人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【独】 夢見る乙女 シャルロッテ

/*ヤッタ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
今日襲撃当たらなければいける 反魂パンチしたい 神 お願いしますわ
(-3) 2022/05/02(Mon) 21:07:28

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

トレイの上のスープが、ミルクが冷めてゆく。
少女の表情もまた、不安げに沈んで。

「……う、ん」
「ロッテも、気を付けて探してみるね」

掠れた声は、気落ちしていつもより更に。
それでも、あなたがそうやって気遣ってくれるから。
少女はぎこちなくもどうにか笑顔を作り、朝食の片付けを済ませたところで、あなたと別れた。
(-7) 2022/05/02(Mon) 21:47:01

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

「――――」

いつも張り切って配膳してくれるちいさな姿が見当たらない。
食堂を見回せば、飼育委員の上級生の内の片方も。実習生の先生も。
今日はたまたま、ほんの少し、いつも通りじゃないだけ――
とは、もう、思えなくなってきていた。
配膳係を代行するクラスメイトに、ちらと不安げな視線を向けた。
(7) 2022/05/02(Mon) 21:48:16

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

不安なのだ、あなたも。
いつも気遣ってくれて、元気付けてくれて。みんなを引っ張ってくれて。
それでもあなただって、少女と同じ年頃の男の子。
それでも懸命に、率先して前に立ってくれている。

そうやってじっと見つめていたら、ようやく、目が合って。
あなたが微笑んでくれたから、ぎゅっと胸が苦しくなった。

刹那。
日常に影を落とす異変への不安とは、別の感情で。
どうしてか、泣きそうになってしまった。
きゅ、と。眉が歪む。


(-21) 2022/05/02(Mon) 23:18:16

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

少女はふるりとかぶりを振った。
それから、あなたに精一杯の笑顔を。
(-22) 2022/05/02(Mon) 23:18:36

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

「ロッテも」と、声を上げ、シャルロッテは配膳を手伝った。
それが終われば、果物を少しと、ホットミルクを朝食に。
下の子たちの相手をしつつ、朝の時間が過ぎてゆく。
(15) 2022/05/02(Mon) 23:18:54
夢見る乙女 シャルロッテは、メモを貼った。
(a3) 2022/05/02(Mon) 23:19:20

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>18 リアン
人影を見て共有スペースを覗けば、「あ」と小さく一声。
デスクの上には筆記用具に参考書。
その組み合わせで、少女は勉強会のおしらせを思い出す。

「リアン、準備してくれているの?
ありがとう」
(20) 2022/05/03(Tue) 1:26:11

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

あなたに励ましてもらうばかりではいけない。
自分だって、しっかりしなければ。
それは不安を覆い隠そうとする笑顔ではあったけれど、きっと。
無理矢理にでもそうすることが、『いつも通り』を取り戻してくれると信じたかった。
いつもあなたがそうであるように、誰かの、あなたの支えになれると信じたかった。
座り込んでしまいそうになるのを、どうにか留めてくれると信じていた。

それでも食欲は湧かなくて、いつもより少ない食事を摂って。
それからしばらく。
あなたに名前を呼ばれると、少女は振り返った。

(-74) 2022/05/03(Tue) 12:30:53

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

「ううん、いつでも何でも率先してくれるのは、バラニだよ。
だからみんな真似して動けるし、ロッテも手伝えるの。
ありがとう」

やわらかく笑み、あなたを見つめる。
次いで行われた提案にも、嫌な顔などする筈もない。

「うん、もちろん。
みんな、早く顔を見たいな……」
「今朝、先生と話してなかった?
なにか言ってた? 先生も、知らないのかな……」

これまでの反応や、今日はその先生の片方も姿が見えないこと。
それらから、望みは薄いとわかっていても、なにかを口にせずにいられないといった様子で。
(-76) 2022/05/03(Tue) 12:31:36

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス

あなたの姿をみとめると、少女はふわりと微笑んだ。
「ラピス、どうしたの」なんて声をかけ、黒板へ視線を落とす。

「うん、大丈夫だよ」
「……心配、かけた?」

赤い視線が移ろって、黒板から、あなたへ。
(-77) 2022/05/03(Tue) 13:16:58

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン

>>23
「レン?」

足取りも重くふらりふらりと彷徨うあなたの姿を見、少女は足を止めた。
大丈夫、とは言ったけれど。
日毎、異変は広がるばかり。
不安もまたじわりと蝕み、虫食い穴のように。
足早にあなたの隣へ歩を進めると、様子を窺った。
(-85) 2022/05/03(Tue) 15:05:13

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>25 リアン
「そっか、リアンはよく見てくれてるんだね」
「ロッテも見習わなくちゃ……」

デスクの上に並ぶそれらは、きちりと整えられている。
これなら、集まればすぐに始められるだろう。
そうしてあなたの手元を追っていた視線は、ふと、あなた自身の相貌へと向けられる。
食堂で見たとき、いつもと違ったような気がしたことを思い出したから。
(28) 2022/05/03(Tue) 15:48:49

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

互いに支え合うことができているなら、それが何よりだ。
少女はあなたに気遣ってもらうことの方が多いように思うけれど――これからはもっと、助けになれるといい。
こんな風に、不安なときだからこそ。
あなたに促され、少女も歩き出す。

「……そっ、か。
神隠しって、ただの噂、だもんね……」

とは、答えても。
ただの噂と断ずるには。

「……でも」
「神隠しじゃなくても」
「こんな風に大勢の姿が見えなくなるのは、へん」
(-87) 2022/05/03(Tue) 15:49:39

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス

声のない静かな言葉が、視界に映って。
笑んだ少女の相好は、口角を上げたまま、それでも。
へにゃ、と情けなく崩れた。
それは困ったような、泣き出す前のような。

「……うん」

あなたはやっぱり、みんなのお姉さん。
不安なのはきっとみんな、おんなじで。
それでも、年下の少女を気遣ってくれる。

「最近、なんだか変だから」
「やっぱり、不安になっちゃった」

じっとしていると苦しみや怖いものが追いかけてくるから、少し歩こう、と身振りで示した。
(-88) 2022/05/03(Tue) 15:54:28

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン

普段とは違う様子。
けれど、我を失っている、という訳でもなくて。
じっとあなたを窺う少女は、ふと息をつく。

「宿題」
「共有スペースでね、見てもらえるんだって。
メモがあったの知ってる?」
「ロッテは今から、部屋に取りに戻るところなの。
一緒に行こう、教えてあげる」
(-97) 2022/05/03(Tue) 18:17:07

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス

あなたの言葉を見るために、少女はゆっくり、歩を進める。
行き先は定まっていない。
それでも無意識に、何となく、外へ向かっていた。
きっと、神隠しの噂が脳裏をよぎるせい。

「そう、だね。
レンも不安になってるし、フィウクスもピリピリしてる」
「トットやクロノも、元気がなくて」
「少しでもいつも通りであるように、バラニが頑張ってくれてるけど……。
ロッテは、みんなのために何ができるんだろう」

ぽつり、ぽつり。
掠れた声が落ちる。
(-98) 2022/05/03(Tue) 18:18:23

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

大切な話。
ここで誰かと大切な話をするというなら、実習生の先生よりももっと上の――それこそ、大人の先生お父さんだろうか。
わからないなりに思考を巡らせていると、ふと。
あなたが口にしたのは、唐突にも思える言葉。

「…………病気」

ぽつりと繰り返す。
ここにいるこどもたちは、誰しも事情を抱えている。
それは、少女も例外ではない。
けれど。

「ロッテはね、いいこになるためにここに来たの。
大人の先生たちお父さんにいろんなことを教わって、いいこになって、家族お父さんのところに帰らなきゃ」
「でもそれは、すぐにはできないよ。
勉強すること、たくさんあるもん」

――少女は、自身の病状を理解していない。
それに、『病気』だと言われたから、あなたとおしゃべりができるここにいられるのだ。


「……バラニは?」
「バラニは、すぐに治りたい?」

けれど、例えばルームメイトのように。
神経質な上級生のように。
苦しいことがあるのなら、治るのはきっと、いいことだ。
(-99) 2022/05/03(Tue) 18:28:09

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン

人差し指を唇に当て、少女はすこし考える。

「一緒にいたら、不安になったときにそばにいられるよ」
「でも、一人でいたいときもある」
「今、レンはどっちだろう」

無理にみんなの中にいると、却ってよくないこともある。
例えば神経質な上級生なんかは、きっとそうだ。
だから、あなたに尋ね返した。
(-109) 2022/05/03(Tue) 20:42:48

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

そんなことない、と言おうとして、口を噤む。
少女にとってあなたは、とても目映い素敵な男の子。
けれど、家族お父さんに出来損ないを詰られる気持ちは、少しだけわかる。
『シャルロッテ』はそうじゃない、と何度も言われたから。

けれど、少女がそうやってまごついている間に、あなたは。

やっぱりまぶしいな、と思う。

まっすぐな言葉。
誘惑に縋らない強い心。
あなたはちゃんと、大切なことを知っている。

(-163) 2022/05/04(Wed) 2:03:04

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

ちらと視線を落とす。
その先には、隣を歩くあなたの手。
少女は勇気を出して、そっと、その手を取った。

「……うん」
「バラニが家を継ぎたいなら、そのために病気を治すことが必要なら、ロッテも早く治ればいいなって思う」
「でも」
「病気さえ治れば上手くいく訳じゃないって、それだけではだめだって言えるバラニは、とっても強い」

「きっとね、バラニが立派な大人になったとき。
いろんなことを勉強して、今よりもっと素敵になったとき。
そのときには、病気もよくなってるんだと思う」

それは、もう少しこのままでいたいという少女の身勝手な願いかもしれなかった。
それでも。
特効薬のようなもので一足飛びに解決するより、今、ふたりで歩いているみたいに、ゆっくりと変わっていけばいいと思った。
(-164) 2022/05/04(Wed) 2:04:06

【独】 夢見る乙女 シャルロッテ

/*
>まだ治らなくていい

アア〜〜〜〜〜〜〜!!!!!でもお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
治療されちゃう!!!!!!!!!アア!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤ゛゛゛ダ゛゛゛゛゛゛ウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(-165) 2022/05/04(Wed) 2:05:35

【独】 夢見る乙女 シャルロッテ

/*
バラニが先に死んでくれるのうれしかったけど、どんどんヤになってきたな……ヤッ……
(-166) 2022/05/04(Wed) 2:06:24

【人】 夢見る乙女 シャルロッテ

>>30 リアン
「ううん、ロッテはまだだめ」
「だって、思いつかなかったもの」

準備に手間取っていると小さい子たちはすぐに気が逸れてしまうとか。
宿題は自分でできても、もっと先のことを勉強したいとか。
まだまだ、あなたたち上級生のようにはいかない。
少女はすこしばつが悪そうに眉を下げた。

「あ……じろじろ見てごめんなさい」
「でも、そう、リアンの仮面。
いつもは反対側じゃなかったかなって、思って……」
(39) 2022/05/04(Wed) 2:47:33

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス

ふらふらと当てどなく歩く足は、不安の元凶と思しきものへと吸い寄せられそうで。
けれど、あなたが正してくれるから、今は、怖いもののないところへ。
心地よい風が駆けてゆく。
かすかに聞こえる固い音は、あなたが声を上げていることのしるし。

いつも通りじゃなくてもいいこと。
頼らせてくれること。

役に立てないだなんてとんでもない。
それだけは否定したくてかぶりを振った。
そうしてあなたの優しさに触れ、少女の口からぽつりとこぼれ落ちるのは。

「――バラニが」
「いつもロッテのことを助けてくれる」
「でも、バラニだって不安なの」
「だから、」

『みんな』ではなくて。
みんなの前で頑張る、あのとびきりまぶしい男の子の支えになりたかった。
けれど、それはきっと、『シャルロッテ』が口にしてはいけない言葉だ。
(-171) 2022/05/04(Wed) 2:48:29
2022/05/04(Wed) 2:49:11

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン

なるほど。それなら人前はよくないかも、と聞きながら思う。
けれど、かと言って閉じこもる気分でもないらしい。
ふむ、と口を開きかけたところで、あなたの口から答えが導かれる。

「うん、ロッテもそれがいいと思う」
「途中で抜けたって、きっと平気。
無理して留まっても、宿題は進まないもん」

そういえば、朝食もよく噛んでくれていたように見えた。
頑張ろうとしてくれていることが、なんだかうれしい。

「それじゃ、部屋に必要なものを取りに行こう。
筆記用具とか、肝心の宿題とか」
(-172) 2022/05/04(Wed) 2:50:27

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

嫌だったかな、と不安がよぎる。
あなたは優しいから、きっと、振り払うことはできない。
慌てるあなたを見る。
けれど、どうやらそうではないらしい。
うれしいと言ってもらえると、少女もまた、うれしくなって。
——はにかむように笑んだのも、束の間のこと。

(-189) 2022/05/04(Wed) 12:26:40

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

『神隠しに遭った子供は治療のために酷いことをされる』
『今でも続いているかもしれない』


『あなたは“女の子”の“シャルロッテ”が好き』


(-190) 2022/05/04(Wed) 12:27:09

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

胸が軋む。
掠れた呼気が漏れる。
この喉は今、変声期を迎えている。
それはいずれ自然と治るもので、けれど。
そのとき、かつてのようなソプラノの声は永久に喪われるだろう。


あなたの愛する『少女』の寿命は、もう、幾許も無い。


少■は眉を歪めた。
あなたは絶対に『少女』を守ることができない。
恐ろしい治療からではなく、時の流れから。成長の痛みから。

「…………バラニ、」

——あなたに愛される資格を得るためには、どうすれば。
それはきっと、『シャルロッテ』が願ってはいけないことだ。
『シャルロッテ』は『お母さん』にならなければならない。
『シャルロッテ』は『お母さん』お父さんのお嫁さんにならなければならない。
見ないふりをした呪縛に足を掴まれる。それなのに。それでも。
少■は震える声をこぼした。

「…………わ、たし、は」
「……バラニのことが、」

好きになってしまった。
あいしている。
けれどそれを今ここで告げるのは、あなたを騙すのとおんなじだ。
息が詰まる。……どうすれば。

(-191) 2022/05/04(Wed) 12:28:39

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ

「————ぁ、……お、」
先生お父さんは、酷いことなんて、しないよ」

「『お父さん』は、いつでも正しい」


初めて繋いだ手は、呆気なく離れてしまった。
少■が離した。
嘘をつき通す勇気も、本当のことここにある歪みを伝える勇気もなかったからだ。
じりじりと後退り、そのまま、背を向けて駆けてゆくだろう。
(-192) 2022/05/04(Wed) 12:29:19
シャルロッテは、バラニに恋をしている。
(a16) 2022/05/04(Wed) 12:29:38

シャルロッテは、でも、
(a17) 2022/05/04(Wed) 12:29:48

シャルロッテは、——————
(a18) 2022/05/04(Wed) 12:29:57

【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 高等部 ラピス

そのことを考えると、胸がくるしい。
言葉がつかえて出てこなくなって、無意味な喘鳴だけが幾つもこぼれては、風に攫われてゆく。

「……………………でも、」


長い沈黙。
ようやく絞り出されるのは、消え入りそうな声。

「…………バラニは『女の子』の『シャルロッテ』が好きだから」


少■は、彼に愛される資格を持たない。

「…………『シャルロッテ』は『お母さん』お父さんのお嫁さんだから」


少女は、彼を愛してはいけない。
(-193) 2022/05/04(Wed) 12:31:29