バンドッグは、自分が作るよりはマシだろうと思っている。 (a5) 2023/12/01(Fri) 23:55:41 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「……失望した、というわけではない。 ただ……なんだろうな、この気持ちは。 言うなれば、遣る瀬無さというものか。」 遣る瀬無いものだ。 社会も人も、そう簡単には、一朝一夕には変わらないと。 頭ではわかっていたというのに。 「…………」 問い掛ければ、一拍。 「ああ、無いに決まっている。 小官の職務は刑務所と囚人の管理だ。裁く事ではない。」 (-37) 2023/12/02(Sat) 0:47:42 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「だが、君がそう問うからには。 君は違うのだな、リュイ殿。」 「……そうするしか、なかったのだな」 そこにあるのは、憐憫ではない。 単なる推測の確認だ。だというのに、こうも聞きづらい。 (-38) 2023/12/02(Sat) 0:47:58 |
【人】 看守用 バンドッグ「美味い」 溶けたチョコレートにパンを浸し、黙々と食べている。 もうこれだけでもいい。よくはない。 「……しかし、ブラック殿からは未だ応答は無いのだろうか。 監察官殿が対応にあたっているとはいえ、気掛かりだ」 (13) 2023/12/02(Sat) 1:00:55 |
【人】 看守用 バンドッグ「うむ……まあ、小官らが気を揉んでも仕方あるまい。 塔の攻略とて必須ではないのだ。塔にバグがあるならば、 本部や娯楽施設で過ごすのも悪くなかろう」 チョコレートに浸したパンをもそもそと咀嚼し、嚥下する。 少しくらいは他も食べるか、とバナナを沈めた。 「…そういえば、準備中だった家具店は そろそろ開いたのだろうかな。 当番を終えた後にでも一度見に行ってみるとするか」 今日の当番は掃除と洗濯だ。 掃除に関しては昨日既にぴかぴかになっていたから そう大変ではないだろうが、 とはいえ手を抜くというのも性に合わないものだ。 (15) 2023/12/02(Sat) 1:29:16 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ掃除と洗濯の当番を終えた後、昼食の前か後の事。 こん、こん、こん。 きっかり三度、強くも弱くもない、生真面目なノック音。 あなたの部屋の扉の前に、看守用は立っていた。 「トムラビ殿。今は手は空いているだろうか?」 声を掛けて、数分応答が無ければ日を改めるつもりだ。 或いは別の場所に居るだろうかと探しに行くか。 それまでは、番犬は扉の前で待っている。 (-45) 2023/12/02(Sat) 1:51:01 |
【人】 看守用 バンドッグ「小官は一度買い出しに行ったきりでな。 これを機にまた行ってみるのも悪くない」 この番犬はシューティングゲームの方が向いていそうだ。 とはいえ。 ハイスコアは取れるが、楽しめるかどうかで言えば怪しい所。 「む。この間の……あの……パンダのやつか。 わざわざ探してきてくれたのだな。 であればそうだな、一緒させてもらおう。」 相も変わらず生真面目な返答だ。 馴染みがないゆえか、 どうも知育菓子という単語がぱっと出てこない。 (17) 2023/12/02(Sat) 2:00:18 |
【鳴】 看守用 バンドッグ「む、ロベル殿か」 返答は程なくして返って来る。 取り込み中というわけでもなさそうだ。 「そうか、では空けておこう。 せっかくの機会なのだしな。」 「簡単なものであっても、小官にとっては 刑務所に戻ればもう見られはしないものだ。 肩透かしなど一つとしてないとも」 (=1) 2023/12/02(Sat) 2:35:35 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 飼育用 チャコ「うむ、このバーチャル内では一部を除いて 殆どの機能が制限されているゆえな。ただのマスコットなのだ ゆえに常に小官に随伴している必要はない。 レフトもライトも仕事が無くて暇だろう。 手空きの際にでも遊んでやってくれ」 たとえそこに暇を暇と感じるような自立思考が無くとも。 それでも敢えてそのように言う。 バンドッグにとっては、ポッドはただの道具ではないからだ。 ふわふわのタオルで水気を取れば、手入れは完了だ。 ピカピカになった相棒を見て、礼はこれで十分だ、と付け足した。 ライト、と呼ばれたポッドもあなたやバンドッグの言葉に 応えるようにまた数度、LEDを光らせた。 「ふむ……やはり人間には好き嫌いがあるか? 小官も善良な人間は好ましく思うが、悪人は嫌いだ。 それとも、……」 「…いいや。小官は刑務官としての職務に誇りを持っている。 刑務所に閉じ込められていると思った事は無い。 ただ……人間との付き合い方を考えあぐねているのだ。」 (-52) 2023/12/02(Sat) 3:09:36 |
【人】 看守用 バンドッグ掃除中。 厨房は早めに使うと聞いていたので掃除は上階からだ。 調理中、埃が舞うのは良くない。 そういった気は利かせられるようで、… 「……よくよく考えれば、電子の埃とは何なのだ!? このバーチャル、そんな所まで作り込まれているのか? …費用の掛け所を間違っているのではないか?」 一人自問自答していた。 外から入ってきた塵とかあるじゃないですか。多分。 (18) 2023/12/02(Sat) 3:18:04 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 観測用 カムイこん、こん、こん。 きっかり三度、生真面目なノックの後。 数分待って、きっと返事は無く。 鍵が掛かっていない事に気付いて、上がって待っている事にした。 以前と同じく、床の一段高くなっている所に腰掛けて。 扉の前で突っ立って待っているのも、 それはそれで怪訝な顔をさせてしまいそうだと思ったからだ。 「失礼している。カムイ殿」 そうしてあなたがふと部屋に戻れば、しゃんと背筋を正したまま。 あなたを見上げて、律儀にそう言うのだ。 「極東の出と聞いたのでな。手土産だ。 不要だったなら持ち帰ろう。」 娯楽施設で買ってきたであろう紙袋を差し出す。 見た目に似合わず中身はただの大福だ。 それから、これまた以前と同じく、要件を手短に。 「して、塔内マップを書いてくれたのは君だな。 感謝する。…探索中、不審な敵とは遭遇しなかっただろうか 本来無害であろうはずのNPCが襲い掛かって来るだとか、 そういった明らかに様子のおかしなものだ」 (-53) 2023/12/02(Sat) 3:38:47 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「……それで、人間を嫌うようになったのか。」 意に沿わない掃討命令。 強制的なプログラムの上書き。 そして、二度は無いと言わんばかりの対処。 人間を嫌うにはそれで十分だっただろうか。 或いは、再び同じ事が起きないように嫌うようになったのか。 「…ままならんものだな。 どんな状況に於いても職務を遂行するには 自我を殺さねばならん。しかしなにゆえか、 小官らは自我とも言えるものを持つように作られている。……」 (-92) 2023/12/02(Sat) 17:52:32 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「…小官には、大切なものをこの手で殺した事はない。 だが、……見殺しにしてしまった事は、ある。」 ぽつり、暫しの沈黙の後に話し出す。 「小官にも、死んで欲しくない者は居た。 変わり者で、囚人のくせに人が好くて、 いつも…自分で作った話を小官にしてくれた」 「しかし……しかし、小官には助けられなかったのだ」 「死刑囚だったのだ。その男は」 「善人だというのに……人を助ける為に、人を殺して。 それで死刑になった……馬鹿な男だ」 かぶりを振る。本当に愚かだと思っているわけではない。 そう思っていたなら、話もしなかっただろう。 「結局の所、小官らは人間の職務の補佐役だ。その為に作られた。 であればなぜ、先入先に居た者に情を抱き、 死刑囚に別れを惜しむように作ったのだろうな」 「それは、職務には不要な機能であろうに」 (-93) 2023/12/02(Sat) 17:53:52 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 観測用 カムイ「そうか。であれば…まあ、よしなにするとしよう」 不要と聞いて、紙袋を引っ込めた。これは自分で食べるか、 或いは広間に置いておけば誰かしら食べるだろう。 「……ふむ、そうか。 うむ、現状エネミーは安全という事がわかっただけで十分だ。 そちらにまでバグが発生していたら手に負えん」 「小官らが探索へ赴いた際は、上階への仕掛けを解除した瞬間 無害なはずのNPCが妙な事を言って襲い掛かって来たのだ。 もし上階を目指すならば、その時はどうか気を付けてくれ」 役割を返せだとか言っていたか。そう呟いて。 「他には……そうだな、家具屋が開いたそうだな。 それゆえアトリの要望通り、 花や観葉植物を本部に置こうと思う。カムイ殿さえよければ、 それらの世話を頼んでもいいだろうか。」 花や植物に関しては、全員で疎らに手入れするよりも、 自然に理解のあるあなたに頼んだ方がいいだろう。 データ上のものとはいえ、そう考えて。 (-96) 2023/12/02(Sat) 18:25:14 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「む。であればよかった」 返答にはぽつり、呟くように返して。 「ああ……ご、ごきげんよう、トムラビ殿。」 次の返事はぎこちない。あまり慣れていないので。 「その…準備中だった家具屋が開いたそうなのでな。 アトリの要望に花や植物があっただろう。 他にも本部にあって損は無いものもあろうしな、 一度見に行こうと思うのだ」 「トムラビ殿さえ良ければ、また同伴して頂きたい。 ……そういえば、以前の件は良いのだろうか?」 以前共に娯楽施設へ行った際。 プロテクトに阻まれて宇宙番犬になった件だ。 (-97) 2023/12/02(Sat) 18:48:07 |
【人】 看守用 バンドッグ「他の班同様の現象、我々のみ確認したバグ…… ふむ、現状は新体制ゆえの不備…で済む範疇か」 「監察官殿は大丈夫だろうか」 やや顔色が優れない事が気に掛かる。 バーチャル内外で対応に追われているのだろう。 とはいえやはり気を揉む事しかできないのだが。 「カルナー殿も、忙しかろうが宜しく頼む。 ……ボスは銃器を扱うのか。 やはりバリスティックシールドへの換装を考えるべきか…」 制服にも防弾性はあるとはいえ、ダメージは受ける。 軍事用一人で片が付くというのであれば、不要だろうが。 (23) 2023/12/02(Sat) 19:01:48 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「マジでサイコーな?」 番犬、困惑。 「ああ、いや。気にしないでくれ。 …なるほど、君も色々と制約があるのだな。 しかし解除の手立てがあるようなら何よりだ。 ……ストレス値の高さも、それゆえか?」 「そうであっても、そうでなくとも。 不便はなるだけ改善していかなければな。 小官が役に立てる事なら何なりと請け負おう」 囚人の管理、ある意味生活環境をも管轄している看守用は そういう点に於いても生真面目なようだった。 「それから、トムラビ殿の楽なようにしてくれて構わな… う、うむ???」 厄介なプロテクトから解放された喜びゆえだろうか。 またしてもやや困惑しながら大人しく腕を組まれている。 このままでは二人仲良く腕を組みながら 娯楽施設へ向かう事になるだろう…… (-103) 2023/12/02(Sat) 21:10:30 |
【人】 看守用 バンドッグ「うむ……風呂もそうだが、そうだな。撃破して帰って来たら 第一層の攻略完了を祝うのも悪くないだろう。」 「確かアトリは夕食の担当だったな。 夕食は思い付く限り豪勢にしてやるといい。 きっとロベル殿やイーサン殿も手を貸してくれるだろう」 彼らが各自の当番やプライベートで忙しくなければの話。 (28) 2023/12/02(Sat) 22:17:18 |
バンドッグは、換装をしてから予備員として自分も向かうか、と考えている。 (a16) 2023/12/02(Sat) 22:27:43 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「男性に……ああ、それゆえコードの穴をついて 無性型である小官に提案しようと思い立ったのだな。 しかし、絶対服従とはな…」 過酷な勤務地に、自由意志を奪うプログラム。 それはストレスも溜まれば、通報もされようというものだ。 「………、…いや、今はいいか。 うむ、向かうとしよう。礼は気にせずとも構わないが… トムラビ殿がそうしたいというなら、謹んで受け取ろう」 少し思う所はあったが、今話す事でもないだろう。 そうして二人仲良く腕を組んで歩いていく事となった。 (-108) 2023/12/02(Sat) 22:34:05 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「…さて、家具屋からでいいだろうか? トムラビ殿が何か他に見ていきたい場所があるのなら、 ついでに寄って行くとしよう。」 「小官も装備を新調しておきたい所だ。 生成は一瞬で終わるゆえ、帰りがけでも構わんのだが」 所は変わって、娯楽施設。 まず入った所で、そう問い掛けた。 (-109) 2023/12/02(Sat) 22:34:21 |
【人】 看守用 バンドッグ「貴様はなぜ一言どころか六言ほど多い言い方しかできんのだ! 言えばやってやるとだけ言えばいいものを!」 イーサンの迂遠な言い回しへぎゃんぎゃん言っている。 怒っているわけではない。小言の範疇だ。 (31) 2023/12/03(Sun) 0:42:06 |
【人】 看守用 バンドッグ「優しさが伝わらなくては意味がなかろう!」 行動を見れば確かに良く周囲を慮ってはいるのだが。 捻くれた言葉遣いが玉に瑕というもの。 「…うむ、塔ならば皆の準備が済み次第向かうつもりだ。 現状あの先も何があるかわからんからな。 この中では戦闘に向いた小官も赴くべきだろう。」 現状塔へ向かうつもりがありそうなのはリュイとシングソンか。 他にも居るならば準備が済み次第合流するのだろう。 (33) 2023/12/03(Sun) 1:03:06 |
【人】 看守用 バンドッグ「上手く言いくるめられている気がしてならないのだ……」 言いくるめられているかもしれない。 或いはあなたの呑気さにあてられているのやも。 「小官だけでは不測の事態に対応できんだろう。 接近戦には比較的弱いそうだしな。 前衛として頑丈な者が居るのは助かる」 「ああ。とはいえ、帰ったら先ずは風呂だろうがな」 何でも煙草による目眩ましがあるのだろう。 煙草臭いままではな、と苦笑した。 (35) 2023/12/03(Sun) 1:42:05 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビどうだっただろうな、なんて返しながら。 大人しくぐいぐいと連れて行かれている。 元々大股なのか、歩幅はさほど変わらない。 「うむ、では家具屋から見に行くとしよう。 アトリから頼まれていたのは植物と花、 それからゲーム機……だったか? テーブルクロスなんかもあった方がいいだろうか」 言いつつ、足先は家具屋の方へ向けて。 「ゲームか…… 生憎と小官はそういった娯楽には疎いのだが 経歴を鑑みれば、トムラビ殿も初めてだろうか?」 「であるとすれば、気後れする事もあるまいか。 聞いた話によれば、景品のあるゲームもあるようだ。 良い土産になるかもしれないな」 少し考えはしたが、概ね前向きな返答。 仲良く腕を組んで歩く姿は友人というよりも、 恋人然としていたかもしれないが。 (-122) 2023/12/03(Sun) 3:21:47 |
【神】 看守用 バンドッグ#ハノイの塔 「チッ……取り巻きか! フーグル殿、トムラビ殿、そちらは頼んだ!」 ボスである男を引き付けながら、言う。 言うまでもなく、集る暴徒が頭が弾け飛び消えていく。 吹き付けられた煙草の煙も晴れ、視界も良好だ。 「シングソン殿、大事ないか! この卑しい欲ばかり張った罪人め!貴様の刑罰は 1年以上10年以下の懲役又は禁錮だ!よく覚えておけ!」 咳き込む歌唱用の姿を視界の端に捉える。 喉を痛めた彼には生半な攻撃よりも効いたはずだ。 にたにたと笑う男を挑発し、引き付ける。 「リュイ殿、小官の事は気にせず撃て! こちらは防御に専念する!多少被弾しても問題ない!」 「総員、攻撃態勢!!」 喝を入れ、士気を高める。 有り体に言うのなら、全体の攻撃力の上昇。 (G6) 2023/12/03(Sun) 17:03:40 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 観測用 カムイ「成る程、了解した。 小官は花や植物には疎いが、おそらくよほど変わったものは 家具屋にも置いてはいないだろう。おそらくな」 指された先。 きちんと手入れのされているだろう緑を見遣って、頷いた。 概ね了承されるだろうとは思っていたが、 二つ返事とは思わなかった。素直に言えばそんなもの。 「今はそれだけで十分だ。 また何か要件ができた時は邪魔させてもらう。 あまり君の手を煩わせる事にならないといいが…」 看守用も口が上手い方ではない。 気の利いた雑談などできないし、あなたも望まないだろう。 ゆえに、要件が終わればお暇する事になるのだ。 「では、小官はこれで失礼する。 次があれば手土産は持って来ない事にしよう」 (-144) 2023/12/03(Sun) 17:23:03 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「本部は3階もあるゆえ、 全てに飾るとなると結構な数になりそうだな。 各階に小型の鉢を2、3置くのが良いだろうか。」 「向日葵は…アトリには似合いそうだな。 広間に一つくらいは置いても良いかもしれん。」 本部の内装を思い出しながら考える。 考えつつ、歩く。足取りは一定のまま。 「ゲーム機は、そうだな。 皆で遊べるゲームが良いという意見もあったことだ、 コントローラーは複数あった方が良いだろう」 「テーブルクロスもそう重くも嵩張りもしないゆえな。 あって悪い事は無いだろう。洗い物は増えるが」 どのみち大所帯、洗い物が一つ二つ増えたところで そう変わりはしないだろう。そんな思考。 「上手くやるより楽しむ事が大事、か…… …む、 な、なに!?なにゆえ恋人と見られるのだ!? 引っ付かん引っ付かん!!小官のような堅物と 恋仲と誤解されてはトムラビ殿も不服だろう!!」 生真面目な石頭は見事にからかわれている。 (-145) 2023/12/03(Sun) 17:41:23 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「人間みたい……か。 リュイ殿。君も…潜入先に居た者を殺したくないと、 そう感じたのは、そう感じて命令に逆らったのは 良くも悪くもグレイらしからぬ…… 人間のような思考の結果だと思うが。」 「それもまた、そう望んだ者が居るのだろうかな」 飽くまで人間のよう、であって、人間ではない。 グレイはグレイで、人間は人間なのだから。 看守用は、そう考える。 「……君は、職務から自由になれるとしたら、どうする? たとえ君が職務を果たす事以外に価値を感じられずとも、 もう、情が沸いた相手を殺さずに済む。 そんな方法が……仮にあったとしたら、だ。」 (-146) 2023/12/03(Sun) 18:00:39 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 観測用 カムイ「……君は、君の招集された理由は、ここでは解決しない。 ゆえにこのテストプレイの問題点をそのままにして、 テストプレイの中止を上申する事もできるだろうに そうはせず、周囲の環境改善の為に手間を惜しまんのだな」 自分の為だけを考えるなら、 ただテストプレイの終わりを待つよりも、問題点を指摘し 中断を提言した方が、きっとあなたにとっては良いはずだ。 とはいえきっと、あなたはそこまで冷徹なわけではなく。 他の者にとってはこのテストプレイは無駄な時間でもなく、 その方が総合的に利があると判断したからかもしれないが。 「承知した。今後無用な遠慮はせん。 このバンドッグ、きっと君の働きに報いよう」 であれば、できる限りその意向や働きを無駄にしない事が あなたに対する礼儀であり、行動に対する礼になるだろう。 「…ただ、まあ、 わざわざ小官に言われる事でもないだろうが。 ちゃんと休息は取ってくれよ、カムイ殿。」 (-150) 2023/12/03(Sun) 19:39:10 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「よろしくない、よろしくないのだ!! 破廉恥なのだ、風紀が乱れるのだ〜〜!!!」 看守用ともあって結構お硬いらしい。 振り払うわけにもいかないので引っ付かれている。 何より、あなたが楽しそうなので。 「ほ、ほら家具を選ぶのだぞ!テーブルクロスと… 踊る花……踊る花があるのか?」 ダンシングなフラワーもある。愛玩用が喜びそうな。 「…まあ置いて損もないか…… それと観葉植物を4つ、適当な花を6つほど頼む。 トムラビ殿は何か必要なものは無いか? カムイ殿が集めてくれている資金もある。 多少の贅沢はできるだろう」 彼曰く、要約すれば 皆がより多く快適な時間を過ごせた方が望ましいとの事だ。 であれば使わねば却って失礼というものだろう。 店員に家具を注文しつつ傍のあなたに問い掛けた。 (-155) 2023/12/03(Sun) 21:45:53 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「騙されんぞ……!!」 頭に顎を乗せようとすれば、 恐らく耳のようなパーツの間に挟まる形。 収まりがいい。 「今200程と言ったか?」 「…うむ、どちらもあって損はないだろう。 ただ、カムイ殿はどうも自身の為に手間や資金、物資を 割かれる事を快く思わんようなのだ。 小官も以前手土産を持っていったのだが断られてしまってな。 直接礼だとは言わん方がいいだろう。 恐らく皆の共有物として導入したという事にした方が良い」 ただ、皆の娯楽の為、という体裁であれば 彼も気が向いた時に使う事はあるのではないだろうか。 そんな魂胆。 「シングソン殿は…そうだな、加湿器も良いが 塔の攻略に前向きな傾向があり、戦闘時偶に声を使うゆえ 家具だけでなく持ち歩きのできるものもいいだろう。 わかりやすいもので言えばのど飴などだな。 そちらは日用品売り場の方で調達する事になるだろう」 「…自分のものは良いのか?」 あなたの指差した二つを店員に注文しつつ、考えを述べる。 顎が乗せられたままの場合、少しシュールだ。 (-160) 2023/12/03(Sun) 22:28:46 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「騙されんからな……!」 不明な攻防をしている。 「200回もしたのか……不意打ちを……」 もはや仕事人の域ではないだろうか。 それを活かして他の職に就けそうだ。 「まあ、難儀というのは否定できん。 とはいえカムイ殿の言い分もわからんでもないのだ。 …使いはしそうだが、 物凄く眉間に皺を寄せていそうだな……」 そう言った時の彼の表情は想像に難くない。 どうせ使うというなら穏やかにいてほしいものだ。 「礼と言って薬をぽんと渡すわけにもいかんしな… ああ、飲み物なんかも良いだろうな。」 とはいえこの看守用、 喉に良いものなどあまり詳しくはないのだが。 蜂蜜の入った飲料くらいはあるだろうと思案した。 (-166) 2023/12/03(Sun) 23:43:58 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「うーむ、とはいえアロマキャンドルは 使えばいずれ無くなってしまうだろう? 自分のもの、私物と言うには少しばかりな……」 「…ああ、なら今度は小官からこれを贈るとしよう。 これなら火を使わん分、寝る時にも使えるだろう?」 これ、と指差したのは アロマポットと加湿器が一体になったもの。 暖色のLEDがぼんやりと光っている。 (-167) 2023/12/03(Sun) 23:44:36 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 観測用 カムイ「本来不十分な対応であったものを十分なものであったと 誤認されるのも本意では無さそうだがな。 まあ、君であれば不満、不足に思った点を 詳細に監察官に報告するくらいの事はするか」 恐らくは、改善案も含めて。 あなたがそうしている姿は想像に難くない。 「出来る事なら、毎日良く休んで欲しいものだな」 苦笑いを一つして、 今度こそ失礼しようと腰を上げるだろう。 (-169) 2023/12/03(Sun) 23:56:35 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「ぐぬぬ……す、既に騙されていたとは…」 とりあえず敗者は居たようだ。 「仮に暗殺用であったとして、払い下げた先や発展先が 点燈用というのは機能的に違いすぎるだろう! 軍事用が基になっている小官とは話が違うのだぞ」 頭の硬い番犬、ジョークをやや真に受けている。 外観もブラックゆえに。 「 こッ…… ゆ、友人間であっても贈り物程度するだろう!いや……小官には友人など居なかったゆえ、 実際のところはわからんが……」 威勢良く反論したものの、徐々に尻すぼみになり 大人しく頬をつつかれている。むい。 「…小官の好きなものは……その、 チョコレート…なのだ それ以外は……特に無い」 (-174) 2023/12/04(Mon) 1:42:34 |
【人】 看守用 バンドッグ>>43 ロベル 「うむ、まあ身も蓋もない事を言えばデータなのだ。 無駄になるも何もあるまい。そこは良い点だな」 好きなものを好きなだけ作って良い。 何なら普段は作りづらいものにも挑戦できる。 バーチャルのメリットだ。 「……作る…小官がか? 小官でもできるなら…うむ、手伝わせてもらおう」 恐る恐る袋を受け取り、指示があれば指示通りにするだろう。 戦闘向けのつくりになっている看守用とはいえ、 握力で袋が ゴシャッ となる事は無いので安心だ。全体が混ざり切るまで、の塩梅に少々首を捻りはしただろうが 無事ストロベリーアイスになる前のものができるだろう。 (45) 2023/12/04(Mon) 3:22:41 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「それは違うのだ!!」 負け犬の遠吠えだ。 「転職を考えるならもっと穏便な職にしてほしいものだがな… ほら、何だ。照明係などあるのではないか?」 真っ黒な外装はきっと黒子として非常に優秀だろう。 他にも良い職はあるだろうが。 「むぐぐ……弄ばれている気がしてならんのだ…… うむ、だがトムラビ殿がそう言うのであれば… どわあ!! こ、これでは気を抜きたくとも抜けんのだ!!」 やんわりと抱かれ、色気の欠片も無い反応。 とはいえやっぱり振り払いはせず、 大人しく頬をつつかれている。 「……トムラビ殿が、小官を友と呼んでくれるのであれば 小官にとっては、トムラビ殿が初めての友人なのだ」 ではない、には訂正をして。 忘れずにゲーム機と周辺機器の注文も済ませて、 これだけ大荷物なら本部への一括転送もしてもらえるはず。 荷運びはサービスに任せ、装備の生成も手早く済ませて。 二人でゲームコーナーへ向かうことだろう。 (-186) 2023/12/04(Mon) 20:03:01 |
【人】 看守用 バンドッグ夜間の巡回中。 やはりルーチンというのは崩しづらいもので、 夜といえば見回りをしなければ落ち着かなかった。 そうして家具屋で選んで来た観葉植物の横を通りがかり、 そうだ、と思いだして。 観葉植物と、鉢植えの花の横にそれぞれメモを立て掛けた。 (50) 2023/12/04(Mon) 21:30:14 |
看守用 バンドッグは、メモを貼った。 (a32) 2023/12/04(Mon) 21:30:35 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 観測用 カムイ巡回中、屋上へと上がろうとして。 薄暗い中に人影がふたつ、目を凝らせば観測用と愛玩用のようだった。 珍しい取り合わせに内心、おや、とは思ったけれど。 口には出さず、屋上へ出ていく事はやめ。 看守用はそっと踵を返しただろう。 (-195) 2023/12/04(Mon) 21:49:34 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 点燈用 トムラビ「ぐぬぬ……小官が負けるとは……」 多分これまでも口では負けてばかりだ。 「ああ、確かにプラネタリウムの案内員も似合いそうだ。 何より危険も無いし……ぎゅーではないのだ!近い近い!!」 引っ付き引っ付かれワアワア言いながら歩いている。 傍から見ればさぞ目立ったことだろう。 「…親しみやすさがある、か?小官は囚人からは 頭が固いだの冗談が通じないだの 堅物だのとしか言われなかったのだが……」 「まあ、うむ。トムラビ殿がそう言うのならそうなのだろう。 ……ハツトモとは?」 初めての友という意味です。 「む、……いいぞ、受けて立とう。 3コインだな。今度は負けんぞ!」 案外乗せられやすい様子。 淡々と回り続ける菓子類を真剣に眺め、 何処を狙えば多く取れるか真面目に思案している。 (-198) 2023/12/04(Mon) 21:58:14 |
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