美雲居 月子は、メモを貼った。 (a41) 2020/08/12(Wed) 1:23:21 |
【赤】 美雲居 月子 ──百日紅 [ 終わりなんかない、か。 終わりはある。それは戯れだ。 彼との逢瀬にも、甘やかな時間にも、 己の、タイムリミットにも。 それを口に出すことはしない。 ただ黙って、口づけに身を委ねた。 入り口に触れた先端が震える。 中が蠢くのがわかった。 頬に手が滑り、微笑みを浮かべる彼に 困ったように笑いかけて。] ───子供ができたら、困るから [ 彼が責任を取ってくれるかどうかじゃない。 自分が、責任をとれないのだ。 そこに芽吹くことがあるかもしれない命に。] (*173) 2020/08/12(Wed) 8:57:07 |
【赤】 美雲居 月子約束してくれへんのやったら、 もう、終わりにせんと。 [ そう、潤んだ瞳を向けて。 少し腰を落として、蜜壺の入り口で、 くちくち、と先端を擦る。 中はひくひくと待ちわびている。 この熱で感じられる深い快楽を つい先ほど知ったばかりなのだ。 だが、理性が押し戻す。] (*174) 2020/08/12(Wed) 8:57:25 |
【人】 美雲居 月子[ 見て終われば、彼の近くへと 膝を折って座る。 傾げた首。腰に彼の手が回る。 そのまま引き寄せられて、 体勢が崩れれば、左手を彼の腿の上に ついて、落ちてくる口づけ受け入れて、 睫毛の先を見るように瞼をゆっくり閉じた。] (167) 2020/08/12(Wed) 9:28:36 |
【赤】 美雲居 月子[ 啄むような口づけの合間、 どこまで、と尋ねられるから。] お兄さんが、ッン、 我慢、できるとこ、まで…っん…… [ と伝えれば、舌先が唇に 触れるのがわかった。 己の舌も差し出し、先端を つつ、つつ、と数度なぞりながら 奥へと誘導していく。 胸に置いていた右の手のひらは、 そのまま滑り降りて、同じように彼の 腿の上に置き、少しだけ足を動かして 身体を一層寄せた。 小さな水音が、ちゅぷ、ちゅ、と 部屋の中に響く。 彼の撫ぜるところが、甘く噛まれた舌が、 びり、と震えて熱を持つ。] (*177) 2020/08/12(Wed) 9:29:07 |
【人】 美雲居 月子[ 徐々にぼんやりとしてくる頭は、 外から聞こえた人の声にじわじわと その正気を取り戻す。 それと同時に唇が、舌が離れていくから。 追うように外気に触れた舌先を 引っ込めて、唇を結び、軽く舐めた。 おしまい、と囁かれた吐息に、 こく、とゆっくり頷いてその瞳を見遣る目は、 とろりととろけるように潤み、 頬は少しばかり紅潮しているだろう。 まつげを伏せるように下を向いて、 下腹の奥の切ない感覚を宥めた。 身体を離して彼の前へと移動する。 腰掛けた座椅子は冷たくて、 溜まった熱が逃げていく気がした。]* (168) 2020/08/12(Wed) 9:29:41 |
【赤】 美雲居 月子 ───百日紅 [ 真剣な眼差しで、約束してくれる。 懇願にも似た言葉が聞かれて、 やわく微笑んだ。 先端がぐ、と身体に埋め込まれる。 ぞくぞくと迫り上がる快楽が、 そこから走って、声が漏れた。] っぁ………っ [ そのままゆっくりと腰を落としていく。 つい先ほどまでこれを受け入れていた 蜜壺は、待ってましたとばかりに 誘い込むように蠢き、奥へ奥へと。 彼の首に腕を回して、後ろで組む。] (*178) 2020/08/12(Wed) 9:43:15 |
【赤】 美雲居 月子[ そっと上半身をよせて、 たわわな膨らみを軽く彼の肌に擦れば] こっちも……ッさわって…? [ と小さくお願いを。 彼の瞳を見つめた。]* (*179) 2020/08/12(Wed) 9:43:36 |
美雲居 月子は、メモを貼った。 (a45) 2020/08/12(Wed) 10:06:38 |
【赤】 美雲居 月子 ───百日紅 [ いいな、と呟かれれば、 口元を緩めて微笑みかける。] もう、慣れた、ッ…はぁ、 [ 問いかけにそう答え、柔く揉まれる 膨らみに、じわじわとした快感を 灯らせて身動ぎする。 今日ここで会った時の 印象であろうと思う彼の言葉に。] (*184) 2020/08/12(Wed) 11:13:26 |
【赤】 美雲居 月子やらしい女は、っ嫌い……っ? [ 胸にある花蕾をくり、と弄られれば びく、と腹が収縮する。 小さく声を漏らして、ゆっくりと 腰を上げて、また体重をかけた。 彼の首の後ろで組んでいた指を解き、 そのまま抱きつくようにして腕を回す、 腰を持ち上げれば上から、 下げれば同じ位置から、その瞳を 徐々に潤んでいく視線で捉えて。] っはぁ……ぁッきも、ち、 [ とこぼして彼の髪に手を差し入れた。]* (*185) 2020/08/12(Wed) 11:13:46 |
【人】 美雲居 月子 ───椿 [ 正座をして、息を吐いた頃、 「失礼します」と声がかかって、 襖がゆっくりと開いた。 三つ指をついて礼をし、 食事をお持ちしましたと伝えてくれる 仲居さんにこちらも軽く頭を下げ。 一品ずつ、座卓に並べられていく料理は どれも彩り鮮やかで、美しいものばかり。] (176) 2020/08/12(Wed) 12:01:31 |
【人】 美雲居 月子[ 先附けは蛸の梅肉和え。 じゅんさいの上に盛られた三枚落としの蛸は あざやかな薄紅色。 細かく刻まれたあさつきと、梅肉の和えられた おろし大根がその上に彩りを添えている。 かかっているのは出汁か、土佐酢か。 冷製茶碗の中には胡麻豆腐。 翡翠茄子の若草色が彩りを添えている。 白味噌で仕立てられているとのことだが 口にしなくとも、その芳醇な甘みと、 深みがうかがえた。 向附けには新鮮な刺身と、生しらす。 昆布〆にしているのであろう、真鯛と 湯霜のふった貝柱。添えられたすだち。 隠し包丁が入れられており、 その手作業の丁寧さがよくわかる。 鍋物には鱧。 すり下ろした玉葱とともに煮込んで 柚子胡椒でいただくらしい。 受け台の下の固形燃料に 灯された火がゆらゆら揺れた。] (178) 2020/08/12(Wed) 12:01:56 |
【人】 美雲居 月子[ 他にも八寸、炊き合、焼き物、油物、 留椀、香の物、御飯と全てが 出てしまえば座卓は2人分の夕餉で いっぱいになってしまうだろう。 それをきちんと聞いていた、のに。 彼の足先は正面から、ぴったりと閉じた 己の腿の隙間を縫うようになぞるから。] ───っ ン、 [ 思わず漏れ出そうになる声を 指先で押さえて、彼の方を睨んだ。] (179) 2020/08/12(Wed) 12:02:19 |
【人】 美雲居 月子[ 震える身体をなんとかとどめ、 下がっていく仲居さんに ] おおきに、っ… [ 伝えた礼は最後が吐息に混ざってしまった。 ぱたりと閉じた襖。 足音が遠ざかっていくのを確認して、 また彼の方を見る。 素知らぬ顔をして食べようか、 などというこの男はやはり食えない。 悪戯に体に添えられたままの足を その先からするりと撫でて。] (180) 2020/08/12(Wed) 12:03:01 |
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