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![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ首に腕を回したまま、うーんと少し考えるような素振り。 普段は注射器やら小さなナイフやらで、懐に入って目立たないように殺すばかりだったから。 それじゃあ、つまらないだろう。 あの子達を殺したことと釣り合わない。 「……拳銃、とか」 「ちゃんと自分の手で殺したって、思いたいから」 基礎の基礎くらいは教わったけれど、結局活かせずにいる拳銃の技術。 どこを狙うべきなのか、そういったところから教わることになるのだろう。 ただでさえ対格差のある相手だから、知識はあって損はないのだ。 「正義とか悪とか、結局」 「その人の中だけの価値観だものね」 押し付けるものでもなし、だからそれを大義名分にしているような人は苦手だ。 自分の為と割り切っている人間の方がよっぽど信頼できる。 自分がそうしたいから、自分がそうありたいから。そういった考え。 「それに、誰にも見えないところで死んでもらっても困るもの」 「ちゃんと死んだことが分からないと、子供たちを安心させてあげられないわ」 「早く、解放されるといいわね」 (-184) 2023/09/24(Sun) 16:55:16 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ夜。三日月島の道路脇。 車を降りた女は、少し離れた場所で電話を始めた。 「もしもし?」 「引っかけた子が、うちのファミリーに手を出したおばかさんだってみたいで」 「うん、そう。話は聞けたから、迎えついでに後始末お願いしてもいい?」 「そんなこと言わないでよ、ちゃんとお礼も用意しとくから……」 身だしなみを整えながら、歩いている。 周りの警戒はしていない。かおる、花のにおい。 「黒眼鏡の命令?」 「それなら大丈夫よ、私から話通しておくわ。あの人私には甘いんだから」 だから、声を大きくはしていないとしても。 内容を隠したりはしていない。 /* 問題ありません、性的な暴力はしない旨も了解いたしました! 改めてよろしくお願いします〜! (-211) 2023/09/24(Sun) 19:25:37 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「………」 黙ってあなたの言い分を聞いている。 基本的には、従順な可愛い部下であろうとしていたことを知っているだろう。 「……ボスがやめろっていったら、殺すなって、こと?」 「家族同然の子達を守るために動くのが、ファミリーなんじゃないの……」 マフィアとしてのファミリーの掟を、拡大解釈している。 自分のために、都合のいい解釈をしているだけだ。 言う事を聞きたくないわけではない、ただ、今は冷静ではない。 「もしダメだったとしても、他の人に殺してもらえばいいって、そう言うの」 (-262) 2023/09/25(Mon) 0:13:47 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 暗雲の陰に ニーノ「……フレ、ッド」 涙を拭おうと上げた手に、あなたの指が触れる。 触れられる。歪む視界。 抱き締める代わりに、怪我をしてないことを確認して。 ぎゅ、とその左手を握った。高い体温が伝わってくる。あなたには、濡れた手が冷たく感じてしまったかな。 ごめんね。守ってあげられなくて。 気に病ませたくなくて、口には出さなかったけれど。 「……、っ、うん…」 「すぐ、また会えるように……するから、待ってて……」 名残惜しいけど、ずっとここにいればそれこそ捕まってしまうかもしれない。 あなたの手をもう一度握ってから、そっと離して。 笑顔を見せる。見せる、努力をした。 そうしたのなら。後ろ髪を引かれる思いで、この場を後にするのだろう。 またすぐに明るい場所で会える、そう信じて。 (-278) 2023/09/25(Mon) 2:15:23 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ「だから、ここにいる間……お店のイメージ、考えておいてよねっ」 「こんな家具置きたいとか、こういう食器揃えたいとか」 そういう事を考えていれば、何かあったとしても。 希望になる。決して折れることのない支えになると信じている。 「お互い様。私も、ヴィーの友達でほんとに幸せよ」 「あなたがいるから、私は女の子でいられるんだもの」 にこりと微笑んで。 「……もう、行くわね。 そう簡単には、私は捕まってあげないんだから」 ガラス越しに当てた額に、体温を感じたような気すらして。 穏やかに笑って。 あなたの言う通り、まだ収容者の少ない時期に長居をしていれば不審者だと思われてしまいかねない。 名残惜しそうにはしつつも、ガラスからは一歩距離を取って。 「もう少しだけ……待っててね」 (-280) 2023/09/25(Mon) 2:29:10 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡擽るような指に、掌に。身を小さく捩って。 甘い声を漏らす。まだまだ、敏感な身体はそれだけで疼いてしまうから。 「……ふふ、うれしい」 同時に、なんとなく照れくさくて。ふにゃりと頬が緩んだ。 竿の部分に浮いた血管をなぞるように指で触れて。 脈打つようなそれに、一層ぞくぞくとした感覚。 漏れる声だけでも、気持ち良くなってくれているのが分かって。 時折上目遣いで表情を見て、目を細めるように笑っている。 「ん……はぁい」 ねだるようにそれが押し当てられて。 ちろりと唇から、赤い舌が覗き見えたかと思うと。 先端から根本までを舐めながら降りて、また昇るようにして。 全部を味わうように、そうしてから。 小さな口で、先端を咥えてみせるのだ。 大きく膨らんでいるそれを全て咥えきるには難しくて、余った部分を手で擦ってやりながら。 吸い上げて、先の特に太い部分に舌を這わせている。 知り尽くしたそこへ。的確に、快楽を与えていく。 (-285) 2023/09/25(Mon) 2:44:48 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「名前を呼ぶくらいだから、余程の付き合いでもあったのかと思ったけど?」 観光客。本当にそれだけ?そういう視線。 「プライドだとか、意地だとかってやつ?」 「……ねえ」 「アレ、ちゃんと戻ってきてよね。やりたいこと、いっぱいあるんだから」 なんとなく、少しだけ不安になって。 解放されても、傍に居てくれるのだろうと漠然と思っていたものだから。 手が届かないのも相まって。 あなたが未来の話をしないのが、ちょっとだけ不安になったのだ。 それだけの、話。 「お年頃なんでしょ、反抗期ってやつじゃない?」 「そういえば、フレッドから『にいさん、姉さんのこと大好きだよね』って聞いたんだけど。 そうなの?いつもフィオによろしくって言ってるって」 フレッドも嫌がったりするのねえ、なんて。 毎度のごとく抱き締めても受け入れてもらっている姉は、しみじみと思うのだ。 「ほんとかしら。ヴィンテージものって高く売れるらしいわよ?」 ヴィンテージとボロは違う。 「ないじゃないの。パンそのまま食べるつもりだったの!?」 ジャムくらい買っといてよ〜、なんて言いつつも。お願いされれば受け入れるのだろう。 (-286) 2023/09/25(Mon) 2:59:01 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ女は自由であるように振舞ってはいるものの、ファミリーの足枷になるようなことはしてこなかった。 そのつもりだった。 仕事の報告は欠かさなかったし、少し出も引っかかる場所があれば指示を仰いだ。 分からないところは聞くようにしたし、思ったよりは従順だったように思う。 性に奔放で、立場に関係なく馴れ馴れしく接するところはもしかしたら直すべきだったかもしれないが。 「……当たり前よ」 「取られたくない。あの子達の仇を討ってあげたいの」 一旦は。ボスの指示を待てという命令を聞く姿勢ではあるようだ。 アソシエーテの立場が弱いことだって、重々承知の上だった。 「泣いたわよ、当たり前でしょ?」 「ずっと見ていたのに、私は気付いてあげられなかった。 笑顔で送り出して、引き取られた先での幸せを祈ってたの」 「それが踏みにじられていたと知って、泣かずにいられると思う?」 (-291) 2023/09/25(Mon) 3:23:09 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ女は少しうわついた様子だった。 事後のような頬の紅潮。そして、電話をしていることによる注意力散漫。 何かを成し遂げた後の、達成感によるものだったのだろうか。 だから、あなたの姿に気が付くことはなかった。 話を、続けている。 ―――嗅覚が敏感であるならば、その花の中に。微かな薬品の匂いに気付けるだろうか。 違法薬物の匂いではないようだった。 「遊ぶにしろ、注意力を身に着けろって言いたいんでしょ? もう耳にタコができるほど聞いたわよ」 「しょうがないじゃない、あの人とするの気持ちよくって―――もう、何よ慌てちゃって。 童貞じゃないんだから」 「とにかく! ノッテ の役に立ったんだから感謝してよね」「じゃあ、お迎え待ってるから―――」 自慢気な声が、横を通り過ぎようとする。 誰かに聞かれているとも知らずに。 (-292) 2023/09/25(Mon) 3:36:27 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「悲しかったし、苦しかった。だけど。 それ以上に、許せないって思った。ずっと近くで子供たちを見ていたはずなのにどうしてって」 「その気持ちを、肯定してもらったから……っていうのも、大きいんでしょうけど」 「違うわ」 「力がなくても、そうしたいって思うの。 敵討ちと同じくらい、今ここにいる子供たちが同じ目に遭わないようにするために」 力なんてあるわけない。 ファミリーの役に立てるほどの力はないと思っている。 「今まで騙されて死んでいった子たちと、今ここで生きている子たちのためになるわ」 「私だって、それで救われる」 そうでしょ?とでも、言いたげに。 そうであってほしい、と思っているのだ。 (-311) 2023/09/25(Mon) 9:25:53 |
![]() | 【人】 路地の花 フィオレ>>+55 テオ 「花にも蔦があるばっかりに、見誤ったわね?」 可憐な花も、絡めとる蔦も、侵さんとする毒も。迂闊にふれれば傷付ける棘も持っている。 そんな花を相手にした時にはもう手遅れだったのかも。 あなたが突き放そうとするたびに、強固になるものだから。 やはり、どうしたってろくでもない。 「危険な花こそ美しく見えるというものね」 食べさしのサンドを揺らしながら。 満足気に笑ってみせている。内容がどうあれ、特別視されるのは嬉しいものなのだ。 枯葉剤をまかれたって枯れてなんかやらないつもりだ。 「逮捕されてるのによくそんなこと言えるわねえ」 「でも、そうね。 テオに捕まえられるのなら、それはそれで」 良いかもしれないわね。なんて。 嫌な気がしないどころか、楽しげに笑ってみせるのだ。 (31) 2023/09/25(Mon) 9:38:00 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ/* お疲れ様でございます、熱中症のエビです。 エピローグにて、養育院やスラムの子どもたちを食い物にしていた件で復讐、敵討ちに行かせていただく予定です。 しかし交流の方積み立ての余裕がなかったため、同様の方がいらっしゃればそちらを優先していただければと思います! 当日の混乱を避けるための事前連絡でした。 よろしくお願いします! (-316) 2023/09/25(Mon) 10:59:11 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ「あら?」 声をかけられて初めて、気付いたような素振り。 また後でね、と通話を切って。 聞かれていた?でも、殺しまでしたことは口にしていないはず。 こんな時間だから、気にかけて声を掛けてくれたのかもしれないし。 けれど、あまり長居をしては車に気付かれてしまうかも。 法執行前であるから、過剰な心配もなく。 普段通りに笑顔を見せる。 「こんばんは、私に何かご用かしら」 何もないようなら、早く立ち去ってしまおうと。 ようやく少しだけ冷めた頭で。周りを見て、不審なものがいないか確認している。 (-345) 2023/09/25(Mon) 13:52:38 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 法の下に イレネオ「やだ、聞こえてたのかしら」 「うるさくてごめんなさいね」 何を探っている? 女は賢くこそなかったが、人の機微に疎い方でもなかった。 「迎えを頼んでたのよ」 「火遊びの相手と喧嘩別れしちゃってね」 警鐘が鳴っている気がする。 表立ってマフィアらしいことはしていない、にしても。 流石にこのままこの場に留まるのがまずいことくらいは、わかる。 一歩、足を後ろに引いた。 (-353) 2023/09/25(Mon) 14:13:07 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ通話画面に映る名前は、あなたの知るものではない。はずだ。 同じアソシエーテのラウルという青年のもの。 メイドマン・ルチアーノの部下を探っていなければ、聞いたこともない名前だったかもしれない。 「そう、おかしいわね」 「私、喧嘩別れはしたけど。手を出しても出されてもいないわ」 ターゲットは、毒物で死に至らしめた。 だから彼女でもかまをかけられている。と分かった。 同時に、あなたへの警戒を高める。目的のわからない探りほど不気味なものはないからだ。 また一歩、足を下げる。 (-392) 2023/09/25(Mon) 17:16:10 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ思惑があってこちらを囲い込もうとしているのだろう。 とまでは分かるが、位置を調整されていることまで気が付けただろうか。 自分の見つけた逃げ道は、誘導されたものではないのか。 そこまでは、思考が追いついていない。こちらに、地の利があると信じ込んでいる。 「お生憎様」 「私、リードされるよりする方が好きなのよ」 頼んでもいないことを聞いてやる義理はない。 ショートブーツが地を蹴って、低い姿勢であなたの横を走り抜ける。 大人から逃げることには慣れっこで。 路地裏は、自分達スラム育ちの庭だ。だから、あなたを撒くことは容易だなどと 思い上がっている 。逃げ込んだ路地で、携帯からメッセージを送ろうと画面をタップしている。ただでさえ文を考えるのは苦手なのに、焦ってうまく打てない。 (-426) 2023/09/25(Mon) 21:22:10 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ「……はあ」 「何だったのかしら、あれ……」 画面を叩きつつ、足音から離れるように路地裏を歩き回っている。 街へ向かうルートだって分かっているから、そちらの方へと足を運んでいた。 探るような瞳。通話内容に言及する様子。 昨今の情勢を考えれば、敵対している組織の人間か……あるいは、ノッテとやりあっている警察連中の人間か。 いずれにせよ、捕まってファミリーに泥を塗るわけにはいかない。 上手くやってこられたのだから。 「……?」 足音が消えたように思えて、足を止める。 足を止めてしまった 。 (-454) 2023/09/25(Mon) 23:28:21 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 門を潜り ダヴィードあなたから届いたメッセージに、少し取り乱しかけたのは内緒だ。 ちょっと昨今の状況で敏感になっていたものだから。 落ち着いてから、メッセージと向き合って。 『あの時はありがとう、ダヴィード。 すごくかっこ悪いところを見せちゃったわね』 『ジャケットに入ってたチョコレートのお陰で、かなり元気になったのよ』 『騒動が落ち着いたら、またゆっくり話しましょうね。 今度は、新しくなったヴィーのお店にでも行きましょ』 メッセージを送って、息を一つ吐く。 それから、小さく微笑んで。 「本当に、優しい子。 私の周りには、そんな人ばっかりね」 本当に、恵まれているなあ。とつぶやいた声は、部屋の中に消えていった。 (-459) 2023/09/25(Mon) 23:41:34 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ最善を選んだつもりだった。自分でも。 街にさえ出られれば、この時間でも多少の人通りがある。 人目につくようなことは避けるだろうと思ったから。 だから、街に向かってると分かった時点で"深追いはしない"と、そう思い込んだ。 思い込まされていた。 だから、想定通りであったことを確認するために。 足を止めて、振り向いたのだ。 「―――っ、あ……!?」 意識の外であれば、油断していたのとそう変わりはなく。 強く引かれた身体は、そちらへと引き寄せられる。 勢い任せにぶつかってしまっただろうか。あるいは、バランスを崩して。寄せられた先でたたらを踏んでしまっているのだろう。 (-477) 2023/09/26(Tue) 0:30:24 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ/* お仕事疲れの熱中症のエビです! 取り急ぎ、エピについてのお話だけ共有させていただこうと思います! ・他の人との打診の兼ね合いにより、殺しまでは行かないことになりそうです。 拳銃で一発入れていくのは大丈夫とのことなので、そのようにするつもりです。 ・エピローグはある程度介入可能な状態で行いたいとのことなので、目撃はされるかもしれません。 そうなった時は、目撃されたことで追撃を諦めて逃走する形にしようかと思っています。(目撃されたことでの確定逮捕などは行われないように配慮していただけるとのことです。 ・エピ直後に行動を起こしてもらえるとスムーズに進行できそうとのことなので、日付更新して間もなくロールに移れるようにしたいと思っています。 もしお仕事等で顔出しが難しそうであれば、用意していただいた文章をこちらでお出しするなど考えるつもりです。 以上を踏まえて、エピローグでの動きを決めていこうかと思っています。 共犯のような形になってしまったので、エピローグまでお手数おかけしますがよろしくお願いいたします〜! (-481) 2023/09/26(Tue) 0:41:28 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡自分を抱いている時のあなたの顔が好きだ。 否、きっともっと前から。寂しい時に一緒にベッドでくっついて眠った時から。 いつもと違う顔を見せてくれたから、好きだった。 その理由を幼い自分は聞いたりしなかったのだけど、聞かなくても。 寒いのが苦手で、人にくっついてばかりだった自分と同じなんだろうって思っていた。 あなたの鼓動と、熱い息の漏れる音がやけに響く。 感じてくれているんだって分かる。 口の中で、咥えたそれを味わうように。顎がつかれてきたって構わずに舐め取って。 上顎に擦れる感覚、唾液と先走りが混ざり合ったような液体で満たされて。 口腔はあなたのものでいっぱいになっている。 頭を撫でられると目を細め、恍惚の表情で奉仕を続けて。 「ん……、んっ」 限界が近付いていると、咥えたそれが訴えてくる。 あなたの指が、伝えてくれる。 離してなんてやらなくて。 このまま出していい、と言うように。 先端を吸い上げたかと思えば。もう少しだけ深く、口の中にそれを迎え入れた。 (-495) 2023/09/26(Tue) 2:54:23 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ「反撃されたら、ひとたまりもないもの。 あの人とは、体格差もあることだし……」 「うん、入った頃に最低限は教えてもらったわ。 狙いを定めるって言っても、状況によって狙う場所も変わるでしょうし。 覚えることが本当に多そうね」 首に絡めていた腕を外し、ぽふんと肩に頭だけを預ける形になる。 手に持ったボンボローニをようやく、一口齧った。 甘くて、ちょっぴりしょっぱい味がした。 「サイレンサーはあった方がいいでしょうね。 威力は……上げる事で重たくなるようなら、軽くても打ちどころ次第で仕留められるようなものの方がいいかもね」 重くて上手く扱えない、よりはマシだろう。 時間もないことだし。ある程度は自分の努力でどうにかするしかないのだから。 「死体は残しつつ、自分たちの犯行だってばれないようにして…… って、考えることが多いわね。 皆本当によくやってると思うわ……」 「罪のない人たちを貶めるような人達をどうにかして、減らしていけたらいいんだけど」 実際はそう上手く行かないものだ。頭の痛い話。 うーん、なんて言いながら預けた頭を傾けて。 「とりあえずは、そういう計画を考えましょってことで……今は休もうかしら」 「久しぶりにいっぱい泣いて、疲れちゃった」 へにゃりと緊張感のない笑みを浮かべてみせた。 (-499) 2023/09/26(Tue) 3:59:04 |
フィオレは、結局ローストチキンの方は、そのまま差し入れしてあげた。 (a27) 2023/09/26(Tue) 12:49:57 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ倒れ込んだ先。 自分の手を掴んで引き込んだのは、助けに来た"家族"なんかではなくて。 先程、自分に探りを入れた男。 やっぱり全部聞いてたんじゃない。と舌打ちでも出てしまいそうだ。 「逃げて当然でしょう。電話の内容を不躾に尋ねた上で、かまをかけてくるような男。信用ならないもの」 口では余裕ぶってそう言うものの。 ぐ、と掴まれた腕を振りほどこうと力を込める。 「離して」 「あなたに話したことが全てよ」 冷や汗。 冷静を装ってこそいるが、あなたの前にいることは自分に得がないと分かっている。 知らない振りでまだ、やり過ごせやしないだろうかと。 広い路地の、逃げ道を探る。 暗がりに目を凝らすその時間は、明確な隙になるだろう。 (-550) 2023/09/26(Tue) 13:29:30 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ/* 卓!大変 了解しました。 簡単に流れだけ決めておいて、なるべく決まったようにスムーズに進められたらなと思います! 右胸を撃ってもいいそうなので……仕留めたと踏んで、目撃されそうになって逃亡というかたちにしようかと思います。 結果的に殺せはしませんが、あれなら間違いなく死ぬだろうという判断を下せるであろうとおもうので。 これはどうだろうなどあればまた提案していただければと思います〜! (-576) 2023/09/26(Tue) 17:09:12 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオああ、全く融通が利かない人! 高揚していない様子がさらに焦りを加速させる。 楽しんでいるなら、やりようはいくらでもある。気を逸らすことが出来る。 だけど、これは――― 「っ、え」 抜け道を探していた、足が浮いて 視界が回る。 気が付けば、視界には石畳。 左肩を強く打ちつける形で、横向きに地へとたたきつけられた。漏れるうめき声。眉は強く寄せられた。 手から携帯がすっぽ抜け、少し先の地面に転がっている。 流石に画面は消されているようだが。 (-578) 2023/09/26(Tue) 17:15:44 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「へえ」 じゃあしばらく会ってないの、だとか。 どんな見た目の人だったのだとか。 年頃の女子だから、気になって色々聞いてしまうのだ。 「お金なんかなくても叶えられるでしょ」 「ここから出てきたら、またアレに抱き締めてほしいの。 それでコーヒー淹れてもらって……夜、一緒に過ごしてもらったりする日がたまにあるの。 そんな日常を過ごしたいの。いつも通りの」 今だってここから触れられないのが寂しいのだ。 家族がみんな捕まってしまって、どれだけ心細くなっている事か。 だから些細な願いに見えて、結構切実なものなのだ。 「フレッドはいい子だもの。 野蛮な人間と一緒にしないであげてよ」 「まあ、それこそ男の子のプライドってやつがあるのかもしれないしね」 そう考えれば、やっぱり反抗期なのだろう。 「……ふふ」 「そんなことしなくたって、あの子はいつだって私に会いに来てるわよ。 ねーえ、私のこと好きなの?にいさん…♡」 にまにま。わるいかおだ。 栄養は取りなさいよだの、それでもパンだけって何よだのぎゃあぎゃあ言っている。 豊かな大人になったからこその言い合いだ。 だらだらと雑談をしていれば、いい時間になってくるのだろう。まだ収容者も少ない。長居は怪しまれるかもしれない。 (-579) 2023/09/26(Tue) 17:31:19 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「……ルチアーノ」 止められているんだと思っていた。 そんなバカなことはするなと言われるんだと思っていた。 だから、少しだけ呆気に取られて目を瞬かせた。 あなたの気遣いが心を温かくしてくれる。 ずっと大事にしてもらっていたから、思い出すのだ いつだってあなたは自分の事を考えてくれていること。 「今は……これしか、思いつかないけど」 「何か上書きできそうなものが浮かんだら、ルチアーノにおねだりするわ」 遅れて、手招きに応えあなたの方へ寄っていく。 くっつけるような位置。いつもの、あなたの傍。 「あの子達が喜んでくれるなら、それが一番……もう、悲しい思いをしたくないし…させたくない」 「ふふ、顔は私の一番のチャームポイントだものね。 大好きなひとたちを悲しませたくないから、守ってみせるわ。絶対にね」 そう言って、頬を緩めるのだ。 (-581) 2023/09/26(Tue) 17:44:38 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡吸い上げながら、脈動を続けるそれを手で強く擦り上げて。 より快楽を感じられるように刺激してやる。 そうしたなら、ひと際大きく膨れ上がったそれの先端を咥えたまま。 口の中で白濁を受け止めて。ちょっとずつ、嚥下して離そうと。 「――――っ、!?」 思っていたのに。 そんな余裕すら与えないと、粘ついたそれを出しながら。 あなたの大きなそれが口の中を侵略するように、奥まで入り込んでいく。 目を見開いたのち、強く眉を寄せる。 んぐ、だの呻きのようなそれを漏らして。 口の開く限界まで咥え込まされた女は、ふーっ、と余裕なさげに息を漏らして。 飲み込むことすらままならない、口いっぱいの液体とあなたのそれで窒息してしまいそうだ。 「う、く……っ、!」 脈動が止まって、やっとその怒張が少しだけ落ち着いたから。 やっと、どうにかできると思って。 安堵したのもつかの間。今度はそれが突き入れられて、かとおもえば少しだけ引き抜くような動き。それの繰り返し。 空いた隙間から、透明と白の混ざったそれが零れてからだとシーツを汚す。 口内が犯しつくされるような感覚に、頭がバカになりそうだった。 あなたの手が顔に触れると。ぼんやりとしたような目が、あなたの方を見上げている。 こく、こく、と。喉が鳴る音。 隙を見て、出されたものは喉の奥に。体内に取り込まれているようだった。 (-583) 2023/09/26(Tue) 17:58:25 |
フィオレは、インフルエンサーの発表で聞いた名前に、ええ!?と声が出た。色々な意味で。 (a32) 2023/09/26(Tue) 18:02:18 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ/* やったー!いい感じに回していきましょっ 目深に被ったキャップにインカムで物々しくないようにはしつつ、サイレンサー付きの拳銃で決行としましょう…… フィオレは多分目の前の相手で手一杯なので、気付いてもらってインカムで伝えてもらうのが一番自然かな〜と思ってます! 運転、お願いしようかな……人を撃った後の人間では事故りかねないため…(あぶない! 概ね大丈夫かと思います、改めてよろしくお願いします〜! (-607) 2023/09/26(Tue) 20:02:25 |
![]() | 【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「っ……ん、…」 口からそれが引き抜かれて、零れる液体を指で拭いながら。 喉を鳴らして、今度こそ口の中のものを取り込みきろうとするのだろう。 興奮してくれた証だっていうのなら、それを少しでも捨ててしまいたくはなかった。 触れる指に顔を擦り寄せて、ある程度飲み終わったのなら。 ティッシュを受け取って、口元を拭っている。 「……ふふ、興奮してくれたの…嬉しかった」 口元を緩めつつ。てらてらと濡れそぼっているあなたのそれを見て、「タオル持ってくる?」なんて言いつつ。 寄りかかったまま、全然離れようとはしないのだが。 (-618) 2023/09/26(Tue) 20:40:18 |
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