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【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノそれじゃあ焼いたもの──牛のステーキにしようか。 君からひとつロゼッタを受け取り、それへと挟み込む。 食欲がある状態であればそれはとても、 ご馳走に感じるのだろう。 君に導かれ、広場の一角へと向かう。 ベンチを通り過ぎる時、横目にそれを見やるが、 だからといってあそこに座ろうと口にする気はない。 「…あぁ、お気遣いありがとう。 お察しの通り人が減りすぎて仕事量で困っているよ。 だからといって挫けるわけじゃないけどね」 俺は無敵だからね。それくらいじゃ折れないんだ。 「休みは……そうだな。落ち着いたら取るとしよう。 今はまだなかなか難しそうだからね。 その時は有給を使い切る気で届けを叩きつけようかな」 (-199) 2023/09/21(Thu) 15:23:18 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ「…おや、君は俺に構って欲しかったのか。 それはすまない、愛しの君のラブコールに気付けなかったよ」 それなら君のためにも有給を取ろうかと、 冗談めかすような笑顔は張り付いたように浮かんでいて。 リヴィオは、リヴィオ・アリオストはいつだってそうだった。 こんな状況でさえ、"いつも通り"だった。 君に問われて尚、変わらない笑みを浮かべていた。 「……ふむ、何か心配事でもあったのかい? 無理をした覚えはないんだが、参ったね。 君にそんな心配をかけてしまうなんて不甲斐ない」 嫌われていない。心を開かれてるとは思えない。 そのどちらをも否定せずに言葉を並べ、 おどけるように肩を竦めてみせる。 きっとこれは、きっかけなんだと感じながら、それでも。 (-226) 2023/09/21(Thu) 18:29:50 |
リヴィオは、リヴィオ・アリオストは幸福な人間だ。 (a11) 2023/09/21(Thu) 18:30:04 |
リヴィオは、だから、いつだって笑顔なんだ。 (a12) 2023/09/21(Thu) 18:30:19 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ手に持つロゼッタはいまだひと齧りもせず、 ステーキの肉汁を吸い込み、生地を柔くしていく。 しかしどうにも、さっさと食べてしまおうと そんな気にはなれなかった。 「……ははっ、なるほど。やんちゃな俺か」 そういうのも悪くはないね。 だけどそれは、全く 真逆 と言っていいだろう。笑みを浮かべながら僅かに首を傾けて、 何かを考えるように海の向こうを眺め口を開く。 「…………残念ながら、それは気のせいだ。 ああ、しかしおせっかいは嬉しいものだね。 君が、俺のことを考えていてくれたってことだろう? 有難いことだね、君のような人に思われるってのは」 君にとっては破滅願望もやんちゃだろうか? 問う声はないが、薄らと浮かぶ笑みは少しだけ いつもと違うものにも見えてしまうのかもしれない。 君には一体、どう見えているんだろうな。 (-241) 2023/09/21(Thu) 19:55:43 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の花 ニコロ「……俺だって負けないさ」 君がどうしてそこまで己を想ってくれるのか。 君がどうしてこの手を握ってくれるのか。 明確に答えを得るとすれば、 やはりきっとまだ、未来があるなら遠い先の話で。 もどかしいと感じることはないが、 分からないってのはとても不便だ。 男は、額に押し当てるように引き寄せられる様子を 止めることもなく、ただ、眺めていたことだろう。 まるで祈るかのようなその様に どこか美しいなと感じたのは、本心で。 この夜がもう少しだけ続くといいなと そう感じたこともまた、確かな本心だった。 (-251) 2023/09/21(Thu) 20:37:33 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラいつもなら鏡を見てばかりの男も、 今日は書類に向き合って少しだけ忙しなく見える。 勿論、君の姿が見えたなら笑顔を見せて。 「…おや、ダニエラ君じゃないか。 丁度君に会いに行こうか悩んでいたところだった」 そう言いながら懐から取り出すのは、 近くのパン屋のフォカッチャ2つとお水。 飲み物は何が好きかを考えていたら迷い迷って。 結局、当たり障りのないものを選んでしまった。 押し付けるために差し出して、 受け取って貰えたなら満足そうに。 「……っと、すまない。 君の用件を先に確認すべきだったね」 (-287) 2023/09/22(Fri) 0:08:52 |
【独】 無敵の リヴィオ/* どの面過ぎて墓下に会いに行けなくてぇ でも本当は話したくてぇ どうしたらいいか分からなくてぇ… 死ぬしかない 隠し持ったチャカで ころしてくれって毎日言ってるのに ころしてくれって言う度に死ぬのは狼と知り合い どうしたらいい?狼連日死ぬんじゃないの?俺は? 置いていかれると子犬のように鳴くしかないよ 入村まで既知0だったのにどうしてこうなったんだ ゆるふわするって言ったのにゆるふわじゃない 狼窓でちょっと悪いことしてさっさと落ちるつもりだったんです 掴まれ…ッ 頼む 幼馴染幸せになってくれ 1期も相まって幼馴染には弱いんだよ (-294) 2023/09/22(Fri) 1:33:06 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ君の表情を見て、君の言葉を聞いて。 変わらず笑顔を浮かべ、その目元が少しだけ緩まった。 「…あぁ、君の分だ。受け取ってくれると嬉しいよ」 そのままフォカッチャ入りの紙袋と水の入った袋を渡し、 いつものように"君との日常"が始まるんだろうと そう考えていた男は、少し予想外だったのか 目を瞬かせ、それでも笑顔で頷いた。 きっとその間に君はデスクから椅子を引き摺って、 それで隣に、いるんだろうけど。 「あぁ、こんな事ならさっき食べるんじゃなかったな。 君との食事を満足に楽しめないのが残念だが、 嬉しいものだね。こうしてご一緒出来るのは」 こんな事なら忙しくなる前に誘えば良かったね。 そう言いながら、机の上を軽く整理し、 君の方へと体を向ける。 (-308) 2023/09/22(Fri) 6:50:50 |
【独】 無敵の リヴィオ/* 幼馴染幸せになってくれって言ったけど 後輩にもなって欲しいんですよね ていうか俺以外幸せになってくれ 俺は死ぬほどどうしようもないことをした訳じゃないけど 警察にはいられないなぁという感じなので とおいどこかへいくしかない 育ての親には貯金諸々全て渡しておこうな 引き取ってくれた恩と謝罪と (-309) 2023/09/22(Fri) 7:06:22 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ差し出されたフォカッチャ1つを受け取り、 取り出したティッシュの上に。 フォカッチャは男が好んで買うパンではあるが、 食べたあとで食欲がないのか直ぐには手をつけようとしない。 無理をしている訳ではないから、 ゆっくり食べるよと君に言葉を返して。 「…あぁ、引き継ぎする間もなく人が減った分、 こうして残る人員に回ってくるものだね」 端に寄せた書類に手を置き、 髪を整える暇もないんだと冗談まじりに笑った。 少し乱れた髪も今はそのままだ。 「それに、戻ってきた時に残っているものが多いと困るだろう。 少しでも減らしておけばきっと楽になるから」 そのためにもいつも通りに、 いつも以上に頑張る必要性があった。 (-336) 2023/09/22(Fri) 10:12:26 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ皆が戻ってくる日があるか。 それは未来で、明確に答えにするのは難しい。 しかし、戻らないと断定することも、また。 君の問いに、首を傾け、悩むような仕草。 「……上の考えることは分からないし、 俺個人として知ろうとは思わないが」 「摘発する側はそうせざるを得ないのかもしれないね。 恐らく上からの命令で、それって圧力だろう? 止まりたくても止まれないとか」 どうだろう、真実は当人に問うまで分からない。 お上は警察とマフィアに等しく法を執行することで、 従順な軍隊でも作ろうとしているのか。 「何にせよ、答えは俺には出せないし、 話が聞けるなら聞きたいところだね」 それは上にではなく、そうせざるを得ない者に。 (-401) 2023/09/22(Fri) 18:36:53 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ「…はは、そうかい。それはとても光栄だ。 君に口説かれる日が来るとは思わなかったよ」 一体何が欲しいんだ?甘いスイーツかな? それとも刺激のあるご馳走かな? 話し続ける君の表情を眺めながら、 男はほんの一瞬動きを止め、しかし笑顔は崩れない。 あぁ、本当に熱烈な口説き文句だ。 「随分と突然すぎるが、心配事の他に悩みでもあるのかな。 それに君からの提案ってのは一体なんだろう」 「 俺の 、俺達 の望みってのもよく分からないな。突然すぎて、俺には理解しかねるよ……ルチ」 鈍感なbambinaやdonnaじゃあ、 怪しい勧誘と勘違いして訳も分からず逃げてしまう。 「詳しく聞かせてくれるかい──愛しの君」 (-408) 2023/09/22(Fri) 19:19:41 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ男の机上、置かれたフォカッチャは まだ歯型もなく欠けもない。 問いかけにまた首を傾げ、指先で顎を撫でる。 「そうだね、もしも悪い人だったら。 そうだったら……いや、逮捕よりも皆の解放を願うかな」 「一人を逮捕しても何も変わらないだろう? だったらそう願う方が現状を変えられそうだ。 最も、俺のこれは願いや望みってやつなんだろう」 希望論でしかないもしもだが、 だったら同じ目に合わせようというのは堂々巡りでしかない。 リヴィオ・アリオストは、そう考えている。 「……君なら。君ならどうする?ダニエラ君」 それじゃあ君は、問う君はどうだろう。 同じように雑談の延長線、その続きを君と続けよう。 (-418) 2023/09/22(Fri) 20:21:54 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ男は、君が語り終えるまで、 いつも通りの様子で全てを聞いて。 緩い瞬きを繰り返し、やがて海の向こうへ視線を送る。 「…君の言っていることは、よく分からないが」 「こう見えて自撮りはしないタイプで、 猫の写真はフォルダにない。俺は撮らない。 家族は生みの親とは別に育ての両親とその実子である弟が一人。 職場では至って真面目に生きてるさ、俺はね。 怪我は……心配してくれているのかな? まだ 平気だよ」「これくらいのこと、わざわざ調べる必要はない。 君が聞きたきゃいくらでもくれてやる」 聞きたいのはこの言葉ではないのだろう。 それでも、今崩せばこの先もまともに息が出来ないと。 最後まではやり切ることを決めたからこそ、 傷による症状を無視して、笑顔を浮かべ続ける。 緩い瞬きを繰り返す。 その額に滲む汗は、決して動揺からのものではない。 ▼ (-487) 2023/09/23(Sat) 0:42:36 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ要らない。こんなもの、要らない。 気持ち悪い、死ね。死んじゃえ。 殺す勇気もないくせに、汚い言葉で ソレ を罵り続ける、馬鹿な女の夢を、繰り返し、見続けていた。 だから俺は、あの日からずっと、要らないものだ。 俺は、無敵な人間であることが己を守る術で。 嘘ばかりの仮面は臆病さを、劣等感を隠すため。 自分を守るための仮面だったというのに、 "嘘"に抱かれる憧れや期待、優しい眼差しが怖かった。 引き取ってくれた両親は優しい人達だった。 実子が生まれるとわかるその日までは、 多分、きっと──愛されていた、はずだった。 俺は、本物には、なれない。 ずっと、人を、愛する方法が分からない。 全てに疲れてしまった。壊して、消し去ってしまいたかった。 無敵な人間であることも、嘘ばかりの俺も。 本当の俺は誰かにとって、必要とされる人間ではないのだと。 【A.C.A】になることで、終わらせようとしたんだ。 この道を誰かに理解されようとは、思わない。 ▼ (-489) 2023/09/23(Sat) 0:44:58 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ「……なかったことにする必要もないさ。 それを判断するのは君で、俺じゃない」 「………君を捕まえる利点も、分からないな。 何故、そんな提案をするんだ? 答えてくれよ、ルチアーノ。何がしたいんだ?」 「君はなぜ俺に、それを望む」 【A.C.A】であるとは、口にしない。 しかしそうではないとも、口にはしない。 君が知っているか知らないか。 そんなことよりも、 君の 利点になるとは思えない提案をその提案を今ここで、告げる理由が知りたかった。 だって俺は、君の全てを知らない。 (-490) 2023/09/23(Sat) 0:45:27 |
リヴィオは、" "な人間だ。 (a18) 2023/09/23(Sat) 0:47:02 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ「………そうかい」 頷いて、けれど変わらない笑顔で君を見つめる。 男のこれは出来ている訳ではなく、 リヴィオ・アリオストの模範的解答と言えるのだろう。 最も、君にそんなことが伝わるはずもないのだが。 「……そうかも、しれないね。 逮捕した人間が悪いやつなら、そうなるかもしれない」 罪のない人間は、暖かな部屋に帰るべきだ。 あんなに狭く、冷たい空間にいるべきではないのだろう。 君の答えはとても正しい。 綺麗事よりも、とても正しかった。 「だから、ないとは言えないかもしれないね。 …未来ってのは、分からないものだ」 その 出来すぎた 未来が訪れないとは、決して、言い切れるわけもない。 君の本心は、奥深くまでは理解出来ないが、 君を見つめる男の表情はいつもよりもずっと、 柔らかで、少し、苦しげにも見えたかもしれない。 (-497) 2023/09/23(Sat) 1:15:52 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ君に語ったのは、"今更"だったから。 本当は、君が提案せずとも"君だった"んだから。 理由?…そんなの決まってる。 "仲間"が名を挙げた一人。それが君だった。 俺は、誰でも良かったんだ、命令さえあれば。 誰でも良かったんだ。……だけど。 俺がそうする相手は知らない誰かじゃなくて、 こうして語れる君で安心したのは誰にも教えてやらない。 勿論、同時に苦しくなったこともね。 誰でも良かった、というのは少しの嘘。 それは自分を納得させるための、嘘だ。 誰でもいい訳がない。 でも、そうするしかなかったんだ。 もう後戻り出来ない先で、そうせざるを得なかった。 ただ、それだけの話だ。 だって断れば俺の可愛い後輩に声をかけるだなんてさ、 そんなこと、言われてしまったら俺は、 選ばざるを得ないだろう? その上で丁度いい機会だと考えたんだ。 仲間にも言わなかった、内緒の話。 ▼ (-548) 2023/09/23(Sat) 8:50:50 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ「…はは、生憎本当に仕事が忙しいんだ。 今穴を開けるのは難しい、せめて来週かな」 リヴィオ・アリオストは署内で可笑しな人間。 そんな評価を受けてはいるだろうが、 昇進の話が渡されるほど、真面目な一面もあった。 勿論、これ以上上になんてお断りだけどね。 「全く、上の人使いの荒さには困ったものだよ。 無敵ってのは完璧とは違うんだからね。 俺が何でも出来る訳がないだろう」 だけど、帰ってくる人間のためにも。 その可能性を残したい、 一人の人間 としても。すべきことを。 いや……出来ることを。 ──最後まで、成したかった。 ▼ (-549) 2023/09/23(Sat) 8:51:46 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノすっかり冷えきった 牛のステーキが挟み込まれたロゼッタを一瞥する。 ここ最近ずっと、腹が減らなかったせいか、 まともな食事を取っていなかったんだが、 やはり食べる気にはなれないな。 君に押し付けるように渡してから、 仲が良い友人のように、肩を組もうとする。 その体が異様に熱いのは多分、君にも伝わる。 右手にだけ嵌めた黒手袋は、傷を隠すためだった。 「……いいよ、分かった。君の提案に乗ってやる。 彼女、様子がおかしいから気になっていたんだ。 俺の目に狂いはないようで安心したよ」 「罰が欲しいって訳じゃあないが、 彼女が動かざるを得ない状況になる方が 話がしやすくて、良さそうだしね」 座らせてやりたいってのは同意だ。 あの小さな体に背負う物を、 俺はきっと理解しきれないんだろうが、それでも。 囁くように潜めた声で君に告げながら、 男は、翠眼を細めて笑い返した。 リヴィオ・アリオストは嘘吐きだが、 その言葉たちに本音がない訳じゃあなかった。 ▼ (-550) 2023/09/23(Sat) 8:52:30 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ「…あぁ、しかしニコロはともかく、 アリーチェ君の名前が出た理由が分からないがまぁいいか」 彼女にも何か隠されているのか。 暴くには、どうにも時間も体も足りなさそうだ。 それに、ニコが彼女を白だと言った以上、 手を出そうとは、思わない。 君が肩を組むことを受け入れて、 その身を寄せられていたのなら、そっと離れて。 「…はは、君も 物好き だったか。俺を好きなんて変わっているよ、本当にね」 好きだとか、嫌いだとか。愛だとか、恋だとか。 真っ当な愛情を受けられなかった男には理解し難いものだ。 だけど悪くないなって思うのは多分、 未来を惜しいと感じてしまったからなんだろうな。 俺にはもう、今更だというのに。 「……全部終わったら、酒が飲みたい気分だ」 そう口にする男の表情は、リヴィオ・アリオストではなく、 君と友人になりたかった "リヴィオ"としての柔らかな笑顔が浮かんでいた。 (-551) 2023/09/23(Sat) 8:53:52 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ「来るといいね、そんな未来」 君と同じような言葉を繰り返す。 変わらない笑顔で君と笑い合う。 そこだけはまるで、法が発表される前のようで、 "いつも通り"の二人のようだった。 男の机に置かれたフォカッチャは、 やはり満腹なのか手を出さないまま。 君のそれが欠けていくのを少し眺めて。 「そうだね、今は……同じくらいかな」 最近見た子犬がとても可愛くてね。 あの可愛さには流石に無敵も眩みかけたよ。 笑いながらそう付け足して、 傾げられた首に合わせるように首を傾ける。 それから「君は?」と問いかけて、 反応とその答えを待った。 (-557) 2023/09/23(Sat) 9:20:58 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ「おや、まだ会えていなかったか。 ……それじゃあ」 「それじゃあ、今度一緒に犬カフェに行こうか」 犬カフェ、君とならきっと楽しいから。 リヴィオ・アリオストは落ち着いたら行こうと、 未来の話を君にする。 それから、手を合わせる君に頷いて。 「はは、君との話に夢中になってつい、ね。 どうせまだまだ業務は残っているし、 きっとお腹も空くだろう。後で食べるよ」 元々君にと買ってきたものだが。 分け合うってのも素敵なものだ。 このままいただいていくとしよう。 (-573) 2023/09/23(Sat) 10:23:31 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ「勿論、実は俺も気になってたんだ」 今まで一度も足を運んだことがない動物カフェ。 一度どんなものなのかをこの目で見てみたかった。 それに、君が笑顔になれたらいいなと考えたんだ。 流石にそれは内緒のままだが。 立ち上がり、手を伸ばす君を眺める。 何かを口にすることもなく、 君が施してくれる様子をただ黙って見ていた。 ▼ (-627) 2023/09/23(Sat) 14:34:21 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラもしも、君が少しでも男の額や頬に触れたのなら、 異様に熱を持っていると感じられるかもしれない。 勿論、普段触れることがなければ、 男の体温が高いだけの可能性はあるだろうが。 ──だって男は、"いつも通り"だ。 きっと、気のせいだった。 ▼ (-628) 2023/09/23(Sat) 14:34:45 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ満足げに微笑みながら離れる君を確認した後、 飾られた犬のヘアクリップを見るために、 机上の鏡へと手を伸ばす。 「……今日も素敵だね。 本当に、いつもありがとう」 そうしてそれを目にした途端、緩やかな笑みを浮かべ、 噛み締めるように君に、改めての感謝を告げる。 こんな時だからこそより丁寧に、 その日常への思いを伝えたかったからこそ。 いつだって、君からの贈り物は嬉しいものだった。 (-629) 2023/09/23(Sat) 14:35:18 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 花浅葱 エルヴィーノ夕暮れ時、それまで忙しなく働き続けていた男は、 壁に飾られた時計を確認して席を立つ。 そんな男の姿を見つけるのは部署内か、あるいは廊下か。 どちらだとしても、 君の姿を確認すれば手を振って軽い挨拶。 ただ、君の意中の人物が自身だとは考えなかったのか。 呼び止められれば目を丸くして、首を傾げる。 「…ふむ、何か大切な用かな。 勿論、俺で良ければ力になろう」 君の思いを伝えてごらん。 力になれることなら、力になろう。 (-632) 2023/09/23(Sat) 14:48:28 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ君に礼を告げて、今日も「また明日」の約束をする。 きっと今日の終わりもそうなるのだろうと考えていたからか、 再び伸ばされる君の手にほんの少し驚いて。 でもだから払い除けるなんてことはない。 君の手を、払い除けるはずがなかった。 頬に触れる手に左手を重ね、緩く微笑む。 「…少し、働きすぎたのかもしれないね。 あぁ、しかし君のおかげで楽になったよ。 だから平気さ、心配ありがとう」 揺れる髪の下で滲む汗も気の所為だと感じられるほど、 いつも通りに笑う男は、問題ないと口にする。 その笑顔には確かに、不安がる要素なんて欠片もない。 男は、重ねた手を直ぐに外して、君の手を自由にする。 (-644) 2023/09/23(Sat) 16:10:57 |
【独】 無敵の リヴィオ/* 緩い既知と狼窓から様々が起きすぎて ずっとキレてるかイヤだよーーー!!してたな 4日目も怒涛の勢いでドラマしてた あとクロスカウンター襲撃になりそうなの こんな展開…あるんだなぁ……と思ってたら 運営チャンからの開示請求で何でぇ!?になるし エル、協力求めながら開示請求するなよ ルチはなんか…なんか提案してくるし なんか、なんか……なんなんだ? 覚悟を決めて墓下の牢屋に声掛けに行くけど もー…最後走りきるしかないな…… どの面で?になるのが本当にイヤ この面です (-647) 2023/09/23(Sat) 16:38:52 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ笑顔が消えた君を見て、 同じように男の表情からもいつもの笑顔が消える。 代わりに浮かぶのは、 リヴィオ・アリオストという無敵で幸福な男とは違う、 どこか弱々しくも見える一人の男の笑顔だ。 しかしそれもほんの一瞬のこと。 きっと気のせいだと思えるくらいの間だった。 「……ありがとう、ダニエラ君。 君の仕事が増えてしまうのは困るから」 「………明日、明日の午後に休みを取らせてもらうよ」 動揺と混乱の続くこの署内で、 まともに仕事に手をつけている人間は少数で。 明日が来るとも分からない今、 今日に頑張る必要があった。 誰がその行いを誉める訳ではないと、知っていて尚。 「辛くなったらその時は早めに早退する。 だから、大丈夫だ。心配をかけてすまないね」 (-670) 2023/09/23(Sat) 18:13:48 |
リヴィオは、「これじゃあ無敵失格だね」といつも通りに笑う。 (a25) 2023/09/23(Sat) 18:15:07 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ「…あぁ、絶対だ。君に約束をしよう。 明日は必ず、午後からは帰らせてもらうよ」 君のその奥底までの感情を理解するには、 語り合うには今この場では時間が足りない。 男が気付いていたかさえも分からない。 ただ、君にいつものように笑いかけるだけだ。 「勿論、早く治して元気に働くとするよ。 半日休めば仕事の疲れもぱっと取れるさ」 「…よし、それじゃあ明日のためにも 仕事の続きに向き合おうかな。 話が出来て良かったよ。 犬カフェの件もまた後日話そう」 楽しみにしているよ。 そう付け足しながら端に避けた書類を元に戻し、 フォカッチャは空の紙袋へと仕舞って鞄の中に。 君が立ち去るようであれば手を振って、 その姿を見送り、業務の続きへと戻るのだろう。 (-686) 2023/09/23(Sat) 20:33:15 |
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