人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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【見】 座長 トラヴィス


人も、人ならざるものも集う賑やかな夜。
館の主人だけが瞳を閉じ、眠りに付く時間。

男は自身の客室へ、使用人を大勢呼び付けていた。


「───そうだね、
 プルーは好き嫌いしている所を見ないから良いとして、
 シトゥラの食の好みが難しいな。」

あれやこれやと情報収集しつつ、
夜景が一際綺麗に見える自室へ、オーナメントを用意させ、飾らせている。

大きな天蓋の付いたベッド。
自らが館へ辿り着いた際、最初から存在したものだ。
まるで何処かの皇様が使っていたようなそれを気に入り──それ以外は随分と模様替えをしたが──長期間占領している部屋へ、色とりどりの装飾が散りばめられていく。

「嗚呼、窓際は何も置かないでくれ。
 夜空が見えるようにね。」

座長直々の舞台プロデュース。
懐かしい気持ちで、使用人達へ指揮を取る。

「……悪いけど、軽めのカクテルも用意して貰えるかな?
 今日は溺れたくはないんだ。」


 ───特別な二人の反応を思い浮かべながら
  今宵の細やかなパーティの準備は進んでいった。
(@61) 2021/10/28(Thu) 12:48:08

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>119 >>a8 >>120 キンウ

「えっ。お嫁さん?お前伴侶がいるのか?
 不思議な奴とは思っていたが、なんだか俺の知らない秘密がありそうだな。
 お前、元いた場所ではどう過ごしていたのか気になるな」

驚きのあまり目が丸くなる。言葉をストレートに受け止めてしまった。

そうこう話しつつ、中庭へ。
帽子とコートを脱いで髪を軽くまとめつつ、調理手順を説明しながら作っていく。

「まず最初に
テンションを上げるために酒を飲む。


 それからだいたい同じ分量の白玉粉と豆腐を混ぜて一つにまとめていく。だいたい耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねたほうがいいな。
出来上がったらご褒美に酒をまた飲む。美味しい。


 次に生地を小さめに切り分けて丸くしていくんだ。終わったらそれらをお湯で湯がいていく。
茹で終わるのに時間が少しあるので更に酒を飲む。とても美味しい。


 茹で上がったら水で冷やし、後ほど表面の水気を取って完成だ」

(125) 2021/10/28(Thu) 16:06:12

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>119 >>a8 >>120 キンウ

変な手順が混ざりながらも出来上がったものは、もしかすると貴方も見慣れたものかもしれない。
ようやく訪れた館の空に浮かぶ月……によく似た、まんまるな白いお団子。

「出来たぞ。月見団子だ。豆腐を加えたからしばらくは固くならないし、もちもちで舌触りも滑らかになる。
 月見をする時期はとうに過ぎているかもしれないがな……でも、この館では月が出ることは稀だ。そんな珍しい客の為に団子を用意してもいいだろう?」

楽しげに声を少し弾ませながら、団子のそばに串と小皿を並べていく。餡子、きな粉、みたらし団子のタレ……真っ白な団子を彩る飾りが勢揃い。

「そのまま食べるのに飽きたら好きなものをつけて食べるといい。お前が好きなのはみたらしだっけ?なんで好きなのかとか、話をしながら食べようじゃないか。なあ?」

普段の神経質さはなりを潜め、楽しげに目元を緩めながら貴方を見やる。
破られたと思った約束を、今ここに。
お別れする前のささやかな宴を、月を味わいながら楽しもうじゃないか。
(126) 2021/10/28(Thu) 16:06:33

【人】 金烏 キンウ

>>125 >>126 ミズガネ

「くふ、くにに来てたしかめてみるか?
 われ、いつでも歓迎だぞ〜〜〜」

冗談とも本気ともつかぬ素振りでそう口にしたのち。
けして悪いところではないよ、と微笑む。
四季があり、ひとびとは懸命に慎ましやかに、それなりに幸福に暮らし。日が昇り沈んで、月が出る。
訪れたとして、彼を迎え入れるのはそんな、ありふれたくにだ。

「ほうほう、
酒を飲み、酒を飲んで、もう一口……


復唱。それ、まこと料理の手順か?
残念ながら(あるいは幸運にもか)、少女はそんな指摘はせぬし、できぬけども。

(127) 2021/10/28(Thu) 16:37:34
キンウは、真白い団子をひとつ、指でひょいと摘んで放り込む。
(a9) 2021/10/28(Thu) 16:39:20

キンウは、夜を、月をその目に映さない。
(a10) 2021/10/28(Thu) 16:39:28

キンウは、けれども。
(a11) 2021/10/28(Thu) 16:39:34

キンウは、ミズガネとともに、空を見上げる。
(a12) 2021/10/28(Thu) 16:39:52

キンウは、ミズガネがつくった、《月見団子》を食べる。
(a13) 2021/10/28(Thu) 16:40:01

【人】 金烏 キンウ

>>ミズガネ

「うむ、うまい!
 そうだなぁ、おしゅうの好きな味も教えておくれ」

声を弾ませ、語り合う。
夜を知らぬ少女は、そうと知るべくもない男と、天を見る。
(128) 2021/10/28(Thu) 16:51:20

【赤】 パイ焼き ゲイザー

リーパーは、館の協力者の役目を終えた。
誰かを襲う画策をすることもない。
館の魔力によるこの声も、もう届くことはない。

それにリーパーはべつに、キエのことを
特別だともなんとも思っちゃいない。
これは、刹那の繋がりだ。

だから、別れを告げなければ。 ⇒
(*0) 2021/10/28(Thu) 16:51:40

【赤】 パイ焼き ゲイザー

「ようキエ! まだこれ、聞こえてるか?
 いやあ、オマエには世話になったな。
 オマエが居なければ、あんな謎は作れなかった」

(*1) 2021/10/28(Thu) 16:52:00

【赤】 パイ焼き ゲイザー

「それに何より、オマエには恩が有る。
 あの時は、オレが”下”だったんだ。

 オレは副人格だった。
 棄てられて、なかったことにされて。
 認識すらされなくて」

「……だからひとときでも
 あいつの躰を奪ってやれたのはスカっとしたぜ! 
 それに、あのお陰で今みたいに対等になったんだし。

 
何より、ゲイザーのあの顔! あの悲鳴!

 
ギャハハハハ!!!
(*2) 2021/10/28(Thu) 16:52:46

【赤】 パイ焼き ゲイザー

「でもオマエやっぱムカつくわ」


「いつだって人を食ったようなツラしてさ。
 オレは誰のいいなりにだってなりたくない!」
(*3) 2021/10/28(Thu) 16:53:16

【赤】 パイ焼き ゲイザー

「そういやオマエ、最初は探偵だって名乗ってたよな。笑える!」

「……じゃあ、待宵館殺人事件はこれでおしまい。
 オチは探偵と犯人の結託による完全犯罪だ。
 陳腐で、趣味の悪い、最高のミステリー!」
(*4) 2021/10/28(Thu) 16:54:07

【赤】 パイ焼き ゲイザー

 
「でも、それは今回だけのこと」

「次回は敵になるな?」

 
(*5) 2021/10/28(Thu) 16:54:52

【赤】 パイ焼き ゲイザー

「捕まえてみろよ、インチキ探偵!」

さよならなんて素直な言葉、言ってやらない。
リーパーはリーパーらしく。
最後に行ってやるのは捨て台詞。

もう殺人なんてする気はないのだけれど。
統べる者に歯向かうのが愚かな殺人鬼の最後の矜持だ。

……さて、気に入ってくれただろうか、あなたは。
さあ、ご感想は?
(*6) 2021/10/28(Thu) 16:55:45
金烏 キンウは、メモを貼った。
(a14) 2021/10/28(Thu) 16:59:23

金烏 キンウは、メモを貼った。
(a15) 2021/10/28(Thu) 17:00:39

金烏 キンウは、メモを貼った。
(a16) 2021/10/28(Thu) 17:00:51

キンウは、日の光に瞳を煌めかせ、笑った。
(a17) 2021/10/28(Thu) 17:01:09

(a18) 2021/10/28(Thu) 17:07:35

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>121 >>122 >>123 ユピテル

柔らかな感触が唇に齎される。心を締め上げていた寂しさや歯痒さが溶けだして、息苦しさがなくなった拍子には、と一つ小さな吐息がこぼれた。

弱々しげな視線を投げたまま貴方の言葉を拾い上げて、思案する。
これがもし逆の立場だったならどうだろう?嫌なことを我慢させてまで好きにさせたいと言われて嬉しいだろうか?

…………そんな筈はない!

「…………ユピテル」

愛しい人の名前を呼ぶ。少しだけ声が震えたような気もするけれど、自分のことなど気にかけていられなかった。

(129) 2021/10/28(Thu) 17:08:38

【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ

>>121 >>122 >>123 ユピテル

瞼をそっと下ろして頭を撫でてくれる貴方の手の感触をしっかり享受しながら、ぽつりぽつりとこぼしていく。

「………………好きな人が、愛するお前が、誰かと恋人のように戯れるなんて嫌だ。息が詰まりそうになる。胸が痛くなる。
 きっとこれは嫉妬なのかもしれない。醜いかもしれないが、誤魔化しが利かないんだ」

かもしれない、とはっきりしないのは今まで特別な人を作ったことがないからだ。
今まで逃げる為に女の温もりを求めていただけの男は、ようやく嫉妬という感情を手にした。

ようやく男は瞼を持ち上げる。
手を伸ばして、貴方の左手を取る。
そのまま、唇を薬指へ。

宝物に触れるようにそっと口付けを落として、声を、想いを紡ぐ。

(130) 2021/10/28(Thu) 17:11:01

【人】 ただの ミズガネ

「ユピテル。
 …………どうかずっと、僕のそばにいて」
(131) 2021/10/28(Thu) 17:11:52

【人】 夜明けの ゾズマ

>>106 ポルクス

「そう、なりたかった……?」

ふたりの間には、あなたの片手が制した距離だけ隙間がある。

少女は、空想の中のゾズマの存在を認めてもらいたくて
ひとりの中のふたりになったから、思わず聞き返した。

そして、あの時あなたに言われたことを、思いだしていた。

「なんだか、謝られても、複雑……」

あの時は怖くて、冷静に考えられなかったけれど

「その……、あんなことするくらいまでだったのに、もう、誰かに……"殺しに来てくれなくなった愛しい兄みたいに、殺意を向けてずっと追いかけてきて欲しい"って思うのはやめたの?」

少女ひとり、未遂をしたくらいで諦めるほどの
気持ちだとは思わなかったから。

ゾズマは元の世界には帰らない。だからきっとあなたとはもうすぐお別れだ。
(132) 2021/10/28(Thu) 17:52:39

【赤】 悪食 キエ

キエは人を夢で判断する。どんな夢が実るか、実りそうな場所か。その尺度しか持っていない。
……矢張りキエも、リーパーの事を何ら特別視していない。尤も其れは貴方に限った事ではなく、人間全てに対してだが。

「君達の刻も動き出した様で何よりさ。其れを僕のお陰だと気付けたのも有難いねェ。
 此れで君達を食えていれば、文句無しのハッピーエンドだったんだけどなァ?」

乾いた笑みがありありと思い浮かぶ様な声色が届く。
キエの言葉が真意である事は、刹那といえど共犯者と成った貴方なら判る筈だ。
(*7) 2021/10/28(Thu) 17:53:28

【赤】 悪食 キエ

「しかし、だが────次回は敵にも味方にもなってやらないさ。僕ァ舞台をスポットライトの上から見下ろすのが好きなんでね。
 もし君が再び舞台に立つ事があれば、僕は何処まででも照らし続けてあげよう」

さよならなんて人間じみた言葉は、考えもしていない。
死が夢を別つまで、キエは人の中に在り続ける。
人が夢に向かって歩き続ける限り、“キエ”で在り続ける事ができる。
(*8) 2021/10/28(Thu) 17:54:25

【赤】 悪食 キエ

 
「其の時は、きっと
また


「陳腐で、趣味の悪い、最高のミステリー悪夢を見せておくれよ」

 
(*9) 2021/10/28(Thu) 17:55:06

【人】 逃亡者 ポルクス

>>132 ゾズマ

「……。同じ魂を分けた双子はね、どちらかが強い力を持って生まれることが多いんだ。
 俺の場合は、兄のほうがそうだった。
 それなのに、兄の力を忌み嫌った両親は兄を認めず、俺を嫡男とした。
 兄は塔に閉じ込められて……称賛も、親の愛も、教養も、全部俺が独り占め。
 本当は全て兄の物であったのにね」

その後はあなたも軽く知ってる通りだ。
深い愛憎の末、追い追われる者となった兄弟の末路は、他人が聞くにはあまりにも滑稽だ。
兄は本当にほしかった愛を手に入れ、俺は必要がなくなった。
身体に空いた大きな心の穴は、きっと生涯癒えることはないだろう。

「今はもう求めないことにした。
 でも……多分そういう事になったら、拗れきった俺は酷く喜ぶと思うよ。
 そう簡単に人間は変われるような生き物でもないでしょ」

「だから俺には近寄らないで」

もう交わるべきではないと思うから。
(133) 2021/10/28(Thu) 18:23:58

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「やっぱり……わたしは、あなたとは違う。本当はいなかったものを作り出しただけだから」

むしろ、あなたが羨ましく思えるのはきっと、変なんだと思う。
最初からひとつであれば、不幸な事にはならなかっただろうけど。けれどふたつでなければ、ほんとうに出会うことができない、存在を認められることができない。

もし、もっと早くあなたをよく知っていれば
あなたの気持ちに応えることはできたのかな。

「……わたしは、お祭りに誘われた時はうれしかったし
 だから、きみのことをもう少し知って……」

いや、きっと知れば知るほど可能性は低かったと思う。

「ほんの少しだけ、仲良くなれたらいいなって思っていたけど」


ろくに友達もいなかった──否、いらなかった──少女には、当然はじめてだった。
でも境遇、想い、何が悪かったのか、それがかみ合うことはなかった。

(134) 2021/10/28(Thu) 19:23:04

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「じゃあ、ちょっとは考え改めたらしいアンタに最後にひとつ言わせてもらう」

「どんなにことばを入れ替えていても、あ、あれは……れいせいに、かんがえたら、あいの言葉みたいなモンだった、でしょ?」
お、俺を愛してくれ〜みたいな


本当に、好きな人が自分ではなくとも、だ。
誰でもよかったとしても、だ。

「わ、わ、わ、わた、わたしはなぁ……!!!」

「あんなこと、言われたの初めてだったんだから!!!
 乙女の純情を踏みにじったことは一生許さない!
 許さないけど、殺意は死んでも抱いたりはしない」


手を伸ばす、距離をつめる、胸倉をつかもうとしている。

顔を近づける──

「……………」

少しの間が、あって。

(135) 2021/10/28(Thu) 19:24:38
ゾズマは、ポルクスに思いっきり頭突きをかました。
(a19) 2021/10/28(Thu) 19:25:20

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「仕返し」

自分の額も痛かった。笑う。ぎこちない、不自然な笑み。

「オレはまだ優雅に終わらないパーティ満喫するんだ。
 友達だっているし〜〜〜〜〜???
 もうゾズマじゃなくてザラって名前ももらったし?

 外に戻ったらもっとマシな人間になれよな!
 
バーーーーーーーーーーーーカ!!!


せいいっぱい元のゾズマの時のようなテンションで叫んだ。
(136) 2021/10/28(Thu) 19:25:38

【人】 夜明けの ゾズマ

「さよなら、ポルクス」
(137) 2021/10/28(Thu) 19:28:17

【人】 逃亡者 ポルクス

>>134 >>135 >>a19 >>136 >>137 ゾズマ

「……!?」

近寄るなと言ったのに。
手を伸ばされ、距離を詰められ、胸ぐらを掴まれたと思ったら顔が近づいてきて。
何をするかと思えば少しの間の後、勢いの良い頭突きが痛烈な痛みを運んできた。

「いっ……何する」

の、と言いかけた口は言葉を紡がない。
ぎこちない笑みが、俺を見送ろうとしてくれてるのだけ伝えてくれたから。


「……うん。
 さよなら、ザラ。どうか元気で」

やわらかな笑みを一つ落とせば、俺はあなたに背を向けた。
もう、振り返ることはない。


男はそうして、
希望
という
ぬくもり
を手に館を立ち去ったのだった。
(138) 2021/10/28(Thu) 19:42:29

【置】 逃亡者 ポルクス

――親愛なるカストル兄さんへ



不思議な館のパーティに招待されました。
夜の来ない大きな館で、思い思いに楽しむパーティ。
だけどどうしたことか、1日、1日と過ぎていけば、ふっと人が少しずつ消えていく。

俺も、とある船頭でも探偵でもある男に手を引かれて行きました。

生きてる誰もが自分の姿も声も認識してくれない、そんな世界線で。
俺は、大きな桜の木に出会いました。
降り注ぐ花びらが、兄さんのことを教えてくれました。

兄さんも、あの館に居たことを。
大事な人が出来たことを。

兄さんは今、何処で何をしていますか。
大事な人と一緒に居ますか。

兄さんは今、幸せですか。

俺も見つけました、夜に照らしてくれる月の花を。
俺は今、とても幸せです。

 
              
あなたの半身、ポルクスより。
(L2) 2021/10/28(Thu) 19:44:33
公開: 2021/10/28(Thu) 19:50:00

【人】 ただの ユピテル

>>129 >>130 >>131 ミズガネ

「……私もよ。私も逆だったらきっと凄く苦しいの。
 醜くなんてない。もしそうなら、私も一緒に醜くなるし、
 コトハと一緒ならそう言われても別に構わないわ。

 貴方の想いと本音が聞きたい。
貴方の音色
を聞かせて?」

コトハも恋や愛の嫉妬は初めて?きっとこれがそう?
苦しそうなのにそれを嬉しいと思ってしまってごめんね。

でも、これが人に近づく事なら。
コトハへの思いで形作られて行く自分を、私、肯定できるわ。

これまで輪は足枷と、その痕しかなかったけれど。
まだ目に視えなくても、確かに薬指に新しい誓いの輪を。

「 はい。ユピテルは最後まで、苦楽も全て共に。
   ずっとコトハの傍にいる事を誓うわ。」


 ▼
(139) 2021/10/28(Thu) 20:55:45

【人】 ただの ユピテル

>>129 >>130 >>131 ミズガネ

 この場に視える証人はいないけれど、
 “私には”見えない証人がいるのもわかる。

「……“おやすみなさい”、言いたいな。
 子守唄でも歌ってあげるわ。今なら上手く歌えるの」

そっと貴方の手を引いて月夜の下から二人の部屋に誘う。

 
“また明日”は、明日までは会えない言葉だけれど、
 “おやすみなさい”は、宵が明けても傍に居続けられる魔法の挨拶。


ずっと、おやすみの後も貴方の傍にいるわ。
          これから毎日、永遠に。

そしていつか、子供達に聞かせられるような
          
私達の詩
にできますように。
(140) 2021/10/28(Thu) 20:57:27

【人】 ただの ユピテル

 
 
「────……♪」

小さく呟く子守唄。この館に響くのは、私だけの声。
けれど私には、もう一つの“音”が聞こえる。

私に聞かせてくれた神の子守歌。この宵だけに聞こえる親子の歌。いつかこの歌を、私も子供に伝えられるかしら。


何処かの世界では明日の事を、
 『日が昇り月が出て、また日が出る』と書くらしい。

それならば、館の主が目を閉じている宵にしか会えない。
そんな私達に最も近しき挨拶を。

 
次の待宵館をお楽しみに。

 月と共に、貴方と語れることを。貴方に紹介できることを。
 彼と月見酒でもしながら願っているわ。

 「──また“明日”」

 私の最初の人ではなかった、家族神様
 ──
次の待宵館で会いましょう



『ええ。また“明日”、ユピテル』 

 
(141) 2021/10/28(Thu) 20:59:54
テラは、ダミ声の合成音声。
(a20) 2021/10/28(Thu) 20:59:56

【人】 浮遊想 テラ

 

ハローハロー テラはテラ!
 
(142) 2021/10/28(Thu) 20:59:59