人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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視点:


【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ けれど。>>279

 ──魂の叫びよりも、否定される恐怖よりも、
 大切なものを大切にしたいが為に一歩を踏み出そうと。

 皮肉にも「わたしたち」の欺瞞に気付いた頃の話。 * ]
 
(280) 2022/12/19(Mon) 4:43:54

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 回想:続・人生相談 ──


[ 会う度に力が抜ける人だ。
 こちらが肩肘張るのが馬鹿らしくなるような。
 それが魅力のひとつ、なのだろうか。
 是非とも専門家に聞いてみたいところであった。 ]


  いや、やってないなら断って貰って……
  ……うーん……まあ、いいか。


[ 大層戸惑う素振りを見せながらも席を促され、
 それ以上深く考えるのをやめた。 ]
 
(281) 2022/12/19(Mon) 4:44:23

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ フォーチュンフォルスなるものをすすめられたが、
 珈琲とおみくじクッキーのセットのよう。
 ありがた〜いだとかあたたか〜いだとかやわらか〜い
 御言葉をいただけるのか、さて。
 
 餅は餅屋で餅屋の軒が南西にあるのなら、
 そちらをすすめるのは当然と言えようが、
 残念ながら用があるのは貴方です。腹を括ってどうぞ。

 
 ……とそんな開幕であったが、最初の相談を切り出せば
 想定通り真面目な答えを返してくれた。 ]
 
(282) 2022/12/19(Mon) 4:44:48

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 成程、つまり内心がどうであれ笑顔を作る人か。
 自己犠牲と言い換えてもいい。
 負の感情を見ないようにしているのは誰の為か。
 せめて自分の為であれば周囲は救われるだろうか。


 それが誰かを救うこともあるのだろう。
 いつも変わらぬ笑顔に勇気づけられるというのは、
 ……まあ、特定個人に限り同意しなくもない。


 近くて遠いから、それは覚えのある感覚だ。
 誰より近くの誰より慕わしい存在を眼裏に描いた。


 結局「何を考えてるのかわからない」
 については補強を受ける結果となったが、
 彼が自慢の親友と言うのなら、
 少なくとも一般的には悪い人物ではないのだろう ]
 
(283) 2022/12/19(Mon) 4:46:14

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ じゃあ何を思って二人の時にだけ「ベルちゃん」と
 呼んでいたのか。
 その理由にはどうあっても行き当たらない。
 いっそ子供のように「だってそうなんでしょう?」
 なんて無邪気さか。……そうなのだから始末に悪い。 ]
 
(284) 2022/12/19(Mon) 4:46:32

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 兎にも角にも、合う合わないは別問題ではあるか。
 さておき『魔術師』が私の過去について吹聴する
 人物でないことだけわかれば、まあ。とりあえず。 

 フリートークはリップサービスかな?
 と思ったがそうではないようで。
 小凶なりの御言葉を賜るのかと思えば、
 随分と、こう。 ]
 
  
  …………


[
 産み落とされた失敗作

  不意に息が止まるが、きっと気付かないほどの刹那 ]


  んん……なんだろう、そんな高尚なことを
  してるつもりはないんだけどなあ。


[ 喉の奥に広がる苦みを、珈琲と一緒に飲み下す。 ]
 
(285) 2022/12/19(Mon) 4:47:27

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 似てる? 誰と誰が。
 ないないない。反射的に首を振った。
 ……改めて、しっかりと首を振った。 ]


  いや、それは違うよ?
  わたしたちは考えることは嫌い。
  頭が痛くなるし、アリアの頭痛薬なしの生活は
  考えられないくらいに考えるってことが苦手な頭でさ。
  何にも考えないで生きていけるのが何よりだ。

  でもそれだと 
  大事なものを大事に出来なくなるんじゃないかって。
  それだけ。考えるのは嫌い。以上。
 
(286) 2022/12/19(Mon) 4:47:59

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ とはいえ知ることが当初の目的だったので、
 一度お茶をなんて水を向けられればこう、
 挑戦してみようという気も…
 いや多分直接ベルにちゃん付けされて呼ばれたら
 冷静ではいられなさそうなので丁重にお断りして。

 代わりに、匿名の手紙で文通やらを始めてみようか?
 店主お勧めのメルロンセットで……いや、どうかな ]


[ 実現性はさておいて、
 取っ掛かりとしての情報に感謝しながら
 最後の相談を切り出せば、
 聞き届けて頼まれてくれる。>>2:289 >>2:290 ]
 
(287) 2022/12/19(Mon) 4:48:49

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

  いや、ただの自己満足だよ。
  伝わらないと何の意味もないけど、
  伝える気のないものだから。


[ 微笑みに含まれた意味はわからず、
 ただ「一人になるとは思えない」、に対して ]


  うん、そうだといいな。 


[ 目を伏せて返した。 * ] 
 
(288) 2022/12/19(Mon) 4:49:03
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a65) 2022/12/19(Mon) 4:59:46

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
── 最初の朝 ──



[ 鏡を前に、難しい顔をして黙り込む。
 
 あまりの見慣れなさに脳が理解を拒否している。
 着られている、というのも正しいかも知れない。


 16歳の誕生日には、相変わらず選ぶという意味を
 知らない包装の山の中、男女揃いの衣装があった。
 聞けば母親が仕立てさせたものだというが、
 どれも身体に合わせて作られたらしいそれ。
 
 彼女の目に、ひとりでふたりを嘯く我が子は
 どう映っていたのだろうか。 ]
 
(300) 2022/12/19(Mon) 9:26:49

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 夜色の美しい生地だったから、渋々クローゼットに 
 眠らせたままだったアフタヌーンドレス。
 3年前からサイズに変わりはないようで、そこは安堵。

 箱庭の恋人は両性具有で、
 ドレスを着た女性らしい姿で描かれることが多い。

 ……今更ながらクリス男性でありベル女性を謳うなら、
 女性の衣装を着たとしても構わなかったのだろう。
 ただ、上辺だけでも男性らしさを損ねることが怖かった。
 
 随分と”わたしたち“であることが下手だったように思う。
 今更詮無い話だけれど。 ]
 
(301) 2022/12/19(Mon) 9:27:11

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 答えは持った。覚悟も決めた。
 あとは────

 ナハトはここに来てくれた。

 洋館に誘ってくれた時のように、>>0:360
 洋館を出ようと言ってくれた。>>2:392

 なら、今度は私から行かなければ。 ]
 
(302) 2022/12/19(Mon) 9:27:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 窓から臨む朝日は、
 まるで新しい世界が始まるみたいに綺麗だった。

 私はこれを、私のナハトにも見せたい。 ]
 
(303) 2022/12/19(Mon) 9:27:55

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ 早足で辿り着いたナハトの部屋の前。
 
 ……ノックをして ドアが開かれるなら
 あなたはどんな顔をするんだろう?

 「変だったら笑っていいよ」なんて言って、
 素直に笑われたら拗ねてみようか。 ]
 
(304) 2022/12/19(Mon) 9:28:29

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ ドアが開かないなら、いつかみたいに待ってみようか。
 迷惑かな? だったら少しだけ。

 ……そんなことを考えてから、深呼吸。


 ノックを二回。]
 
(305) 2022/12/19(Mon) 9:28:42

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  おはよう、ナハト。
  
  今日出るなら、私も一緒に行きたいな。
  ナハトがいない明日なんていらないからね。


[ 朝の挨拶の続きのように、
 或いは最初の誘いの答えのように、>>0:523
 >>2:392昨日の答えを返した。 * ]
 
(306) 2022/12/19(Mon) 9:29:07
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a69) 2022/12/19(Mon) 9:32:32

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a71) 2022/12/19(Mon) 12:32:04

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a72) 2022/12/19(Mon) 12:35:24

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a73) 2022/12/19(Mon) 13:02:42

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ そこに居てくれたことにほっとした。
 扉を開けてくれたことが嬉しかった。
 昨日の最後は扉越しだったから、
 顔を見たら泣きそうなくらい胸が苦しかった。
 大きな目を瞬かせる>>344姿が、 
 まるきり猫の仕草で可愛くて愛しくなった。

 …………駄目だな、と思った。

 『恋人』の証持ちのくせに、
 恋で死んでしまいそうな心持ちさえしている。 ]
 
(361) 2022/12/19(Mon) 17:44:13

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 一度は何もかもと諦めようとして、
 それまでも何度も気持ちを誤魔化そうとしてきて、
 そんな恋心に振り回されて
 ──そして振り回してしまって──今ここに立つ、
 自分の滑稽さに呆れてしまうけれど。

 でも仕方ない、これがベルなんだから ]
 
(362) 2022/12/19(Mon) 17:44:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ だというのに、
 完璧わたしたちを愛した彼に
 何年も片想いを誤魔化してきた天邪鬼は、
 そんな心をちらとも覗かせず。
 挨拶みたいに告げた言葉に同意を返してくれたから
 「ありがとう」と目を細めるだけ。

 振られなくてよかった、
 だなんていじらしいことを言うものだから、
 「不安にさせてごめんね?」と
 私だけの可愛い子の夜色をさらりとひと撫で。 ]
 
(363) 2022/12/19(Mon) 17:44:49

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ どさくさに触れたことに満足していると、
 その格好、と指摘されて、
 一大決心を一瞬で忘れてしまっていたことに気付く。

 無言で見られる間が気恥ずかしいやらなにやらで、
 誤魔化すみたいに予定していた言葉>>304
 ポツリと零せば、
 言い淀みながら「似合ってる」>>347、なんて。

 やっぱり駄目かな、アリアお化粧教えてくれるかな?
 他の……勝手に遠ざけていた証持ちの彼女たちに
 お洒落について聞いてみても受け入れてくれるかな?
 なんて、世界が終わるかも知れない時に暢気な悩み ]
 
(364) 2022/12/19(Mon) 17:45:13

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  16歳の最後の誕生日プレゼントなの。
  あなたの色だったからどうしても捨てられなくて。

 
[ つい昨日まで“わたしたち”をやってきていたのに、
 ドレスを持っている自分に言い訳するように
 何となく出所を明かした。

 ……やっぱりもう一回チャンスが欲しい。
 次は悩む余地なく 綺麗 と言って貰いたいなんて
 胸裡でそっと決意を固めて。 ]
 
(365) 2022/12/19(Mon) 17:45:32

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ 案の定、
 神様なんかより真っ先に答えを届けにきたことを、
 容易に看破されて笑ってしまった。

 駆け落ち、だなんて冗談には
 心臓が跳ねて怯んでしまうけれど。 ]


  うん、行く。
   一緒に行こう。


[ そう答え、先に手を差し伸べることは出来ただろうか ]
 
(366) 2022/12/19(Mon) 17:45:48

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ それは昨日の二人の似姿で、>>1:298
 もし私が彼にそうしていて、
 この手を取られなかったらと考えるだけで
 身も世もなく泣き伏してしまいそうだった。
 
 傷付いたとしても、もう許してる。>>136
 そう言ってくれたけど、
 その優しさに甘えるだけの自分でいたくない。
 

 だからこの手を握り返してくれるなら、
 絶対に幸せにしてみせる。

 まだ自分に何が出来るかはわからないけれど、
 心の中で宣誓それをするなら
 神の前はさぞかし御誂え向きだと思った。 * ]
 
(367) 2022/12/19(Mon) 17:46:40
Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a78) 2022/12/19(Mon) 17:52:37

Y『恋人』 クリスタベルは、メモを貼った。
(a79) 2022/12/19(Mon) 17:55:33

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ 『洋館を出るなら』などと言ったものの、
 ドレスなど纏っている時点でお察しであるが、
 この元・深窓の令嬢に旅支度の想定などまるでない。

 早速旅立ちの何もかもを頼ることになりそうなのは
 自明の理であった。>>407

 またこれも余談ではあるが、
 誕生日付近の帰省に夜を連れて行きたいと申し出て、
 両親にやんわりと断られる、を毎回やっている。

 邸宅に不法侵入した窃盗と拐かし疑惑のある人間を、
 しかしながら娘がとても大切なものと扱う姿に、
 彼らとて思うところがあったのは想像に難くない。

 完璧を求める人形のようだったものが、
 まるで人間らしさを得たような姿に、
 自分たちが間違っていたのではないだろうかと。 * ]
 
(447) 2022/12/19(Mon) 23:35:46

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ すいと伸ばされた手指が頬を滑る。 >>409

 夜色と同じくらい綺麗な、猫みたいな瞳が細められ。
 
 ………まるで内心の決意を察されたように
 「綺麗」と欲しかった言葉を先回りされ。 >>410
 

 攫って行ける? って?


 混乱を余所に続く言葉もとても嬉しいものの筈なのに、
 勿体無いくらいにそれ以前の情報を処理するのに必死で
 上手く咀嚼できない。 ]
 
(450) 2022/12/19(Mon) 23:36:09

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
[ ナハトが触れてくれた。
 忠実と誠意で線を引いて、壊れ物を扱うみたいに情愛を
 注いでくれて、触れられることなど終ぞなかったのに。

 見下ろす目が、いつもみたいに安心してもっと見ていて
 欲しい温かさじゃなくて、嬉しくて恥ずかしくて隠れて
 しまいたくなるようで、勝手に熱を感じて頭が茹る。

 なんだろう、なにか違う。
 違う気がするのにわからない。
 立っているのも覚束なくて、いつもの困った時みたいに
 縋りたい気もするけど、悪化する未来しか見えなくて。

 すぅ、はぁ、と何度も深呼吸。平常心、平常心… ]
 
(452) 2022/12/19(Mon) 23:36:30

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 

[ そうして差し伸べた手に体温が重なる。
 嬉しかった。

 …………と思ったら、
  握った手を引き、その甲に、唇 が   ]

 
(453) 2022/12/19(Mon) 23:36:57

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

 
 
  ────っ!!??


[ 絵本で見た王子様みたいな所作で目が離せなかった。
 なのになんでこんなに嬉しいのに逃げ出したいの。 

 あまりに流麗だったから慣れてるのかなとか、
 手の甲の口付けは敬愛や尊敬だったっけとか、
 どうしてそんなに落ち着いてるのとか、色々。
 
 考えたり言いたかったりしたけれど、結局ひとつも
 形にならなくて、曖昧な言葉未満を漏らすだけで
 手を引かれるままに歩き出す。

 ドレス姿を誰かに見られるよりよっぽど消えたくなる。
 …………だけど嫌じゃない。そんなのは当たり前で。
 
 こんなに混乱させておきながら至って涼やかな横顔を
 恨めしく見つめ……結局爪先に視線を落としただけ。 ]
  
(454) 2022/12/19(Mon) 23:37:17

【人】 Y『恋人』 クリスタベル


[ 当て所ない筈なのに的確な足取りは、
 毎度飽きもせず通っていたガゼボに向いているようで。
 
 辿り着けばまるで待ち合わせみたいに佇む姿。
 大事な場所に貴方なんか居ないで欲しい。
 と思うけれど何を言ったとて聞きやしないんだから、
 腹を立てるだけ無駄なのだろう。

 彼の答え>>413に続いて、
 握られた手の感触を、ここにいることを確認するように
 力を込めて、ゆるり口を開いた。 ]
 
(455) 2022/12/19(Mon) 23:37:28

【人】 Y『恋人』 クリスタベル

  
 
  私も箱庭には行かないし、
  貴方の独り善がりのためにナハトはあげない。
  
  …………不完全に作っておいて、
   それでも愛してるんでしょう。
   だから我儘を聞いて。

  頼んだら世界を壊すのを止めてくれるんでしょう?
  私は私の大好きな人とこの世界の明日を生きたい。
  ナハトが私にそうしてくれたように、
  いつか好きになれるかもしれない世界を見せたい。

   ……だから、お願い。お願いです。どうか……


[ 振り絞るように答え、懇願した。 * ]
 
(456) 2022/12/19(Mon) 23:37:44