人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

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【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ なんて口にすればいいかわからない。
  黙ってタバコを深く吸い込んでいると、
  ライブは苦手なのかって矢川が聞いていた。


  ナイスだ矢川、よく聴いてくれたと
  心の中で親指を立てて。  ]


     いや。人がたくさん来るかー、
     みたいな話はした。>>1:252


[ と告げた。 ]*
(93) 2020/06/18(Thu) 13:09:24
帰宅部  雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a18) 2020/06/18(Thu) 13:16:53

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
多角苦手どころか、初めて
RP二村目…
素敵な皆さんに囲まれて楽しいけど
上手に書けない…
(-124) 2020/06/18(Thu) 13:18:06

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
要たん…
(-129) 2020/06/18(Thu) 13:48:09

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ 思いもよらない須藤の告白に、時が止まる。
  自分が息を呑みこむ音が聞こえた気がした。


  ソウボウシツニン。>>94
  耳慣れない言葉を小さく反芻する。


  堰を切ったように彼の口から吐き出される言葉は、
  それはあまりに衝撃的で、同じくらい悲しくて。


  俺はただ須藤の顔を見つめることしか出来ずに。


  指の間で忘れられたようなタバコがジジッと鳴く音が、
  やけに大きく響いた。 ]*
(99) 2020/06/18(Thu) 16:04:30

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ 何を言えばいいのだろう。
  何と声を掛ければ、目の前のこいつは
  救われるのだろう。


  
   
違う。
  救う、だなんて。


  無意識に、右手で自分の左手に触れていた。


  興味本位の質問が、
  中途半端な同情が、
  どんなに心を傷つけるのか。


  それだけは分かっているから。  ]


     …そか。
     話してくれてありがとな。
     知らなくて、なんか嫌な思い
     させたなら、ごめん。


[ そう言った。
  出来る限り、いつもと変わらない口調に
  聞こえるように、と努力して。 ]*
(100) 2020/06/18(Thu) 16:21:26

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
俺のLINE晒されてるw
(-143) 2020/06/18(Thu) 16:57:17

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
やっぱ赤羽好きー
ぜったいからもう
(-144) 2020/06/18(Thu) 16:57:42

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

     こいつ…強ぇえな。


[ ぶんぶん、と音がするくらい手を振って、 
  須藤は、悪いことばかりでは無い、と笑う。>>103
  
  
それも『誉』だなんて。


  もちろん笑いとともに紡がれる言葉が、
  全て真実という訳ではないだろう、と思う。


  それでも。
  すげぇやつだと思った。


  俺は、俺には。

  無くしてしまったものを、誉だと
  例え強がりでも、無理をしてだとしても、
  絶対に口にすることは出来ない、から。


  あぁ、気づいてしまう。
  気付きたくない、自分の、どす黒い感情。


     
どうして、俺は。
     なんで、おれだけ。
 ]*
(116) 2020/06/18(Thu) 20:08:49

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 須藤のびっくりするような大声と、
  ばんばんと机を叩く音>>118ではっとする。  ]


     
(…抑えこんだはずなのに。
     こんな、思いなんて、
     とうの、むかしに。)



[ 絶対に行く、と言う須藤に顔を向ける。
  俺の顔が見えていないなんて到底信じられない、
  そんな熱量のこもった視線を目の当たりにして。  ]



     
  
っ!だから声がでけぇんだよ!


[ 戸惑いを悟られないように、
  ふざけて須藤の肩をこづいて笑う。


  良かった、笑えている。 ]
(132) 2020/06/18(Thu) 22:01:40

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ 我に返って話を聞けば、あんなデカイ声で
  行くと言い張った割りには、
  一緒に行って欲しい、とかわいく上目遣いまで
  使用してくる須藤。
  それは本当に吹き出した。


  かわいくねぇ。かわいくねぇぞ断じて。  ]


     わーったわーった。
     行ってやるよ、一緒に。
     体育館までの道も、
     一人じゃない方がいいだろーしよ。


[ そう言って口角を上げた。 ]
(133) 2020/06/18(Thu) 22:05:46

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ それでも目敏く俺の様子に気づいたのか、
  須藤は俺に声をかける。>>123  ]


     あ、いやなんでもねー。
     さっき矢川が女役やるっつーの>>126
     改めて想像したら真顔になっちまったよ…


[ そう、誤魔化して。  ]


     てかライブ、俺も二階から見よ、
     周りの女がこいつにキャーキャー言うの
     見たくねぇし…


[ なんて言って、ふてくされて見せたりもした。
  これはまぁまぁ本心だったけど。 ]*
(135) 2020/06/18(Thu) 22:08:29

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ ひとしきり、雑談したあと。
  ふっ、と訪れる一瞬の静寂を合図にして、
  心地よい理科室を出ることにした。 ]


     じゃ、ライブの前にここに迎えにくるわ。


[ 須藤にそう伝えて。


  好きな事がひとつでもあるのは幸せだとか、
  ライブのことをもう一度念押ししたのとかは、
  本当に須藤に向けて言った言葉だったのか。


  座ったまま手を振る矢川には>>127
  おー、じゃあまたあとでなと、
  こちらからも手を振った。  ]*
(136) 2020/06/18(Thu) 22:30:15
帰宅部  雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a23) 2020/06/18(Thu) 22:34:23

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
>>156
トオルw
すまん生贄にして…w
(-191) 2020/06/19(Fri) 6:52:49

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
>>154
先生…
(-192) 2020/06/19(Fri) 6:53:58

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

  
ライブイベントが始まる前のこと
  


[ 理科室を出て、体育館の前を通りがかる。
  リハーサルは続いていて、座ってそれを見ている
  生徒の後ろ姿も>>66窓越しに見えた。


  どんなにきっちり扉や窓を閉めても、
  分厚い防音カーテンをひいても、
  漏れ出す音がそこにはあって。


  通路の柱にもたれて、途切れ途切れのそれを
  ぼんやりと聞いていた。  ]
(179) 2020/06/19(Fri) 8:35:02

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 頭に浮かぶのは喫茶店アトリエで見た、
  須藤の絵。
  心に響いて描いたという、
  あいつの言葉は素直にうれしいと思ったし、
  大げさに言えばちょっとは感動さえした。


     …それでも。 ]
(180) 2020/06/19(Fri) 8:35:51

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 俺のピアノは、白と黒。


  矢川の音は、ひとつひとつの音符が色彩を放って。
  キラキラ、キラキラ。
  音を跳ね返しては自ら光る。
  それは例えばたくさんの、
  絵具のつまったパレットのようで。 ]
(181) 2020/06/19(Fri) 8:36:32

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 
羨望、嫉妬。

  
焦燥、後悔、喪失感。



  あぁ、気付いてしまった
  ずっと、開けないようにしまっていたパンドラの箱。
  気づかないようにしていた感情。


  おれは、こんなに、
  ピアノが、ひきたいのに。
  弾けない。
弾けない。
弾けない。


  悔しい。
悔しい。
悔しい。



  なんで、おれだけ。


  ふらり、と雨の中へ足を踏み出す。
  ここでなら、泣けるのだろうか。  ]*
(182) 2020/06/19(Fri) 8:40:17

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ その時、ポケットのスマホが音を立てた。
  メッセージアプリの短い文章が、
  現実を知らせてくれる。


  
  
差出人は、委員長。


  『どこにいるの?
   教室戻ってくる?』


  『可愛いパリピっぽい女子が
   あんたたちの演奏ずっと聞いてたのにー。
   帰っちゃったよー。>>44 』 ]
(183) 2020/06/19(Fri) 8:53:42

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ そんなメッセージにふ、と身体のチカラが緩む。
  足が止まる。
  もう泣いてんだか笑ってんだか
  わからない顔だったと思うけど、
  どうやら、借り物のスーツは、
  濡らさずにすんだみたいだ。  ]


  『バカかよ引き止めとけよ』


[ と返信した。 
  スマホの画面がちょっと歪んで見えたことは
  気づかないふりをして。]
(184) 2020/06/19(Fri) 9:00:44

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ それからちょっと悩んで、  ]

  
  『なぁ、体育館のステージ出演てさ、』
  『飛び入り枠あったよな?』


[ と文字を打つ。
  送信ボタンを押す指は微かに震えた。]*
(185) 2020/06/19(Fri) 9:02:01

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

[ すぐに、手の中のスマホが震えて。
  今度は、着信。
  通話ボタンをそっと押す。  ]


   『もしもし?雨宮?』


     ああ。なに。


   『どしたの、大丈夫?』

     
[ 大丈夫、なんて。
  俺何も言ってないのに。 ]
(186) 2020/06/19(Fri) 9:10:42

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


     なんもない。大丈夫。


   『ひどい声してる。』


     まじか。タバコ吸いすぎたな。


[ 小さなため息が機械を通して聞こえた気がした。  ]


    『体育館のステージイベント、
     ひと組出られなくなったらしくて。
     出演者に時間調整頼んでるけど、
     それだけじゃ足りないみたいで、
     飛び入り枠歓迎だよって
     役員さん回ってきてたよ。』
(187) 2020/06/19(Fri) 9:12:18

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

     …そっか。ありがと。


    『…あんたのピアノ。また聞けるの。』


     さぁ。わかんねー。
     けど、なんか。


[ 
(
  
最後は、自分がどうにかするしか。)

  その言葉は言えなかったけど。  ]


     『…そう。』


     うん。


    『ステージ役員さんに、連絡しといてあげる。
     私も、体育館、行くから。』
(188) 2020/06/19(Fri) 9:17:09

【人】 帰宅部  雨宮 健斗



     うん。サンキュ。


    『あんたじゃないわよ。
     Two wins見に行くのよ。
     田中さんも、うちわ持ってくって。』


[ ぶはっ、と吹き出す。
  ずいぶん気持ちがはっきりしていた。  ]


     なんだよそれ。


[ 笑いながら、そう言った。 ]


    『…頑張って。』


     …おう。


[ 通話終了のボタンを押して。
  時間になれば須藤を迎えに、
  理科室へまたふらり、歩き出すだろう。 ]*
(189) 2020/06/19(Fri) 9:21:33

【独】 帰宅部  雨宮 健斗

/*
差分変え忘れたバカはわたしです
(-208) 2020/06/19(Fri) 9:26:46

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


  
理科室
  


[ 理科室の扉を開けながら声をかける。
  顔がわからない、と打ち明けた須藤が
  困ることがないように。 ]


     おーす。
     ふりよう仲間が迎えにきたぞ。


[ そう言って、手を振った。 ]*
(190) 2020/06/19(Fri) 9:44:37

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ 初めて聞いた時の声とはまるで別人のような、
  はちきれそうに弾んだ声で須藤は応えて>>192
  持っていた絵筆を置いた。


  今までやっぱり絵を描いていたのだろう、
  制服が少し汚れていて、でもそれがかえって
  似合ってんな、なんて思った。 ]
(193) 2020/06/19(Fri) 10:59:55

【人】 帰宅部  雨宮 健斗


[ なんでか水筒を二本、手に持って、
  明らかにワクワクしてんのに、ちゃんと
  電気を消して戸締りするその動きは
  ちょこまかした犬みたいでかわいかった。


  理科室を出れば、案の定あさっての方向を
  指差す須藤に、こっちだっつの、と
  さりげなく背中を押した。
  俺の足取りも、多分ずいぶん軽くなったと思う。 ]*
(194) 2020/06/19(Fri) 11:02:34

【人】 帰宅部  雨宮 健斗

  
体育館
  


[ 体育館の二階に繋がる階段は、狭くて暗い。
  人もたくさんいる横をすり抜けて階段へ向かう為、
  ちょっと考えて、やばかったらスーツの裾を掴んで
  かまわねーぞと小さく須藤に伝える。


  須藤がその提案を受け入れるかどうかは
  わからなかったけど、想像するその姿は
  お化け屋敷でのカップルの正しい歩き方だよな、
  とそれもついでに小さく伝えて、
  笑いを含んだため息をついた。 ]*
(195) 2020/06/19(Fri) 12:20:59