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【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ──これは、あなたが見た夢だったかもしれない。 ──水晶玉を通して見た景色だったかもしれない。 ──白昼夢のようなまぼろしだったかもしれない。 あなたはこの夢の光景を、音を、どのような手段で知っていても構わない。 これは、誰かに焦点を当てた夢。 ずっとずっと、この世界の外を見続けた誰かを見ている夢。 【 彩雲の夢 】 (D0) 2024/02/05(Mon) 22:00:16 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ/* 主に一人称視点で描写予定です。 描写外のことは、曖昧になっているものとして お受け取りください。例えば思考している時の声だとか。 過去のものも遡ってご覧になっていただいて構いません。 何かあればご連絡くださいませ。 この窓が見えているあなた様方の良きようにしていただければ幸いです。 【 彩雲の夢 】 (D1) 2024/02/05(Mon) 22:00:30 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリーあなたの痣が光り、それからのいつかのこと。 あなたは夢を見る。 真っ白な、ただただ広い空間。 ぷわぷわりと宙に浮かぶシャボン玉は、 その中にどこかの景色を映している。 あなたは地面から浮かび上がるそれに気付かずに 触れてしまったかもしれない。 何かの気配を察知し、避けたかもしれない。 兎角、触れればそれらは割れ、 誰かの記憶を覗くことができたのだった。 → /* 遊び星の干渉ロールです。お話ができるとうれしいにゃん。 彩雲窓の内容は、過去の日付のものも、このロール中に投稿されたものも、任意にPCが知ったり知らなかったりして構いません。 (-12) 2024/02/05(Mon) 22:06:21 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「おっ、エリーじゃん、やっほ〜 あ、聖女様からのさらなるご祝福おめでと〜」 あなたが現状把握に努めていると、背後から声が掛かる。 振り返れば、ゆるいノリでひらひらと手を振る彼の姿があった。あなたもだが、彼は町を歩く際の装いだ。 (-13) 2024/02/05(Mon) 22:07:23 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ夢か現か。それを把握しても意味はない。 既にもう、夢破れた身なのだから。 自棄気味に浮かぶ泡に触れようとした瞬間、背後から声が聞こえた。 「シヴァ……煽ってるんなら殺すよ」 指輪がカチリ、と音を立てた。 その一部から、針が突き出す。 彼我の距離はまだ少しあるが…… エリーの速度ならばもう、射程圏内だ。 当然、あなたもそれを知っているだろう。 (-15) 2024/02/05(Mon) 22:18:24 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 栄枯 プリシラ「仰る通りでしかねェンよな、返す言葉もございません… 言うてまともでいる内は絶対しねェからゆるして〜〜」 当然普段はしないし、現状に関しても反省はしている。軽いノリだがそのあたりの言葉は真剣に受け取った。 「やーでも、うん。良くなるの保障はアリガトね」 「いやサ、状態異常とか自体は一応なさげではあって。 何個か鑑定もらってるからまぁたぶん。 呪い関連か俺ちゃんが、あー、んー、あー…」 「…呪い関連じゃなかったら、あとは俺ちゃんが 精神的に参っているかくらいじゃない?とは言われた、かな〜?」 一度言い淀んだが、ここで言わなくてもやりとりが少し増えるだけで結果的には言うことになるだろう、という判断がされた。 あなたのような人に隠し通すには、彼基準でもう結構上っ面を崩してしまっている。 「だから、うん、魔女様が占い的に吉兆とか、 そういうふうに言ってくれるのは、 うれしいしちょっと安心できっか、な〜?」 「まぁ今プリシラ嬢に会う前よりは全然気は楽」 だからあとヘーキですよ、と困り眉の笑顔で続けて。気を楽にしてもらったことの礼に何か奢りでもしようかとの提案がされた。 あなたから何かなければ、屋台のある通りでしばらく過ごして別れるなりをすることになるだろう。 (-21) 2024/02/05(Mon) 23:21:00 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「 えっっっ???? 待って待って素直な気持ちじゃん???? ココに住んでてそんっっなに聖女様のコト 好きじゃなかったりした?????????」 両手を上げて降参のポーズ。全然思っていた反応じゃなかったにゃん。どったの???? あなたの反応から考えたことはあったが、それは一度横に置かれた。 (-22) 2024/02/05(Mon) 23:30:13 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「しらばっくれんならいいや。 それ以上煽らないなら殺さないでおこう」 とは言うものの、指輪の針はしまわない。 集められた痣持ちは自分と同じような境遇と勝手に推理している。 「で、何しに来たの。こんな変なことまでして」 (-29) 2024/02/06(Tue) 0:23:26 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ淡白な反応も、自身の信じるものではないところから来るのだろうと勝手に納得しているのか。追及することはなかった。 「……そりゃ大変だ」 そして、舌に刻まれた痣を細めた目で見遣って。 小さく笑ってやる。 それから、まあ。と続けて。 「見えなきゃ祝福だなんだって、囃し立てられなくて良いんじゃねえの」 なあ、と。 肩を軽く押したかと思うと 路地の方へ逸れていく。 人がいない方へ、いない方へと。勘付かれないように。 あなたは、いつ気が付くだろうか。 (-30) 2024/02/06(Tue) 0:30:09 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「あ、俺ちゃんがなんかしたって思ってんだ?? そんなになんかそんななんだ…? …いや俺ちゃんココの夢の理由知ってるだけで何かしたワケじゃねェんよね一応」 「この腕輪作ったヤツさー、聖女様のご祝福を受けた上で、 もっとのご祝福って欲しくない人だったらしいンよ。 痣はほしいけど光るのは要らないってコトね、変だろ?」 曰く、その人物は聖女祭りの痣について色々研究しており、どうして痣が光ったのかを聞くために、痣が光った人とコンタクト取るためのアイテムも作っていたらしい。 そんな特殊な目的を持っている理由なんて、ごく限られるだろう。 きっとその人も転生者だった。 この腕輪自体が結構な研究成果だったんじゃねェかなァ」 鍵にしたり呪いの腕輪に移行したり。腕輪自体はロストテクノロジー時代の品であるから色々と詰め込めたのだろう。 「そんなワケでココはお喋りをするとこっぽいよ。 …てかしらばっくれじゃなくて反応見るまで ガチだったんだって。そんなにいる???って気分」 目的語は省かれているが、似た境遇であるのではと彼も思ったらしいことは察せるだろう。 (-34) 2024/02/06(Tue) 1:55:59 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「多分ね、同じぐらいよ。 その腕輪の持ち主もそうだったみたいに、 前にも後にも私たちのような存在はいると聞いたの」 聖女と話す機会があったこと、それでも誰が痣を光らせられるのかなどは知らないと続けた。 本当はひとり知っていたが、あなたを害するような存在ではないからひっそりと黙っておくことにして。 「ねぇ、そのシヴァの宇宙に生きたい理由って、完全に自分のため? それとも、あなたを待ってる誰かがいる?」 そうしてさらに問を重ねながら、態とらしく胸に手を当てて呟く。 「"この子"が気になっているから教えてあげたいの。 私やあなたが宇宙に行くことになったら話す機会なんてないでしょう?」 それはまるで自分という存在と誰かをはっきりと分けているような言い方であった。 カリナが転生者としての意識が戻ったのはつい最近のことだ。 それがたとえ奪ったものではないとわかっていても、自分さえいなければ体の持ち主は違う人生を送れたのではないかと、できる限りその子の人生の中でやりたかったことを清算したいと考えていた。 「急でごめん、でも、今がいい。 私、痣が光ったらもうこの子の意識を尊重してあげられなくなると思うから」 (-35) 2024/02/06(Tue) 2:29:20 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「違う。 シヴァが私を呪う理由がないでしょ。 嫌がってるのわかってるクセに煽ってるように見えたから。 今ならそれだけの理由で人を殺せる。躊躇せずに」 一人称に気をつけられない程度には、苛立っているようだ。 そこにあるのは失意と殺意。聖女とこの世界への怨嗟。 「研究はこっちもしてた。 痣を光らせる毒と、痣の奇跡を消し去る毒。 前者は副産物だけど、どっちも痣からの魔力でお釈迦になった。 ……呼ばれた時、言われたことで全員"そう"だと思うでしょ。普通」 ガリガリと胸を掻く。 服の上からでも、血が出そうなくらいに。 (-36) 2024/02/06(Tue) 3:40:02 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「見えンくてもお名前貼り出されちゃうかンな〜〜!! まぁ顔知ってる人以外からは逃げられそなのはそう」 人通りが少ない方へ向かっていること自体には、彼は比較的早くに気付いてた。彼は人の気配は、本当に常に気にしているもので。しかし、早かったのはそこまでだった。 それがすぐに違和感として形にならない程度には、あなたへの信頼は大きかった。 「んー……?」 今日も変わらず、話のキリがいいくらいに適当な場所で別れるものだと彼は思っていた。 何か二人で話したいことがあるのだろうか、でもそれなら別に…──何かをするなら、その疑問が口に出される前が好機だ。 (-40) 2024/02/06(Tue) 10:20:26 |
【独】 飄乎 シヴァ/* それはそれとしてあなたを害するような存在じゃないがダーレンだったらおもしれぇね、初回に来てんだよな〜〜〜〜〜〜!!! 誰だ他の害する人じゃない言われるような人。エリー?? 君魔女なんだってね。えっっっじゃあそこの魔女様は??????? (-42) 2024/02/06(Tue) 10:27:37 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「この子…? あー。 そんな、この子って言うくらいの子が居るンね」 俺ちゃんは最初から俺ちゃんだったからな〜と適当に呟いて。 「その上で回答は差し控えさせていただきます。 俺ちゃん痛いのヤだかンね。 アレ、かな〜りキツいンだぜ?」 彼は以前に、意識せずに約束事に抵触したことがある。その時と言ったらなかったもので。 「ま〜ぁ広く取るなら自分の為よ、広く取るならね」 重ねられた言葉。つまりは少なくとも、もう一度会いたいと思う程度の誰かはいるらしい。 → (-43) 2024/02/06(Tue) 11:17:57 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「いいよ別に謝らンくて。身軽でいたいもん俺ちゃんも」 後悔とか思い残しとか、そういうものはない方がいい。自分がそうだから、あなたもそうあっていい。 「…で、今まで会っていた子が違う子になってるの聞いて、 それでもその、違う子の方に理解寄せてる俺ちゃんに、 他に聞きたいコトとかってありますか? そこの君」 長年の情なんて意味を成しませんよ、そもそも自分はそこまで情を持っていませんよ、やっぱり自分は自分本位な奴なんです。そういうことを言いたいらしい。 そこの君に呼び掛けているあたり別に酷い奴にはなり切れていないのを、この男は分かっているのだろうか。 (-44) 2024/02/06(Tue) 11:18:22 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー急な私に、ん?とは思ったが一度流した。 俺ちゃんだって俺ちゃんがエリーに 害与えるとか思われてたら心外だワ?」 「そういうワケでここの夢は俺ちゃんが 自分でやったアレソレじゃねェってコトよ。 またなんか誰かと夢でお話できるンだろなとは 思ってたけど、人は選んでませ〜ん」 「てか俺ちゃんあってもおんなじ人半分くらいって 思ってたのはマジなんよ。祝祭なんに毎回毎回 痣光った全員が暗くしてたら異常じゃん??」 実際そんなふうになっているのだが。彼は別に全員の反応を拝んではいないもので。 「あーほらほらそんなしても痛ェだけじゃん、おやめ〜?」 どうどう、ジェスチャーしつつ数歩近寄る。針がしまわれなくとも。本当に血が出そうなまでにやるのなら止めるつもりだ。 針の毒が即死毒でない可能性は考えたが、止める気で動くことの方が優先された。 (-45) 2024/02/06(Tue) 11:42:58 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァよくわからないが告白をされた。 何を言っているかわからないかもしれないが、 俺もよくわかっていない。 彼女は俺と同じく鑑定スキル持ちだから、 俺が死にかねないというのは隠せないと思っていた。 そこまではいい。 本当になんだかよくわからないが告白をされた。 祭りの間だけでも、恋人として付き合ってほしいと。 即答で断った。 我ながらカスもカスだと思うが、俺は元の世界に帰る気でずっといる。 今回の聖女様の御神託だって、渡りに船だ。 この為に俺はここまで生きてきたんだ。 彼女が今に告白をしたのは、 俺が死んでしまうかもしれないから…と言っていたが。 …何か、それ以外の焦りも見えた。 【 彩雲の夢 】 (D2) 2024/02/06(Tue) 11:52:12 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ俺のことが好きだったとして、 今まで秘めていたものを伝えるという選択肢を、 軽率な判断をしない彼女が取るには不十分に思える。 死の呪いを受けてはいるが、 あなたのおかげで進行はしないようになっている。 そう伝えて、十分とは言わないが、 不安を抑えきれないほどに安心を与えられなかったとも思わない。 …とは言え乙女心のエキスパートというわけでもないから、 一概に言い切れないことも確かなんだが。 兎角、己の勘を信じるのなら、彼女には時間がない。 理由は、聞かなかったので知らないが。 知らないが、もしかしたら俺と同じなのかもしれないな。 そんなことをほんの少しだけ考えて、そうじゃなければいいと思った。 帰ってまだ思いが変わらないなら、 断る口実を考えつくのに苦労するものだから。 【 彩雲の夢 】 (D3) 2024/02/06(Tue) 11:53:30 |
【独】 飄乎 シヴァ/* 処刑されるまでにやりたいこと。 これまでの交流での思考を彩雲窓に投げつける。 腕輪が外れたところあたりを置手紙にする。 日付が変わった後の発狂ロールをしたためておく。 項目は三つだけど全然どれもカロリーあるね、がんばれおれ〜〜 (-48) 2024/02/06(Tue) 12:04:17 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「……変な腕輪。 持ち主と痣持ちを強制的に引き合わせて何がしたいんだか」 意味がわからない。意図がわからない。 対象を選べるのならまだしも、意思が絡まないだなんて。 「半分もいたら十分でしょ。 今回が特別か、ゴミどもの熱狂でかき消されたか。 どっちにしろ、絶望してるやつを褒めたたえるあのゴミどもは異常…… 来ないで 」指輪の針をあなたに向ける。 仕込まれているのは神経毒。 解毒をしなければ十数分で末端が麻痺し始め、一刻程度で全身麻痺。 そして更に一刻ほど経てば呼吸もできずに死に至る代物だ。 護身用にしては過剰だが、暗殺用にしては手緩い。 そうしている間にも、胸元の……左胸の痣の辺りを搔き毟る。 (-52) 2024/02/06(Tue) 17:46:52 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァもう少し、時間を置くつもりだったのだが。 聡いあなたに勘付かれて避けられる前に、その体を壁に押し付ける。 上手くいったのなら、モップの柄が首元に押し付けられて。あなたを縫い付けようとでもしたかのような形。 「………」 暗い瞳が、あなたを見据えている。 「……もし」 「俺がここで、お前に"祝福を受けてくれ"って言ったら」 「お前は首を縦に振るか?」 (-77) 2024/02/07(Wed) 0:39:35 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「元々はご本人がもう一度参加するための 備えみたいな感じだったからなァ〜」 本来であれば、儀に参加した本人が、痣の光った者にその原因の心当たりを問う為の尋問の場としての夢になるはずだった。その彼にもう一度は結局なかったらしいが。 夢見の効果自体は、外す方が手間であったりしたのだろうか。とりあえず現状を見るに、元々用意していた役割を特に外さずに後年の転生者向けの呪いの効果を付け加えられたとシヴァは推測している。 まぁ、その話は置いておいて。 「夢でまで痛くするなよエリー。 現実でも散々掻き毟った後だろ? ああいや、夢だから むしろ満足するまでやれば?ってとこなんかな…」 → (-89) 2024/02/07(Wed) 14:04:08 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「…てか俺ちゃんそんなにこわい? 害与えるつもりない云々話したじゃんね、信用ならん? うんうんならんくて正解だと思う。別に俺ちゃん達ってば 仲良くないしね、久々に会ったってだけで」 さらなる拒絶に足を止め、一歩二歩離れる。この反応は、無理に近寄るものではない。信用云々ではなく、あなた個人の問題に見えた。 「さっさと覚めちゃった方が エリーにやさしいのカシラねこの夢。そこらへんどう?」 すとん。腰を下ろし、離れた適当な場所に胡坐をかく。 姿勢からして警戒してはないし、何かができるとするならあなたの方が先であろう状態のままだ。 (-90) 2024/02/07(Wed) 14:04:51 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ久し振りに彼に会った。 5年程ぶりだろうか、本当に全然見なかった。 冒険者界隈以外には、どうやらいたらしいが。 教会で見かけて、目が合ってすぐに去られて、少し傷付いた。 ずっと放っておいたのは自分の方なのにな。 その感傷はすぐに解消された。 特に自分が原因ではないことが知れたから。 しかし随分重いことを聞かされてしまった。 よくある話と言えばそうだが、身につまされる思いだ。 大事な人がいなくなってしまった、 その後の世界のことなんて俺も考えたくない。 考えたくないから、俺は誰かのそれになりたくない。 少なくとも、この世界では。 【 彩雲の夢 】 (D4) 2024/02/07(Wed) 14:08:15 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ兎角彼はとんでもない悪党に使われているわけでなく、 復讐心を燃やしていて裏の世界に生きるようになったわけでもなく、 ただ単に空っぽになってくすぶっているだけで素直によかったと思えた。 いや、良くはないんだが。 良くはないんだが、よかった。 死ぬ気が別にないなら、いくらでも、どうにでもなるだろう。 それで、軽い提案をした。 それそのものが解決策になるわけではないが、 引き上げてくれるような誰かのいる場所に 戻ることの切っ掛けになればと思って。 言った通り俺は、背中は任せられても隣に一生いる仲ではない。 無責任な立場だから、自己満足がいくくらいの 何かしらはしていこう、そう思う。 荷物は軽い方がいいから。 【 彩雲の夢 】 (D5) 2024/02/07(Wed) 14:08:41 |
シヴァは、背中と首に硬い感触を受け呻き、呆けたのも一瞬。 (a3) 2024/02/07(Wed) 14:46:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン“痣を発光させようと暗躍する者が、この祭りに数人潜んでいる” そう言えば痣持ちにそれがいてもなんらおかしくはない、とは遅まきながら思い至る。それが、目の前の。そう。 状況を理解すれば、ふ、と笑んで。 「ソレするコトでダーレンの兄ぃにメリットがあったり、 どうしようもないデメリットの打ち消しがあったりしても 自由意思を問われれば答えはいいえですよお前様」 出会った頃にしていたような、生意気な口での理屈の叩き付け。兄貴呼びにはいつの間になっていたんだったか。 心が離れたわけではなく、「喧嘩を売る気ってンなら、昔みたいな気分で乗ってやるぜ?」とでもいったところだ。 とは言え彼はこうして好戦的な態度だが、あなたが何かをするのなら彼自身にできることもない。強気なのは、態度だけだった。 彼がそう思っているだけで、実際には呪いの腕輪が更なる祝福を拒絶する。 (-93) 2024/02/07(Wed) 14:55:09 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「ああそうとても大変ね……。 でもこれぐらい聞ければ十分、あなたを痛めつけたいわけじゃないもの」 気にならないと言ったら嘘ではない。 でも話せないのだから仕方ない、同じ世界同じ時代から来たとして単なる他人であることには変わらないから。 その先はゴシップや面白い話を聞きたいだけのような好奇心を満たしたいだけの欲だ、それを優先させるほどあなたが大切でないわけではない。 「……他に聞きたいことは、」 「ないかしら」 探るのはまだ眼の前の女の言葉で、悩む姿も変わらない。 「どうやったら、あなたのことをビンタしたくなるような酷いことを言ってもらえると思う? なんてね、十分どんな男かわかったでしょ。 あの子も私もよくわからなかったから、強いて言えば白髪が目立つお調子者ぐらいかしら。だから聞けて安心したと思う」 「これでも何度でも認めてほしくて頑張っていたのよ。 だから、……居なくなったら寂しいけど、応援はさせてって言葉だけは代わりに送っておくわ。 これぐらいなら邪魔にならないでしょ?」 (-95) 2024/02/07(Wed) 19:07:45 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ「もう一度……?」 もう一度なんてあるのか? あるのならばその時を…… いや、そんな定かではない希望を抱いたって苦しいだけだ。 「……怖いとかじゃない。警告してるだけマシなはず」 ガリガリ、ガリガリ。 綺麗に手入れされた爪であれ、多少は鋭い。 夢でも掻き毟れば血が出るのだろうか。それならば、そろそろ。 「どうでもいい。これから覚めても地獄が待ってるだけ。 この世界で穢れた私が生きてる限り、夢も現も変わらない。 ……あぁ、でも起きた方が都合はいいかな。 痣を削いでみたり、試せないし」 (-104) 2024/02/07(Wed) 23:50:50 |
【秘】 掃除屋 ダーレン → 飄乎 シヴァ「……そうかよ」 ぐ、と柄を掴む手に力を籠める。 出来るのなら、誰も手に掛けたくはなかった。ましてや、弟分であったあなたであれば猶更だ。 それでも。 男には引けないだけの理由があったのだ。 「これで、あいつにまた」 あなたが首を縦に振らないうえで、何もしないのなら。 首を圧迫して、気を失わせることになったはずだ。 呪いの装備によって、結局のところは痣が発光することはないのだが。 失敗した後は、適当な酒場に放り投げていることだろう。酔いが回って倒れてた、なんて伝えて。 (-114) 2024/02/08(Thu) 4:30:47 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「技術面とか人間的には認めてるけどなァ、 そうじゃねェって? あははごめんて」 「とりま、うん、応援アリガト。素直に受け取れるワ? 俺ちゃんのコトはいつかに振り返って、 そう言えばあんなヤツいたなとか思ってくれたらいいよ」 忘れてくれてもいいけどサ。付け足してわらう。 忘れろとは、彼は言わない。 自分が相手の立場だったら、忘れるなんてしたくないと思うので。 「てか帰れるってなったら全然黙って帰る気だったけど、 知られてンなら挨拶くらいはしに行ってもいいな。要る?」 これだけ聞いたらお開きかな。そんな空気感で、欄干の上に立ち上がった。 (-118) 2024/02/08(Thu) 15:38:04 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー「もう一度云々ってこの人の思い込みなだけだから知らね。 俺ちゃんも現にお告げで一度きりとかどうとかは 言われンかったしやっぱわかんなかったなって感じ」 「てか穢れた私とかすげェコト言うね、宗教上の理由? ああこの宗教って神様云々じゃなくて、こだわりとか、 単純に信じているモノとか、そんなくらいのヤツね」 「あ、これ中身聞いているわけじゃなくて 反射で口から出ただけの言葉だから全然流してていいよ」 若干オーバーに両手を動かして、一呼吸の間が置かれた。 「…何、俺ちゃん知り合いが目の前で自傷行為していても 結局止めンし事情も別に聞いてやらン薄情者だけどサァ、 可能な限り望む通りになればいいとは思うワケ、 聞こえた小さなコトくらいはね」 すい、と右手を伸ばしつつ、そんなことを言う。何が言いたいのだろう、なんて思ったかもしれない。 痣を削いでも試しても無駄だと思うとか、そうしたことは彼は言わない。どんなに見込みが低くても実際にするまでは分からないし、成果がなくてもその行いに意味はあると思うので。 → (-120) 2024/02/08(Thu) 16:17:02 |
シヴァは、即時換装スキルを使った。右手に魔法銃が握られる。 (a5) 2024/02/08(Thu) 16:18:36 |
シヴァは、撃った。 (a6) 2024/02/08(Thu) 16:19:20 |
シヴァは、数拍の後、もう一発撃った。 (a7) 2024/02/08(Thu) 16:19:37 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 仕立て屋 エリー/* 御機嫌よう、お付き合いありがとうございます。いけるかなと思ってやりました。PL文にて補足をさせていただきます。 銃弾は普通に急所狙いのダメージを与える弾だったことにしてサッと目覚めても構いません。 銃弾はマヒや睡眠の弾だったことにして、夢で意識を取り戻して情報を得てから改めて現実で目覚めても構いません。 この夢で得なくても、普通に起きた時に妙な光景を見たとか、そういうことをされてもOKです。 そもそも別に情報とかなくていいならスルーでいいですしね! シヴァの方はエリー嬢を撃った後に自分を撃ってさっさと目覚めました。(別に可能性を消し切れるわけではないけど、)女の子だと思ったエリー嬢の意識がない間に何かをした時間なんてなかったという事実を自分の中で作りたくて。 そんなところでしょうか。ぶん投げが過ぎる点は申し訳なく思いますが、どうぞ良きように調理してくだされば幸いです。 (-122) 2024/02/08(Thu) 16:20:58 |
【独】 飄乎 シヴァ/*#m_シヴァ お前死ぬのこわいのにこういうところで人殺したり自分死ぬのはいいの? 殺ししない言うててここで人を殺したのもいいの? これ現実に記憶しか反映されない夢だもんマーサ嬢の時ので学んだ。 冒険者していてここは現代日本にいた頃よりマヒしてるんだよな、感覚。死はこわいけど死なないのがわかっているなら削っていい。痛みだって必要コスト。現実で本当に誰かを殺してしまわなければセーフ。 …には普段はならないな? ずっとこわいこわいの中にいるから、相手もこわいこわいの意識が長引かない方がいいと思っちゃうのが優先されてる。 死ぬのってデカい衝撃だぞお前知ってるだろ。殺した弾ってことになったら、今気が回らなかったんだろうな。 落ち着いてるようでやっぱおかしくなってるんだよねシヴァ、おおよしよし。 (-125) 2024/02/08(Thu) 16:36:37 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ彼とは多分似た者同士なんだろうな。 第三印象はそんな感じだった。 心配ごとや不安なことは、こういう理由から平気だと言ってやって。 おどけた態度に本心を混ぜて、拾われなければそれでいい。 そういうムーブをずっとしている。 このオモテ面、楽だよな。 本気のことも本気じゃないように見せやすいから。 それに、自分のことだって騙せる。 俺が素の俺のままでこの世界を生きていたら、 多分、あまりもたなかったと思っている。 こう言ったんだから、人がいる所では言った通り見えるようにするべきだ。 それでなんとか立って歩けた場面も、少なからずあるから。 【 彩雲の夢 】 (D6) 2024/02/08(Thu) 16:37:45 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ彼が気にしていないと言ったところの 大体は本当に気にしていなさそうだったが、 あそこは気にしていただろうと思う。 誰かに必要とされたい。生きる理由になってほしい。 素直に求めるのも重いもんな。 わかるよ、ああいう言い方になるの。 半分冗談だって予防線を張って、自分の気も楽にしておくんだ。 いつかに誰かに願いを叶えてもらえればいいと思う。 そう思いはしても、自分はやっぱり叶えてやれないから。 気持ちはわかるよってだけ勝手に投げて、 あとはバカな話をしていたんだ。 【 彩雲の夢 】 (D7) 2024/02/08(Thu) 16:38:08 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 飄乎 シヴァ銃声が聞こえた。 普段なら避けることなど他愛もない。 銃口と指の動きさえ見ていれば弾をナイフで弾くこともできる。 けれど、これで楽になれるなら。 そう思ってしまった。夢の世界で撃たれても、楽になるはずがないのに。 寧ろ、ここが安息の地だったのかもしれない。 曖昧になっていく意識の中、このまま全ての夢が覚めればいいのに。そんな都合のいいことを思っていた。 (-127) 2024/02/08(Thu) 17:23:32 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ道で彼女を見かけて、丁度いいと思った。 大したものじゃないよって、なんでもないように贈り物をして、 なんでもないようにそのままついでの買い物をして、 それで終わりにするつもりだった。 やっぱり気付くよな。いや、気付いていないか? 商品に対して真摯に振る舞っているだけで、深い意味はない。はず。 そう思いはしても動揺は明らかに出てしまって。 それで、半分逃げるように去ってしまった。 放っておいてくれるといいな。多分そうしてくれるよな。 そこまで仲良くないからな、俺がみんなにそうしてきたからな。 そんなことを改めて思って、微妙な気分になっていた。 こんなかまってちゃん染みた気分なんて、 持たないで来られていたのにな。 【 彩雲の夢 】 (D8) 2024/02/08(Thu) 19:46:48 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「もう少し長くその先も見てほしかったのよ。 大層な夢だと思うかもしれないけど、ブランドを持ってみたくてね。 家族とは違って怪しくない、ジュエリーショップを兼ねた情報屋になりたかったのよ」 忘れるような相手かしら。 忘れられるような相手かしら。 それでも忘れてもいいという言葉には「ばかね、」と些かここには似つかわしくない笑みを返してみせた。 あなたと付き合いたいと言った身であるけれど、あなたが往きたい場所に行けることが喜ばしいことであるはずだから。 「いるわよ。だからそれと同じことを返させて」 「……"私"からの挨拶はいる?」 それは今日限りの話ではない。 女が先程から話している言葉と以前の行動は、全てあの子という視点で使っていた。 (-133) 2024/02/08(Thu) 20:15:44 |
【雲】 彼方をのぞむもの シヴァ──視界のことがバレた。 俺が失敗したこともあるが、流石の賢人具合と言うか。 元々思いはしていたが、よく気が付く人だ。 なんだかずっと、自分を心配する母親に叱られているみたいだった。 この世界の母はああだったから、 こういうやさしさに触れたのは本当にしばらくぶりで。 失敗に情けなくて恥ずかしくなる気持ちと同時に、 泣きそうな気分にもなった。 それは、バレていないだろうか。 どうだろうな、分かった上でとぼけてもくれそうだ。 とぼけると言うかなんと言うか。 「あなたがそういうことにしたいのなら、 そういうことにしてあげましょう」 そんな、許容の精神があるように思う。 【 彩雲の夢 】 (D9) 2024/02/08(Thu) 20:35:41 |
【置】 飄乎 シヴァ ──目が覚めたのは、何か予感めいたものがあったのかもしれない。 窓の外に白む空が見える。 太陽自体はまだのぼっていない、そんな時間。 寝直すか否かを考えて、 何かが身体をスーッと通り抜けたような、そんな気がした。 寝起きのまだ思考の定まらない頭でその正体に気を向けようとした時、 ごとん、硬いものが床に落ちる音がした。左手首が軽くなる。 ──外れた? アレが? 咄嗟に思い浮かんだ疑問の答えを確かめるべく、 左手を視界の真ん中に持ち上げてみた。 ──なにもない。 飛び跳ねる勢いで起き上がって、左手首を触る。なにもない。 本当になにもない、なくなった。 今の気分を象徴するように 窓から陽の光が差し込んで来た時、 ──あの声が聞こえた。 (L1) 2024/02/08(Thu) 20:48:40 公開: 2024/02/08(Thu) 21:00:00 |
シヴァは、 「ああああああああああああ!!!!!!!!!!!」 (a8) 2024/02/08(Thu) 20:59:33 |
シヴァは、明け方、宿で絶叫した。 (a9) 2024/02/08(Thu) 20:59:38 |
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