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人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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【人】 三橋 夕凪   

─── 回想 昨日の話 ───

[自分で言っておいて恥ずかしくなる気はした。
 けれどだって実際にこうなっているのだから、
 懸命に回した思考がそこにたどり着くのは
 なんとなく仕方ないというか、当然のような気がして。
 読書が趣味だから、もちろん文学だけでなく
 その手の物も漫画もたくさん読んだから、
 というのもあるかもしれない。

 隣のリクちゃんが手を止めて、きゅと力をこめて
 握られたパンがくにゃ、と潰れるのが目に入る。
 不安そうにぽつりと落とされる言葉>>130
 閉じられた瞼。
 思わず、潰れたパンの上から手を重ねて触れて。]
 
(7) 2021/02/04(Thu) 0:37:13

【人】 三橋 夕凪   


   わかんないけど。
   でもさ、きっと一緒に帰ろうね。

   スタンレーさんも。
   とりあえず、食べ物と、飲み物があるから
   わりとチートじゃん。


[ね、と二人に向けて笑う。
 チート、と言う言葉がスタンレーさんに
 伝わるかわからなかったけれど、とにかく笑って。

 さっきそういえば自動ドアの前で、
 不思議そうにドアに触れたり動いたりしている
 スタンレーさん>>138は可愛かった、
 なんて告げたりして。
 彼が律儀に店員に差し出したのも
 金貨だったことを思い出しながら>>160
 プーヨプスキュリテ王国>>160と言う
 聞きなれないカタカナに首を捻りながら、
 彼の話す仮説を聞いていた。]
 
(8) 2021/02/04(Thu) 0:38:22

【人】 三橋 夕凪   


[なるべく下を向かないように。
 不安で、潰れそうな気持ちを
 わざと浮かべる笑顔で奮い立たせて。
 奇しくも少し年下のリクちゃんも
 同じ気持ちでいるとは知らないままに>>132。]

 

 (あのときにくらべたらどうってことない。
 大丈夫。)



   図書室。
   あ、いいかも。


[リクちゃんの提案に頷いて、来た道をまた戻る。
 歩くたびバッグが重たく肩に食い込む痛みが、
 なんとなく 生きている と言う感触を
 与えてくれる気がした。]*
 
(9) 2021/02/04(Thu) 0:40:12

【人】 三橋 夕凪   


[図書室に向かう道すがら、箒を手にして
 握りしめるリクちゃんを見て>>171
 掃除をするわけでもないだろう、
 それは身を守るためのものかなと想像して
 少し背中がぞくりと震える。
 そんなことが、ないとは言い切れない。
 いやだけど。

 自分はどうしようかと悩んで、このままこの
 本入りのバッグを振り回せばなかなかの攻撃力だ
 と思ってくす、と一人唇の端を上げた。

 
 図書室らしき部屋を見つけて>>172
 背表紙を指で辿る彼女を見ながら、
 自分も同じように本の壁と向かい合う。

 不思議なことに書かれている文字は、
 やっぱり見たこともないような形の羅列。
 ふう、とため息を吐いて、もっていたバッグを
 とすん、と机に置いた。]
 
(11) 2021/02/04(Thu) 0:43:22

【人】 三橋 夕凪   


   しばらく、ここに置いとこ。

   拠点、にしませんか、ここ。
   スマホも使えないし、決めておくほうが。


[バラバラになることなど考えたくはない。
 けれど念のため、何かあったら目指すべき場所を
 決めておくのは、災害時の基本だった気がする。

 二人が了承してくれれば自分もひとつ頷いて。

 と、不意に何処かでラッパのような音が
 聞こえて>>1:136、ばっと振り返る。
 微かなものだからメロディはよくわからないけれど。]


   なにか、聞こえた……?
   私、ちょっと見てくるよ。
   お手洗い、行くついで。


[そう言って、図書室を出る。]**
 
(13) 2021/02/04(Thu) 0:45:10
三橋 夕凪   は、メモを貼った。
(a6) 2021/02/04(Thu) 0:47:52

三橋 夕凪   は、メモを貼った。
(a11) 2021/02/04(Thu) 13:09:13

【人】 三橋 夕凪   


[図書室を出て、トイレはすぐに見つかった。
 手を洗って、バッグから取り出した化粧ポーチで
 簡単にメイクも直す。

 掌サイズのアイシャドウパレット。
 鏡を覗きこむ自分の顔はいつもと変わらない
 はずなのに、どことなくぼんやりと
 滲んでいるようにも見えて、
 慌ててぱちん、と音を立ててパレットを閉じた。

 あ、と思い立って、手帳を手にする。
 後ろのページの余白に、ざっと見渡した教室や
 図書室、先程のコンビニなどの配置図をメモした。

 記憶のままに、今日の日付けの欄には

 
古びた学校でリクちゃん、スタンレーさんと出会う


 と書き込んで。]
 
(45) 2021/02/04(Thu) 15:30:18

【人】 三橋 夕凪   


[図書室の場所が把握出来たので、
 そのまま周りを探索しようと歩き出す。

 そう言えば今、何時くらいなんだろう。
 眠いような、眠りたくないような、
 不思議にふわふわした気分。 ]


   ……学校、か。


[記憶に残る学生時代。
 楽しいことも、たくさんあったはずなのに。


 白い紙に、ぽとんと黒いインクを落としたよう。

 どんなに洗っても、真っ白には戻らない。]*
 
(48) 2021/02/04(Thu) 15:33:22

【人】 三橋 夕凪   


[ぼんやりと、歩いていた。

 人の気配はなくて、もしここが本当に異世界
 という空間なら、想像していたものより
 ずっと静かで寂しいなぁと思う。

 教室棟を抜ければ体育館のような建物が見える。
 
 運動はあまり得意ではなかったけれど、
 球技大会なんかで、バレーボールや
 バスケットボールをした時、
 いきいきと走り回って眩しい友人を見るのは
 とても好きだった。]


   青嵐くんとか、ひないっちゃんとか。
   上手だったもんな。


[脳裏に浮かぶ記憶に、眉根を寄せて目を顰めた。]
 
(49) 2021/02/04(Thu) 16:09:41

【人】 三橋 夕凪   



[と、その時。

 鐘の音のような、低い音が耳を打つ。 ]


 
 
(50) 2021/02/04(Thu) 16:10:27

【人】 三橋 夕凪   


   ……え、


[どきん、と心臓が跳ね上がる。
 足を止めて周りを見渡すけれど、
 さっきと変わらない風景がただどんよりと
 佇んでいるだけで。

 続き、鈴の音を転がしたような、
 可憐な声がころころと響く。>>1
 瞬きをすることもできないまま、
 その言葉を聞いていた。>>2

 けれどどこか恍惚とした様子さえ感じられる
 楽し気な声は、急にその声色を変えて>>3

 そうしてあまりの衝撃に言葉どころか
 呼吸も忘れた私を嘲笑うかのように、
 風に吹かれたように、消えてしまった。]
 
(51) 2021/02/04(Thu) 16:11:28

【人】 三橋 夕凪   


   ……まって、今の、なに、


[がくがくと震えだす膝に共鳴するように
 指先が小刻みに揺れ、次いで奥歯までも
 カチカチと音を立てる。

 叫び出しそうになる喉を右手で、
 口に左手の掌を当てて。
 何度も何度も息を吸って、吐いて。

 ゆっくり目を閉じて、今度はその手を離し
 そのまま両手で自分自身を抱き抱えるように
 二の腕あたりをごしごしと摩った。]


   ……しっかり、しなきゃ。

 
(52) 2021/02/04(Thu) 16:15:05

【人】 三橋 夕凪   


[声に出して呟いて、頭を一つ、
 ぶん、と振った。

 震える手にもたつきながらも、はっと
 思い立ってまた手帳を取り出して、
 少し考えてピンクのペンで。 ]


    タロットカードを探す。
    2日後の、午前0時タイムリミット!



[と記入した。
 文字は微かに震えて歪んだから
 思わず舌打ちをしたけれど、
 やらなければいけないことがはっきりしたのは
 ありがたいと思えた。

 それから、もう一度あの声をゆっくり思い返す。
 貴方方、と、言っていた気がする。
 もしかして、私やりくちゃん、スタンレーさん
 以外にも、同じようにここに招かれた人が
 いるのかも知れない、と顔を上げる。

 ひとまず、体育館を除いてから図書室に戻ろう。
 そう思って、大きな体育館の扉に向かって
 足を踏み出した。]*
 
(53) 2021/02/04(Thu) 16:19:40
三橋 夕凪   は、メモを貼った。
(a14) 2021/02/04(Thu) 16:54:09

【独】 三橋 夕凪   

/*
やー、スピード重視で書くと雑になるなぁ

視点がぶれておる
(-6) 2021/02/04(Thu) 17:49:17

【独】 三橋 夕凪   

/*
むげんさん?ユウナさんがとても良い
可愛い
どこかでお話したいのだけどなー
(-7) 2021/02/04(Thu) 17:49:57

【独】 三橋 夕凪   

/*
ぎぃぃ…構成ミスったがな>>53
(-8) 2021/02/04(Thu) 17:51:36

【独】 三橋 夕凪   

/*
スバルくんも来てくれてよかった
真面目な方だね
空気感に飲まれるのわかる
来てくれてありがとう
(-9) 2021/02/04(Thu) 17:52:39

【独】 三橋 夕凪   

/*
すごくろー●そんww(伏せてない)

えー夕凪現金使っちゃったよーw
(-10) 2021/02/04(Thu) 18:24:10

【独】 三橋 夕凪   

/*
ユウナちゃん同い年っ!!!
今コンビニか(待て
(-12) 2021/02/04(Thu) 18:57:51

【人】 三橋 夕凪   


[体育館の扉に手を掛けて、そっと開けようと
 思ったのだけれど、重たい扉は軋んで>>1:102
 がらがらと大きな音を立てる。

 その音に自分でもびっくりして、
 こんなところは元いた世界と同じでなくても
 いいのに、と腹立たしいやらおかしいやらで
 泣きそうに歪んだ顔になるのがわかった。
 ぎゅむ、と唇を噛み締めて、もうやけくそで
 両手でぐい、と扉の持ち手を引っ張った。

 身体が通れるくらい扉が開けは、
 そこへ頭をつっこむようにして中を覗き込む。
 ひんやりとした空気が頬を撫でて、
 中から外へ風が動く。
 
 貼られた床板、備品庫らしき扉、
 バスケットゴール、暗幕。 ]
 
(82) 2021/02/04(Thu) 22:26:41

【人】 三橋 夕凪   


   ……ふつーに体育館だ。


[それ以外にいいようがないほど体育館だったから。
 ぽそっと呟いた声は存外館内に響く。
 ぱっと見渡したところは誰もいないように見えて、]


   ─── どなたか、いませんか。


[と、しんとした体育館に向かい、
 すこし大きくした声をかける。
 返答はあっただろうか。>>79
 
 応答があったなら、体に力を入れてそちらを見つめて。
 誰もいないようなら、図書室へ戻ろうと。]*
 
(84) 2021/02/04(Thu) 22:30:22

【独】 三橋 夕凪   

/*
事務部長きたーーー!!!www
(-22) 2021/02/04(Thu) 23:15:06

【人】 三橋 夕凪   


[男性の声が、聞こえた。>>96
 やっぱり私たちの他にも、
 同じような状況の人がいる!
 コンビニにいた店員さんは応答がなかったことを
 思い出し、返事があったことに胸が踊って
 がらりと開く扉に向かい小走りに近づこうとする。]


   あぁよかった、あの、私───、


[話しながら出てきたその人の姿を捉えて>>97
 ぴた、と足が止まった。]
 
(98) 2021/02/05(Fri) 7:12:24

【人】 三橋 夕凪   


[訝し気に何度も瞬きを繰り返す。

 まさか、そんなはずない。

 
 だけど、間違えるはずもないの。


 持っていた小さなバッグが、とすんと落ちる。
 さっきよりずっとずっと震え出す両手は、
 無意識のうちに口元を押さえて。]


   うそ、なん、で、


[金魚のように、はくはくと酸素を求めて口が動く。]
 
(99) 2021/02/05(Fri) 7:14:23

【人】 三橋 夕凪   



   どうして。
   ちゃんと、見なきゃ、
   確かめなきゃ、だって、

 
   ずっと、ずっと、会いたかったのに、  

 
(100) 2021/02/05(Fri) 7:15:20

【人】 三橋 夕凪   




   どうして、滲んでぼやけてしまうの。




 
(101) 2021/02/05(Fri) 7:16:55

【人】 三橋 夕凪   




  ─── 添木先生!!!




 
(102) 2021/02/05(Fri) 7:20:19

【人】 三橋 夕凪   


[ブランコから落っこちた小さな子供みたい。
 ぐしゃぐしゃの顔で、汚い涙声で。


 先生はどうしていたか。
 その場に居てくれたなら、
 懸命に呼吸を落ち着けようと
 ひくつく横隔膜を宥めよう。 ]


   、 先生。
   ─── 添木先生ですよね、
   三橋です、三橋夕凪です。


[色々と話したいことはあって、
 胸がぎゅうと痛むのだけれど。
 とりあえず今はこの状況を確認し
 打開していくのが先決だと顔を上げて、
 自身の身に起こったことを訥々と話そうと。]*
 
(103) 2021/02/05(Fri) 7:22:13
三橋 夕凪   は、メモを貼った。
(a20) 2021/02/05(Fri) 7:51:50

【独】 三橋 夕凪   

/*
>>94 こんなん笑うやんww

>>67 ユウナちゃん最高
(-25) 2021/02/05(Fri) 7:54:42

【独】 三橋 夕凪   

/*
あるじ様さえ困惑させるエロンボさんはまさに神
(-26) 2021/02/05(Fri) 7:55:14

【人】 三橋 夕凪   

 *

[先生との邂逅の後。
 ひとまず図書室へ戻ろうと歩き出した。
 都合が合うなら先生も一緒だっただろうか。

 迷うことなく辿り着けば足早に近寄り
 扉に手を掛けて、からりと開く。
 けれど中は誰の姿もなくて>>85
 一瞬でさぁ、と血の気が引くのがわかった。]


   りくちゃん!
   スタンレーさん!?


[軽いパニック状態に半ば半狂乱で
 ばたばたと室内へ入る。
 叫び出しそうな気持ちを抑えて視線を彷徨わせ、
 すぐに小さな紙の切れ端を見つけて>>85

 綴られた文字を確認した途端、
 どっと力が抜けてその場に座り込んでしまった。]

 
   び、びっくりし、た……

 
(130) 2021/02/05(Fri) 14:48:13