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【人】 サーチャー ゼクス[ そうして二人で分かれ道などを一緒に探索し 少しずつ洞窟の中を虱潰しにマッピングしていく。 ちなみに二手に分かれるという選択肢は 俺の中にもなかった。 どちらもが戦闘職ならともかく、 俺達は二人で居たほうが圧倒的に安全だったし… なによりネスと二人でのクエストなんて、 然程危険がないならなおさら一緒に居たいじゃないか。 蝙蝠の傍を通ったり、光る苔が生えた壁を見てみたり。 少しばかり時間をかけて探索したのち見つけたのは、 酒場で見た依頼書に書かれたものとそっくりの草花だった。 おお…。とついつい声をあげつつ、 ネスの手元にあるそれに顔を寄せて匂いを嗅ぐ。 数度鼻を鳴らして匂いを覚えておいて、 それから同じようなものを周囲から探した。 ] やらしいな〜。 茎と花が同じ色なの結構見辛い。 フツー花ってもっと目立つもんだろうに。 [ ぶつぶつ言いながら、探してはネスに手渡して。 雌しべを取る等の作業は彼に任せていけば、 集まったのは9個ほど。>>17 ] (26) 2023/11/27(Mon) 22:16:22 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 敵が居ないと、罠もないと気が緩んでいた。 目的の達成と今の状況に浮かれて、 ネスの近場にある危険に意識が向いていなかった!] そんな… ネス!!!返事をしてくれ!!! [ 顔を真っ青にしつつ、 俺は索敵の魔力を穴の奥へと集中させる。 ネスの魔力はすぐに追える。 幸い垂直の穴ではないらしく、 スピードもあまり出ていない。 ネスの装備からいって、 落下によるダメージは然程無いだろう。 だが。 ] …………………… [ 穴の先、部屋のように広い空間があるのがわかる。 流石に詳しくはわからない。 しかしそこに、ネス以外の気配があるのもわかった。>>20 ] (29) 2023/11/27(Mon) 22:18:32 |
【人】 サーチャー ゼクスクソが…… (……ゴブリンか? 穴の先に居るとなれば、ここから追うと正面…。 ここはおそらく偶然繋がっただけの穴… ということは他に出入り口があるはず…。) [ 時間にして、 ネスが穴へ落ちてから1分も経っていないだろう。 深く息を吸い、目を見開く。 わずかに地面を蹴る音だけを残して、 俺はその場から姿を消した。 ] (30) 2023/11/27(Mon) 22:19:22 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 焦燥感に蓋をしてしまえば、 目的がクリアになった俺は驚くほどに冷静だった。 空気の流れ、察知した魔物の魔力の痕跡。 地面の凹みと折れた草。 それらを見て迷いなく道を駆けていく。 小さく漏れ聞こえるネスの声。 腹から湧き上がる怒気を押し殺し、 俺はゴブリン達がネスを取り囲む 小部屋の入り口に辿り着いた。 ] (31) 2023/11/27(Mon) 22:19:46 |
【人】 サーチャー ゼクス[ ゴブリン達が取り囲むネスは、 ローブが引き裂かれ 衣服を奪われている。 怪我をさせるでもなく、脚を掴まれ、 あちこちを検分するように触れられて。 ネスの綺麗な肌が、 クソみてえな奴らの手で触れられている。] (臭い。 ) [ あいつらから感じる淫らな気配に、 吐き気がするほどの殺意を覚えた。 ] (32) 2023/11/27(Mon) 22:20:54 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 手に持ったタガーの血を袖で拭うと、 物音に気づいたゴブリンが此方に漸く気づいた事だろう。 転がった仲間の首に驚いてこちらへ向かってくるそいつに 自分の腕を掻っ切って俺の血を浴びせる。 両目が潰れて怯んだ所に、 そいつの頭に両手を当てて 俺の血越しに魔力を注ぎ込んだ。 ] 行って来い [ ゴブリンは魔力耐性に弱い。 俺の力に中てられたように ふらふらと部屋から出ていくのを見送ると、 ネスに跨って最後まで残っていたゴミに目をやった。 流石に異常事態からか気が立っていて、 俺に牙と爪を剥き出して飛びかかってくる。 ] (35) 2023/11/27(Mon) 22:22:55 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 俺だけしか見てない敵の、なんと御しやすい事か。 まだ血が流れる腕ごとゴブリンの口に突っ込むと、 そのまま壁に頭を叩きつけた。 即座にもう片方の手でゴブリンの首にダガーを滑らせ、 その生命を断ち切る。 ビクビクと痙攣して動かなくなったゴブリンから ずるりと腕を引き抜くと、 長く息を吐いてネスに近寄った。 膝をついてその体を見下ろし、 怪我がないかとあちこちに触れる。 体についたゴミ共の気を拭うように、 袖で肌を拭ってから ローブを脱いでネスに羽織らせて。 ] …悪い、遅くなった……。 [ そうして彼の無事を確認できたなら、漸く安心したように その体を強く抱きしめよう。 僅かに震える声を、誤魔化すように強く。* ] (36) 2023/11/27(Mon) 22:29:11 |
【人】 調合師 ネス[奥へ進む道で、僕が踏んだのは罠ではなく苔だった。 急に倒れ込んだのに、しっかり受け止めてくれて…… 時と場合を選ばない僕の心臓は、きゅんとときめいてしまう。 初歩的なミスを犯した僕を、咎めるでもなく。 背中を撫でてくれて、心配そうに声をかけてくれる。>>24] あ、ありがと…… [目が合うとその優し気な瞳にどきどきして、 ……僕も腕を解かなったけれど、 彼もすぐには離してくれなくて、胸の高鳴りは止まない] んっ…… [不意に耳に口付けられれば>>25、 ぴくんと反応してしまったけれど、唇の感触以上に、彼の唇から鳴った音に煽られて、顔が赤くなる。 その後にここで、なんてすごい事を囁かれて 「……ばか」と小さく呟く。 一瞬想像してしまった自分に、呆れる] (38) 2023/11/27(Mon) 23:58:52 |
【人】 調合師 ネス[逃げ出さなければいけないのに、 力の限り抵抗してもそれが叶わなかった。 どうしよう、とどうしたらいい、を何度も頭の中で繰り返して、 でも、どこかで彼が助けに来てくれるんじゃないかって、 願ってしまっていた。 だから、本当に彼の姿が見えた時、 夢か現実か、一瞬わからなかった] ―――ゼクスさんっ……! [でもなりふり構わずに名前を呼んで、] ぁ……、 [……その後は、僕は何もする事ができなくて。ただ、戦闘職でない筈の彼がゴブリン達を屠っていく様を見つめていた。 あたりに血の匂いが漂っていく。 その殆どがゴブリンのものだと思っていたけれど、 彼の腕から血が噴き出せば、 びくっと震えて、心臓がばくばくと嫌な音を立て出す] (41) 2023/11/27(Mon) 23:59:23 |
【人】 調合師 ネス[腕や脚を掴んでいたゴブリンが殺されて、 動ける様になっても、僕は立ったりできないままでいた。 最後の一匹がこと切れるのを見届けて…… こちらに近付いて来る彼を見上げる。 僕の身体を気遣ってくれる。 怪我は転げ落ちた時の傷くらいだし、そんな、ちょっと上着を切られただけなのに自分の服を掛けてくれて…… 優しさを嬉しいと思う余裕はなくて、 僕は、ゼクスさんの方が心配で。 彼の震える声に、 何も謝られる事はないと、ぶんぶんと首を横に振る。 寧ろ、謝るのは僕の方なのに。 彼に抱きしめられると、呼応する様に僕も手を伸ばす] ゼクスさん…… [苦しいくらいの力で抱きしめられて、 彼の気持ちが、伝わってくる様だった。 彼と相反して、僕は優しくその身体を抱きしめた] (42) 2023/11/28(Tue) 0:01:56 |
【人】 調合師 ネス[彼の背を優しく何度も撫でて、 大丈夫だよ、って伝えたけれど、 ぬるりと彼の血に触れると、涙が零れた。 ゴブリンに襲われた時も、泣かなかったのに] ……手当て、したい…… [震えた声でそう願った。**] (43) 2023/11/28(Tue) 0:03:26 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 穴に転げ落ちていくネスの体。 気付くのに遅れて、彼を危険に晒してしまった。>>40 気を緩めてはならない所で油断して、 何よりも守るべき人物を手放してしまった事実に 今までで一番自分を殴りたくなった。 聞きたくない場所からネスの声がする。 流石ゼクスさん、なんて 穏やかな声をかけてくれていた先程とは>>39 比べ物にもならないような 悲痛な声でまた俺の名が呼ばれる。>>41 悲しいだとか、怖いだとか そういう感情を持つ余裕すらなかった。 そんなものに心を明け渡すくらいなら、 1秒でも早くネスを救って再び抱きしめたかった。 ] (45) 2023/11/28(Tue) 16:21:37 |
【人】 サーチャー ゼクス[ ゴブリンは単独ではなく群れで行動し、 不定形の奴らに比べて知恵もあるぶん 初心者には厄介な相手だ。 小柄な割に力もあるし、 野蛮で好戦的だからこそ ろくな装備も持たなければ平気で殺されてしまう。 けれど、今回ばかりは この不幸な出来事の中、 ヤツらが人の形をしていた事は、 俺にとって非常に都合が良いことだった。 加えて俺が奴らの意識の外にいた事。 群れと言えど処理しきれる数であった事。 弾き出された予想図の通り、 俺は冷静に奴らの命を刈り取っていった。 ] (46) 2023/11/28(Tue) 16:22:18 |
【人】 サーチャー ゼクス[ きっとこれがスライムであったり、 急所が分かりづらい構造の魔物だったら こうはいかなかっただろう。 俺の魔力だってどこまで効くかわからない。 そもそも魔物相手には殆ど使わないし、 使えないものだ。 全ての処理が終わり、ネスに駆け寄って。 その無事がきちんと確認できるまで、 自分で切った腕の痛みすら感じなかった。 こんな場所でネスの肌を晒していなく無くて、 俺のローブを羽織らせて抱く。 また俺を呼んでくれるネスの声。>>42 何よりも大切なものを守れたことに安堵すれば、 同時に押し込んでいた感情も戻ってきて。 ] (47) 2023/11/28(Tue) 16:22:45 |
【人】 サーチャー ゼクス……よかった……無事で…。 [ 撫でられる背中が温かい。 自分の不甲斐なさだとか、後悔だとか 色々なものが押し寄せてくるけれど どうしたって一番に来るのは安堵で。 へら、と力が抜けたように笑った。 ] (48) 2023/11/28(Tue) 16:23:25 |
【人】 サーチャー ゼクス──え。 [ けれど。 少し顔を離してネスを見れば、 ぽろぽろと涙を零しているから。] は?え、悪い、どっか痛かったか? ……あ、ローブが臭かったとかか!? [ 一瞬で慌てたように、ネスの体を確かめる。 ローブを羽織らせたけど、 切り裂かれただけのネスのローブに比べて 俺の血なんかも跳ねちまったぶん、 もしかしたら臭いかも知れない。 そう思って、腕をネスに添えようとして。 ] (49) 2023/11/28(Tue) 16:23:46 |
【人】 サーチャー ゼクスん。頼むわ。 つっても……簡単なのでいーよ。 一応加減して切ったつもりだから、 動くのに支障はねえし… 痛えけど。 そんでやっぱ今日は一旦帰ってさ 街に帰ったらちゃんと手当てしてくれよ。 [ ネスに腕を差し出して、彼に手当をしてもらおう。 先程から索敵は切らしていないけれど、 ゴブリンや他の魔物の気配も今はない。 道中のことも考えれば、 今ココで処置をしたほうが良いのはわかる。 ネスに手当をしてもらう間、 俺は大人しく痛みに耐えていた事だろう。 それから、どこも怪我してない頭も差し出して がんばった事を褒めてもらう事にしよう。** ] (51) 2023/11/28(Tue) 16:28:43 |
サーチャー ゼクスは、メモを貼った。 (a1) 2023/11/28(Tue) 17:09:34 |
【人】 調合師 ネス……わかった。 ……痛い、んだね。 [簡単でいいと言われて>>51、 その通りにできる様な薬を探す。 拭って、消毒と、止血と、痛み止めと化膿止めだ] ……うん。 [一旦帰る事にも、頷いた。 そうしない理由は無いし…… ちゃんとした手当て、したいし。 近くに泉があったけれど、 成分がわからない以上、触れる事はなかった。 荷物から綺麗な布と水を取り出して、 血を拭き取る。 軽い消毒液を含ませて、別の布でもう一度。 痛み止めと化膿止めの薬液をそれぞれ彼の口にぷちゅっと強制的に注入して、彼がその苦味と戦っている間に、 ガーゼを傷口に貼り、包帯で固定する。 ……一連の流れは慣れているから、 作業の様にこなしたけど、] (55) 2023/11/28(Tue) 21:33:15 |
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