人狼物語 三日月国


119 【身内RP】夜空を駆ける年越し汽車【R15】

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視点:


【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─展望車両─


[母の実家を出たばかりの頃は
誰かと軽く肩が触れるだけでも体が強張った。

しかし幾ばくかの逃亡期間を経てから
ある日、自分に伸ばされた大きな掌。
──最初に伸ばされた手は、父ではなかったように思う。

以来、男性に触れらた時には人並な反応ができる。
今は、女性だって手袋を嵌めていれば大丈夫だ。


目の前の青年は、自分とそう変わらない年頃に見える。
だから、あの時の男性ひとではないはず。

けれども、あの時と似たような温かさは感じて
髪の上に手が載せられるのを受け入れた>>0:448]

 はーっ。
 ……ちょっと、怖かったです。ドキドキしました。

[
顔がいいので、余計にドキドキしちゃったじゃないですか!!
]

 ……国際的な機密に首突っ込んで、王子様の逆鱗に触れたかと…

[何とか誤解は解けたようだが、ほっと一息つく間もなく
“ソレ”
と言われた部分を、反射的に隠す>>0:449]
(18) 2021/12/29(Wed) 14:57:21

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 …………右手のは消えたんですよ。左手だけ残ってる。
 職業柄、手袋を嵌めていることが多いもので
 そのままにしちゃてるっていうか。

[
…特に女性のお客様の前では必須なので。


さすがにその言葉は続けなかったが、なんで話してしまったのか。
初対面の彼に話すようなことではなかったのに。

心の中にある
秘密わだかまり
を言い当てられたようで。>>0:451
それでいて何かを後押しされたような気もして。
しばし目を逸らした。]
(19) 2021/12/29(Wed) 15:00:10

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[しかし、相手が名乗った時には、目を丸くしてしまう。>>0:452]

 …え!
唯の
?!
 嘘でしょ、オーラがなんか一般人と違いますよ?!

[思わず、そんな言葉が出た。例えばスターだとか、あるいは王族だとか。そういう選ばれた人が纏うオーラ。目の前の青年にはそういうものを感じる。

“唯の”っていうのが、かえって嘘くさいです!


──けれど、取り合えずは詮索しないでおこう。]

 『唯の旅人』っていうのもカッコいいですね!了解です。
  ……では、旅人のルキさん、僕はこういうものです。

[『ジュエリー・タカマガハラ』の名刺を差し出して名を名乗る]

 ユーリ・タカノ。
 ユーリとお呼びください。

[将来のお客様というよりは
会社の広告塔にスカウトしたい人材だと思ってしまったのと
(キャッチフレーズ
『王子様の指輪をもらうのは誰?』

相手が旅人と名乗るなら、様付けは不釣り合いな気がして
ひとまず「さん」付け呼びにさせてもらおうとする。
その呼び方が好まれないなら、訂正するつもりだ。

またな、と手を振るルキの背中を見送ってから、個室に戻ろうとする>>0:453

空の色は変わり始めていただろうか。]**
(20) 2021/12/29(Wed) 15:03:07
(a4) 2021/12/29(Wed) 16:19:22

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─展望車両─


[フットランプが、
ぽぽぽっ
とと灯り始めた。>>0:n4
 
空の色が変化していく様を見ていたら、
思ったより長居をしてしまったのかもしれない。

……一度自室に戻ろう
]**
(25) 2021/12/29(Wed) 17:27:53

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─展望車両─


[フットランプが点燈しきる少し前のこと>>25


かの王子はまだ去り際だったかどうか>>0:453
最後まではその背中を追わずに、魔法障壁の方に視線を移す。

天井まで繋がる魔法障壁から、
オレンジ色の光
が差し込んでくる。

やがてミズナギのアナウンスがかかる]

 ……もう出発の時間になっていたのか。

[ほどなく、ほんの少しだけ上体がかくんと揺れた。>>1
よいタイミングだったと、
部屋に戻る前に景色を見ておく気になって
踵を返して窓近くの座席に座ることにした。


それから間もなくだったろうか、アンジェの声が響いたのは>>33

もしかしたら、その後に新たな乗客と出会うこともあるだろうか?>>1:30]*
(35) 2021/12/29(Wed) 21:05:23

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─回想:展望車両─


 他人の秘密は密の味と言いますけどね。

[ちょっと考えてしまったではないか。
秘密
の共有という誘惑について]
 
 ……え!なんです?いいだけ煽っといて「ないしょ」?

[囁く声が聞こえてしまった。>>36
──でも、僕は手首ならぬ“脛に傷持つ身”だから
]
 
 あ、いや、詮索は好きじゃないです。

[──僕は子供の頃、両の手を縛られていたんです。
今ここであなたには言いませんけど。
僕が最初に言うとしたら、それは…
]

 
消えてほしいですよ…!


[そこだけ少し語気が荒くなった。
……でも、今ではわかっているのだ。
母だけが、悪かったのではないと。
]
(55) 2021/12/29(Wed) 22:59:49

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 ……や、やめて下さい!

[左手首に触れられて浮かぶ表情は
嫌悪
だけではなくて。>>37
逆にそうなるであろう自分を
嫌悪
するのだ。]

 脱げますから、自分で。
 何でもないんです、ほら。

[左の手袋を脱いで、握手を求めようとする]

 ああ、そういえば、どこかの国では左手は不浄なんでしたっけ。

[貴方のお国はどうです?なんて聞きながら、右手の手袋も脱いでみせる]


 …………

[幾ばくかのやり取りがありつつ、名刺は受け取ってもらえたようで>>38]

 ……また?

[“またな”って、二度言ったのだろうか>>40>>0:453]**
(61) 2021/12/29(Wed) 23:03:07

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─現在:展望車両─


[こちらから声をかけようかと思ったが
あちらも気づいてくれたようだ>>44

勿論、手袋は嵌め直している。]

 ……あ、先程はどうもありがとうございました。
 父の名前を入れて下さって>>7
 そして、その、咄嗟に僕の分までお願いしてしまい……
 あの後、手帳はしっかりしまってあります。大事にします。

 ランチコンサート、旅の想い出の一ページとして
 忘れられないものになりました。

 そういえば、演出も素敵でしたよね。>>14>>0:444
 アンジェ様の背中に…こう、羽が生えて。
 びっくりしましたよ。
 アドリブですよね?
 あの瞬間、歌声がさらにのびやかになって。
 お二人の息がぴったりあっているように見えた。

 ……鍵魔法って、魔力の道を開くんですかね。
 どういう応用なのかな、あれは。
(62) 2021/12/30(Thu) 0:01:32

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 …あ!本当だ。とても綺麗ですね。>>45

[視線を障壁の方に戻して。

……貴女達も羨ましいくらい綺麗でしたよ。
二人の天使アンジェとジブリール
さすがに、それは口には出さない。

──だって、僕の背中には翼がない。
僕は天国の門をくぐれないのだから。
]

 
 おや、弊社に来て下さったことが?>>1:45
 
[そんな想念はおくびにも出さずに
セールストークに入ろうとした]**
(63) 2021/12/30(Thu) 0:03:16
(a13) 2021/12/30(Thu) 0:18:28

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─現在:展望車両─


 父には垂涎ものだったでしょうね。
 でも、ご縁あって乗り合わせたのが奇跡なんだから。
 父には我慢してもらうしかないでしょう。
 そうそう、後で切符を頂いたお礼を
 ミスター・ニコに改めて言わなければね。

[魔法使いでないと聞けば>>90]

 アンジェ様の声だって神に愛されたような天与ギフト。
 素晴らしい魔法と変わらないのではないですか?
 でも、しっかりトレーニングなさってるのも感じられました。
 アドリブにも、キーが揺れなかった。

[次に『ジュエリー・タカマガハラ』に関わる話を聞く>>45>>90]

 ああ、そうか。もしかしてスタイリストさんの御用達で?

 ……ご自身でも?それは光栄です。
 
 旅行中でもそれなりの物はいくつか持ち合わせています。
 鞄の特別製の鍵を信頼していますからね。
 後で機会があったらお見せしましょうか。

[鞄ごと盗まれたならばどうするのかと
父に質問したことがある。
詳細は聞けなかったがノープロブレムだそうだ。
──もしかして何かオプションが付いているのだろうか。]**
(111) 2021/12/30(Thu) 12:55:36

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[営業トークを始めたグッドタイミングで
新規のお客様候補、もとい、若い女性がもう一人、
展望車両に入ってきたようだ>>82>>91

どうやら、アンジェと知り合いのようなので]

 あちらは、お知り合いですか?

[と、アンジェに聞いてみた]**
(112) 2021/12/30(Thu) 12:56:09

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─展望車両─


 今なら、絶賛、年末年始特別価格セール中です。
 お値打ち価格のお品もありますよ。>>114

 是非、次のステージアクセサリーの参考に
 後でご覧になるだけでも。

 
[そんなセールストークにかぶさるようにだったか。
アンジェが、女性の名を呼んだ。
手を振った先を視線で追うと、兎耳が見える。>>91

これはまた随分な精巧な作りの。
まさか本物じゃないよな

父の片眼鏡なら素材を見極められるだろうか。]
(136) 2021/12/30(Thu) 15:46:53

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 マジカルランド、知ってますよ。>>115
 母方の生家がハルモア島にあって
 僕は子供の頃、こちらで育ちましたからね。
 …まあ、随分と昔に行ったきりだから、
 もしリニューアルしてるのなら
 昔と様子が違うかもしれませんが。

[アンジュにそう言ってから、
名前を伝え聞いた女性に近づいて>>129]
 
 リエブル様、ですか?
 ユーリ・タカノといいます。

[こういう者です、と名刺を差し出した]

 そちらのアンジェ様にも説明していた所なのですが。
 もし、よろしければリエブル様もご覧になりませんか?
 あいにくと、今宝石を展開するには
 鞄を部屋に置いてきてしまったもので。


[さて、その後、話は弾んだのだったかどうだったか。
どちらにしても展望室にフットランプが灯った頃には
一度自室に引き上げることになるだろう**]
(137) 2021/12/30(Thu) 15:49:13
(a27) 2021/12/30(Thu) 17:59:53

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─夜の帳が落ちる前・展望車両─


[二人の視線から微妙に警戒の色を感じる。>>144>>151

僕が枕営業するタイプに見えるんでしょうか?
ちょっとショックです。
]

片方の女性の兎耳を
凝視してしまったのがまずかったのだろうか。
そういう性癖というわけではないですよ?
ガン見してませんから。ちょっと気になっただけですから。
]

 初めてです。
 そうか、本物なんですね?その耳。
(183) 2021/12/30(Thu) 21:44:36

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ


[元より、個室に呼ぼうとは思っていなかった。
女性に対する心の鍵は、まだ開いていない。
]

 あ、えーと。それでは一つご提案があります。
 この後、一度部屋に戻ってから、僕は仕事鞄を持ってきます。
 ほんの少しお時間を頂けますか?

 夜空の星の瞬きが強くなる前に、
 よければここで、宝石をお見せしますよ。
 星の瞬きが強くなる時間には、
 地上の宝石は夜空の宝石に負けてしまうでしょうから。

[二人の承諾は得られただろうか?

どちらにしても、一度部屋には戻るつもりだ]*
(184) 2021/12/30(Thu) 21:45:19

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─個室にて─


[待ってくれると言った二人を残して一度自室へ戻る。>>204>>210


クローゼットから鞄を出し、鍵に触れる。
──解錠。
手袋のままでも(指紋認証がなくても)
持ち主本人だと識別できる仕組みらしい。>>0:54

どこからどう見ても革製に見える、
小さくて薄いトランク型の書類鞄なのだが
解錠しなければ、大抵の武器では傷つけることができないらしい。

しかも開けば案外、外側から想像するより容積がある。

ずらりと並ぶ色とりどりのキューブの小箱。
スェード、ベルベット、材質はそれぞれだがサイズは同じ。
小箱は仮の物で、お買い上げの際には
お好みのケースに取り換えるサービス付き。

そして二重底の下の開かずの封筒。
自分含め誰にも開けないと思い込んでいるからこそ
持ち歩いている。
たった一つの母の形見であることには違いないから。
──まだ、
囚われて
いるから
]
(215) 2021/12/30(Thu) 23:16:13

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

 あ、そうだ。

[ふと、思い立って。
ジャケットの内ポケットから六花を閉じ込めた玉を取り出す。]

 何の細工も施してないけど。

[ペンダントトップ用のバチカン一つすら付けていないそれを。
ほんの悪戯心、まるで外れ籤のような気持ちで
紙製の
藤色
の小箱に入れた]**
(216) 2021/12/30(Thu) 23:16:48

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

─展望車両─


[フットランプが灯りきって間もなくだったか>>1:25

二つのソファーの“>”の字中央の手前あたりに、
ペンギンスタッフに小テーブルを持ってきてもらい、
卓上で、鞄から出した宝石箱を展開する。
色とりどりのキューブが並ぶ>>215

外側が薄いグレーのバックスキン、内布が紺のベルベットの箱には
 
クリーム色のバロックパール

 外側を細い金線細工で囲ったイヤリング一組。

(ニコが持参した“ナミウチアライグマ”のへそくりの一部
 >>0:76

外側が白の絹張、内布が目の覚めるような水色の更紗の箱には
 
白いバロックパール

 小粒の並んだネックレス。

(こちらは、タツミヤ王国から仕入れたものだ。>>0:383

外側が黒の鞣革、内布が銀色の絹の箱には
 
黒いジェット

 銀色のミール皿フレームに嵌ったペンダントトップ。

(フレームの細工は、リエブルが持っている
 ロケットの彫金にかなり似ているかもしれない。
 >>83>>143)]
(243) 2021/12/31(Fri) 2:30:47

【人】 宝石ディーラー ユーリ・タカノ

[他にも薔薇色珊瑚のピアス、
 小粒のペリドットやピンクサファイヤの指輪等が並ぶ。

 まだ蓋の開いていない箱も幾つかあって
 その中に紙製の
藤色
の小箱が混ざっている>>216

 
 天窓に
一番星☆
二番星☆
が灯る頃。
 アンジェとリエブルの他に
 地上と空の宝石を見る観客は、増えていなかったのかどうか]**
(244) 2021/12/31(Fri) 2:35:42
(a37) 2021/12/31(Fri) 2:47:01