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【赤】 マシロ[ ────ああ、ずるいなぁ、と一体何度思ったことか。 "私のことが好きだから"。>>2:*22 他の誰でもない、"私"を明確に求めてくれるその言葉。 誠実で、叶わない未来の話はしなくて、結べる約束だけを 硬く結んでくれる、そんな "貴方が" 好き。 ] ……────ッ ん、ぅ…っ [ …とはいえここは人通りの多い屋外、なので。 舌の熱が交わる度に鳴ってしまう水音と 零れる吐息ひとつにさえ、緊張で心臓が鳴っているのに。 じく、と疼くお腹の奥を此方も我慢したのだから 不埒な手をどうにか制御した貴方と、これでおあいこ。 ……ですよね? ね?>>2:*23 ] (*0) 2023/03/29(Wed) 14:30:18 |
【赤】 マシロ[ どうして今言ったか。 男の事情を身も心も女の自分が察するのは難しい── ……とかではなく、考えなしに言ったわけでもなくて。 ] …………だって。 夜綿さんが嫉妬させるから……。 [ 本当はね、夜に言うつもりだったんです。 でも、思った以上に 他の女の人と近い距離で、匂いを移されて帰って来たのが 心のおもちを真っ黒焦げにしてしまったみたい。 夜綿さんを一番幸せにしたいのも、出来るのも、私。 ────…一緒に幸せになれるのも、私だけ。 「二人で」作る"しあわせ"のひとつ。 ] (*1) 2023/03/29(Wed) 14:30:23 |
【赤】 マシロ………… ぁ、あぅ、 あの、 いまそういうこというの だめです…… [ 言い出したのはこっちだけれども。 必要以上にどうして意識させてくるんでしょう、 いじわる。ばかばかばか。 覚悟なんてとっくに決めているからこそ、考え過ぎて 頭が強火で茹でられたみたいに思考がぐちゃぐちゃだ。 確かに練乳の時、ちょっぴり煽った自覚はあります。 ──……仕返しですか? ああもういじわる! ] (*3) 2023/03/29(Wed) 14:30:34 |
【赤】 マシロひゃぅっ、!? [ 背中へ回していた腕の内側、日頃人目には触れない部分。 腕を上げさせられ、脇に近い部分を吸われると まっしろな肌に鮮烈な赤が咲いて、声が零れた。 オフショルダーだから痕はつけちゃだめって、 あんなに"待て"をしたのに、最後の最後にしてやられた。 寧ろこの服を選んだのが悪手だったかもしれない。 ] ……ッもう、ばか、 痕つけないでって言ったのにっ! [ 暫く腕を上げられないどころか、 意識しすぎて腕を動かすのもぎこちなくなる気がする。 ] (*4) 2023/03/29(Wed) 14:30:40 |
【赤】 マシロ……温泉、一部屋に一つ、なんですよね? 一緒に入ります、から! ちゃんと他の人の匂い落ちたかどうか、 自分の目で確かめたいので! [ ぷいっと顔を背け、口早に紡いだ内容は果たして 貴方にとっては予想内か、予想外の爆弾か。 ともかく数十分後にチェックインを済ませて 部屋に到着するまでは 一切片腕を動かそうとしない不自然な白うさぎがいた。* ] (*5) 2023/03/29(Wed) 14:30:49 |
【赤】 マシロ[ つまみ食いの位置は、それはそうなのだけれど!>>*9 意識してしまうから痕を付けさせなかったのに、 これでは計画が失敗だ。 笑って白うさぎの文句を流す狼に、もう、と息を吐く。 ] ────……悪戯ばかりだと、お預けしますからねっ [ なんて、例え実行したところできっと お腹が空いて我慢出来なくなるのは此方の方な気もする。 手綱を握っているつもりが、 ふとした瞬間にはしれっと取り返されてしまっているので。 ──これが惚れた弱みというやつですか、先生? また今度、ゆっくり教えてくださいね。 特別授業はもう勘弁、普通の授業でお願いしたい所存。 ] (*15) 2023/03/29(Wed) 22:00:08 |
【赤】 マシロ ― 宿 ― [ その気遣いは大変とっても有難く存じます!>>1 恋人と過ごす自分、というのを多少見せることは承知だけど 恋愛方向の察し合いで気まずくなるのは避けたいところ。 親戚のお兄さんみたいな位置にいる常連様と 兄のように思っている同僚がいちゃついている場面は、 たぶん、全人類気まずくなると思いませんか? ────なんて閑話休題は置いておくとして。 好奇心旺盛な白うさぎは、部屋の造りをじぃーっと見つめ 「ふーんなるほどね」みたいな顔をした。 今度はちゃんと理解していますとも。 荷物を邪魔にならないところへ置き、 休むよりとにかく早くその匂いを落とさせようと 先に脱衣所と内風呂へ向かわせようとした が。 ] えっ、 [ 狼さんは少しも待ってはくれないらしい。>>*11 ] (*16) 2023/03/29(Wed) 22:00:23 |
【赤】 マシロ[ 首の後ろでチェーンを外され、前髪にキスが落ちる。 銀色がしゃらりと音を立ててドレッサーへ置かれる音。 まさかここで脱がされるとは露程も想定していなかったから 零れた声音には、焦りが滲んだ。 ] ま、まって、せめて脱衣所…で……ッ [ 言っている間に不埒な手がスカートへ伸び、 オフショルダーのトップスを抜こうと動いている。 ここで脱がされたら、明るい場所で下着も肌も 全部見られてしまうのに。 ──ああ、でも、"好きに喰べて"と 言ったのは、自分 ] (*17) 2023/03/29(Wed) 22:00:29 |
【赤】 マシロ〜〜〜〜〜……ッッ …………こ、ぅ ……です、か……。 [ 恐る恐る、緩やかに両腕を上げた。 ぴんと腕を伸ばすのではなく、痕が見えるぎりぎりの位置で 上げるのをストップして。 とはいえそれも、服を脱がされるならば 無駄な弱々しいうさぎの抵抗にしかならないだろう。 オフショルダーは簡単に脱がせてしまえるし、 コルセットスカートも、留め具を外せばするりと落ちる。 顔を真っ赤にして、羞恥でふるりと震える白うさぎの 今日の"食べられるための下準備"は ストラップが無い代わり、胸元でリボンを結ぶことで 膨らみを固定する造りの、薄桃のレースブラ。 ショーツも合わせれば まるでいちごのような。* ] (*18) 2023/03/29(Wed) 22:00:36 |
【赤】 マシロ……その、…………今日のために 夜綿さんと そういうコト、したくて、買った…ので プレゼント……です、 [ リボンは引っ張れば解けるし、ホックはフロントだ。 あからさまに喰べられることを意識したデザイン。 持ち上げた端を引けば、リボンの下にフロントホックが見え 容易く下着を脱がせられることだろう。 はずかしい。顔を覆ってしまいたい。 弱々しく両手を上げたまま、視線をうろつかせていれば 貴方に関しては何かと敏感な耳が金属の音を拾い上げる。 ────まって、ここで、ぬぐんですか? 見なくても彼が取ろうとしている行動が分かって、 あう、と顔が火照っては 既に聴覚から犯されているような気持ちにさえ。 ] (*23) 2023/03/29(Wed) 23:04:26 |
【赤】 マシロ[ 彼が間近で身じろいだからだろうか。 不意に、忘れかけていた別の──例の匂いが微かに届いて 白へ戻りかけていた餅が黒く焦げた。 ] ……上だけ、私が脱がせても いいですか… や、です その服 ────別の人のにおい、するもん……。 [ さすがにズボンを脱がせる度胸はまだない。 が、まるで存在を思い出させるように香るその匂いは 許せないので、シャツは自分が脱がせたくなった。 小動物が必死にマーキングするような必死さだ。 許しを貰えたなら、心をもやつかせる匂いを帯びた服は 拙い手つきで脱がしてしまおう。* ] (*24) 2023/03/29(Wed) 23:04:40 |
【赤】 マシロ[ 今日彼と過ごすために選んだオフショルダーのトップスを、 彼自身の手で脱がされる。>>*25 途中、彼の掌が膨らみへ触れれば、びくっと肩を揺らし 「ひぅ、」とちいさな声を零して。 ────可愛いデザインは、可愛い儘で受け取って欲しい。 "そういうコト"をするのに相応しい下着を、と 恥を忍んで通販サイトを巡り巡ったのだ。 好みは知っている。多分、女の子らしくてかわいいもの。 それだけじゃ足りなかった。 ──美味しく喰べて貰うには、プラスが必要では、と。 「えっちなことをする時に着ける下着」というワードは ]検索履歴から真っ先に削除した。記憶も消したい。 物理的に不可能なので、黙して秘すべしである。 (*31) 2023/03/30(Thu) 20:59:36 |
【赤】 マシロ……ゃ、 あんまりみないで……、 [ 緩んだ口許と、受け取るね、という言葉。>>*27 空腹の狼を煽るには足りるプレゼントだっただろうか。 下拵えも自分ではしっかり決めてきた…つもりだし ボディスクラブやスキンケアは入念に、 一日も怠らなかった。準備万端すぎて今更恥ずかしい。 身体を重ねるごとに色付く蕾と同時、 なんだか最近、サイズもまた大きくなった気がしている。 ──まるで"育てられている"みたいだな、と思っては、 お風呂の時やや意識して目を逸らしてしまうようになった。 なんて余談は、嫉妬の黒で蚊帳の外。 見られて恥ずかしいから胸を腕で隠すよりも、 その、他の人の匂いがするシャツを脱がす方が先。 ] さすがに、引き裂きはしない……ですけど 新しい代わりの服、今度買いにいきましょう。 [ つまり、もう二度と着ないでというお願いだ。 ボタンを外すために両腕を伸ばす。 ] (*32) 2023/03/30(Thu) 20:59:41 |
【赤】 マシロッン、ぁ ふ……っ!? [ 大人しく脱がされてくれると思っていたのが間違いだった。 ボタンに掛けた指先がびくんと跳ねる。 彼の人差し指が、胸の先端を爪弾いてはぐり、と弄って 背筋にもうすっかり憶えきった快楽が奔った。 ] 〜〜も、ばかぁっ、わるいこと しない、で……っ [ ひとつ。首元の固いボタンを外す。 ふたつ。震える指でどうにか、外して。 第二ボタン、あげた子は過去にいるんですか。 なんて訊いたら、返事によってはまた餅が焼けるので 問いかけには顔を真っ赤にしながら頷くのみ。 貴方がくれるものは、なんだってほしいもの。 ] (*33) 2023/03/30(Thu) 20:59:46 |
【赤】 マシロ[ 早くこの縄張りを荒らす匂いを脱がしてしまいたいのに、 不埒な指と快楽が邪魔をする。 必死に声を耐え、はふ、と熱い吐息で痺れを逃し、 それでもざわつく身体を指摘されれば ] ──わかってる、なら、 んぅっ、 ……っゆび、とめて……っ [ みっつめ。 ぷちん、と今までの倍程度の時間をかけて外し終える。 止めてと懇願しても指先の悪戯は止まらないどころか、 親指の動きまで加えられ すっかり赤らんで存在を主張する胸の先端を摘まみ、 快楽の海へ落とすように扱かれて、 じん 、と頭まで甘く痺れては下腹部が熱を増す。 ] (*34) 2023/03/30(Thu) 20:59:53 |
【赤】 マシロ…… はやく、ぬいで …ぬがせ、て。 ────……わたしも、おなか……あつい です、 [ だから、二人っきりで熱を交わす時間には不必要な その嫉妬の炎を燻らせる匂いを、早く消して。 貴方の手を掴み、自分の薄い下腹へ導いては "埋めてほしい"とねだるように、擦らせる。 ──……すこしは煽られてくれるだろうか。* ] (*36) 2023/03/30(Thu) 21:00:06 |
【赤】 マシロ[ プレゼントは受け取り手がいなければ成立しないモノ。 巷に溢れた"可愛い"のデコレーション、 女の子が一晩の魔法に掛かるための少しのスパイス。 磨いて、努力して、もっと可愛い私になって、 ──そのご褒美は貴方からの愛がいいな。 ] ……ふふ、そうですね? 全部私に作られてくれるの、うれしいです。 [ 食事は相手の身体を構成する為に不可欠。 人間の細胞は何ヵ月周期で変わる、とかいうんだっけ。 "神田さんブレンド"をカスタマイズしたように 貴方の存在ごと私色に出来るなら ──それは。 その未来は、とってもとっても、愛おしい。 まず第一歩は持ち帰ったそのシャツを ]古着回収の日にぽいっとしちゃうところから始めて。 (*43) 2023/03/30(Thu) 22:32:45 |
【赤】 マシロ[ ────この匂いの持ち主たちは知らないし、知れない。 貴方が我慢できない獣みたいな側面があることも、 貴方から与えられる"可愛い"の甘い味も、 貴方に触れられることで生まれる熱の疼きも、すべて。 私だけが見られる世界。 ──…第二ボタンのもやもやは、近いうちにきっと 昔の思い出話で晴れることになるだろう。>>*39 学生時代はセーラー服だったから、 私服登校という概念のことを失念していた。 ] …………いや、ってわけじゃ……ないです…。 ただ、その 聞き慣れなくて、そわそわしちゃうというか、 [ でも、嫌じゃない。 寧ろ知らない貴方がいる方が嫌だ。 そんな想いで導いた下腹部、擦る掌の温もりが 心地よくて身体の力を緩めた。 ] (*44) 2023/03/30(Thu) 22:32:50 |
【赤】 マシロ────── …… いわないで、ばか、 [ ああもう、言葉にされると自覚してしまうのに。 幾夜も重ねた肌と、拡げられ続けたナカは きっと今すぐ挿入されても貴方の形になるだろう。 けれど、他の人の匂いはいや。絶対に、だめ。 落として、いつもの私と貴方になってから。 ──……口に咥えられたものが何か、なんてことも 今の自分はよく知っている。 「ぁ、」と声を零し、まごついた。 ] (*45) 2023/03/30(Thu) 22:32:55 |
【赤】 マシロ( ……それ、いらないって、 …………でも だめか、な、 ) [ 今日は周期的には安全な日で。 間違ってもこの日に被らないように、薬も飲んだ。 だからゴムもいらない、……けれど 困らせてしまうだろうか。 自分を思い遣って毎回欠かさず着けてくれているのに、 はしたないって、思われはしないだろうか。 ] (*46) 2023/03/30(Thu) 22:33:02 |
【赤】 マシロ[ ────なんて考えていたら、 火照った身体が、彼の腕に抱え上げられていて。 ] ひゃ、ぁ っ!? [ 数週間の密かな努力は知る由もない。>>*41 お姫様抱っこの形で抱えられたことを悟り、 「お、重いですから、!」と必死に訴えるけれど 抵抗虚しく内風呂まで運ばれる。 骨格自体が華奢なのと、太りづらい体質のおかげか 実際は女性の中でも軽い方に分類はされるのだが。 それと乙女心は全くもって別問題! 明日から絶対賄いはちょっと控え目にしよう、と 誓いを立てながら、彼がシャワーで湯をかけてくれるのを ぴるる、と小動物のように浴びて ] (*47) 2023/03/30(Thu) 22:33:07 |
【赤】 マシロ[ ──……ここでいったん別行動、と そんな風に事は運ばないのが現実である。 何故か自分の胸元にもこもこの泡を渡され、 「?」と同じような角度へ小首を傾げた。 あれ、この泡は貴方のものでは? ──というように。 ] ………… あの、……それは、 [ 手には何も持っていない状態で。 やわい胸元にもこもこのボディソープを落とされて。 その状態で、「洗って」と言われるのが何を指すか。 理解した途端に顔がいちごよりも赤く染まって、 寄せればたぷ、と揺れる豊かな胸をそろりと抱えた。 他の人のにおいがついているのは、いや。 落としてと地団太を踏んだのは自分。 ────……羞恥で目元も赤らめて、頬を膨らませ、 ] (*48) 2023/03/30(Thu) 22:33:12 |
【赤】 マシロ────…… ばか。 すけべ。 なにで、 って言わないの、ずるいですよ… [ こんなの今日だけなんですからね、と 身体を密着させて、泡を落とされた胸を引っ付けて 洗うように上下へ動かす。 どうしても胸の先端が肌と擦れて、甘い息が零れ、 そのたびに「んぅ、」と声を堪えながら。 手で洗ってほしいなら、最初から掌に泡を渡すだろう。 けれど彼は「なにで」とは指定しなかった。 ────……狙いの正解が何にせよ、 とんだ意地悪でずるい狼だ。* ] (*49) 2023/03/30(Thu) 22:33:18 |
【赤】 マシロ[ ──第二ボタンを渡そうとした人こそいなかったが、 そういえば卒業式の日は、妙に話しかけてくる人が多かった。 当然自分は友人を優先したのでそこで話は終わったけれど。 卒業アルバムを見せる機会があるなら、 他愛なくそんな思い出話をすることもあるかもしれない。 セーラー服は捨てずに置いてあるので ]彼の慾も、遠からず叶えることは出来るだろう。 ……そう、なんですか……? じゃあ、えっと ……おぼえ、ます……。 [ 彼が口にした直接的な単語へのそわつきは、 "感じている"ということらしい。>>*51 外から子宮を肌越しに撫ぜられれば、ぞく、と奥が疼く。 ──成程、言われてみればそうかもしれない。 植え付けられた解釈を丸呑みし、白うさぎは成長する。 目に見えない内側も、彼の手で作られていく。>>*50 ──愛という名のごはんをご褒美に。 ] (*57) 2023/03/31(Fri) 11:02:58 |
【赤】 マシロ[ 避妊具は用意も着けるのも彼に任せきっている状態。 ドラッグストアで売っている、ことは知っているけれど 見たことはないし見に行こうとも思わない。 だからサイズがどうこうなんて知識もいらないものだ。 ──自分には今後一生、彼だけなので。 それはそれとして、避妊具を口に咥える仕草は なんだか胸を高鳴らせるものがある。 少し目を奪われたのはきっと気のせいなんかじゃないし、 だから「いらない」と言い出すきっかけを見失った。 周期を把握されていることは知らないが。 服薬せずとも殆ど"駄目な日"にはならないというのも それなら、彼には知られているのだろうか。 ] (*58) 2023/03/31(Fri) 11:03:02 |
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