人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【赤】 美雲居 月子


[ 下着をずらして、顔を出す彼自身に
ふ、と息を吹きかけてから、
出した舌に溜めた唾液をつう、と
先端に落として、ゆっくりと数度
手のひらで扱く。根元の方を
食むように含み、舐めて、竿全体を
一度可愛がって濡らせば、今度は
その先端を舌で舐めて、
口内へ誘い込んでいく。
手は袋に寄せて、柔く揉み、喉奥まで
熱をぐぐ、と入れていく。

彼が蜜壺を遊ぶたびに体は跳ねて、
くぐもった声が漏れる。
手が止まるのがわかる。
だがそれどころじゃなくて。
含んでいたら歯を立ててしまいそうで、
喉奥からは引き抜いてしまった。]



    んんッふ、ぁぅ、
    ゃぁ…!ッンぁ、ぃや、


[ びく、びく、っと腹が痙攣する。
快感を拾う体が、絶頂を求めて
熱を溜めていくのがわかる。]
 
(*21) 2020/08/14(Fri) 7:14:36

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー


  あれ、誰とも会えなかったんですか?


[そう聞き返してしまうのは>>5
 彼がてっきり今夜のお相手に巡り会えなかったと
 勘違いしてのことでした。

 もう既におふたりの女性と
 閨を共にされていると知れば、
 私はこの爽やかスマイル夜行性人間の方に
 目を剥いてしまうでしょう。

 あんなの、日に何度もやったら
 きっと駄目になってしまう。
 表皮だけじゃなくて、内臓の中まで
 みっちり隙間なく相手を埋め込んで
 他人と何時間も混ざり合うのなんて。

 最初は、浅瀬で波に爪先を洗わせるような
 やんわりした快楽だったはずなのに、
 いつしか、もう小娘ひとりで抗いきれない
 大きな波に飲まれてしまって─────
 あれを日に何度も繰り返してしまったら
 きっと、本当に死んでしまう。]
(6) 2020/08/14(Fri) 7:15:02

【赤】 美雲居 月子



[ 手の中にある彼のものを
握って、口づけを。

わかってる。こんなんじゃ勝てない。
勝負を放棄することはしたくないけれど
いっそ負けてしまった方が楽なのでは
なんて思考がよぎってしまう。

視界がにじむ。
溢れる涙が彼の肌に落ちた。]



   なぁッぅ、まっ、て、
   そ、な、ンされたらっ、
   でき、へん、んんぅっ!


[ 懇願するように落とす。
彼のことも気持ちよくしたい。
勝負に勝ちたい。だけど身を任せて
しまったほうがきっと気持ちいい。

そんなぐらぐら揺れる思考と
濡れた瞳で、彼の方を見ようと。]*
 
(*22) 2020/08/14(Fri) 7:15:03

【人】 卯月 侑紗



  わたしは─────、


[悩みはあるのか?と聞き返されて
 私は少し唇を噛むでしょう。
 今起きてしまったのは、悩みというより。]


  恥ずかしながら、つい先程
  女にしていただいたばかりだったので……

  あまりの出来事に、胸がいっぱいで
  くるしくなってしまった、というか……。


[快楽で頭から爪先まで
 染まってしまった身体は
 寝付こうにも熾火を宿したかのように
 ちらちらと熱をぶり返させてしまう。]
(7) 2020/08/14(Fri) 7:15:30

【人】 卯月 侑紗



  全身くったくたで、眠いんですけどね!
  どうやって寝たらいいかなーって。


[そう、明るく笑って〆ましょう。

 傍目には「ムラムラする」の六文字で
 済んだ話かもしれませんけれど……
 まだその辺の言葉と、自分の体、結び付きが
 出来ていないので、許してください。]*
(8) 2020/08/14(Fri) 7:16:20

【人】 空閑 千秋

 
─売店→─
 
[適当な土産物を買い、それを配送してしまう。
 部屋付けではなくて自宅へと。
 荷物を増やすのは得策ではないからと言うのと、
 道中、ここの土産を持っている姿を
 誰かに見られたくはなかったからだ。


 そして、その買い物とは別に
 日本酒の小瓶を一本と、干菓子を買う。
 本当は元からの荷物に忍ばせても良かったが
 矢張り、日常につながるものは
 より少ない方が良いと思えたからだ。


 さて、売店でそれらを買ったならどうしよう。
 買ったものを袋で手に提げて
 私はその場を後にしようとしていた。]*
 
(9) 2020/08/14(Fri) 7:36:38

【赤】 舞戸 黎哉

 
…っ……ぁあ……れい……っん…

……おかしく……な…ちゃえ、よ……


[玲の動きに合わせて腰を揺するが、それ以上の動きはしないまま玲に身を任せる。
そのかわり、目の前で淫らに揺れる二つの果実に手を伸ばす。掌を這わせ、ピンと張った頂きを指で摘んで捏ねて捻る。]


れい、っ……もう……っ


[主導権を握られているせいで耐えることも難しく、襲ってきた絶頂艦にあっという間に飲み込まれてしまう。]
(*23) 2020/08/14(Fri) 7:45:07

【赤】 舞戸 黎哉

 
……れ、い……イクっ……っっ!


[豊かなその胸をぎゅっと握りながら、最後は意地と半ば本能で玲の奥を強く突き上げて果てた。
吐き出された精液がゴムの中に溜まっていく。]


はぁ……は……はっ……


[荒く息を吐きながら、快楽に昇り詰める玲を下から見上げて、綺麗だなってそう思った。*]
(*24) 2020/08/14(Fri) 7:45:24

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──

[この子の言う「女にしていただいた」というのは、初体験を済ませたという意味だろうか。
この場所で?
処女を捨てたいと思う女の子は少なくは無いが、そういう類なのだろうか。]


ふぅん、いい思い出になった?


[処女信仰があるわけではないけど、やはり初めてが辛い思い出でなければいいと思う。
初めての体験でセックスが嫌になる子だっているわけだし。
そういう様子ではなさそうだけど。]
(10) 2020/08/14(Fri) 7:55:59
美雲居 月子は、メモを貼った。
(a6) 2020/08/14(Fri) 7:57:12

【人】 舞戸 黎哉

 
おいで……


[手を差し出す。
眠いと言いながらもその顔は火照っている様子で、そしてそれを持て余し困惑している様子の彼女に向けて。

彼女が手を取るなら捕まえてしまおう。
手を引いて膝の上に乗せる様に引き寄せる。
そうでないとしても手を差し出したまま待っていようか。*]
(11) 2020/08/14(Fri) 7:57:29
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a7) 2020/08/14(Fri) 8:38:54

【赤】 卯月 侑紗

  ー 向日葵 ー

[自分の手で、恥ずかしい部分を
 晒すだけじゃ足りないですか?
 意地悪への批難を視線に込めたつもりでしたが
 潤む瞳では、伝わらなかったでしょうか。]


  どう、思う……って、言ったってぇ……


[どう、表現すればいいのやら。
 しかも、本当に消えたいくらいに恥ずかしいのに。
 枕にキスをしたまま、もごもごと口篭って
 途中で放り出された熱の溜まった腰を
 シーツの上でくねらせて。

 でも、言わねば先に進めない、と
 瑛史さんの様子から察した私は
 この感覚を言葉にすべく
 口を開くのでした。]
(*25) 2020/08/14(Fri) 12:03:02

【赤】 卯月 侑紗



  も、…さっきから、そこたべられる、の
  こわくって……な、んか……粉々に、
  からだ、全部くだかれてる、みたい……

  なのに、もっと、もっと、ほし…の…。
  …お、なか、ずぅんって、変なきもちで……
  ……も、だめ、ホント……おかし、……っ!


[羞恥心から、また頬を雫が伝って
 枕の中へと消えていくでしょう。
 それでも、彼のために開いた脚を
 閉じることは無く。]
(*26) 2020/08/14(Fri) 12:03:24

【赤】 卯月 侑紗

[指を入れていく、と言われて
 私はこくこくと頷いてみせました。

 散々濡らされた其処は、
 潜り込もうとする指を前に
 欲深く口を開いたでしょう。
 ずるずると奥へ潜る異物に
 小さく震えながら、私は彼の指が
 私のナカを暴くのを、黙って受け入れました。]


  あっ……ん……!


[舌よりもっと固くて、長いそれが
 閉じた肉の間を拓いていく。
 強い異物感に眉根を寄せていると、
 宥めるような口付けが降ってきて
 私は口を開いて彼の舌を招き入れるでしょう。]
(*27) 2020/08/14(Fri) 12:04:14

【赤】 卯月 侑紗

[浅く抜き差しする感覚に慣れれば
 なかを穿つ指は増えるのでしょうか。

 その頃になれば、
 内臓を内から押し広げる感覚にも慣れて
 瑛史さんの指をきゅうきゅうと
 締め付けていたことと思います。

 繰り返し繰り返し、媚肉を嬲られておりますと
 足元からぞわぞわと、得体の知れない快感が
 せり上がってきて、私は堪らず
 瑛史さんの背にしがみついて
 泣いて懇願するのです。]


  な、んか、…くるッ……あっん……やだ……
  こわ、こわい……っ!んん、ん……
  た、すけて……たすけて……!


[たすける、というのの具体性など知りません。
 ただただ私は、未知の感覚に怯えて
 裸の背中に、爪を立てるのでした。]*
(*28) 2020/08/14(Fri) 12:04:46
三谷 麗央は、メモを貼った。
(a8) 2020/08/14(Fri) 12:05:19

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー

[処女を捨てたのか、と聞かれたら
 きっと私は否定するでしょうね。
 あれは、捧げたつもりです。
 先輩に好きになってもらえる可能性と引き換えに。
 そして、問い掛けにも>>10
 ただ口元に笑みをたたえてみせるだけ。
 べらべらと語って聞かせるものでなく
 私の心に秘めておきましょう。]


  子守唄でも、歌ってくださるんです?


[差し出された手にすぐには応えられず
 私はじっとその手のひらを見つめました。

 大きい手。
 私のとは全然形も大きさも違う。
 その大きな殿方の手がもたらす情欲の味を
 私はもう知ってしまいました。

 また身を投じるのは、本当に壊れそうで、怖い。]
(12) 2020/08/14(Fri) 13:47:33

【人】 卯月 侑紗

[でも、結局迷いに迷って、
 私はその手を取ってしまうのでしょう。
 引き寄せられて、名前も知らない方のお膝の上に
 ぽすん、と載せられて
 私はびっくりして彼の目を見上げました。]


  ……っと!


[乱暴な行為への批難を申し上げようと
 口を開いた……つもりだったのですが。
 自分よりも遥かに大きく逞しい身体に
 すっぽり包まれたなら、
 もうどうでもよくなってしまって。]
(13) 2020/08/14(Fri) 13:47:54

【人】 卯月 侑紗



  ひどいなぁ……やっと初めてを
  卒業したての女の子に。


[幾分冗談めかした口調で、
 知らない男性の胸元に額を寄せて、笑う。

 この人は、何を教えてくれる
 おつもりなのでしょう、と。]*
(14) 2020/08/14(Fri) 13:48:22

【人】 舞戸 黎哉

──夜中・中庭──

[抱きしめるでもなくただそっと手を添えるように、背中をポンポンと撫でる。
見上げてくる目をじっと見つめて、それから冗談めいた抗議が胸元で発せられると。]


人肌はリラックスの効果があるというからな。

それとも“そういうこと”を期待してるのか?


[なんて意地悪を言って回した腕で軽く抱きしめる。
着ていたのは浴衣かそれともそれ以外か。
どちらにせよ薄手なら、乗せた太ももから温かな熱が伝わるだろうし、腕の中に抱いた温もりと、額を寄せた胸元からは緩やかな動悸が伝わるか。]
(15) 2020/08/14(Fri) 14:56:54

【人】 舞戸 黎哉

 
だったら、逆効果だったか?


[女の脈はどうなっていたか。
寄せ合う身体からはそれが感じられただろうか。]


気持ちいいこと、もっと、知りたい?


[言葉だけの抗議はあっても抵抗はない。
同意を得ていると思っても構わないだろうけど、あえてその返事を待った。*]
(16) 2020/08/14(Fri) 14:57:25
三谷 麗央は、メモを貼った。
(a9) 2020/08/14(Fri) 16:38:15

【人】 空閑 千秋

 
─売店に来る前のこと─
 
[ラウンジで飲んでいて思い出したことがある。
 先ほどは、声をかけてもらったにも関わらず>>0:146
 私個人の理由で逃げてしまった>>0:153和宮さんの事だ。
 
 
 だから、売店に行く前に
 ワタシは彼女の姿を少し探していた。
 もし見つけることができたなら
 今度はこちらから呼び止めるつもりで。]*
 
(17) 2020/08/14(Fri) 17:40:49
和宮 玲は、メモを貼った。
(a10) 2020/08/14(Fri) 17:53:29

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a11) 2020/08/14(Fri) 18:12:10

【人】 卯月 侑紗

  ー 中庭 ー

[浴衣の背中を叩く手に揺られながら
 私は子ども扱いされたことに頬を膨らましました。]


  うええ……!
  人肌に温もって寝ちゃったら
  私もうただの赤ちゃんじゃないですか!


[悔しい。実に悔しい。
 夜泣きして差し上げましょうか。
 けれど、額を寄せた胸元から響く穏やかな鼓動に
 ちょっと落ち着いてしまったのも事実で。

 叩いた背中にホックの凹凸が無いこととか、
 裾が乱れて、情交の痕跡の残る白い脹ら脛が
 顔を覗かせてしまっているのとか、
 そんなちゃちな色気なんか通じないのでしょう。]
(18) 2020/08/14(Fri) 18:40:58

【人】 卯月 侑紗




  私ばっかり、期待してます……?


[ぷく、とふくれつらのまま
 小さく彼の袖を引いて、囁きましょう。]
(19) 2020/08/14(Fri) 18:42:55

【人】 卯月 侑紗

[彼の目を見つめた睫毛を、また伏せて
 私は浴衣のお袖を軽く引いたまま
 じっと待つことに致しました。]*
(20) 2020/08/14(Fri) 18:43:47

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・じゃぁ僕は可愛いって言う

 [ 支配人もよく言うが、
   怒ることは何事よりも労力を使う。
   そうなると、仕事が100%じゃなくなる。
   それは、全く喜ばしくない。

   だから、私生活だとたまに怒る。
   寝起きに邪魔されたら、1番。  ]

 そう、ウサギ。
 見た目あんなに可愛いのに
 意外と凶暴だし。
 凶暴って言うか攻撃的?

 [ サイズの違いも、
   好きな理由のひとつだとは思う。
   隣の彼女は、片手を使って
   ウサギの耳を作っている。

   可愛い仕草をしていることに
   彼女は気づいただろうか。   ]
(21) 2020/08/14(Fri) 18:47:41

【人】 恋塚 暎史


 まぁ確かに……
 でもさ、蹴られたら1発KOで、骨折れるから
 間違っても走ってるダチョウに近づいちゃいけないよ?

 [ 温泉卵にするなら大きめの鍋1つ使うことになる。

   そういいながら、彼は沖縄で食べた
   ダチョウの目玉焼きを思い出していた。
   卒業旅行で男4人くらいで行ったあのとき。
   4人で分けてちょうどよかった目玉焼き。

   もう一生食べることはないのではないか。
   そんなことを友人たちと話したことを覚えている ]
(22) 2020/08/14(Fri) 18:47:51

【人】 恋塚 暎史

−過去の話・ラウンジ

 [ 入ってないと答える彼女。
   これは確実に入っている。

   本物は、こうやって否定するから。
   彼の中で彼女は天然で
   可愛いところが沢山のお姉さんという
   認識に改まって行った。  ]

 ウォッカとグレープフルーツジュースでブルドッグ。
 そこに塩が加わるとソルティドッグ。
 簡単な違いなんだけど、味もガラッと変わる。

 だから、お酒は面白いんだ。

 [ みる楽しさも、沢山あるから。
   なんて少し残念そうな表情を見せる
   彼女に、声をかけただろうか。 ]

 ……したい。玲さんと、キスしてみたい。

 [ グラスを綺麗にしていた手を休めて、
   楽しそうに聞いてくる彼女の目を見て、
   彼は真面目な顔をして答えるだろう。

   余裕はなくても、
   望まれればきちんと答えるくらいはやれる。
   真面目に返したら、
   彼女はどう返事をするのだろうか ]*
(23) 2020/08/14(Fri) 18:53:52

【赤】 和宮 玲

──桜の間──

 ……ん、っ、……!

[私の身体は幾ら果てようとも
その快楽を貪欲に拾い、何度でも果ててしまう。

腰使いだけでなく、胸の頂にまで手を出されると
尖りは固く彼の指先に確かな弾力を感じさせる。
ぎゅっ、と強く握られたときには
下腹から登ってくる痺れに加えて
胸の先から伝わる疼きによって

きゅぅ、きゅぅと男の楔を締め付けながら
私はその身体をびくん、と痙攣させる。

彼の胸板に手をついて、髪を下ろし
はぁ、はぁと息を吐く。]


 ……本当に、きもちいいわ……
 貴方とするの……

[呼吸をある程度整えたら
身体を軽く起こして、乱れた髪を整えるように
後ろに少し引き上げると、空気を含ませるように
ふわりと、流す。]
(*29) 2020/08/14(Fri) 19:04:08

【赤】 和宮 玲

 
 ……ありがと。

[ちう、と首の辺りに軽い口づけをして
身体を離せば、ぬらりと光る竿が現れる。
最後まで吸い付くようにして、ちゅぽ、と名残惜しげに
楔が引き抜かれれば
そのスキンを丁寧に外し、スキンの口を結んでしまう。]


 ……気持ちよかったみたいね?

[その中に溜まった精をつん、とつついて
それからティッシュに包んで捨ててしまうだろう。]*
 
(*30) 2020/08/14(Fri) 19:04:23

【人】 空閑 千秋

 


[彼の姿を見て、私は
 ザアッと全身の血の気が引いていく感覚を味わっていた。]
   
 
 
 
(24) 2020/08/14(Fri) 19:05:36

【人】 空閑 千秋

 
[彼の姿は見た事がある。おそらく一方的にだ。
 名前を舞戸黎哉。
 高校時代の友人に呼び出されての人生相談。
 と、いう名の、過去の押し付けと惚気に
 付き合わされた時だった。

 過去の男性遍歴は自分、つまり
 相手は女の子で友人同士でしたとして欲しいとか
 彼と結婚できたらうんたら、かんたら。
 結構イケメンなんだよ、と写真を見せられて
 適当に話を合わせていた記憶はある。

 勿論、変な画策はきっぱりと断ったが。
 彼女は、確か何処かの大きな会社の社長令嬢だった。
 気さくに話してくれるのはありがたいが、
 酔うとキス魔になっていて困ったのは
 大人になってからの話。


 しかし、そんな、現実とつながりかねない相手が
 視線の先に姿を見せていたから。
 私は青くなり、咄嗟に首を竦めて首輪を隠して
 そっとそれを外してしまったけれど、
 …見られてしまったろうか。]
 
(25) 2020/08/14(Fri) 19:05:59