人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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【人】 軽音部 千葉郁也

──ある日の放課後・大木さんと──

[何だか久しぶりと
同じ感想を持ったらしい大木さんの挨拶に、
それだけあの3日間がいろいろ考えすぎて
濃かったのかと感じる。>>446

それは大木さんも変わらないのだろうと思えば、
少し安心する思いだった。]


 そう、ですね。
 あんなに自分のことも人のことも
 考えたのは初めてかもしれないです。


[“千葉も“と言った大木さん同じように
頑張っていたということなのだろう。>>447

おそらく大木さんのことだ、
俺より多くの誰かを気にかけて過ごしたに違いない。

俺にはこの人ほどの気遣い力はないと思うので、
烏滸がましいとは思いながらも親近感を覚えた。]
(464) 2022/10/23(Sun) 20:39:35

【人】 軽音部 千葉郁也

[大木さんもまた願いごとはしなかったと聞けば尚更。>>448
そして具体的に共感を示されたことで、
先程感じた親近感は間違ってはなかったのだと感じる。]


 はは、ちょっと安心しました。
 俺も願いごとしなかった理由、似たようなものなんで。
 俺が俺のままでいるには、
 自力で叶えられることは頼みたくねぇなって。

 でも、そうできない願いがある奴もいて…
 そういうとこでいろいろ考えたりはしましたね、俺も。


[幾許かの沈黙の間、
下に目線を落として大木さんの言葉を待つ。]
(465) 2022/10/23(Sun) 20:39:38

【人】 軽音部 千葉郁也

 

 ……現実味は確かに。
 幽霊とか、願いごととか。
 そんなん絶対ないって思ってたんですけど。
 
 それに……、
 皆抱えてる悩みなんて大して変わんねぇかなって
 ずっと思ってたけど、
 聞かなきゃわかんないこともたくさんあるなって。

 ただ、俺はあの3日間があってよかった、とは思ってます。


[俺の少ない接触範囲ですら“消える“つもりだったのが2人、
消えたりはしないだろうけど複雑な願いを抱えていたのが1人。
消えはしなくても、現実を大きく変えた者もいるのだろう。

大木さんの言うように、
夢から覚めたばかりのような感覚がどうしてもあった。>>449]*
(466) 2022/10/23(Sun) 20:39:45

【人】 軽音部 千葉郁也

──ある日の放課後・大木さんと──

[自力では叶えられない願いごとなんてない方が幸せ>>472
その考えは俺もあの3日間のうちに思ったものだった。>>3:10

あの時は共感してくれた工藤の言葉に覚える安心感に
胸が痛んだのは、そうでない奴のことを考えて。

だから、俺の言葉に共感を返す大木さんも
似たようなつらさを悩む間は感じていたのではないかと思う。

だから、“安心する“と言う大木さんに頷いて。]

 ……はい、“俺が俺のままで“いたいって思えたのは、
 周りのおかげなんで。

 これからも、ちゃんと叶えてこうと思います。

[大木さんの顔を見てそう返す。
なんせ自分にかけてしまった願いだから、
叶え続けないと意味がないのだ。]
(510) 2022/10/23(Sun) 21:55:52

【人】 軽音部 千葉郁也




 大木さんでも怖くなったりするんですね。
 そりゃまあ、当たり前かもしれないですけど。

 ……でも、知らない顔を見ることでしか
 わからないこともきっとあったかなって。
 知らないとこも、これから知っていけたら
 良いなと俺は思います。


[誰でも怖いものくらいある。>>473
別にそれが幽霊じゃなくても。

似合わない気弱な発言に、
大木さんが感じた不安もこの先解消されていけば良いと思った。
誰かと向き合って感じたことがあるなら、
無駄ではないはずだと信じたい。]
(511) 2022/10/23(Sun) 21:55:58

【人】 軽音部 千葉郁也

[あの3日間があってよかったと同意する大木さんなら、
そんな心配も必要ないのかもしれないけど。>>474]


 そうですね、
 皆にとって有意義な時間だったって思いたいし、
 時間をくれた幽霊には感謝しときましょうか。


[だから、と続いた言葉に、ああ、と思い出して薄く笑った。]


 俺がやらなきゃのことクリアできたのは、
 後押ししてくれた奴がいたおかげで。

 それから、大木さんからのメッセージも。
 すごく励みになったんで。

 ありがとうございました。


[そう、今更ながら返せてなかった礼をすることができた。

きっと他にもあのメッセージに背中を押された者もいるのだろうと思えば、そのことも併せて。]**
(512) 2022/10/23(Sun) 21:56:01

【人】 軽音部 千葉郁也

──ある日の放課後・大木さんと──


 そう願えるきっかけがあったってだけですけど、
 ありがとうございます。


[いい願いと言われて、少し照れくさい気持ちになりながら
頬を掻いて返す。>>515
そう願ったきっかけと、それを最高の願いだと
言ってくれた奴のことを思い返して小さく笑った。]


 幽霊見た時も結構落ち着いて見えたんで、
 こう、やっぱイメージだけで判断したらだめですね。


[先輩で頼り甲斐がありそうで、
懐も広そうだと思っても不安や恐怖はあるのだ。

話さなければわからないことがあるとは
今更思いながら苦笑する。]


 ああ、そういうとこ見せたくない、のはわかります。


[俺の変な意地みたいなのとは全然違うから、
わかるというのは申し訳ない気もするけど。
そういう隠し方ならかっこつくのになとか考えてた。]
(529) 2022/10/23(Sun) 23:22:05

【人】 軽音部 千葉郁也


 大木さんの言葉は俺以外にも届いてると思います。

 ほんとはもっと早くお礼言いたかったんですけど、
 あの日は手一杯で伝えられなくて。

 こうして直接お礼言えてよかった。


[全てが終わった後でも、話せたことを、
話すきっかけをもらえたことをありがたく思う。

嬉しそうに笑った顔を見て、
相手も同じ気持ちであると感じて心が温かくなった。

あとはいくらか日常めいた会話をしてから
別れる時には改めて礼を告げて。

いくらか現実に戻ってきたような心持ちで帰路についた。]**
(530) 2022/10/23(Sun) 23:22:12

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day夜・旧校舎前 工藤と──

[工藤が何か急いで戻ってきた後に重ねて謝る理由は、
俺が夜の旧校舎前という普段なら
絶対居たくない場所にいるのを心配してくれたからだろう。

大丈夫なことを伝えた先で安堵の声を返す表情からは、
痩せ我慢でもなく本当に大丈夫だと
伝わったのだとわかったから>>539
今ばかりは多少はかっこついたかなと思っておこうか。

どうやら俺も役に立ってはいたらしいと>>540
念を押されたことには素直に受け止めて、
どういたしましてって今更返すのは
微妙に気恥ずかしくなったけど。

それから、他人の地雷を踏むという話題に
そぐわないお祝いの言葉に肯定を返して。]


 うん、おめでとうであってる。
 ありがと。


[まるで自分のことみたいに喜んでくれる笑顔に、
昼間に出せた勇気のことを
本当によかったと改めて実感が湧いた。]
(555) 2022/10/24(Mon) 2:30:54

【人】 軽音部 千葉郁也

[工藤からのお返しについて考える素振りをした後、
帰るかという提案には迷いがあるみたいで。

まだ何か用事があるのかと疑問には思う。
いくらかの沈黙の後、帰ることに決めた声も
どこか躊躇がある響きに聞こえたから。>>541

何かあった?と聞くのに少しの間が開いた。


その時、旧校舎から人影が出てくるのに
一瞬びくりとしたけど、
月明かりに照らされた顔に見覚えがあれば
安堵の息を吐いて手を振る。]
(556) 2022/10/24(Mon) 2:32:26

【人】 軽音部 千葉郁也



 天ヶ瀬、来てたんだな。お疲れ。


[叶えても叶えなくても後悔があるかもしれない願いを
天ヶ瀬はどうしたのだろうか。

どちらにしても後悔は少ない方を選べたなら良い。]


 今度料理部に顔出す時は、津崎連れてくわ。


[実験台は多い方が良いだろって笑って伝える。
天ヶ瀬の願いがどうなったにせよ、
変わらず気軽に話せる関係には変わりないのだし
今度は胃に優しいものが食べたいなとは
授業中のやりとりで伝えてある通りだ。

ああ、でも、呼び方が苗字じゃなくなるくらい
仲良くなれる日が来たら良いなとは実は思ってるよ。
したら俺も下の名前で読んだ方が良いかな。]
(557) 2022/10/24(Mon) 2:32:36

【人】 軽音部 千葉郁也

[それから現れたもう一つの影にも、
やっぱり驚いて変な声を出したけど、
もしかしたらあっちも同じような声を出したかもしれない。]


 ……かなみ?


[正直、心底安心した声になっていたと思う。

願いごとはする前なのか後なのか判断はつかなかったけど、
彼女の“これから“について教えてもらえれば、
少し寂しくはあっても悲しくはないと思えただろうから。]


 勝負に勝ったみたいでよかった。
 俺もね、ちゃんと勝ったよ。


[学校では会えなくなっても連絡は取れるし、
ライブハウスに来られる日は楽しみにしておくとして、
そうでなくとも音源くらいは送れる。
だから、勝ったら聞かせるって約束は叶えられるはずだ。>=3:60

これからは音を届けることで、かなみのことを
俺からも応援できたら良い。

よろしくって伝えた時から、友達だと思っているし。]**
(558) 2022/10/24(Mon) 2:32:53

【人】 軽音部 千葉郁也

──3day夜・帰り道 工藤と──

[旧校舎前、月明かりの下で会えた面々とは
どのくらい会話を交わしただろうか。

工藤を送る帰り道の途中は、
別のことに心臓が多少忙しくはあったから
物音や横切る猫の影なんかには
驚いたりはせずに済んでいたかな。

唐突に再開した話の続きに
工藤は不思議そうな顔をしていて。>>547
前置きを忘れていたことに気づいて、
どんだけ緊張してんだよと頭を掻いた。

渡したピックのお返しの件って伝えたら、
戸惑ったような笑みが返されて。

“それじお礼にはならない“って返事は、
断られたかなと一瞬思った。

工藤からの願いごとになると言われたら、
教える以上は便宜上そうなるかもとは
わかってはいるのだけど。]
(577) 2022/10/24(Mon) 4:40:41

【人】 軽音部 千葉郁也

[納得したつもりの“もっともらしい理由“、
それがなくなった後も切り出せなかったのは
俺が臆病だからで。

クラスも別れれば尚更、
また話を持ち出すのは不自然かもしれない。
今もなんで?って思ってるんじゃないかなとは。

なんでって聞かれたら、なんて答えたら良いのだろう。
それこそギターの練習どころじゃなく、
気まずくなるかもしれない。

答えられる気がしないのは
やっぱり臆病なのだと思うけど。
今はまだ、もう少し俺に勇気が出るまで
猶予があることを願った。]
(578) 2022/10/24(Mon) 4:41:00

【人】 軽音部 千葉郁也



 ……いや、俺にとってはお礼になるから。


[ゴリ押しが過ぎるかなと思っても、
ほかのお願いというのも今は出てこなくて。
困らせてなければ良いのだけどと、工藤の表情を窺った。

此方をまっすぐ見て続けられたのは、
逆に工藤からのお願いに変えられた言葉で。>>549]


 工藤がそれで良いなら、うん。
 任されるよ。


[俺のお願いも叶ってるわけだし、
お返しを他に考えなくてもいいって思ったんだけど。

真剣に考えてくれてる様子を見れば、
口を挟むのも憚られて工藤の言葉を待った。]
(579) 2022/10/24(Mon) 4:41:14

【人】 軽音部 千葉郁也

[そうして、伝えられた提案は予想外のものだったから、
少し驚いたような顔で見てしまったと思う。>>551]


 ん…、『 Let It Be 』が弾けるように
 なるまではもちろん付き合うけど、

 俺の好きな曲…、は、うん、わかった。
 その時教える。


[弾けるようになったその先もあるって
意味だと受け取れば、
それは正しく俺にとっては
嬉しいことだから充分すぎるお礼だ。

だから、その約束をお礼として
受け取れる日を待つことに頷いた。

はにかんだ笑顔に上手く笑って返すのは
少し難しかったかもしれないけど、
何度か見せた変な顔になるのは堪えたつもり。]
(580) 2022/10/24(Mon) 4:41:37

【人】 軽音部 千葉郁也

[工藤がギターを弾きたい理由、
途切れた練習の裏にあった気持ちのこと。>>549
それを聞いても面倒や重いとは思うわけはなくて。

話してくれたことが嬉しいし、尚更に、
頼ってくれたのが俺でよかったと思うに違いなかった。

工藤がギターを嫌いにならずにいる理由になれたなら、
それほど嬉しいことはない。>>552

それを工藤が伝えてくれる時には、
俺の中に今はまだ残ってる臆病は振り払えていれば良いと思う。
いや、多分きっと、それまでには伝えられるはずだから。]
(581) 2022/10/24(Mon) 4:42:13

【人】 軽音部 千葉郁也

[卒業くらいまでには?って言ってた教本も、
返す必要はなくて。
期限はやっぱりなくていいよって伝えておこうと思う。

お礼の曲を聴かせてもらえる時には
必要なくなっているかもしれないけど、それでも。

工藤の歌も聴きたいっていうのは
しつこい勧誘のことを思えば知ってるかもだけど。
いつか一緒にセッションできれば良いとは思うから。
その日が来るまで練習は付き合いたい。

願いごとが増えてしまって困るけど、
それも自分で叶えていけたら良い。


此方の顔から逸らされた目線が下に落ちるのを>>554
追った視線の先、ポケットに突っ込んでた手を出して。
幽霊から記念品を受け取った掌を、
月明かりの下で見つめる。


一度目を伏せて息を吐くと、
硬くて繊細さの欠片もない俺の指先とはまるで違う、
隣を歩く細くて柔らかい指に触れた。

夜道が怖いからとかそういう照れ隠しを
今は言わないでおくくらいの勇気が
幸いまだ品切れしてなかったのは、
さやけく照らす月明かりのおかげなのかもしれない。]**
(582) 2022/10/24(Mon) 4:42:54

【人】 軽音部 千葉郁也

──4day・津崎と──

[肝試しの報告は主に面白そうな部分を端折ったため
聞いてて面白いかなとは思ったけど、
津崎の感想は“嬉しい“とのことだったから、
話してよかったと思う。>>364

証拠なくても疑わないとは知ってたけどな。

素直に口にされる言葉は、
丁度良いと思っていた距離を保っていた時より
居心地良く思えた。]

 そう、だから俺の前で怖い話は禁止な。
 心霊スポットとか死んでもいかねぇし。

[俺としては重大な秘密に対して少し口籠る様子に、
笑いを堪えたりしたわけではないのはわかるから、
何かを思い起こして俺が表に出さなかったことを
察したりとしてくれたりするのだろう。

普段眠そうだったのは不安で眠れなかったのだと知った今、
夜遊びなどしていないのだろうとはもう知っているけど。

今日は遅刻もしなかったし眠そうでもなければ>>362
これから顔を合わせる津崎は
今まで知ってる津崎とは少し違くて。
吸血鬼ネタ使えなくなっても
いくらでも笑えるネタは出してくれると期待してる。]
(634) 2022/10/24(Mon) 11:21:03

【人】 軽音部 千葉郁也



 ありがと。
 すげぇ頑張った甲斐があるわ。

[頑張れたのは津崎のおかげでもあるから、
労いに対する意味を礼に込めた。

首を傾げられたもう気にしてない悩みについても
そのうち話す機会はあるだろうし。
津崎が苦手なままなら笑顔の練習くらい一緒にしてもいい。]

 生で齧れる野菜しか食えない
 兎みてぇな食生活はちょっとな…。

 ここで残念なお知らせだが
 俺はレンジを(2)1d6台お釈迦にしたので
 家では触るのを禁じられている。

[まあ、なんとかなるだろとは思うから、
真剣に答えてくれたらしい料理の件も頭に留めておく。

一人暮らしすることになった時に
家に呼んでも食うものないんじゃ可哀想だしな。
レンジの使い方くらいは学んでおこう。]
(635) 2022/10/24(Mon) 11:21:09

【人】 軽音部 千葉郁也

[相談するにもお互い得手不得手はあるだろうから、
無理らしい恋愛相談は、俺も乗れる気はしないから
雑談程度に留めておくよ。

音楽の話もお互い学ぶことがあるのだろう。

進路については有り難く集めてもらった資料も
読むつもりだし、同じ学校になったら笑うけど、
それはそれで楽しいのは変わりない。

一番伝えときたかったことを思い出したように言ったのは
気恥ずかしさもあるからだけど、
目を逸らして頭を掻く様子に痛み分けだと思って
小さく笑っておく。>>369

半年間を埋めるなんて多分あっという間で、
距離があったから息がしやすかったなんてことも
忘れるくらいに、これから先が当たり前になるんだろうから。]**
(636) 2022/10/24(Mon) 11:21:13

【人】 軽音部 千葉郁也

──お返しの曲のこと・工藤と──

[工藤からのお返しとしての“一番好きな曲“を
伝えられたのはいつのことになっただろう。>>552

それがどれだけ先だとして、或いは存外早くても、
伝える曲はその前には決めていて。

一番好きな曲といってもなかなか決められなくて。
最も好きな曲のうちのひとつを選んだ。

お手本のつもりで演奏したそれが、
即興で応えるリクエストより
いくらか熱が入っていることがわかれば、
聴かせるために練習したことは気づかれてしまうだろうか。

そうだとしてもきっと、構わなかった。]
(637) 2022/10/24(Mon) 13:38:32

【人】 軽音部 千葉郁也


♪When the night has come
 
 And the land is dark
 
 And the moon is the only light we'll see

 No, I won't be afraid
  
  Oh, I won't be afraid
  Just as long as you stand,
             stand by me……


 
(638) 2022/10/24(Mon) 13:38:38

【人】 軽音部 千葉郁也

[この曲を聴くとあの日、
何かに怯えることもなく
月明かりの下で並んで歩いた時のこと、

肝心なひとつはまだ言えなくても、
ひとつ、ふたつは臆病を
乗り越えられた日のことを思い出すから。


あの時言えなかった肝心なひとつは歌に替えてなんて、
恥ずかしいことはしなくてもいいように、
その時までには伝えられていればいい。


          
そばにいてほしいって。]**
(639) 2022/10/24(Mon) 13:38:41

【人】 軽音部 千葉郁也

──それから──

[あの場にいた全員にとって特別だったろう3日間。

皆にとってこれでよかったと思える結果。

一人でそれを祈っても、幽霊にも叶えられないだろう願い。

きっと人が手を伸ばせる範囲は限られていて。
それぞれがその中でだけでも掴めたものがあるならば、
その願いは叶うのかもしれない。



俺が選んだ選択は自分に願いをかけることで、
この先もあるがままでいられるように
過ごして行くのだと思う。

日常に起きた変化はいくつかあって、
でもそれが当たり前に変わっていく。

俺の未来は根拠のない自信に裏打ちされたもので、
それを疑ったこともないけれど。
其処に共にいて欲しいと思える人たちが出来た。]
(807) 2022/10/24(Mon) 22:56:58

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎とはこれからもくだらない話や真面目な話をして、
お互い支え合って前に進んでいくのは確かだし。

仮にどちらかが躓いても差し伸べられる手が
互いにあるはずだから、
その先にあるものに何の不安もない。

それから秋緒のことは、
意外と口が悪いとか見た目とのギャップがあることを
これから知ったりとしていくのかな。

料理部だと知るのも近いうちで、
秋緒の師匠共々作る食べ物の実験台くらいにはなっても…、
頻繁じゃないとありがたいけど、
スキルアップのためにも付き合うよ。]
(808) 2022/10/24(Mon) 22:57:02

【人】 軽音部 千葉郁也

[天ヶ瀬の変化に気づくのはいつ頃だろう。
見た目が多少変わっても天ヶ瀬は天ヶ瀬だし、
彼女が選んだ決断を応援したい。

ちゃん付けは誰相手でもしないけど、
そのうち青葉と呼べるくらいにはなれるんじゃないかな。

かなみとはまた会えない日が続いたとしても、
先は長いのだし顔を合わせる機会もいくらでもあるはずで。

自分の嫌なとこ治すのに幽霊には頼らないと決めたなら、
やっぱりどこか似ているなと思うし、
お互い自分の弱いところを克服出来るんだろうと信じてる。

工藤とのギターの練習も続いていくのだろうし、
忙しい時期に出来ないことはあっても、
それに心配を感じることはもうないのだと思う。

工藤は何も返せてないというけれど、
貰ってばかりなのは俺の方なんだ。

だから、工藤の大切な人との約束の結果が
どのようであっても後悔のないよう力になりたいから。
そして出来ればその先も。

結局、俺がそばにいてほしいだけなんだけど。
そのことは察してもらう前に自分で言うよ。
それはきっと、近いうちに。]
(809) 2022/10/24(Mon) 22:57:09

【人】 軽音部 千葉郁也

[願いごとがないことは幸せだからと大木さんは言った。
それは俺も同じ思いで。
だけどそう思う理由は他にもあって。

幸せになってほしい誰かに手を伸ばすことが出来たことが、
誰かに手を伸ばしたいと思えたことが、
あの3日間で手に入れた一番大きな幸福なのだろう。

躓いたり挫折を覚えたり、
そういうのはこの先たくさんあるんだろうけど。
歩いていく道は一人ではないから、
掴んだ未来に憂いは見当たらなかった。

秋月先輩に言われたように、
前を見ないとわからないことも
たくさんあるのだと知ったから、
少しは背筋を伸ばして前に踏み出せれば良い。


*俺が俺のままでいられること、
それがいいんだと今は思えるから。*]
(810) 2022/10/24(Mon) 22:57:13

【人】 ベーシスト 千葉郁也

[色んな思いで、その曲を聴いていた。>>847
お返しにと言われた好きな曲。>>848

選んだ理由はもう伝わっていたのだろうけど。>>844
だからこそ、最後までギターの音色も歌声も、
ひとつの音も聞き零さないように。>>849

一緒に歌うのは邪魔にならない程度に、
微かに旋律を口遊んで。>>846

歌う顔を見詰めるのは照れてしまいそうだったから、
あの日触れた指先より、努力の跡が残る指の動きを追った。]
(874) 2022/10/24(Mon) 23:48:13

【人】 ベーシスト 千葉郁也

[演奏が終われば拍手を送って。

工藤の目的は果たされたわけだけど、
約束を果たせたことは本当に嬉しかった。
一緒に喜んだ日のことも忘れない。>>840

この先もそばにいてくれることを知っているから。]


 最高の演奏だった。
 ありがとう、彩葉。


[感想を告げて向けた微笑みは、
きっと今までで一番うまく笑えていた。>>850]**
(876) 2022/10/24(Mon) 23:48:16