では大分アリではあることもわかった気がする。 「……どこまで、覚えてる? その、俺が言ったこととか……」 告げたことすら覚えてないなら、しかたないけれど。 できれば覚えていてほしいなぁ……とそんな気持ちであなたを見上げる。 今は身体を起こすのもキツイから、とても水を上手く飲めそうにもなくて、とりあえず受け取った水は飲まないまま。 「まぁ、……俺がやったことそのままやり返された、だけど。 お互い様ってやつだから、不安にならなくていいですよ」 正確にはあなたのせいではないし。 聞いて更に取り乱すであろうあなたが落ち着くまで、動かぬ身体で宥めようとするだろう。 (-87) 2022/10/03(Mon) 12:45:03 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信「おかしいですね……俺は、課長達の仲のために助言に来たはずが……」 どうしてこういうことになったのか。 ……なんて、そんなものいつもの自分の性癖のせいなのだけれど。 ぐったりとした身体では、そもそも伸びてきた手を避けることもできないがそんな気も起きず。 わしわしと乱れた頭をさらに乱されるように撫でられた。 「えっ。オ、ナホ、とか使ったことないです………」 こうしてきっと流されていくんだろう。 あなたが天使と称する同期にテスターをやることがバレたら、流石の彼女もドン引きしてしまうかもしれない。 喜んでテストするものを持ってきそうなやつも居そうだ。 衣服を整えてもらいながら、楽しそうにしているあなたの顔を見上げて思う。 性癖を知っていてこんなに歓迎される事なんて今まで無かったから、とても不思議な感覚だ、と。 (-91) 2022/10/03(Mon) 16:10:27 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「そう……嬉しいことだと思ってくれてるなら……いいかな」 これは覚えてないやつだと分かれば、苦笑して、そしてそっと息を吐いた。 もう一度言ってもいいけれど、そうしたらまたあの夢魔が記憶を奪っていくんだろうから。 祓うとしても、正直にそれを言えば夢魔が邪魔してくるに決まってるし。 やるならば悪魔祓いしを連れてくるみたいなことしかできないかな。 ……なんて、ホンキで考えてる自分がちょっとだけ悲しくなった。 「待って、そこだけ覚えてるのおかしいよね。 思い出さなくていいから」 なんでそんな所だけ記憶を渡すのだ。 夢魔のことがわかっているだけに余計腹立つ。 とは思いつつも、労ってくれるのはありがたい。……情けないけれど。 こんな事を知っても引かないでくれる存在はどうしたってありがたい。 「そうだね……無言ならまぁ、行く意味はあるかな……」 聞いてしまったものは仕方ない。 彼にとっては今のほうが都合いいのかもしれないし、実際に夢魔が居なくなれば、居てくれたほうがよかったというのかもしれない。 それでもいつか言葉が伝わってくれたらと思うし、あなたに自分と変わっていって欲しいと。 あなたに撫でられながらそう願うのだった。 (-92) 2022/10/03(Mon) 16:25:34 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「想像……?」 一体何を想像されていたんだろう。 ヤッてる最中のことではなくて、俺が他の人にヤられていることをですか? そうなんですか? 背景に宇宙を背負った猫になりそうだ。 ちょっと何を言われているのかよくわからない。 「いや、あの……確かに俺の症状は申告ですし……日常生活に支障すらあるのはそうなんですけど……」 「十分満足しきったからこうなってるんですが、どうしてそういうことを?」 男の名誉のために言わせてもらうと。 富武は性癖を刺激されると確かになんでもよくなってしまうので、タチもネコもどちらでもこなせてしまう身体になってしまっている、が。 玩具を使ったプレイは初めてであったし、結腸まで貫かれる経験など、そんなに数多くこなしているわけがなく。 ましてや複数人から犯されるなんてことは今まで一度もなかったわけで。 どうしてそういう勘違いをされているのか皆目見当もつかない。 言われても居ないから弁明しようもない、のだけど。 なぜだか憐憫を含んだ目で見られれば、居心地の悪さにもごもごと身じろぎをした。 これからどうなるかはわからないにせよ、あなたとの付き合いはきっと、長く長く続くものにはなるのだろう。 それが良きものになるように彼とはよく話していかなければならない……はずだ。 (-106) 2022/10/03(Mon) 21:30:16 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「―――――ッッ!」 何度も腰がぶつかって、無意識にその精を搾り取らんばかりにきゅうきゅうに締め上げる。 いつも余裕たっぷりにしかみえない上司の、少し余裕のない表情が視界を掠めて、ふ、と目を細めると全身が弛緩てゆっくりと崩れ落ちた。 「は、……はっ」 肩で息をして、ゆっくりと呼吸を整えようとしたら、腹の上に自分のとは違う白濁が落とされて、混ざる。 本当は中にほしかったけど、という言葉を飲み込んでこくりと頷いて。 「……ぁ、だ、大丈夫、です。自分で……ふき、ますから」 上司に身体を清めるまでやってもらうというのは如何な事か、と。 困った顔をして、自分で、自分でというが、きっとさっさと拭き取られてしまっただろう。 それにしても。 最中のこれきりではないという言葉の意味は、一体何なのだろう。 たった一度の慰めだとばかり思っていただけに、そこだけがよくわからなかった。 (-109) 2022/10/04(Tue) 1:35:27 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 人事課 緑郷 溢「よくない、よくないですよ」 一度狼の部屋を覗いてたときから思ってたけれど、この子も十分どこかズレてるんだよな、などと思ったりしつつ。 悪気も邪気もかんじられない笑顔にはどうにもほだされてしまう。 まぁ、もう仕方ないか……、とりあえずこの火照ってしまった身体をどうにかしたい。 流石に緑郷さんを襲うわけにはいかないから、なんとか立ち去って発散を…… させないと、いけないんだけれど。 「………………」 止めないで欲しいのではと聞かれれば、答えはイエスしかない。 説明を聞くのは、ゾクゾクするし、興奮する。 それを話すあなたが、食べたくなってしまうくらい可愛く見える。 あなたがそれを約得だというのなら、あなたが言う通り、少し遊んでも良いかと思うほど。 「いいの……? そんなに言うなら、俺の火照った熱を、受け取ってくれる?」 ずい、と近寄って、その手をつかむ。 この余裕そうな顔を崩して突いて気持ちよさに震えてもらおうと、そう……思ったのだけど。 まさか、この後の展開が全く逆の方向に進んでしまうなんて、この時はつゆ程も思ってなどいなかった。 (-110) 2022/10/04(Tue) 1:52:28 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「マッサージはありがたいけど……」 悪戯心をくすぐってるつもりは全く無かった。 にんまりと笑う様子に、なんとも腑に落ちないといったような顔をした。 いつでも、なんて。 こんなのを毎回されていたら、本当に落ちかねないのではないだろうか。 「嫌、でも……ないけど……、この性癖を好きっていうやつは……君くらいだ」 調子が狂う。 せめて自分のペースくらいはたもっておきたいものだけど。 どうにもそれを一定にしておくのは、とても難しいことのようだった。 これからの付き合いなんてまだ、想像もしてなかったけれど。 せめてこの体が、これ以上ドン引きされないですむようには、どうにか堕ちないでいたいと願うのだった。 (-111) 2022/10/04(Tue) 2:02:20 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → CS 雲野 とばり「あ、ごめんなさい」 「この間これ、忘れていかれたので……」 どこでとは言わない。 いつともいわない。 恥ずかしいから。 だからただ、あなたが忘れたピアスを手に乗せて、あなたに差し出す。 多分、これだけでも意味は十分に伝わるだろう。 (-112) 2022/10/04(Tue) 2:03:57 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「ありがとう、ございます……」 気にかけてもらえるのは嫌ではなく、なすがままに身体を清めてもらって。 少しだけ恥ずかしそうに頭を撫でられながら、ブランケットに包まった。 大人と子供のような対応に全く思うところが無いとは言わないが、それでも、やっぱり安心したような気持ちになった。 今朝まで仕事を辞めようとか、引きこもって過ごそうとか考えていたのが嘘みたいな変化だ。 「は、……い。 じゃあ、もう少しだけ……このままで」 あなたの浴衣をの裾をおそるおそる掴んで、離さない。 優しくしてくれたから、全く動けないなんてことはないけれど直ぐに動きたいと思うほどの元気はなく気怠げだ。 抱かれた後特有の色気のようなものを出しながら、ブランケットの中で静かに目を閉じた。 そんな穏やかな時間の中で、思う事は。 自分のような特殊な性癖を持つ人間が、普通の人と一緒に仕事ができるのかということ。 どの部署にも適さないならいっそ、人と関わらぬ倉庫業務とか? などと考えもしたがそれでは引きこもりと大差ないし、今まで身につけてきた力を震えないのは嫌だと思うのだ。 それにやっぱり、まだこの課長のもとで働きたい。 錯覚だろうとなんだろうと、慕っている気持ち自体は本物だ。 どうすべきなのかなんてわからないけれど、経理課からは離れたくない。 そんな風に思考をしめくくって、申し訳無さそうにあなたを見上げた。 (-121) 2022/10/04(Tue) 20:43:53 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「どうりでマッサージも上手いと…… わざわざ学んでいたんだな」 セックスのためにマッサージを学んだというのもまたすごい言い草だなとは思いつつ。 その言い方ではむしろそういうプレイをしたいのでは? というツッコミは喉の奥に飲み込んだ。 そもそも好きでやっていることについて貶したり非難したりするような趣味は持ち合わせていない。 「都合がいい……は言われたことあるけど。 確かに不完全燃焼よりは満足してくれたほうが嬉しいのはわかる」 「え……? あぁ、縛られるのが嫌だとか道具は嫌だと思う人はいるかもしれないけど、俺は別に……」 なんとも思わなかったな。 自ら道具を使う趣味がなかっただけで、やってみれば大変気持がよくて狂いそうだったし。 縛られるのはなんだかゾクゾクしたし……。 今更ながら自分にマゾの気質があることを少しだけ自覚して、最中のことまで思い出して少し恥ずかしくなってしまった。 (-132) 2022/10/05(Wed) 8:08:08 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → CS 雲野 とばり「まぁ、あの時は目を開けれなかっただろうから仕方ないですよ。 ……お返しできてよかった」 指先が触れれば、やっぱり女性の手は小さいし細いな。 なんてありふれた感想を抱いただろう。 「いいえ。 結局ゲーム中に話をすることはあまりなかったですけど……俺も一応あなた方の味方だったので。 おつかれさまでした、と言っておきますね」 (-133) 2022/10/05(Wed) 8:12:49 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「……っ、だ、大丈夫ですから」 洗い流されたとはいえ情事の痕跡が残っているだろう太腿に触れられたなら、ぴくりと身体を震わせるだろうか。 あなたにはそういう意味はないとわかっているだけに、縄やらエネマグラやら、なんなら挿れた感覚まで思い出して締まって恥ずかしくなる。 「え……てっきりこの手のプレイにすごく慣れてるのかと……。 ええと………」 「………………」 だからこれに答えるのも、たっぷりの間を含んで。 「えぇ…… はい……とても…… 良かった、です…… 」たいそう恥ずかしげに、俯きながらそう答えた。 答えた顔は耳まで赤くばればれだが、少なくともあなたのその笑みを見ていられる状態ではない。 (-142) 2022/10/05(Wed) 19:54:21 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「そりゃ……残って、ますよ……っ」 シャワーで濡れた柔らかな髪を弄れば敏感な耳に触れ、小さく震えた。 きっと、耳に熱が籠もっているのがバレているに違いない。 質問の意図をさぐるように見上げれば、なにやら本当に思案している顔が見えた。 「…………」 パフォーマンス、アフターケア、性処理。 どれもそれは楽しみや愛情表現といった類ではなく、仕事であり作業だ。 彼の場合、あまり互いに熱を交わし合う、などといった意味で行為に挑んだことはないのかもしれない。 そう思えば、なにか言わなきゃいけない気になってきてしまう。 「俺もこの性癖のせいで恋愛とかわからないので人のことは言えませんけど…… あなたは、相手が欲しいと思ってやったことはあるんですか。 その……セックスとか……」 (-145) 2022/10/05(Wed) 20:43:43 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「口調はうーん、気分というかなんというか……」 どれが素なのかといわれれば、それは敬語ではないと思うのだけど。 追い詰められたり、真面目に考えたり、仕事のことだったりすると自然に敬語がでてしまったりするらしい。 もしかしたら本当はこっちのほうが素なのかもしれない。なんということだろう。 「俺はその、性癖を刺激されると欲しくなるので……千堂くんとは少し違いますね。 俺の場合は誰でも欲しくなるし、恋愛なのではないかと錯覚してしまう。 ……勿論そうであったことなんて、殆どないし、どれが恋愛感情というのかすらよくわからない。 でも君の場合は……全て作業や仕事のように聞こえたので……」 「今、俺としたことも、……そうでしたか?」 作業よりは遊びででも求めてもらえた方が嬉しいのだけど。 それならそれで構わない。 そういう感情自体よくわかってない男は、そう思っている。 ただ少しだけ、悲しむくらいの心はあるだけだ。 (-148) 2022/10/05(Wed) 21:27:12 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「ごほん。 まぁ、そもそも俺の方が年上だし先輩なんだが」 考えすぎてパンクしそうな頭を切り替えて、ごほんと咳払いを一つ。 楽しんでるのならまぁ、いいのではないだろうか。 自分も気持ちがよかったし、相手も気持ちが良くて、特に禍根を生むようなことにはなってないのだし。 「なるほど……。 じゃあやっぱり、遊び慣れてる……んじゃないかと。 仕事で得た知識や技術を持ち込めるなら遊びにだって持ち込んでいいだろうし……俺はそれを悪いこととは思わない、かな……」 「い、痛……多少窮屈、ではあったけど、まぁ……それでも良かった、ので……、 縛ったり……したのも楽しかった、なら」 またやってもいいですよ、とは言えず。 それでも触れられる手を退けることはなく、くすぐったさに震えながらも甘んじて受け続けている。 耳は本当に、弱いのだけど……。 (-157) 2022/10/05(Wed) 23:48:37 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「性欲がない男っているのか……?」 呼び方に関してはお好きな方をどうぞ、といいながら。 性欲について考える素振り。 こういう性癖を持っているから、自分にはありませんなどとは口が裂けても言えない。 「え……っ。 いやそれは、キミの質問に答えようと色々考えてたのであって、やましい考えはなにも……!」 何を言ってるんだ。 これではやましいことを考えてたと言わんばかりの反応ではないか? 本当に真面目に考えてたのは考えてたのだけど、如何せん弄り回される耳周りが気になって思考を邪魔している。 くすぐったくて気持ちが良くて、また耳を弄って欲しい。 だなんて。 言えるはずも……「言ってくれないと」なんて。……言えというのか。 これでは言っても言わなくても同じ結果になるのでは? 思考は堂々巡りをするばかり。 「ん”……っ、み、耳は……弱い、から、ぁ」 震えた声は、届いただろうか。 ただ一つだけわかっているのは、 このシャワー室を出ることになるのは、またきっとくたくたになって、いくらか時間が過ぎてからになるのだろう……ということだけだ。 (-166) 2022/10/06(Thu) 19:17:11 |
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