【人】 3年生 黒崎 柚樹ここ、暗いし座れるところもないし、 それに、危ないことがいつ起こるかもわからない。 私や他の人たちが集まっている場所があるから、 一緒に行こう? 朝霞さんの先輩がね。松本さん、って言うんだけど。 朝霞さんが食べられるかなって、おにぎり、作ってくれてる。 お腹、空いてない? [津崎で駄目なんだ、私の名前や姿も彼女の心には響かないだろうけれど、でも、せめて脅えさせないようにと表情も口調も努めて穏やかに言葉を紡ぐ。 料理に不慣れな松本さんがキッチンに立っていた理由のいくらかは、きっと、朝霞さんのため。不器用に握られたあのおにぎり、朝霞さんに食べて貰えれば、と。*] (230) 2022/09/07(Wed) 8:06:58 |
【人】 2年生 松本志信─霧深い森の中─ いいねぇ、青春。 [置いてきた二人はイイ感じになっただろうか。 まあ、どう転んでもきっといい関係にはなれるだろうと思ってる。 そこに恋愛感情があるかないかはいったん置いておくとして。 ちゃんと話が出来る相手ってのはいいもんだ。 工藤ちゃんと小泉くんはどうなんだろう。 意外な組み合わせではあったけど、すべてを知れるわけじゃないし。 知らぬところで何か芽生えることがあったのかもしれない。 とはいえ、追いかけていく姿は鬼気迫るものがあって 何事もなけりゃいいとは思う。 そういえば津崎くんと朝霞ちゃんも この夢の中で距離が縮んだのかな? 一緒にどっか行く背中を見送ったのを思い出す。 俺の知らない所で時間は進む。 俺が立ち止まっても、他人は止まらない。 世の中ってそういうもんだ。] (231) 2022/09/07(Wed) 8:09:51 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a85) 2022/09/07(Wed) 8:13:23 |
【人】 2年生 松本志信 お……っと? [それから(466)1d500歩ほど歩いた頃だったろうか。 目の前に見知った人が現れた。 さっき夢で見た貌だな、とふと思い出す。] ■■■■、どしたの?あれ? 様子見に来たのか? [その子がゆっくりと俺を手招きするから。] ………? なに、そっちなんかあんの? [一つも喋らないことに首を傾げながら 霧がどんどん深くなっていく森の奥を歩く。 ある一定の場所を超えたあたりで、ぐるんと景色が回る感覚がして。 例えるなら一気に強制的に高速回転させられたみたいな 遠心力と重力を感じる、そんな一瞬があった。] (233) 2022/09/07(Wed) 8:13:50 |
【人】 2年生 松本志信[境界線を越えてループしたのを体感していると その子がまたまっすぐ向いて歩き出す。 もう既にこの時には、この見た目は幻かなんかだなって理解してた。 一瞬、このままついていけば崖かなんかに出て うまいこと殺してくれるのかな、なんて思ったりもしたんだけど。] ………、何? そろそろ帰りなってこと? [霧が晴れてきたころ、その子は見えてきた美術館のエントランスを指さして止まった。 霧の外には出られないのか、それとも出たくないのか。 濃い霧の隙間から見えていたのは 頭部が青林檎とすげ変わった、■■■■の姿だった。] 帰り道教えてくれたの? はは、そうだよね。 [優しいから、生きるように道案内をしてくれたんだろう。 ふっと目を細めて、青林檎を見つめる。] (234) 2022/09/07(Wed) 8:14:57 |
【人】 2年生 松本志信 ありがとね、■■■■。 ちゃんと帰るよ、そういう約束だからさ。 [ヘラっと笑って、青林檎だとわかっているそれを呼ぶ。 じゃーね、と手を振って今度は振り向かず美術館の方へと足を進めた。 展示室や廊下には行かず、その足はスタッフルームへと進み。 誰も使っていないベッドにもぐりこんだ。 外が明るければ眠れるから]** (235) 2022/09/07(Wed) 8:17:09 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a86) 2022/09/07(Wed) 8:20:50 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* …………しかしね。 少なからず好意を抱いて、んで多少なりとも恋情も混ざりかけてたかもしれない私を、「俺の彼女助けろ」とばかりに呼びつける津崎は、なかなかにけっこう鬼畜ですよね……。 いいよ武藤といちゃいちゃしたおすから (-105) 2022/09/07(Wed) 8:27:14 |
【人】 3年生 武藤景虎──少し前・レストランで酒盛り── [キッチンから拝借してきた箸でリキュールと牛乳を混ぜていると、くっきーが笑い出したのできょとんと見てしまう。>>216] かっこいいと言われるのは嬉しいがー、 それは褒めてるのか…? [もっといかつい酒が好きそうかとは思ったけど、これでも良いらしいのでグラスを渡した。甘過ぎたら割れば良いしと牛乳パックを其方に押しやり。] 宅飲みもな、帰ったら出来たら良いな。 [純米大吟醸用意するのは厳しいかもしれないが。 帰ったらの言葉がどうにも重くて。 くっきーの視線の先>>217、みこのいた席から目を逸らすようにグラスを傾けた。] (236) 2022/09/07(Wed) 8:35:14 |
【人】 3年生 武藤景虎……その、男の家に一人で行くのは多少警戒した方が良いとは思うぞ。 いや、来てほしくないとかではなく! オレは来て欲しいが、一応、忠告?注意喚起?として! [宅飲みの話で思い出してよくわからないことを口走る。 何もしないからとかいう下手なナンパみたいな言い回しになってしまってカッコ悪いなと頭を掻いた。] 話したいことは、うん、オレもあるし。 言いづらいこと聞くだけ聞いたままで自分は言わないってのは、やだから… [フェアじゃないとかではなくて。 最初に踏み込もうとしてくれた時に、自分が話したいのだと思ったから。 オレは話の整理が下手だし、簡潔に話せるような具体的なあれでもないので、何から話せばと少し考える。] (237) 2022/09/07(Wed) 8:35:46 |
【人】 3年生 武藤景虎 これは自慢ではないのだが、オレは友達が多いと思う。 [スマホのLINEトーク画面を出して、今は稼働している一番上の研究室グループの下に並ぶ未読のままのトーク群をなぞる。] でも、人と必要以上に特別仲良くなるのは怖い。 オレには何も人に誇れるような特技もないし、何かを真剣に好きとかもないし。 [誰かと付き合ったり、個人間でそれなり深く話すようになるようなことがあったとしてもそのうち見透かされる、案外つまらない奴だなと思われるんだろうと思うと嫌だし。 だから上辺だけの会話しかできないから、長続きしない。] がっかりされたくないし、離れられたらやだから必要以上に近づきたくない。 周りに人がたくさんいるのに、それが余計に、なんだろ、寂しいと思うことが、ある。 [ありのままの自分を好きになってほしいとかあるけど、ありのままが薄っぺらかったらどうすれば良いのだろう。] (238) 2022/09/07(Wed) 8:36:29 |
【人】 3年生 武藤景虎つまらん悩みで悪いな、そんな感じなんだ、オレは。 [まとまらないが、話したいことはいくらか話せただろうか。 開いていたスマホに新着のメッセージが来る。>>206] ミサミサが偽物…? 意味はわからんが、なんか、納得。 [異常な現象って単語に一人で出てったかもしれない面々は大丈夫なのかと心配になってくる。 くっきーが再度不思議そうな声を上げたのに画面から顔を上げる。>>220] 徹っちんが? じゅじゅ、アレルギーが出た、とかかな、すぐ行った方が良いな。 [くっきーが呼ばれたのは何か理由があるのだろうと思いながらも、徹っちんも心配だしと、一緒に行くかとの問いかけには頷いて、 連れ立ってレストランから出た。*] (239) 2022/09/07(Wed) 8:37:06 |
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。 (a87) 2022/09/07(Wed) 8:40:40 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・王子様の魔法のかかった女の子】 >>229 [王子様然とした、彼女。その態度が気になってひとつ問いかける。] 私の心を開くために、お芝居してくださっているのなら、お気遣いは不要です。 別にどんな格好をしていても、あなたはあなただから、謝る必要なんてないと思いますけど。 [何だか、嫌な言い方になってしまったけれど。 それでも、こんな格好なんて言い方。女だよ、なんて言葉。 まるで自分が女の子であることに引け目でも感じているみたいだ。 本人が自分は女の子だというのなら、それに胸を張ったっていいと思うのに。] レストランへは、行きたくありません。 作ってくれた方には申し訳ないけど、食べられるか、分からないし。 [>>230 申し出に少し胸が痛むけれど。 そも、おにぎり、なんて食べられる具材の方が限られている。 万一、とりめしなんか食べたら命に関わるし、人の作ったおにぎりはロシアンルーレットそのものだ。 私にとっては2/1くらいの確率で外れを引く可能性のあるものだった。 王道どころで食べられる具材は、昆布と梅くらいだろうか。] (240) 2022/09/07(Wed) 8:45:32 |
【人】 3年生 武藤景虎──現在・美術館廊下── [くっきーについて美術館廊下に向かう。 じゅじゅの様子がおかしいとは聞いていたが、どちらかといえば徹っちんの方が病人みたいな顔色だ。>>221] 徹っちん、大丈夫か? 顔色もだし、なんか、いろいろ。 異常な現象とかなんとかもだし。 ……じゅじゅ、どうしたんだ? 過呼吸とかアレルギー、ってわけじゃなさそうだが…。 [徹っちんに尋ねる傍ら、くっきーに任せた理由は女子だからかとどこか他人行儀な紹介を聞いて思えば、じゅじゅを気遣うくっきーの話ぶりもまるで初対面の人と話してるようで不思議で。 余計な口は挟まない方が良さそうと二人のやりとりを見ていた。>>229]* (241) 2022/09/07(Wed) 8:55:02 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a88) 2022/09/07(Wed) 8:55:08 |
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。 (a89) 2022/09/07(Wed) 8:57:24 |
【独】 3年生 黒崎 柚樹/* 朝霞さんが……こわい、です。 どうすれば……? (中の人的にも黒崎的にも「好きにすれば?」ってぶん投げたくなる案件だけど津崎に頼まれたから頑張ってんだよこれ) (おいわかってんのかそこの津崎) (あとで殴らせろまじで)(口調崩壊) (-107) 2022/09/07(Wed) 9:16:43 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 美術館内 廊下 ―― …………ぅ……。 [朝霞さんから零れた"お芝居" >>240 って言葉は、けっこう、刺さった。ぐさ、って、来た。 津崎に続いて、顔色を失ったのはこっちの番。 仕方ないじゃない。高校3年間、ずっとこの"お芝居"を求められていたんだ。 大学に入ってからも、女子の中では、私はこんな感じしか、通す術を知らなくて。 いつだったかな。 女子の皆で可愛い喫茶店に行く機会があって、パフェを頼もうとしたら"柚樹様らしくない"と言われた。 思わず「ごめん」って謝ってしまったし、それ以後、誰かと行く店でパフェは頼めなくなった。 一人で喫茶店に行くこともなかったから、そのままパフェは「食べてはいけないもの」リストに加わることになった。 今もまた反射で"ごめん"と言いそうになって、"謝る必要なんてない"という朝霞さんの言葉にそれを飲み込む。 学年は違えど、もっと早く会ってみたかったよ、朝霞さん。 貴女が近くに居てくれたら、私は、もう少しは私で在れたのかもしれない。] (243) 2022/09/07(Wed) 9:18:21 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹食べられないってことは、無いと思う。 松本さん、朝霞さんにはアレルギーがあるからって、 手袋して塩にぎり、作ってた。 [米と塩と水が駄目だったらなす術ないけれど、さすがにそこまでのアレルギーだと重篤すぎて、こんな遠出も出来ないだろうと思ったから、そう言葉を紡ぐ。 王子様然とした微笑みは、通用しないならと、営業終了にした。] お腹、空いてるでしょう。 だって朝霞さん、ここ半日くらいはお菓子っぽいもの しか食べてない。 [フルーツサンドを食べている姿 >>99 はちらりと見たけど、あれも他の女子たちと分けて食べてたようで、たいした分量では無かったし。 ……正直、ね。 そこまで此処に居たいのなら居れば?という気持ちも沸かないではなかったのだけど。 あれほどに心配気にしている津崎を思うと、重ねて嫌な事を言われようとも、まあ、ぎりぎりまでは頑張ろうと、思ったかな。*] (244) 2022/09/07(Wed) 9:20:08 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a90) 2022/09/07(Wed) 9:22:01 |
【人】 3年生 武藤景虎[こちらを見て微かに微笑んだように見えたじゅじゅの顔は、知らない人みたいにオレを見る。>>242 敬語がとれて砕けていた口調が、戻っている。 それは心情的には親しくなりたいと言った彼女が表現してくれたものだとわかっていたから>>0:271、再び距離を置かれたようでショックを受けた。 既に一度聞いた台詞。 今日、バスの中で聞いたあだ名への感想から、本当に知らない人だと思われているのかと理解するのに少し時間がかかる。] センス良いあだ名だろ。 ……オレは、武藤景虎。3年だ。 トラくん、で良い。 [知らない人と思われてるならした方がよさそうだと、いつぶりかの改めての自己紹介にあだ名を付け加える。 そう呼ぶように決めてくれた>>0:304こともおそらく覚えてはないみたいだと思い至って。]* (245) 2022/09/07(Wed) 9:31:44 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストランで酒盛り ―― 褒めてるよ。褒めてる。 [萌え萌えきゅんには抵抗あるとか、色々、武藤の中にも葛藤はあるみたいだけど。 堂々と"これが好きだから"と人前でチョコパフェを食べることができて、チョコ酒を飲むことができる武藤 >>236 は、羨ましいし眩しいなと素直に思う。 ────かっこいいよ。本当に。 宅飲みだって、勿論、するつもりしかなくて。] あー……うん。 それは、…………うん。 [武藤が口籠もる真意は、一応、解ってる……つもり。 解ってると言いつつ、こちらも口籠もってしまう。 けど、なんだろう、武藤はきっと、私が嫌だと思うことはしないだろう信頼感はあるわけで。 ああ、でも、これは言っておかないと、かな。] 男の人の家とか……今まで、行ったこと、ないし。 [だから、まあ、警戒感ゼロで今まで来たわけじゃないです、と、手の甲で鼻と口を隠すようにしながら、もごもごと呟いた。 でも、武藤とは、飲みたいと思ったし、家に招かれたなら、行ってみたいと思ってしまったんだ。その感情の根幹が何なのかまではわからないまま。] (246) 2022/09/07(Wed) 9:36:08 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[────そして、武藤に、語られたこと。 武藤の抱える、"怖いもの"。] ────うん、わかるよ。 [知られるのが怖い。だから知るのを躊躇してしまうし、ゆえに踏み込めない。 友人の数こそ私と桁違い(それはもう本当に!え、このグループ全部に参加してるの?いつ見るの?っていうほどに並ぶLINEアイコンを見て心底絶句した)だけれど、ああそういうことか、と、腑に落ちた。 失うのが怖くて、かき集めてしまう武藤。 失うのが怖くて、なら最初から要らないと尻込みしてしまう私。 私たちは、やっぱりどこか、似ているな……と、思った。] 武藤って。 軽く踏み込んでくるのに、足先で固いのに触れた瞬間、 "あ、やべ"って感じに、引っ込むみたいなところ、あって。 ……それは、伝わってきてた。 嫌われたくない人なのかな、って。 でも、それは、それ以上でもそれ以下でもなくて。 "つまらん悩み"でもないし、 武藤も全然、つまらない人じゃない。 (247) 2022/09/07(Wed) 9:38:27 |
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