【赤】 徒然 シトゥラ*朝食に行く前ホワイトボードを一人で眺める* 「シェン」 「あんたのこと好きだったんだ」 「だから、許さないで欲しい」 「"ボク"はいい子にならないと」 「いい子にならないと、」 「なりたい、大人になれないんだよ」 「……ぁーぁ。 ………結局、ボクたちを"暴ける子たち"は消えちゃったぁ」 (*0) 2021/05/28(Fri) 20:07:22 |
【人】 小さな心 サルガス「――」 あれ、だなんて。何もわかってないふりをしてみせるのさえ。 できないほどに、寂しくて、しずかで、ああ、まだ夢をみているのだろうか? 食堂に入った入り口で立ち尽くして、いつも座る席を遠くの風景のように見て。 どん、と背中を押されて、食堂の入り口からよろけた。 生徒の顔は見てないけれど、昨日もそんなことがあって、ああ。 だれかが、それを咎めていたのを、それをどうしてと聞こうと思って、今みたいに、 それどころではなくなってしまって、聞けずじまいでいちにちを過ごして、 ああ、そのだれかが、ぼくのともだちは、もう、そのようにはしないのだろう。 どうして、ぼくのともだちは、あそこにいないんですか? (1) 2021/05/28(Fri) 20:07:48 |
メレフは、朝食の時間、食堂に顔を出さなかった。 (a0) 2021/05/28(Fri) 20:09:44 |
【人】 小さな心 サルガス スピカがいつも座る席を見た。 いっぱいに陳列棚から持ち出して、まるいちにちぶんみたいな食事を詰め込む姿がない。 シェルタンがいつも座る席を見た。 そのまわりにたくさんの子たちが集まって、彼の話を聞きに来る小さな上背はない。 ルヘナがいつも座る席を見た。 すぐそばのいっぱいの食事を見ておなかいっぱいになって、ちょっと遠慮がちにする呆れ顔がない。 イクリールがいつも座る席を見た。 ひとりひとりを大事に育むみたいに、声をかけて、ようやくそこに座る小さなきみが、いない。 「どうして?」 考えられない。考えたくない。 不安を頭の中から取り払うと、頭は空っぽになってしまった。 まだ、席にさえつかず、ひとりきりで立ち尽くしている。 (2) 2021/05/28(Fri) 20:15:02 |
【人】 壊れかけの ルヴァサルガスの横で、静かに膝を付いた。 体重が軽すぎて、音も出ない。 食堂を。 その、二日前に比べて、伽藍とした食堂をみて。 「…………嘘」 とぽつりとこぼして、俯いた。 身体から、力が抜けて、だらりと、顔がしな垂れる。 「は。 はは。 あは……あは、は、はは、ははははは……。 はははははは、ははははははははははははは」 ぼたぼた。 ぼたぼたぼたぼたと。 涙をこぼしながら、壊れた人形のように笑った。 何で泣いているかも、何で笑っているかもわからない。 何で泣いているかも、何で笑っているかも説明できない。 それはもう『言ってはいけないこと』だから。 『触れてはならないもの』だから。 誰もが、その壊れたように笑う子供の小さな背中を、 見ないようにして食堂へと急いでいる。 (3) 2021/05/28(Fri) 20:16:07 |
小さな心 サルガスは、メモを貼った。 (a1) 2021/05/28(Fri) 20:17:44 |
サルガスは、涙を流しました。 (a2) 2021/05/28(Fri) 20:21:13 |
星を仰ぐ メレフは、メモを貼った。 (a3) 2021/05/28(Fri) 20:21:56 |
【人】 小さな心 サルガス>>3 ルヴァ 「ルヴァ……」 そばで、折れてしまった彼を見た。耐えきれなかったのかもしれない。 でも、なら、ああ。まだ、自分は大丈夫なのではないか。耐えられるのではないか。 耐えられるのならば、自分にはすべきことがあるのではないか? ぐ、と唇を噛み締めた。その拍子に瞼からはぼろぼろと涙は落ちたけれど。 だめだ。ルヴァの周りに居たみんなが、シェルタンが、ルヘナが、イクリールが。 いないのなら、彼を一人にしたくないのなら。 「ルヴァ、ごめん、ごめん、ごめんね。 泣いていいよ、いいんだ。ねえ、いいんだよ。かなしいよ、くるしいよ。 いいんだ、ぼくらは、彼らを覚えていて、いいの、それで、いいんだよ」 そばに膝をついてしゃがみこんで、まだ年の近い彼からしても小さな腕を伸ばす。 (4) 2021/05/28(Fri) 20:25:59 |
【赤】 徒然 シトゥラ/* 匿名呻きの連れて行って欲しい人へ。 狼陣営セキレイはぁ〜 いいよっていうけどぉ〜 最悪のメンツそろってるしぃ〜 優しさだったら残り二人でもいいかなぁっておもうから おまかせするねぇ〜♡ (*1) 2021/05/28(Fri) 20:26:04 |
サルガスは、ルヴァを抱きしめようとしました。 (a4) 2021/05/28(Fri) 20:27:21 |
【人】 徒然 シトゥラ「ああ、今日は配膳係がいない日か」 自分が当番であったか見直して食べられない食事を見下ろし 一瞬の迷いの後厨房へと向かえば、 あまりがあった からおかわりをする生徒にあげて欲しいと頼んでおいた。 (5) 2021/05/28(Fri) 20:30:56 |
カストルは、うつむいているポルクスの手を、引っ張ってきました (a5) 2021/05/28(Fri) 20:36:47 |
【赤】 壊れかけの ルヴァ「はははははは、ははははははははははははは」 壊れたように狂ったように部屋でも嗤っていたが、 目元の涙をぬぐって。 「はぁ……。いやぁ。 本当に、今『俺』は、最悪で、最高の気分だよ。 『裏切者』冥利に尽きる。 そこで見た景色を、迸る怨嗟を、 重なる絶望を、抗いがたい恥辱を。 ……俺はすでに知っている」 顔を袖で覆い。 「大好きだったよ。 これは嘘じゃない。 ……ありがとう。 これも皮肉じゃない。 ごめんなさい。 ――これだけは偽りだった。 もう俺は、手に掛ける誰一人に対しても、 赦されようとも許されるとも思っていないからな」 セキレイ、赤ずきん、 共に終わりまで行こうと再び嗤った。 (*2) 2021/05/28(Fri) 20:37:14 |
【人】 徒然 シトゥラ「……サルガス? え”っルヴァ!? どうしたんだそんなに泣いて。 昨日からやっぱり調子が悪いんじゃ無いか」 二人の様子に慌てて駆けつければ傍でその様子を見守っている。 仲良くしていた彼らがいなくなったことにあまりに異様に適応している姿は気持ち悪さを感じさせるかも知れないが、隠された前髪の向こう側からの表情は伺うことができない。 「喧嘩をしたンじゃないなら、落ち着ける場所にいくのはどうだ? 点呼については先生たちに言っておいてあげるからさ」 (6) 2021/05/28(Fri) 20:38:34 |
ブラキウムは、ここに居る。 (a6) 2021/05/28(Fri) 20:43:02 |
サルガスは、ヌガーにりんご、牛乳ポット、とにかくなんでも、ひっつかみました。 (a7) 2021/05/28(Fri) 20:43:30 |
サルガスは、一目散に食堂を飛び出しました。 (a8) 2021/05/28(Fri) 20:46:53 |
【人】 壊れかけの ルヴァ>>4 差し伸べられた小さな腕にすら縋ってしまう。 身体は震え、涙が零れる。 居なくなってほしくなんてなかった。 誰一人欠けてほしくなかった。 その気持ちは本物で、本物だから悲しくて仕方がなかった。 同時に、今日を生きている自分に安堵している自分も見つけて 情けなくて情けなくて情けなくて情けなくて、 浅ましくて浅ましくて浅ましくて浅ましくて、 膝が笑って立っていられない。 「ごめん、ごめんなさい、サルガス、ごめんなさい。 かなしい。悲しんでごめんなさい。悲しくてごめんなさい。 おれさまは、ダメなやつで、覚えていることしかできなくて。 おれさまが、別の誰かなら、良かったのに。 おれさまが、最初に生きたいなんて思わなかったら良かったのに。 ごめん、サルガス、ごめん……!」 支離滅裂な言葉を、涙と共に零して回る。 (9) 2021/05/28(Fri) 20:51:48 |
【赤】 徒然 シトゥラ*朝食の後* 「昨日みたいにミスはしないようにしないとぉ〜 って、もうボクにならなくてもいいんだった。 『魔術師』 もここに来て欲しかったな……ああ、仲間になってくれた子供の名前=B ちょっと大人から聞いたんだけど やけに調べるのが上手で普通なら知れないことまで わかってしまう才能がある子供がいるって言われてて 欲しかったんだってさ。 やっぱり、そういう才能のある子が大人に愛されるんだな」 「羨ましい」 (*3) 2021/05/28(Fri) 20:57:05 |
【人】 小さな心 サルガス>>3:9 ルヴァ 「……よわむしなぼくで、ごめんね。きのう、きっときみと、もっと話していればよかった」 人に囲まれているということは、満たされているということで。 人がいなくなるということは、それが欠けてしまうこと。 いつだってひとりぼっちの自分とは、きっと落ちる崖の高さも違うのだ。 「シトゥラの言うとおり、きっと、ここは、つらいでしょう。 ぼく、おべんとうみたいに食事をもっていくよ。どこが、いいかな。 高等部の子のへやがいい? それとも、ぼくのへや、なかにわ、なんでも、いいんだけど……」 見ないふり、触れないふりを出来るものたちに囲まれて食事をするのはつらいことだろう。 そして何より、彼を守らないといけない。そのために、何ができて、どこへ。 自分よりも背の高いきみを、かばうように両腕をのばしたまま立ち上がる。 (10) 2021/05/28(Fri) 20:59:15 |
【赤】 徒然 シトゥラ「大人からの内通者だったら、いけないからぁ〜 真面目にいい子のボクになってたんだけどぉ…… わかんなくなってきちゃったぁ、あーあ。 おかしい、本当におかしい。 どうして、みんな大人におかしくされちゃうんだろう。 そうしてさ、ボクのこと見なくなるんだ。 ……ルヘナだって、イクリールだって。忘れるに決まってる 大人に愛されて、大人に大切にされて、……気持ち悪い」 *今日の封筒を開ける人* (1)1d2 赤ずきん、裏切者 (*4) 2021/05/28(Fri) 21:03:25 |
ブラキウムは、見たいものだけを見る。 (a9) 2021/05/28(Fri) 21:07:22 |
ブラキウムは、やっと人の顔を覚えようと思ったのに。 (a10) 2021/05/28(Fri) 21:07:45 |
ブラキウムは、これから有象無象扱いされる彼らを忘れるのだろうか。 (a11) 2021/05/28(Fri) 21:10:32 |
【赤】 褐炭 レヴァティ赤ずきんはすぐに来ない。 ボードの隅には黒白の丸が4つかかれていた。オセロかな。 開封済みの封筒が、ボードの後ろに隠されている。 *今日の襲撃先* <<カストル>>who (*5) 2021/05/28(Fri) 21:26:59 |
【赤】 徒然 シトゥラ「そういえば、こっちはボクだけの手紙だったような……」 めくって、そしてそこに書かれている文字を読み上げた シェルタン : 水仙や古鏡の如く花をかかぐ 「?」 「あとで図書室行くか……」 昔の人のたとえはわからない (*6) 2021/05/28(Fri) 21:27:24 |
【人】 キミの ポルクス と カストル「 ? 」なんかけっこう人が、いないきがする。 ルヘナはぼーっとしているかもしれない、あんまご飯食べらんねし。夜の見張りに行ってたらしいからシェ……シェル、ああシェルタン。 お手紙 まぁしかたない。 でも、スピカがいないのは〜……ちょっと妙だな、と。 振り回しすぎてぶったおれたのか…… ついにキノコにあたって死んだのかもしれない かわいそうに、あとで様子見てやろう。 責任の一端を感じなくもないし 「 な〜? ポルクス、今日の飯こう、あんま風味、しなくないかぁ……? 」『……そうだね、うん。ご飯食べてからだね』 「肉と野菜くえよ〜」 『え〜……』 ──そうカストルとポルクスは交友関係が少ない、 あの女子のヘイズですら碌に覚えていなかった。 この残酷な形質こそ ギルナジウムで暮らすには、とても都合がよかった。 (11) 2021/05/28(Fri) 21:29:51 |
【赤】 褐炭 レヴァティ/* コードネーム赤ずきんです。 匿名連れてってほしい墓下ちゃんは好きにナンパしなって気分〜 たらこスパまだ席外しているけど、打診はおいといてくれたら受けるわよ〜 PLの襲撃予告もとりあえず置いてきますね〜〜 (*11) 2021/05/28(Fri) 21:31:44 |
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