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![]() | 【赤】 環 由人かわいくはないだろ [ あんまり筋肉がつかないとはいえ、 趣味が筋トレの大の男を捕まえて いう台詞ではないとおもう。 だから困ったように落として。 こんな甘さのある雰囲気は、 やっぱり照れ臭くて、 誤魔化すように笑ってしまうのだけれど。 同意が落とされて、下肢に触れた熱。 こくり、と唾を少し飲んだ。 耳元に落とされた吐息に、 ぞわ、とそこから粟立つ。 結んだ唇。見つめられると、温度が上がった。] (*36) 2020/09/17(Thu) 20:30:56 |
![]() | 【赤】 環 由人[ 一度だけ、交わしたあの口づけよりも、 どうしてかずっと甘い気がして。 角度がかわる、舌先が絡まる、 蕩けてしまいそうなほど、心地いい。 鼻から小さく母音が漏れた。 抱きしめられた体の距離はゼロ。 体温が、同じになっていく。] ───は、っ [ 唇が離れれば、短く息を吐いて、 ゆらゆら、先ほどよりも熱を帯びた 視線をそちらに向けると、 帯が解かれて、肢体が晒される。] (*37) 2020/09/17(Thu) 20:31:43 |
![]() | 【赤】 環 由人[ いつもよりも低く、濡れた声が 耳をくすぐる。 その視線だけで、触れられているような 錯覚すら覚えた。 ひとつひとつ、確かめるように動く指。 舌が、肌の上を這う。] ッん、 [ そのたびにぴく、ぴく、とかすかに 体は跳ねて、向けられる視線を、 こちらからも絡めた。 煽るように赤い舌が蕾をなぞるのが よく見える。その刺激に、悩ましげに 眉を寄せて、唇をまた結んだ。 はじめこそ、耐えてはいたものの、 刺激が繰り返されれば、眉間の皺は深まり、 甘く噛まれたあと、舐められれば、 体はびくびく、と跳ねた。 足先を丸めて、手のひらでシーツを握り、 かすかに震えを止める。] (*38) 2020/09/17(Thu) 20:32:02 |
![]() | 【赤】 環 由人っ… ぅ、ンッ [ ずく、と下腹部に熱がたまる。 胸元から上がった顔は、笑みを深めて尋ねる。 頬が紅潮するのがわかった。 口に出していうの、なんて、 羞恥がないわけがなくて。 ふい、と逸らした顔。 だがそれも一瞬。 そっと窺うように視線だけを 彼の方にゆっくりと戻せば、 一度唇を結んで、ゆっくりと緩め。] (*39) 2020/09/17(Thu) 20:32:31 |
![]() | 【赤】 環 由人……胸、もいいんだけど… …足とか……耳、が、弱い。 [ それだけ伝えて、また視線を背け…それから 息を吐いて、居直るように顔を戻し、 真っ直ぐ見上げる。 シーツをつかんでいた手を彼の 首後ろに回して、手のひらで後頭部を覆い、 上半身を少し起こしながら、引き寄せ、 できるならそのまま口づけを。 まつげの絡む距離で、薄く開いたまぶた。 じっとその瞳の奥を覗くように見つめて。] (*40) 2020/09/17(Thu) 20:32:49 |
![]() | 【人】 空腹な迷い人 レックス― 魔女の部屋 ― [ さらさらと落ちる砂の音がする。 頭の下に柔らかな感触がする。 それから――…] ん、んん……? [ 緩く瞳を開けば、見慣れない天井。 豪奢なシャンデリアが、キラキラと光を煌めかせていて それをぼんやり見つめていると、 急に視界に入ってくるものがあった。 白い髪に、頭の上に白い三角の耳。 無邪気な笑顔を浮かべた少女だった。] 『起きた起きた? 鬼さん、起きた? ミケはね、鬼さん起きるまで見張っててって 魔女様にお願いされたから、見張ってたんだよ!』 [ 猫の少女は、嬉しそうに喋る。 魔女にお願いされたということは、従者か何かなのだろう。 ゆっくりと身体を起こして、周囲を見渡す。 赤い絨毯に、黒に近い茶色の調度品。 何処かの貴族の部屋のような様相だった。] (51) 2020/09/17(Thu) 20:47:24 |
![]() | 【人】 空腹な迷い人 レックスミケ、だったかな 魔女はどこにいるんだ? [ ソファに寝かされてたらしいが、 上等なソファのおかげで、身体は痛くはなかった。 猫の少女に魔女の行方を聞けば、不思議そうな顔をする。] 『魔女様は、いるよ! どこにでもいるよ!! 魔女様、魔女様、グロリア様! ね、そこにいるでしょう?』 [ ぴょんぴょんと、跳ねるように部屋を歩き回り 頭の耳を揺らしながら、愛らしく笑う。 その視線は、背後に向けられていた。 振り返るとそこには、いつのまにか――魔女がいた。] (52) 2020/09/17(Thu) 20:47:27 |
![]() | 【人】 空腹な迷い人 レックス 『ミケ、言いつけを守ってくれたのね あとで、ご褒美をあげましょう』 [ 魔女は、甘い声で優しく微笑する。 猫の少女は、嬉しそうに飛び跳ねると、 そのまま紅い蝶に変わって消えてしまった。 その一部始終を、呆然と見つめていると 魔女は、こちらに向き直って、また嗤った。] 『さて、取引をしましょうか これは対価ではないわ、"取引"よ 私がお前に求めるのは、二つ』 (53) 2020/09/17(Thu) 20:47:29 |
![]() | 【人】 空腹な迷い人 レックス― 庭園 ― 一つ、3日生き延びること 一つ、――ベネット・ロペスを、殺すこと [ 魔女が言った、二つの条件をぽつりと呟いた。 全ての季節の花が咲き乱れる庭園の中。 魔女との会話を思い出す。 条件を満たせば、 生死にかかわらず願いを叶えてくれると言う。 魔女の目的は、結局分からなかった。 だが、願いを叶えられるなら、それも些末なことだろう。] …………ベネットは、何者なんだ? [ 魔女が自分の手で殺せない相手。 その人物が何者なのか、魔女の口からは語られなかった。 ただぼーっと、花を眺めながら、 他の参加者たちが来るのを待っていた**] (54) 2020/09/17(Thu) 20:47:31 |
![]() | 【赤】 橋本 雅治[顕になった身体は、そりゃ胸はないし 喉仏も出てれば、うっすら腹も割れている れっきとした男の身体だけど、 羞恥に耐えながら視線を彷徨わせる様は 本当に、かわいい。] 足と、耳ね。分かった。 [からかうような笑みを浮かべて 早速足へと手を伸ばし掛けた……の、に。 伸びてきた由人の手に絡め取られて 忽ち引き寄せられてしまう。] ン、───── [欲を孕んだ視線とかち合って、 歯列を割った舌に、俺も膿んだ熱を載せた瞳で にぃ、と視線だけで笑う。] (*41) 2020/09/17(Thu) 23:06:59 |
![]() | 【赤】 橋本 雅治キス、好きなんだ? [由人に覆い被さるような姿勢のまま 左の耳に手を伸ばして、 赤の滲んだ耳の輪郭に指を這わせる。 キスが好きって、可愛い。 えっちなくせに、時々初心。 俺は湧き上がる悪戯心に任せて、 由人の両耳の穴を指先で塞いでから 差し込まれた舌先をじゅう、と吸ってやった。 自分の漏れ出た声も、 唾液の交わる水音も、逃げ場を無くして 全部自分の鼓膜へ返ってくるだろう。 恥ずかしいからと暴れたって キスしながら両耳を虐めるのに忙しいから 暫くはその要望に応えられないかも。] (*42) 2020/09/17(Thu) 23:07:55 |
![]() | 【赤】 橋本 雅治……ふ、ふ……キスしながらだと 足、虐めてあげられないね。 [唇を離すと、名残惜しげな銀糸が つぅ、と唇の間に線を引く。 少し身体をずらして、由人の両脚の間に 割り込む姿勢を取ると、 由人の身体を折り曲げるように 腿を胸元の方へ押し付けた。 無防備に晒された脛へひたりと舌先を当てて そのまま、する…、と足の甲へ 唾液でひとつ、線を引く。 長旅の末、シャワーも浴びてない身体だけど 一緒に旅した証だし、何より由人のなら、いい。] (*43) 2020/09/17(Thu) 23:08:23 |
![]() | 【赤】 橋本 雅治ねえ、足って、どこ?つまさき? [丸まった爪先を咥内へ招き入れると 少し塩辛い親指を、フェラするみたいに 舌で包んで出し入れしたり、 触られ慣れないだろう土踏まずへキスをしたり。 由人の良い反応を探して、 舌先は脚の先から徐々に上へ…… 膝の裏を経て、柔らかな内腿へと滑っていく。 パンツの中の膨らみは触れないまま 脚の付け根の辺りに吸い付いて 赤い花弁を散らすと、何故だろう、 不思議と満たされた気持ちになった。] 由人、脚白いからかなぁ。 ……あは、俺の跡しかないから ホントに「俺の!」って感じ、する。 [刻んだ所有痕に、満足気に目を細めると 俺はくつくつ笑って、花弁の散る 内腿を優しく指先で掃いた。] (*44) 2020/09/17(Thu) 23:08:46 |
![]() | 【赤】 橋本 雅治[所有痕の刻まれた腿の隙間、 まだ下着に包まれた箇所を軽く指先で触れて] ここも、キスしていい? [勝手に下着を脱がすことも出来たけど あえて聞いちゃう。由人の反応楽しいし。 口へのキスが好きなんだとしても ちょっと今だけお預け。 身体中を余すとこなく口付けて、それから。]* (*45) 2020/09/17(Thu) 23:16:18 |
環 由人は、メモを貼った。 ![]() (a4) 2020/09/17(Thu) 23:22:55 |
かみさま 尊龍は、メモを貼った。 ![]() (a5) 2020/09/17(Thu) 23:47:25 |
月森 瑛莉咲は、メモを貼った。 ![]() (a6) 2020/09/18(Fri) 0:16:47 |
![]() | 【人】 科学者 アーニャ[助手に所望した飲料は 果たしてどうなったか――、 この研究所に本物の珈琲豆は存在しない。 珈琲に限らず、科学者が口にする殆どが 昆虫や藻、細胞を飼育加工し フレーバーをつけたW〇〇風のナニカWだ。 助手の発声機構にぶっかけてしまったのも ドクペ風のナニカ。 故に、ネット上にある珈琲の煎れ方とは 勝手が違い過ぎただろう。] (55) 2020/09/18(Fri) 2:18:47 |
![]() | 【人】 科学者 アーニャ[どんな結果であれ――] ……そこそこまあまあ、悪くない味だ [お臍の曲がっていた科学者も カップに口をつけながら 機嫌を取り戻していっただろう。 物言いは大分、素直じゃなかったが。] (56) 2020/09/18(Fri) 2:19:02 |
![]() | 【人】 科学者 アーニャ[助手の行動原理が何かはわからない。 己がために珈琲の煎れ方を 彼是と試行錯誤する様は 先の失態を 挽回しようとしているようだった。 余りに必死なものだから 何でそこまでと不思議だったけれど] (57) 2020/09/18(Fri) 2:19:12 |
![]() | 【人】 科学者 アーニャお前も一緒に飲むと良い エネルギー源にするには効率がイマイチだが 味覚は付けておいたからな [使用感の少ないキャスターとカップを勧める。 それから秘蔵のケーキ風のナニカも皿に載せて 彼の前に出そう。] (58) 2020/09/18(Fri) 2:19:33 |
![]() | 【人】 科学者 アーニャ言い忘れていたが――、 あー、あー……コホン 誕生、おめでとう これからよろしく頼むぞ [視線を彷徨わせ、咳払いの後は早口で伝えた。 照れが勝ってしまってこんな態度だが 彼が無事起動することは、望んでいたことなのだ。] (59) 2020/09/18(Fri) 2:19:44 |
![]() | 【人】 科学者 アーニャ[彼は、自ら学習していく。 自らの意思で、行動するようになる。 助手という肩書を最初に与えたが 命尽きるまでの使命じゃない。 彼がやめたいと思えばいつでもやめられる。 創造主の命令の優先順位は 彼の自由意思よりも下にある。 そういう風に、つくった。] (60) 2020/09/18(Fri) 2:20:14 |
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![]() | 【赤】 環 由人[ 聞くからきちんと答えたのに、 揶揄うような笑みを浮かべる恋人に もうひとつ、教えて差し上げよう。 短い口づけの後、さらに深くして絡んだ舌。 その瞳が笑うのが見えた。 ぞく、としたものが背筋を這う。 それは、熱へと変わって。 小さな水音を立てながら、その口内の 甘さを確かめるように味わえば、 彼の右手の指先が耳殻を這う。 漏れ出る声にかすかに色が乗った。 両耳を塞がれて、吸われた舌先。] (*46) 2020/09/18(Fri) 4:23:45 |
![]() | 【赤】 環 由人ッン、……ぅ [ 彼の指先を流れる血の音。 同時に聞こえるのは互いの唾液が 混ざり、熱が絡んでたてる水音。 己の息遣いも、かすかな声も、 全てが返ってくるから、 羞恥が煽られてしまう。 上気した頬。 唇が離れれば「はふ」と息を吐く。 とろりとした視線をそちらに向けて、 赤い舌で口端にこぼれた、 どちらのものかもわからない唾液を 舐めとって、飲み込んだ。 足が割り開かれ、体がねじ込まれる。 そのまま折るようにして足が 持ち上げられれば、そのまま脛に舌先が這う。 そのまま甲へと降りていくから。] (*47) 2020/09/18(Fri) 4:24:17 |
![]() | 【赤】 環 由人ッぁ、まっ、て…! 風呂、入ってないから汚、っン、 [ その舌が足の甲から指にかけてを なぞれば、かすかに声が漏れて、 びくびく、と体が震えた。 彼の体から離れた手は、片方はシーツを握り、 もう片方は声を抑えるべく口元へ。] ン、ぁっ、 指先も、いい、けど、 [ 口元に寄せた手を、足を押さえる 彼の手に重ねて握り、そのまま つう、と引き寄せて。] (*48) 2020/09/18(Fri) 4:24:39 |
![]() | 【赤】 環 由人内腿、とか、膝裏とか、よわい、 [ と囁いて笑って見せようか。 その舌先がそこに到達すれば、 熱はより一層怒張を増して、 唇からかすかに吐息が漏れる。 ぴり、とした痛みが走れば、 眉尻を下げたままそちらを見つめる。 彼の目が細まる。嬉しそうに、満足げに、 散ったのであろう花弁に視線が注がれる。 とくん、と小さく心臓がひとつ打って、 それからきゅ、と締まるように痛んだ。] (*49) 2020/09/18(Fri) 4:24:57 |
![]() | 【赤】 環 由人…そ?───…まあ今は、 雅治のもの、みたいなもんだから [ 手を伸ばして髪に触れる。 差し入れて、くしゃ、と撫でるように握った。] でも、明日は温泉だし、 ひとつ、にしてよ。 ───帰ったらいくらでも……ッん、 [ 這った指先に小さく声が漏れる。 反射で閉じたまぶたをゆったり開き、 舌先で唇を少し濡らした。] (*50) 2020/09/18(Fri) 4:25:22 |
![]() | 【赤】 環 由人[ 熱を持ち、あからさまに質量を増した 自身に触れられると、ぴく、とまた 体がかすかに跳ねて、腹が収縮する。 わざわざ確認をとる意地悪な彼の頬まで 手のひらを滑らせて包み、親指で 唇をつつ、となぞった。] っふ───、いいよ、 好きなだけ、どうぞ [ 微笑みかけて、軽く下唇を噛む。 本当は口内を貪って、 とろけて一つになるような 口づけの熱が好きなのだけれど、 彼に触れられるのなら、なんだっていい。 触れてくれることが嬉しいと、 心の底から思うのだ。] (*51) 2020/09/18(Fri) 4:25:46 |
![]() | 【赤】 環 由人[ 同時にその肌にもっと、触れたい。 だから、頬に添えていた手を離し、 親指と人差し指を唾液で濡らして。 また伸ばして今度は耳に触れる。 耳殻を爪で軽く引っ掻きながら、 耳朶を裏側からくすぐり、 中指と人差し指で挟んだり、 表皮をなでたりして、可愛がろうか。]* (*52) 2020/09/18(Fri) 4:26:09 |
![]() | 【人】 ミズナギ[ 謎の空洞までは特に何事もなく到着。 入り口周辺は雪が少し積もっているようだが 内部へ向かうに連れて土と岩だけになっていた。 洞窟、人間がそう呼ぶのはこういった場所のことか? 今はそれを確認しようもないのだが この空間は外より多少気温が高く感じる。 まぁ、外の空気も自分達にとっては大して寒くないし 寧ろちょっと暑いくらいではある。 ] (外よりはマシか…?) [ とりあえず、だ。 何やら奥の方にも空間は広がっていそうだが ヒナを置いておくには悪くない…… ] (62) 2020/09/18(Fri) 5:09:05 |
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